曽根です。
MYH様のクーパー。
お尻の修整のついでにボンネットを開けてみると、ラジエターキャップから吹いた跡が・・
冷却水も、錆びが混じって茶色っぽかったので、水路洗浄させていただくことにしました。
汚れで漏れが止ってる場合はフラッシングで漏れ出すこともありますが、やっぱりきれいにしたいので、ラジエターフラッシュを入れて洗浄することに。。
ヒーターバルブも開けて、約20分間、水路全体を洗います。
ホースの途中から古い水を抜いて、その先から水道水を入れてエンジンを回して循環させてきれいに洗い流します。
エンジンが瞬間湯沸かし器になって温水をだしてくれます。。。
ちょっと前のドライブでも電動ファンは回っていた、とのことでファンスイッチは大丈夫かと思いましたが、念のためにいつものファンスイッチ点検ツールで測定中。
あら、、なかなかブザーが鳴らない。。
96℃になってもまだ鳴らない・・。
おそらく、ドライブ中に電動ファンが回ったのは97℃以上なんですね。。
ラジエターの下に付いてるので、ラジエターのアッパータンクでは100℃以上になってるはず。。。 このスイッチは交換です。
もっと低い温度で電動ファンが回ってくれないと危険です。。
キャメルでテストして使ってるのは、92℃以下で作動して、5℃以上の差で止るものを選んでます。
ヒータージョイントパイプも未交換でしたのでスチール製に交換します。
左の純正品はだいぶ脆くなってました。。
30%濃度のクーラントに、強力な錆止め効果のクーラーントブースターも入れておきます。
水路洗浄は今後も定期的に行うようにしてください。
夏に向けてこれでひとまず安心。。。。
(夏の支度キャンペーン)
5/27追記
その後、鈑金修理で移動している間に水漏れが発生。
錆びや汚れで塞がれていたところなどがきれいになると水漏れが発生することがありますが、遅かれ早かれ漏れ出すところですから、キャメルで移動中に発見できて良かったです。。
ウォーターポンプからのようです。
この機会に、まだ一度も交換されてないラジエターホースやサーモスタットも交換することにします。
まだまだ、長持ちしてもらいたいMINIですから、耐久性のあるシリコン製のホースをチョイスします。 赤、青、黒、と3色のうちから、今回は青をお選びいただきました。
水漏れの原因のウォーターポンプ。。 でも15年がんばりました。お疲れさま。
サーモスタットも、ハウジングボルト交換します。
交換終了。
翌日、水の量を確認してOK。
これで、ほんとに安心して夏を迎えられます。
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