曽根です。


曽根号にも取り付けてみて、エンジンやミッションが快調になるのは既に体感済みの

磁力型オイルフィルター『PECS』 

今日はその開発者の中村幸司社長に来店していただきました。

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トヨタ自動車の関連会社出身の中村氏

自由な研究開発のために独立し、

自動車の良コンディションを維持するのには何よりもオイルの重要であるという考えのもと、

オイル中の金属微粉末を取り除くことができる『無交換式オイルフィルター』を開発。

事業家というより、研究家という印象です。

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実際、日大大学院工学研究科で講師もされています。

すでに、先生と生徒・・・という関係になってます。

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PECSで潤滑がよくなり、そして密閉度が上がると燃焼がよくなる・・・

それを炭を燃やした場合に例えて、酸化と還元の授業 お話です。

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真剣に受講中。。。 有機物の分子構造にまで話は及びます。

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何故、オイルは黒くなるのか。。

オイル内を循環する超微粉末の2次、3次摩耗粉が金属と強く接触することで発する高熱によりオイルの分子構造が破壊して炭化するという  (←これで正しかったですか?)

オイル内の微粉末が無くなると潤滑は飛躍的に良くなり、そして2次摩耗以降が無くなることでオイルの劣化を防ぐことができるというものです。




ここで簡単な実験・・・

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ガラス板の上に水を垂らし丸いガラスを2枚乗せます。

片方は水だけ、もう片方には線香の燃えカスの灰(1ミクロン以下の微粉末)を水に混ぜます。

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そして、滑り具合と、密着の違いを触って体感。

 

ヌルヌルした感じと、ザラザラした感じ。 明らかに違います。

剥がすときの力も全く違い、密閉度の違いが分かります。

ある程度想像はできましたが、想像以上の違いで驚きました。



そうそう、曽根号が滑らかでスムーズになった感じってこういう感じなんですよ。。。。

同じくPECS取り付けたKNH様も同じ感想です。




そして、PECS導入時の最初の疑問だった、

鉄以外の金属は磁石にくっつくのか?  の実験。

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アルミのワッシャーを細かいやすりで削ります。

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静電気に帯電したアルミ粉は磁石にくっついたのでした。

オイルは非導電性なので放電せずにそのままPECSの磁石に吸着されるのですね。



なるほど、ホントにくっついた。 

真鍮も同じようにくっつくとのこと。

また、2次摩耗以降がなくなることでアルミや真鍮粉が発生すること自体が激減するとのこと。





PECSを構成する永久磁石

NとN SとS を向い合せることで反発する磁力線がでます。

磁力線の強さは距離の二乗に反比例、 すなわち近づけてセットするほど強い磁力線の中をオイルが通過することになります。

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どのくらい強いかを体験。。



このくらい反発します。。。 けっこう強いです。



ここまでの説明は今まで説明した内容を開発者の中村社長に分かり易く解説していただきました。

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私自身、KNH様とともにPECSの効果は体感済みです。 

MINIの場合はその効果がミッションにまで及びデフの動きの良さをコーナリング時に体感できるほどの効果です。

ここからが今日の本題!

MINI乗りの皆さんに同じようにこの快感を味わっていただくために中村社長と直接交渉です。

97年式以降のマニュアル車用は既に開発をお願いしました。

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そう、次はオートマ専用のPECSが欲しいんです。。 社長。

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大容量の構造を持つオートマフィルター。

濾過抵抗の少なさでもPECSが断然有利。 

オートマのブレーキバンドやクラッチ板の材質は2次摩耗を起こさないので心配なし。

中村社長はトヨタ自動車時代にオートマ開発もやっていたとのことで構造と材質には詳しいです。

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オートマ専用のPECSの開発を約束してもらいました。

フィルターヘッドとフィルターをサンプルで持ち帰っていただきました。

磁力線を使用するので、真ん中のボルトはステンレスに置き換える必要があるとのこと。

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中村社長と直接約束ができたのは大きな収穫です。

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開発者の中村社長、販売担当の三島さんと協力してMINI専用PECSを実現します。

しばらくお待ちください。。。

今後の開発で 全年式のM/T A/T用が専用設計されます。



⭐️2014/12/21  追記

M/T用 MINI専用PECS 販売開始しました。




追記・・・・。
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特許も、日本、アメリカ、EPO(英・独・仏) 中国、韓国、ブラジルで取得してその効果も認められているのに、

何故、普及しないのでしょうか・・

そんなに良いものならとっくにメーカーが採用してる というのはこういう時の定番の意見です。

実は私も同じことを中村社長にぶつけました。

まぁ、中村社長が研究家肌ってことはありますが、オイルメーカーなどの大きな力を感じる・・と言ってました。

例えると・・・

病気になってから、医薬品と高度医療で成り立つ医療業界が、ほんとうに病気にならない為の真の健康作りを提言すると商売にならない・・ってのに似てるような気がしますねぇ。


私たちはMINIだけのために世間的には、ちぃ~さく広めていくことにします(笑) 




10月24日/昼 追記

オートマに関するパーツはもちろん佐賀の岩崎さんを交えての開発になります。

会談中7

(岩) 『ブレーキバンドやクラッチ板の摩擦材が削れたカスは、金属の2次摩耗は起こさないかもしれないけど、オートマ内部機構のバルブボディ、中でもレギュレーターバルブのような小さな通路に詰まると油圧トラブルになるね。』 

(曽) 『わかりました。オートマ、特にミニのオートマには特に配慮が必要ってことですね。 すぐに中村社長に設計をお願いしておきます』

(中村社長) 『わかりました、MINIのオートマ用にはステンメッシュのような網のフィルターを付けられるように設計してみます。 』

(曽) 『では、濾過抵抗が大きくならない程度で効果的なメッシュフィルターでお願いします。』


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これから試作品ができてからもこのようなやり取りで改善していければと思います。

進展があったら新たにご報告します。




2014年12月26日 追記

オートマ車のユーザー待望のPECSの途中経過のご報告です。

磁力フィルターの周りにメッシュフィルターを取り付けるつもりで設計を進めようとしてましたが、

まずはマニュアル車用と同じようにメッシュフィルター無しをプロトタイプとして作ることにしました。

オイルポンプの前に茶漉しのようなフィルターがあるので、形のある異物はここでせき止められます。

本来だと流れてこないはずの、組み付け時のシールパッキンの切れ端があったとしてもここで引っかかるはずです。(シール材を使っちゃいけないところに使われてるケースが稀にあるので・・)

もっとも問題なのは、フィルターが詰まったり固すぎるオイルを使用する事でフィルターを通れずにリリーフバルブに逃げて回ってしまう事ではないかと思います。

その点、PECSは通過抵抗が圧倒的に少ないので、すべてのオイルがPECSを通過します。

そこに、メッシュフィルターを被せてしまうことで、紙フィルターと同じようにリリーフバルブに逃げてしまうリスクが増えてしまうのです。

PECS本来の使命である、2次、3次摩耗を防ぐ事で、摩耗粉の全量を減らすことが重要だと思いました。


実際には、ワークスATはもちろん、キャメルオートでオイル交換を継続的に行える有志のお客様にも協力いただいて、テスト運用しようと思います。

協力いただけるオートマのお客様は廃油チェックを無料で行い、摩耗粉が少ない事が確認できたら広く皆様にお使いいただけるのではないかと思います。

また、プロトタイプが完成したらお伝えします。













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