SSK様。
ブロアファンが途中で止まる。しばらくするとまた動く。
スピードメーター距離計が積算されない。
という現象です。
担当 市川です。
まず問診させていただきます。
エンジンルームの点検から。
リフトアップして下回りからの点検。
御一緒に診ていただいて、症状の御説明をさせていただきます。
水回りも漏れ痕があり、修理が必要です。
ラインヒューズも過熱した様子。ケースが溶けかけており要注意です。
オドメーターの故障で走行距離が積算されません。
センターメーター仕様のスピードメーター本体を取り外します。
続いて、ヒーターの修理です。
ブロアモーターの不良とヒーターコアの冷却水漏れです。
スイッチONでもファンは回りません。
今の時期はヒーター無しは、つらいですね。
スイッチを取り外し、電源が来ているか点検します。
まず、ヒーターホースを切り離します。
緑の液体はロングライフクーラントでエンジン冷却水です。
ユニット一式をおろします。
ケースASSYを右から見た写真です。
サイドカバーを外しヒーターコアを取り出します。
ブロアの埃と漏れた冷却水が混ざって、
汚れがたまっておりました。
エンジンのラジエータと同じ仕組みで、チューブに熱い冷却水を通し細かい
フィンによって、放熱させます。
ブロアファンモータによって発生させた風を、放熱させたフィンに通過させ温風
として車室内へ送り込みます。
通路に熱い冷却水を通すか止めるかは、ヒーターコックによってコントロール
します。
モーターに行く配線に電源を直結させ、ファンモーターの点検をします。
コントロールレバーがオフの位置だと
左側のフラップが閉じており送風は遮断されてます。
SCREENの位置です。
フラップが中間位置で固定され真ん中に小部屋が作られます。
送風は奥の丸穴と、本来は手前にカバーが付いてますので手前にも同じ丸穴
があり、ダクトを通してフロントガラスへ送られデフロスターの役目となります。
CARの位置です。
フラップが全開です。すべての排出口が開放され足元へも送風されます。
SSK様。キャメル号にて、お送りさせていただきます。
修理完了まで、今しばらくおまちくさいませ。
12月24日作業分
新品のヒーターユニットが到着しました。
ホースを付けて本体を取付します。
スイッチや切り替えレバーも一式に含まれておりますので安心です。
エンジンを始動させ、暖気します。
水温計の表示が高くなっています。
ラジエータアッパー部で計測。
80℃足らずです。
サーモスタットが開いていないようです。
サーモスタットを交換します。
閉じ側で固着しています。
冷却水路がサーモスタットで遮断されるため、ラジエータへ冷却水が回らず
水温が上がりました。
ブラケットも、かなり錆びが発生しております。
錆びを除去して清掃します。
水漏れしないように、当たり面を磨きます。
交換する部品です。
取付ボルトをステンレス製に変更し腐食・折損を防止します。
ヒーターホースに水道ホースをつなぎ水路洗浄を行います。
ガスケットを挟んで取付けします。
12月28日作業分です。
シリコン製アッパーホースが到着したので取付です。
アース線が共締めなので接点を磨きます。
ラインヒューズのホルダーが溶けています。
3本とも引き直しします。
古い配線が接触不良で抵抗となる事がよくあります。
メーター裏の穴です。
これでは、スキマ風が入ってきて寒そうです。
フタを作成取付します。
基本は図工です。
紙で型をつくります。
アルミ板を切り出し作成です。
適当なサイズのホールソーがないので、手作業にて合わせます。
エンジンルームからみた状態です。
SUツインキャブ車です。遮蔽板があれば、キャブの吹き替えしも安心です。
修理完了のメーターです。内部の部品が破損してました。
配線をつなぎ、作動確認後、元の位置へ収納します。
つづいて、ステアリングラックのナイロンベアリングを交換です。
ナイロンベアリングが損傷していると、シャフトにガタが出て、異音などの
症状が発生します。
外したナイロンベアリングです。
シャフトをセンターに保持して、ラックのスムーズな動きを助けます。
タイロッドエンドにガタがあり交換しました。
取付完了です。
タイロッドエンドは操舵に重要な部品なので、異音だけでなく、操舵不能になる
可能性もあります。ステアリング系統に異音や違和感がある場合、お早目に
点検されることをおすすめ致します。
SSK様。
大変お待たせ致しました。
年内中に無事納車に間に合いました。
SSK様。またの御来店、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
www.camel-auto.co.jp/
クリッククリック
にほんブログ村
