曽根です。
キャメルは毎月2回のミニディがあります♪♪
今日は11月の第二火曜日のスタッフミニディ。
何しようかな。
よし、調整式ロアームに交換して、
この前買っておいたアナログ式アライメント測定器を使って4輪アライメントとろう!
アライメント測定器具のトリセツをサクッと読んで早速実践です。
まずは現状のアライメントを調べておきます。
今の曽根号の足回りには何ら不満ないんですけどね、
それがどういう数値なのかを知っておくのは必要かと。。
釣りで使いそうな、おもりと糸を使って角度を測るという、原理的には分かり易いです。
ホイールに平らに当てて糸をまっすぐ下に垂らします。
通過したゲージの数値を、10インチのホイール用の換算表を見て角度を出します。
下のゲージがキャンパー用、
上のゲージはキャスター用。
キャスターは、左右に20度づつステアリング切った時のキャンバーを測ります。
段ボールとガムテープで作った20度分度器が活躍してます。
さっき使ったキャンバーテスターを使いますが、上のゲージを読みます。
そして、エクセルの表に入力すると、キャスターが分かります。
左フロントのキャスター 1.14度
標準が3度だから、だいぶ立ってました。 でもクイックによく回ってくれたのはこの立ったキャスターのおかげだったかも。
右前は、ほぼ標準の3.07度。
トーインは、タイヤに平行に当てたスケールに取り付いてるメジャーで前後の幅を測るという、
これも分かり易い構造です。
市川メカ : ホントにコレでわかるのぉ~?
なるほどねー。 タイヤにちゃんと並行に当てられるかが大事だね。
アライメントには車高も影響するので、左右の車高はそろえておきます。
今回は右リヤだけ1cmあげました。
ちゃんとサスがストロークしてくれる方が好きなんで車高は割と高めです。
現状のアライメント測定の結果。
キャンバー 左 1.2度 右 0.5度
キャスター 左 1.14度 右 3.07度
トーイン 0.35度(イン)
固定式1.5度ネガキャンロアームでキャンバーは調整できなかったので、
直進の調整は、テンションロッドでキャンバー調整だけで行っていたのが良くわかりますね。
今回は、キャンバー優先でそろえていこうと思います。
左右のキャンバーを合わせるには、この調整式ロアームは必須です。
車検の時には、構造変更で公認申請できます。
こうして使おうか・・・
それとも、
こうして使おうか・・。
なんてことをやって遊んでると思わせておいてサクッとロアームを外しました。
作業中の写真撮り忘れただけですけどね・・・(笑)
で、今回も、ドゥトレーディングさんのエボンバーの可動式ロアームブッシュを使います。
ブッシュの内側にグリスを保持するためのメッシュがあります。
ロアームとブッシュはグリスを使わずに圧入して
ブッシュの内側に入るスリーブとの間にグリスが入って可動します。
付いたよ。 佐藤クンビデオ撮って~
こんな感じでロアームが軽く動くのでサスの動きが良くなります。
ワークスATもこのブッシュで快調です。。
右足。
こちらは左足。 調整式ロアームが光ってます。
大まかなアライメント取って試乗して左右へのハンドルの取られ具合や直進性のチェックします。
今回は、左右のキャンバーをまず合わせてから、左右への振られ方でキャスターを調整することにします。
乗ってみて左に流れたら、左のテンションロッドを前に引っ張ってキャスターを寝かすか、
もしくは右のキャスターを立たせるか・・・。
キャスターが寝る角度が大きければ直進安定性は良くなりますが、大雑把にいうと曲がりにくくハンドルが重く
なります。
キャンバーゲージで糸が通ったところの数値を換算表でみて角度が分かります。
キャスター、キャンバー、トーインはお互いに関連しあって動くので、
キャスター調整 → キャンバー再調整 → トーイン再調整 → 試乗 → すべて再調整・・・・
の繰り返しで、いちばんよいところを探していきます。
のんびり遊びながらやってるので、気が付いたらもう陽が沈んでました・・・。
トーインは真っ直ぐ前を向けるだけなので、曽根スペシャル材木測定器の方が早いかな。。。。
ネガキャン付けてサイドスリップでゼロに近づけるとトーアウトになってしまいますが、
トーアウトは避けたいので、真っ直ぐ前を向くトーゼロから若干トーインを狙います。
