曽根です。


9月と10月に1回づつ発生した、
『新品部品の不良によるリヤブレーキ、ホイルシリンダーからのオイル漏れ』 
http://brog-camel.camel-auto.co.jp/archives/51808989.html

ことがブレーキという重要なパーツなだけに、特に今後の対応策も含めてご報告させていただきます。



リヤブレーキ (ドラムを外したところ)
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ブレーキペダルが踏まれて、マスターシリンダーに発生した油圧がリヤブレーキのこのホイールシリンダーに伝わって、ブレーキライニングを広げることでリヤブレーキが効きます。



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これが油圧漏れを起こしたホイールシリンダーです。



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油圧漏れを起こしたホイルシリンダーについていた、カップ。
右側が変形しています。

新品部品を組み付ける際に斜めに無理に押し込んだのではないかと思われます。



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このような姿で納品されるので、そのまま使用していましたが、今後はすべて分解してカップを確認して組みなおしてから使用することにします。

組み替えるなら、ゴム質の良い国産のカップを使おうと思います。

ガレージミニさんが、ユニパーツ製のホイルシリンダーに国産のセイケン製のカップを使用しているので、当社が使っているフェロード製にも使えるか試してみました。


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新品に組み込まれているカップと日本製のカップを比較しました。

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寸法的には使えそうです。

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ラバーグリスを付けて組みなおします。


ゴム質は日本製が断然いいです。柔らかく弾力があります。
仮にシリンダーに少々誤差があっても使えそうです。
しかも、形状も違います。

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こちらは、オリジナルのカップです。 下から上に向かってそのまま広がってます。


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こちらは、日本製のカップ。 下から上に向かって広がっていって最後にちょっと縮まってテーパーになってます。
組み込むときに、このテーパーがあるとシリンダーに入りやすく、カップがひっくり返りにくくなってます。

さすが日本製 


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在庫してる新品のフェロードのホイルシリンダーは、すべて日本製のカップを組み替えて使うことにします。


今後の整備ですが、車検ごとにこのホイールシリンダーは分解してシリンダーの内面が継続使用できそうなら、この日本製のカップに交換します。

シリンダーごと交換になった場合、もちろん日本製のカップを組み込み直したものを使用いたします。


また、過去2年の間に、当社でホイルシリンダーを交換させていただいたお客様は、無料で点検させていただきたいと思います。
ハガキかお電話でご連絡させていただきます。
まことにお手数ですが、ご来店いただけますようよろしくお願いします。


まったーマン1ssご迷惑、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。 
今後、ほかにも日本製の部品を代用できるところは積極的に採用していきたいと思います。






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