まっすぐ走らない病でご来店のGTO様。
高速で走っていると、とても疲れるとの事です。

雨宮担当です。

まず最初に試乗させて頂くと・・・

確かに!

全然まっすぐ走りません。

これは怖い・・・

早速リフトアップしてみると、ステアリングガタが。
大きいガタはいつものナイロンベアリングだと思いますが、若干ラックエンドも
ガタが出ているようですね。
P4202715

とりあえずナイロンベアリングとテンションロッドのブッシュを交換させて
頂き、まっすぐ走るように調整させて頂きます。

というわけで、お預かりさせて頂きます。。。
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送迎用リムジンで駅までお送りします。

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部品もそろい、早速作業スタートです。
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まずはナイロンベアリングから。
ラックブーツを外して確認しますが、見るからにガタガタのベアリングです。
ナイロンベアリングはプラスチックのようなものですので、摩耗して固くなって
しまいます。
固くなったナイロンベアリングは形を残したまま取り外すことが出来ません。
粉々になっちゃうんです。
ですので、粉砕しながらベアリングを外します。
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きれいに清掃し、新品のナイロンベアリングを組みます。
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最後にグリスを詰めて、ラックエンドを取り付けます。
ラックエンドには、ロックタイトを塗布して組みます。
P1010364

あとは、ラックブーツを被せて終了です。

お次はテンションロッド。
今回、コンペブッシュをチョイスされました。
P1010365
見るからにしっかりしているコンペブッシュ。
固いです。

ブレーキも片効きしているような症状があったため、分解点検します。
ローターが摩耗してしまっているようですので、パットの面取りをして
組み戻します。
ブレーキ液漏れはありませんでした。
P1010366

では走行テストです。

6回ほど走行させて頂き、テンションロッドを調整しました。
その後、サイドスリップテスターで調整を行い、終了です。

明日、ステアリングコラムブッシュを交換させて頂き、作業終了です。
また更新しますね。

少々お待ちください。

4月23日更新

ご了解頂きました、ステアリングラックブッシュの交換を行いました。

かなりのガタがあったので、このガタが解消されればステアリングフィールが
格段に良くなると思います。

BlogPaint
赤で印をつけた部分にプラスチックブッシュが入っております。

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盗難防止用のボルトをサンダーで破壊します・・・
これが少し大変です。

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ステアリングラックが抜けました。

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これが下側のブッシュです。
割れてしまっています。

P1010391
ブッシュを両側交換し、組み戻します。

GTO様、作業終了しております。

ご来店お待ちしております。




追記。。


で、お引き取りでご来店。

CIMG2224

奥様とお子様もご一緒。。

キャブクーパーが引き継がれる日まで大事にしてね~。。

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送ってきてくれた奥様は先に出て、

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後から追っかけます。

ありがとうございました。






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