最後は乗ってのフィーリングでイジっていきます。
前より、直進性はやや強くなりましたがしっとり感がでて、このアライメントもアリかなぁ。
今回はこのアライメントで決まりです。
最後に、アライメントの数値を測って確認しておきます。
これはキャンバー測定中。。。
エクセルでキャンバー キャスター角を出して終了。。。
今日の仕上がりアライメント。
キャンバー 左 1.1度 右 1.4度
キャスター 左 3.21度 右 3.71度
トーイン イン角度 0.9度3分 (ほぼトーゼロです)
数値的には良い感じです。
フィーリング的には高速安定型かな・・。
とりあえず、やったぁ~。
アライメントの味付けでかなり乗り味が変わるから面白いですね。
今回の味付けはロードツアラー的。。。 首都高の高速コーナーも楽しそう。
本庄サーキットは、もう少しキャスター立たせた方が回りやすいかな。。
なんていろいろ思いはめぐりながら、走ってきます。。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
遅くなりましたが、明日は定休日なのでちょっと遠回りして帰ることにします。
国道20号線を山梨方面に走って大垂水峠を軽く流していくかな・・。
今までより直進安定性は格段にいいです。
ハンドルの直進復元力が強いのでややハンドルは重めに感じます。
大垂水峠に入って、リズミカルにコーナーを抜けていきます・・・・
快調にコーナーを抜けると・・・・
おいおい、そこは道じゃないだろう。
お尻にガードレールが擦れて痛そう。。。。
エンジン下はダメージありそうですが、外装は思いがけず軽症。
俺も若い頃はこんなことが何回もありました・・・(笑)←今だから笑えるけど。
パトカー到着。。
条件反射的に背中向けて走り出したくなります・・・ 悪いことしてないのにねぇ
後は警察とレッカーに任せます。。
再び、大垂水の連続コーナーを気持ちよく飛ばします。
今回のアライメントは今までで最高な感じです。
ブレイクするまでのフロントの限界は高く、ドライな路面での公道だと限界が読めません・・・。
さっき、本庄サーキットは再セッティングかな・・・なんて書いちゃったけど
このままイケそうです
相模湖インターから中央高速でUターンして帰ることにします。
高速でのホイールバランスの悪さからの振動は10インチでは限界みたいです。
高速での直進安定性は明らかに今までよりは上。
安心してアクセル踏み続けられました。。
今回のアライメント。。お奨めですね
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ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002
キャメルは毎月2回のミニディがあります♪♪
今日は11月の第二火曜日のスタッフミニディ。
何しようかな。
よし、調整式ロアームに交換して、
この前買っておいたアナログ式アライメント測定器を使って4輪アライメントとろう!
アライメント測定器具のトリセツをサクッと読んで早速実践です。
まずは現状のアライメントを調べておきます。
今の曽根号の足回りには何ら不満ないんですけどね、
それがどういう数値なのかを知っておくのは必要かと。。
釣りで使いそうな、おもりと糸を使って角度を測るという、原理的には分かり易いです。
ホイールに平らに当てて糸をまっすぐ下に垂らします。
通過したゲージの数値を、10インチのホイール用の換算表を見て角度を出します。
下のゲージがキャンパー用、
上のゲージはキャスター用。
キャスターは、左右に20度づつステアリング切った時のキャンバーを測ります。
段ボールとガムテープで作った20度分度器が活躍してます。
さっき使ったキャンバーテスターを使いますが、上のゲージを読みます。
そして、エクセルの表に入力すると、キャスターが分かります。
左フロントのキャスター 1.14度
標準が3度だから、だいぶ立ってました。 でもクイックによく回ってくれたのはこの立ったキャスターのおかげだったかも。
右前は、ほぼ標準の3.07度。
トーインは、タイヤに平行に当てたスケールに取り付いてるメジャーで前後の幅を測るという、
これも分かり易い構造です。
市川メカ : ホントにコレでわかるのぉ~?
