曽根です。

ご報告遅くなってすみません。

お預かりは先月末・・・ 年末でした。

P1040282

OK様と見てるのは、ボンネットじゃなくて後ろから・・・

P1040280

トランク開けてみると、

BlogPaint

挟まれた缶が歪んでました。

BlogPaint

年末にオカマ掘られちゃったのでした。



OK様が、このMINIをゲットしたのは2ヶ月前の11月。

購入店が専門店ではなかったので、乗り始めの整備をどこかに頼もうかな・・・

と思っていたところで以前MINIに乗っていたバイクショップのMTM様に紹介されたのがキャメルオートでした。


で、整備に持ってこようかなぁ・・と思ってた矢先にぶつけられちゃってのご入庫になってしまいました。




で、鈑金修理の前に オイル交換 + 点検 させていただくことにしました。 

ラジエターキャップを開けてみると、

BlogPaint

これは汚れますねぇ。。。。 

まずは水回りの整備は優先順位が高いので、水路洗浄はやりましょう。。

DSCF5420

では、ここで 入庫写真です。

DSCF5425

お正月は代車生活ですが、しばらくのご辛抱を・・・・




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

12/29

メカ山田です。

板金前に、不具合箇所を点検します。


P1060650

ECUチェックから始めます。

吸気温センサーのフォルトが入っていました。


P1060651

吸気温センサーを含め、全てのセンサーは現在、

正常に作動しています。

フォルトを消去しておきますので、様子を見ましょう。


CIMG5894

では、点検しますよー !


P1060652

クーラントが汚れています。 と、思ったら

すでにマスター曽根さんが見ていましたね。


P1060653

ステディーブッシュがへたっていますね。


P1060654

チェンジシールから、オイル漏れがあります。


P1060658

P1060657

ボールジョイントにガタが出始めてます。

左はアッパーとロアー、右はアッパーですね。


P1060659

ナイロンベアリングにもガタがあります。


P1060656

エンジン上部から、オイル漏れがあります。

シリンダーヘッドからの可能性もありますが、


P1060662

タペットカバーからの漏れもあるので、

ここから修理するのが良いですね。

不具合箇所は、おおまかにこんなところです。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

1/5

メカ山田です。

修理箇所も決まりました。

今日は、水路洗浄を行います。


P1060704

クーラントを抜いてみると、


P1060701

中はこんな感じ・・・

大分、詰まっているかもしれません。


IMG_0079

何回か抜き変えていますが、なかなかキレイになりません。


P1060711

もうクーラントの緑色は無く、錆の色ばかりに

なってきたので、


P1060712

洗浄剤を入れ、洗浄を開始します。


DSCF5956

洗浄中にサーモの点検も、忘れずに行います。


P1060714

P1060716

サーモの状態も、良く無さそうです。

30度くらいの差はありますが、エンジン水温と一緒に

ラジエーター水温も上昇します。


P1060718

P1060720

だんだん差が無くなってきました。

これでは、どこでサーモが開いたのか解りません・・・


P1060723

さらに水温が上昇します。

この時期に、ボンネットを開けた状態で、ここまで

水温が上昇するということは、やっぱりラジエーター

が詰まっているのかなぁ・・・


P1060724

洗浄も終わり、洗浄剤を抜いてみると・・・

かなりいい色をしています。


DSCF5960

さらに数回、抜き変えて、


P1060728

やっとキレイになりました !


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

1/6

メカ山田です。

ラジエーターの交換が追加になりました。

今日は、ラジエーターとホースの交換です。


P1060750

P1060752

まずホースを外していき、


P1060753

ラジエーターを外します。


P1060754

サーモとウォーターポンプも交換になりました。

ファンブレードを外し、


P1060756

ウォーターポンプを外します。


P1060757

取り付け面を清掃し、


P1060759

新品を付けます。


P1060767

つづいてサーモ交換です。

サーモを外します。


P1060768

サーモも錆が付着し、茶色くなっています。


P1060769

清掃したら、


P1060770

新品を付けます。

新品はやっぱりキレイですね !


P1060771

サーモ交換は、これで終了。


P1060772

ファンブレードも新品に交換し、


P1060773

ラジエーターを付けます。

ラジエーターは、キャメルオリジナルのコア増しです !


