曽根です。


3月第四火曜日のつづき。。

LCB交換のついでにもうひとつやってみます。。。

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クランクケースの減圧に白濁対策付きのNAGバルブを使ってます。

冬の間、ブローバイの白濁対策をいろいろやりましたが 

曽根号の白濁はなかなか無くなりませんでした。

白濁を取り除いた直後の快調さは格別なんですがねぇ。。

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NAGバルブの社長に相談したところ、

NAGバルブの白濁対策は水分をバキュームで吸引するシステムなんだけど

ブローバイガスをNAGバルブに吸わせる際には、オイルや水、ガソリンが混じった気体の状態でないとだめらしいです。

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1000ccのブローバイはこのチェストカバーについてるパイプから排出されます。

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中は、カムとロッカーアームを繋ぐプシュロッドがありエンジンが回ってる時はかなりオイルは飛び散ってることでしょう。

ココから出たブローバイガスは、中に細い金網がいっぱい詰まったブリーダパイプを通って外に出ます

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その金網で気体に含まれてるオイルや水分が液化してもどしてるようです。

DSCF0679

チェストカバーを外して内側からみると金属たわしみたいなのが見えます。

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引っ張り出してみるとこんな感じ。

水蒸気もこの網を通り過ぎることで液体になって、ブリーザーパイプの出口からは水となって飛び出してくるとのこと。

話は戻りますが、液体になる前の気体の状態でNAGバルブに到達させてみればNAGバルブの白濁防止機能が効くんじゃないかということで、この金網を取ってしまえ・・・ということになりました。

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ただ取るだけじゃ、液体も出てきちゃうので簡単な気液分離の機能を持たせます。

ブリーダーの出口のパイプにホースをを突っ込みます。

本当は内径に合う金属パイプがよかったんですけど回りを見渡してもなかったでとりあえずゴムホースで代用です。

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ブリーダーパイプの中に3.5cmほど突き出すように入れました。

CIMG1932

と、写真撮ってるところを撮られてます・・・。


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こんな感じで突き刺しました。

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液体は壁を伝って下に落っこちて気体だけがホースのなかを通って外に出る・・・・はず


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もう暖かくなったので白濁のシーズンは終わりかもね。。

金網を取っちゃってどうなるのかも実験です。




3/27追記


3/26は本庄サーキットでの運動会でした。。。

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ここは最終コーナーです。 

シフトアップは6500回転。  

2ヘアピン→3ヘアピンまでの間は2速で引っ張るので7000回転まで回しました。

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走り終えて戻ってくるとブローバイパイプの下に・・・

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ちょびっとオイルが垂れてました。 

ごめんなさい。次回はキャッチタンク付けます。。


ブリーダーパイプの金網取ったせいでしょうが、気液分離のためにタンク内に突き出したホースやNAGバルブ内の液体(オイル)もバキュームで吸ってるので吹き出したオイルの量は少ないと思います。

もうすこしこのまま使ってみます。


4月11日追記

そのままオイル垂れ流しはさすがにマズいんでエアクリーナーで吸わせるようにしました

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10日ほど使用したので エアクリーナーをチェックしてみると・・・

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先月の本庄サーキットで路面にたれるくらい出てたブローバイがそのままエアクリーナーに行ってます。

ま、当然ですね(笑)

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エアクリの下に取り付けたホースの中・・

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オイル、ガス、水・・・・をそのままキャブで再吸入してたんですね。

特にガンガン走った直後のアイドリングは不調でしたがこいつが原因でした。

クランクケースに戻すか、大気解放にするか・・・・









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チェストカバーのブリーダー内の金属メッシュを取り除いてホースを突っ込んでの気液分離は期待したほどじゃなかったかな。

出てきてる液体はオイルというより、ガスと水のようですので、再びクランクケースに戻さずこのように外に出せばオイルの粘度低下防止になりそうです。

ということは 大気解放しちゃおうかなぁ・・・。  やっぱりそりゃまずいよな・・・。




4月12日追記


写真だけでのご報告・・・(笑)  勝手に推測してください。


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現在はこうなってます。  4月12日現在。。

今後、もう少し何とかします。。






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