ブロアファンが途中で止まる。しばらくするとまた動く。
スピードメーター距離計が積算されない。
という現象です。
担当 市川です。
まず問診させていただきます。
エンジンルームの点検から。
リフトアップして下回りからの点検。
御一緒に診ていただいて、症状の御説明をさせていただきます。
水回りも漏れ痕があり、修理が必要です。
ラインヒューズも過熱した様子。ケースが溶けかけており要注意です。
オドメーターの故障で走行距離が積算されません。
センターメーター仕様のスピードメーター本体を取り外します。
続いて、ヒーターの修理です。
ブロアモーターの不良とヒーターコアの冷却水漏れです。
スイッチONでもファンは回りません。
今の時期はヒーター無しは、つらいですね。
スイッチを取り外し、電源が来ているか点検します。
まず、ヒーターホースを切り離します。
緑の液体はロングライフクーラントでエンジン冷却水です。
ユニット一式をおろします。
ケースASSYを右から見た写真です。
サイドカバーを外しヒーターコアを取り出します。
ブロアの埃と漏れた冷却水が混ざって、
汚れがたまっておりました。
エンジンのラジエータと同じ仕組みで、チューブに熱い冷却水を通し細かい
フィンによって、放熱させます。
ブロアファンモータによって発生させた風を、放熱させたフィンに通過させ温風
として車室内へ送り込みます。
通路に熱い冷却水を通すか止めるかは、ヒーターコックによってコントロール
します。
モーターに行く配線に電源を直結させ、ファンモーターの点検をします。
コントロールレバーがオフの位置だと
左側のフラップが閉じており送風は遮断されてます。
SCREENの位置です。
フラップが中間位置で固定され真ん中に小部屋が作られます。
送風は奥の丸穴と、本来は手前にカバーが付いてますので手前にも同じ丸穴
があり、ダクトを通してフロントガラスへ送られデフロスターの役目となります。
CARの位置です。
フラップが全開です。すべての排出口が開放され足元へも送風されます。
SSK様。キャメル号にて、お送りさせていただきます。
修理完了まで、今しばらくおまちくさいませ。
12月24日作業分
新品のヒーターユニットが到着しました。
ホースを付けて本体を取付します。
スイッチや切り替えレバーも一式に含まれておりますので安心です。
エンジンを始動させ、暖気します。
水温計の表示が高くなっています。
ラジエータアッパー部で計測。
80℃足らずです。
サーモスタットが開いていないようです。
サーモスタットを交換します。
閉じ側で固着しています。
冷却水路がサーモスタットで遮断されるため、ラジエータへ冷却水が回らず
水温が上がりました。
ブラケットも、かなり錆びが発生しております。
錆びを除去して清掃します。
水漏れしないように、当たり面を磨きます。
交換する部品です。
取付ボルトをステンレス製に変更し腐食・折損を防止します。
ヒーターホースに水道ホースをつなぎ水路洗浄を行います。
ガスケットを挟んで取付けします。
12月28日作業分です。
シリコン製アッパーホースが到着したので取付です。
アース線が共締めなので接点を磨きます。
ラインヒューズのホルダーが溶けています。
3本とも引き直しします。
古い配線が接触不良で抵抗となる事がよくあります。
メーター裏の穴です。
これでは、スキマ風が入ってきて寒そうです。
フタを作成取付します。
基本は図工です。
紙で型をつくります。
アルミ板を切り出し作成です。
適当なサイズのホールソーがないので、手作業にて合わせます。
エンジンルームからみた状態です。
SUツインキャブ車です。遮蔽板があれば、キャブの吹き替えしも安心です。
修理完了のメーターです。内部の部品が破損してました。
配線をつなぎ、作動確認後、元の位置へ収納します。
つづいて、ステアリングラックのナイロンベアリングを交換です。
ナイロンベアリングが損傷していると、シャフトにガタが出て、異音などの
症状が発生します。
外したナイロンベアリングです。
シャフトをセンターに保持して、ラックのスムーズな動きを助けます。
タイロッドエンドにガタがあり交換しました。
取付完了です。
タイロッドエンドは操舵に重要な部品なので、異音だけでなく、操舵不能になる
可能性もあります。ステアリング系統に異音や違和感がある場合、お早目に
点検されることをおすすめ致します。
SSK様。
大変お待たせ致しました。
年内中に無事納車に間に合いました。
SSK様。またの御来店、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
www.camel-auto.co.jp/
クリッククリック
にほんブログ村