メカニック市川です。

オイル交換&リフトアップ点検時に御提案させていただいている
グリースアップ作業について御説明させていただきます。




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まず、フロントのボールジョイント部です。
点検時にはタイヤを揺すってガタを診ます。
人間でいうと関節部です。
ほおっておくと軟骨がすり減ります。


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グリースポンプにて注入します。
人間ではグルコサミンですが、車では、グリースによって摩耗を防ぎ部品の
寿命を延ばせます。




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新しいグリースを注入して、古いグリースを押し出します。




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分解してみましょう。



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ナックル本体を取り外します。
上下の荷重とステアリングの操舵による旋回に耐えます。
ミニはフロントドライブで駆動が懸るため、特に過酷です。




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ジョイント部を分解してみます。

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構成部品です。
真ん中のボルト,下部が丸くなっており可動性があります。


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受けの部分です。


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グリースが満たされている状況です。


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サスペンションのアッパーアーム部にも注入箇所があります。

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外してみましょう。



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ラバコンの下に外しかけているのがアッパーアームシャフトです。
アッパーアームがシャフトを中心に上下動します。
ここも可動部なので、グリースを注入することによって、スムーズに
サスペンションが動き、路面の追従性も良くなり乗り心地や本来の
性能を発揮することが出来ます。



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リヤサスペンション、アジアスアーム取付のシャフトにも注入箇所があります。



このように、ミニには

アッパーボールジョイント上下
アッパーアーム
リヤラジアスアーム

の左右で計8箇所のグリースアップポイントがあります。

現代の乗用車では密閉されたジョイントがほとんどで
メンテナンスフリーになっております。
4輪駆動車やトラックなど過酷な用途の車両には、まだ
みることがあります。

定期的なグリースアップをすることによって部品の寿命を
延ばすことはもちろん、設計された本来の性能を維持する
事が重要です。



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