IWM様。
トランスミッションオーバーホールに続き
エンジンのオーバーホール編です。
大変、お待たせしております。
ブロックホーニング加工とヘッドが仕上がって参りました。
お～、ブロック＆ヘッド。
ひさしぶり。
ブロックはホーニング加工されて
帰ってきました。
ピストンさかさま～。
ピストンリング合口測定の為
押し込んでおります。
ピストンリングの合口です。
狭すぎず広すぎず、
広すぎるとガスが吹き抜けします。
シックネスゲージで測定します。
クランクベアリングのクリアランスを測定します。
プラスチゲージで測定です。
適当に切ります。
表記と照らし合わせ、値を読み取ります。
ベアリングキャップを規定トルクで締め付けします。
ピストン径の測定です。
シリンダーのボア径を測定。
キャップボルトのネジをさらいます。
砥石で面を仕上げます。
ブロック洗浄をします。
マスキングして
ブロックをペイントします。
ピストンリングの溝に溜まったスラッジを落とします。
トップもワイヤーブラシで掃除します。
ザルにあけて、ブラシでゴシゴシと洗浄です。
クランクシャフトのオイルラインもよく洗浄します。
穴あけ加工済みのカムフォロワーでオイルの潤滑を
良くさせます。
ピストンリングを組み付けます。
ベアリングの表側にオイルを塗って
クランクを載せてキャップを締め付けます。
スラスト方向のクリアランスを測定します。
ピストンをシリンダーに挿入します。
コンロッドキャップボルトを規定トルクで締め付けます。
タイミングチェーンスプロケットの
チェーンラインを測定します。
ズレている場合はシムで調整します。
一番上死点を出して
位置を合わせます。
テンショナーも摩耗していたので、新品に交換します。
エンジンとミッションを合体させます。
クランク半月シールのオイル漏れが多いので
液体ガスケットでシーリングします。
ミッションとエンジンを合体させます。
石川さんに手伝ってもらい
人力で移動。
なんとか形になってきました。
オイルポンプを探します。
新品ですが、分解してバリをとり
オイルを塗布します。
プレートを規定トルクで締め付けます。
トルクが大きいとプレートが変形して
クリアランスが変わってしまいます。
プライマリーギヤのクリアランスを測定して
シムを選択します。
プライマリーギヤ本体を挿入して
Cワッシャーで留めます。
アイドラーギヤのクリアランスも調整します。
ケースを仮付けして
クリアランスをシックネスゲージにて測定します。
規定値に入るようシムを選択して
取り付けします。
ヘッドスタッドを取付けします。
スタッドを全部打ち替えます。
なんか針千本な感じ。
ホコリが入らないように
パックしましょう。
オーバーホール済みのヘッドです。
ヘッドガスケットを用意してヘッドを載せます。
ヘッドボルトを規定トルクで締め付けます。
ブロックとヘッドを塗装します。
ヘッドカバーを掃除して、
チェーンケースカバーとともに
塗装します。
プーリーシールを打ち込みます。
BC様のSSTです。
一発打ち込みで便利です。
BCオイルシールも取付けです。
ノーマルよりも熱にツヨイ素材です。
フライホイールにクラッチを組み付けます。
BC製SSTでバランス点検をします。
削って重量調整します。
何度も回転させて
バランスでました。
スポーク張りみたいです。
センターボルトも規定トルクで締め付けます。
レリーズアームとプランジャーが摩耗していたので
交換しました。
プーリーをワイヤーブラシで磨きます。
クラッチハウジングカバーのスリーブ穴を清掃します。
クラッチハウジングを取り付けます。
ベルトのテンションプーリーも
回転部分なので新品に交換します。
クラッチレリーズシリンダーはインナーキットを
国産品に交換して耐久性を向上させます。
左右ドライブシャフトもオーバーホールして
ブーツも交換します。
ボールジョイントにグリースを、まんべんなく
詰め込みます。
ラジエーターなどの補機類を取り付けて
完成です。
あとは、オールペン待ちのボディに載せます。
クラシックMINI専門店 キャメルオート
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