なるほどねー。 タイヤにちゃんと並行に当てられるかが大事だね。
アライメントには車高も影響するので、左右の車高はそろえておきます。
今回は右リヤだけ1cmあげました。
ちゃんとサスがストロークしてくれる方が好きなんで車高は割と高めです。
現状のアライメント測定の結果。
キャンバー 左 1.2度 右 0.5度
キャスター 左 1.14度 右 3.07度
トーイン 0.35度(イン)
固定式1.5度ネガキャンロアームでキャンバーは調整できなかったので、
直進の調整は、テンションロッドでキャンバー調整だけで行っていたのが良くわかりますね。
今回は、キャンバー優先でそろえていこうと思います。
左右のキャンバーを合わせるには、この調整式ロアームは必須です。
車検の時には、構造変更で公認申請できます。
こうして使おうか・・・
それとも、
こうして使おうか・・。
なんてことをやって遊んでると思わせておいてサクッとロアームを外しました。
作業中の写真撮り忘れただけですけどね・・・(笑)
で、今回も、ドゥトレーディングさんのエボンバーの可動式ロアームブッシュを使います。
ブッシュの内側にグリスを保持するためのメッシュがあります。
ロアームとブッシュはグリスを使わずに圧入して
ブッシュの内側に入るスリーブとの間にグリスが入って可動します。
付いたよ。 佐藤クンビデオ撮って~
こんな感じでロアームが軽く動くのでサスの動きが良くなります。
ワークスATもこのブッシュで快調です。。
右足。
こちらは左足。 調整式ロアームが光ってます。
大まかなアライメント取って試乗して左右へのハンドルの取られ具合や直進性のチェックします。
今回は、左右のキャンバーをまず合わせてから、左右への振られ方でキャスターを調整することにします。
乗ってみて左に流れたら、左のテンションロッドを前に引っ張ってキャスターを寝かすか、
もしくは右のキャスターを立たせるか・・・。
キャスターが寝る角度が大きければ直進安定性は良くなりますが、大雑把にいうと曲がりにくくハンドルが重く
なります。
キャンバーゲージで糸が通ったところの数値を換算表でみて角度が分かります。
キャスター、キャンバー、トーインはお互いに関連しあって動くので、
キャスター調整 → キャンバー再調整 → トーイン再調整 → 試乗 → すべて再調整・・・・
の繰り返しで、いちばんよいところを探していきます。
のんびり遊びながらやってるので、気が付いたらもう陽が沈んでました・・・。
トーインは真っ直ぐ前を向けるだけなので、曽根スペシャル材木測定器の方が早いかな。。。。
ネガキャン付けてサイドスリップでゼロに近づけるとトーアウトになってしまいますが、
トーアウトは避けたいので、真っ直ぐ前を向くトーゼロから若干トーインを狙います。
最後は乗ってのフィーリングでイジっていきます。
前より、直進性はやや強くなりましたがしっとり感がでて、このアライメントもアリかなぁ。
今回はこのアライメントで決まりです。
最後に、アライメントの数値を測って確認しておきます。
これはキャンバー測定中。。。
エクセルで
今日の仕上がりアライメント。
キャンバー 左 1.1度 右 1.4度
キャスター 左 3.21度 右 3.71度
トーイン イン角度 0.9度3分 (ほぼトーゼロです)
数値的には良い感じです。
フィーリング的には高速安定型かな・・。
とりあえず、やったぁ~。
アライメントの味付けでかなり乗り味が変わるから面白いですね。
今回の味付けはロードツアラー的。。。 首都高の高速コーナーも楽しそう。
本庄サーキットは、もう少しキャスター立たせた方が回りやすいかな。。
なんていろいろ思いはめぐりながら、走ってきます。。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
遅くなりましたが、明日は定休日なのでちょっと遠回りして帰ることにします。
国道20号線を山梨方面に走って大垂水峠を軽く流していくかな・・。
今までより直進安定性は格段にいいです。
ハンドルの直進復元力が強いのでややハンドルは重めに感じます。
大垂水峠に入って、リズミカルにコーナーを抜けていきます・・・・
快調にコーナーを抜けると・・・・
おいおい、そこは道じゃないだろう。
お尻にガードレールが擦れて痛そう。。。。
エンジン下はダメージありそうですが、外装は思いがけず軽症。
俺も若い頃はこんなことが何回もありました・・・(笑)←今だから笑えるけど。
パトカー到着。。
条件反射的に背中向けて走り出したくなります・・・ 悪いことしてないのにねぇ
後は警察とレッカーに任せます。。
再び、大垂水の連続コーナーを気持ちよく飛ばします。
今回のアライメントは今までで最高な感じです。
ブレイクするまでのフロントの限界は高く、ドライな路面での公道だと限界が読めません・・・。
さっき、本庄サーキットは再セッティングかな・・・なんて書いちゃったけど
このままイケそうです
相模湖インターから中央高速でUターンして帰ることにします。
高速でのホイールバランスの悪さからの振動は10インチでは限界みたいです。
高速での直進安定性は明らかに今までよりは上。
安心してアクセル踏み続けられました。。
今回のアライメント。。お奨めですね
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