曽根です。
朝、出勤したら赤いMINIが倉庫の前に止まってました。
アクセルワイヤー切れで、深夜の中央高速で止まってしまいJAFで運ばれてきたようです。
JAFに救援を依頼して現場で修理できないMINIは、キャメルの営業時間外でもこうして運んできていただいてます。
MINI乗るなら、とりあえずJAFには入っておきましょう(笑)
で、山梨県に帰る途中だったオーナーのHRS様は、マンガ喫茶で一晩を過ごしご来店。。
アクセルワイヤーはすぐに直りますが、ちょっと見るといろいろ点検しなきゃならないところが出てきました。。。。。。
うーん、心配です。。。
下回りもチェックしましょう。。
アンダーガードは強くヒットした跡がありボルトも取れてしまってます。
今回は、一旦外してしまいましょう。
左右のデフサイドからオイル漏れ
左のボールジョイントのガタも大きく
ラックブーツも破れてました。。。
これ見ちゃったら直すしかないよね。 ということで、お預かりしての修理となりました。
いろいろな不具合が見つかったのはアクセルワイヤが切れたおかげです。
不幸中の幸いということで、ここは笑顔をいただきました。
そして、早速修理開始。。
アクセルワイヤを交換。
ワイヤが中で切れてました。 寿命ですね。
6/11追記
あまり点検されてなかったようなのでリヤも分解してみます。
しばらく清掃されてなかったようです。 カップからの漏れは無いので洗浄して組み付け。
左右の足回りを分解していきます
左右のラックブーツ交換。。
大きなガタのあった左のボールジョイントは交換です。
シム調整中。
ボールジョイント交換されて、シャキっとしました。
こちらは左側のデフサイドのシール交換中。
奥に見えるキックダウンスイッチもオイル漏れの原因になりやすいですが、今回は大丈夫そうでした。
右側もデフサイドシール交換しました。
8ヶ所あるグリスポイントすべてにグリスアップ。
だいぶ変形していたテンションロッドブッシュも強化ブッシュと交換しました。
加速、減速で常に力のかかるテンションロッドのブッシュは傷みやすいですから定期交換が必要ですね。 キャメルのオイル交換時の点検でも必ずチェックしてます。
エンジンの前側からのオイル漏れです。
フィルターヘッドのパッキンからも漏れてました。
これは新車時のパッキンのままですね。
フィルターケースからの漏れは、Oリングが切れてました。
前回のオイル交換は、オートバ○○ス のステッカーが貼ってありました。
MINIのオイル交換は専門店の方が良いと思います。。
で、足回り修理とフィルターヘッドの修理が終わりエンジン始動すると・・・・
アイドリングが上がったり下がったりのハンチングします。
暖気が終わると、アイドリングが1500回転になったり・・・。
ECUチェックしてみます。
過去のエラーが 吸気温、バキュームパイプ、スロットルポジション・・等、3つほど残っていたので、リセット後ECUテスト。
うーん、ECUチェッカーでは満点。。
でも、ハンチングとアイドル上昇などはECUが原因と思われます。。
次回、ECUの交換テストもさせていただければ、と思います。
で最後に、一番心配な水周りの洗浄です
水路洗浄の詳細はこちらから
6/12追記
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