曽根です。


いきなり本題ですが・・・

曽根号のオイル交換サイクルは2000kmごとです。。

なぜかというと・・・

通常使いで2000km または サーキット走行1回で

燃料希釈が2%を超えてしまうからです。

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これは1年前のデータですが、運動会を含めて1800㎞走行で燃料希釈3.2%

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去年の12月に出してもらったデータでも、

大垂水峠を5回ほど走ったのを含めて走行2200kmで2.5%(使用オイル15W50)

本庄サーキットの運動会だけで走行180kmの時、2.4%(使用オイル 5W40)

他のMINIに比べて圧縮漏れが多いのか、それとも山田メカのジョンのようにメカポンプのシール不良で燃料と混じってしまうのかははっきりしませんが、とにかく燃料希釈が多いのです。

柔らかいオイルはレスポンスなどのフィーリングは良くなるのですが、曽根号の場合、燃料希釈が増えてしまってます。

磁力型フィルターPECSで2次摩耗を防ぐことで、オイル劣化は遅くなるので、オイル交換サイクルを延ばせるのですが、この燃料希釈はPECSで防ぐことができません。。


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このデータは、Web佐藤号のオートマMINIの3000km走行での排油分析です。

オートマなので、鉄と銅がマニュアル車に比べて数倍多いのですが燃料希釈は0.7%です。

今後、オートマ用の磁力フィルターPECSによって、この排出金属が減れば、

オイル交換サイクルは大幅に延ばせる可能性があります。


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このようにすべてのMINIの状態が同じではありません。

PECS装着によって、オイル交換サイクルを大幅に伸ばせるMINIもあるはずですね。

逆に曽根号みたいに、PECS付けてても早くオイル交換しなきゃいけないMINIもあります。


通勤だけ、お買いものだけ、週末のロングドライブだけ、サーキット走行もする・・・・・・などと

使い方も千差万別、夏と冬では始動時の温度は30度も違うので オイルだって同じではないはずです。

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こうして排油を500cc採取して『血液検査』 することで、

燃料希釈はもちろん、出てくる金属の量で潤滑状態を知ることができます。

皆様のMINIもこのようなデータをもとに、最適なオイル、最適なオイル交換サイクルをご提案していきたいと思います。

オイル交換時にご提案させていただきますね。


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