P1060766

スロットルヒーターのパイプが錆て短くなっていました。

パイプだけでは部品が出ないため、スロットルボディー

交換になってしまいます。

ホースはまだ取り付け出来そうだし、部品も高額なので

今回は、このまま使用することになりました。


P1060798

ホースを付けます。 青くてカッコいいー !

エンジンルームも華やかになります。


P1060799

ファンスイッチを付け、


P1060802

クーラントブースターを入れます。

錆対策にとっても有効です。


P1060803

クーラントを入れて、エアー抜き開始 !


P1060805

P1060807

P1060811

P1060815

サーモは、86度で開きました。 作動も良好です !


P1060821

そのまま水温を上昇させ、電動ファンが

回ったらエアー抜き終了 !


P1060819

電動ファンは、97度で回りました。

今日は、ここまでです。

残りの作業は、後日行います。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

1/7

メカ山田です。

今日は、残りの作業を行います。

いろいろ盛り沢山です。


P1060823

まずステディーロッドブッシュを交換します。

手が入らないので、ECUを外し、


P1060824

セパレーターも外します。

これでステディーロッドにアクセスできるようになりました。


P1060826

ステディーロッドを外します。

ブッシュが切れてますね。 エンジンが振れる訳です。


P1060828

ステディーロッドにブッシュをいれ、


P1060830

取り付けます。


P1060831

セパレーター、ECUを戻して終了 !


P1060832

つづいて、タペットカバーパッキンの交換です。

ついでにバルブクリアランスも調整します。


P1060833

古いパッキンを剥がしたら、


P1060837

新しいパッキンを接着剤で貼り、乾かしている間に、


P1060835

バルブクリアランスを調整します。

クリアランスは、0.3mmに調整しました !


P1060838

ここで、フィラーキャップが溶けているのを発見 !

以前、オーバーヒートでもさせているのかな?


P1060839

キャップを新品に交換し、


P1060841

タペットカバーを組みます。


P1060865

ナイロンベアリングの交換です。

タイロッドエンドを外し、


P1060866

P1060867

ラックブーツ、タイロッドを外すと・・・

ナイロンベアリングが見えました !


P1060869

ナイロンベアリングをラックから取り外し、


P1060871

新品を付けます。


P1060872

P1060874

元通りに組んだら、交換終了です。


P1060876

チェンジシールを交換します。

スプリングピンが外せないので、ダウンパイプ

のクランプを外します。


P1060877

ピンポンチでスプリングピンを抜きます。


P1060878

P1060879

これでチェンジシールとブーツが外せます。


P1060880

新しいシールとブーツを入れ、スプリングピン

を叩いて入れ、


P1060882

クランプを組んで終了です。


P1060883

いよいよ最後の作業、オイル交換です。


P1060884

オイルフィルターも交換します。


P1060885

新品を付けます。


P1060886

グリスアップも行ないます。

今回のボールジョイントのガタ対策ですね。


P1060887

点検は先日行っていますが、タイヤの

空気圧は調整します。


P1060889

オイルを入れて、作業終了しました !


P1060890

ステッカーを貼っておきましたので、

次回交換の目安にしてくださいね。

後日、最終チェックを行ったら、板金修理です。


☆■■■☆ 1/24 追記。 ☆■■■☆

( ´ー`)ゞ ハイッ! 板金修理から戻って来ました♪


DSCN4297


こんな感じに引っ張って。


DSCN4298


新しいトランクパネルをつけて位置合わせ。


DSCN4301


色をつけて板金完了。
ブログで書くと3コマで終わっちゃいますヽ( ´ー`)ノ


リアのナンバーが曲がっちゃっているので陸運局までテスト走行を兼ねて自走で行きます(*´ー`*)ゞ


しかしここで問題発生。


CIMG8072


左側が温泉の如く湯気が出ています(・_・;)


BlogPaint


おまわりさんも出ています。


CIMG8075


左側の視界が悪いながらも陸運局到着でナンバーを無事に交換終了(*´ー`*)ゞ


作業はヒーターコアの交換へ続きます。。。









クラシックMINI専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002

にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
 にほんブログ村 クリッククリック