曽根です。

オートマ用のPECS。。

『いつ出るんだよぉ~。。。』 

『もう春終わっちゃうぞぉ。』

と、オートマMINIの皆様からの声は聞こえております・・m(__)m


現在、ワークスATでテスト運用中のPECSにはメッシュフィルタ無しですが、

一般に販売するものにはステンメッシュを付けることにしました。

理由はこちらから・・・・・





2か月以上かかってしまいましたが、

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ステンメッシュ付きのプロトタイプが完成しました

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従来のPECS本体の回りに一回り大きくメッシュフィルターで囲いました。

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試作品は0.4mmメッシュです。

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よし、まずはワークスATでテストしよう。

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交換するのは山田メカにお願いします・・・。

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心配そうに 楽しそうに見てるMr.PECS三島さん。。

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今まで使ってたPECSの中身見れるぞぉ~。。 と取材陣が殺到(笑)

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2月に取り付けて、ほとんどサーキット走りだけで約1400Km走行したワークスAT。

たぶん、日本一過酷な使い方かもね。

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泥のような摩耗粉がついてます。

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いい仕事してくれてました。

3月の排油テストでもPECS効果がわかります。



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そして、テストでメッシュ付きプロトタイプを取り付けます。

取材陣殺到。。

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普通に走ってる分には快調で問題なしです。

ただ、5000回転以上回そうとすると急にエンジンが重くなります・・・・

何故だ、ハイカムが入ってるワークスATは5000回転以上が気持ちいいところなのにぃ。。。

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オートマに乗ってらっしゃる方はお分かりかと思いますが、ノーマルのオートマMINIは5000回転というと、すでにトルクは下降気味、惰性で回してるって感じの超高回転域なのであまり使わないとは思います・・・。





でも、なぜフィルターを交換しただけで回転が重くなるんだ?


ここで、マニュアルとオートマのオイルの経路を比較して考えてみます。

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絵が下手ですね。。

マニュアル車はオイルポンプから吸い上げた直後でリリーフバルブで圧力調整されてからフィルターに行ってるのでフィルターに流入する量は制限されています。

一方オートマ車は大容量のオイルポンプで吸い上げられて、そのまま大量のオイルがフィルターに送られてます。 そしてそのままオートマに入ってバルブボディの中で圧力調整されてオートマ各部へ配分されてます。
そしてエンジンの潤滑はオートマのおこぼれ??(笑) 

・・・・・ということは、オートマの場合、フィルターの通過抵抗が大きいとオイルポンプへの負担が余計にかかっていることになるようです。



5000回転以上で勝負する?ワークスATではなく、普通のオートマMINIではどうなんだろう。。。

と、93年式クーパーATのMCZ様に協力していただいてテストさせていただくことにしました。

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普通のペーパーフィルターから

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メッシュ付きのPECSに取り替えます。

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短くなったフィルターケースがPECSの証。。

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お客様のオートマ車ではPECS1号車。 ステッカーも貼っちゃいました!


そして、試運転後

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アイドリングが静かになった感じ、

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普通に走ると3500~4000回転位までしか使わないですよ。。。

スムーズになった感じがします。  とのこと。




そして、次はメッシュを取り外してみます。

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20分くらい走行しただけなのに、PECSの磁石には摩耗粉が付いてます。

オイル交換しないでPECSだけ付けたので、いままでのペーパーフィルターを通り越して浮遊していた摩耗粉が捕捉されたのでしょう。。 PECS恐るべし。。

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メッシュを取り外して、磁石についた摩耗粉をザッとティッシュで拭きました。


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ドキドキ、なのか、ワクワクなのか・・。



MCZ様に軽く試運転してもらった後、私も試乗させていただきます。

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行ってきまーす

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ハイパワーなワークスATでは感じることができなかった、滑らかさ、スムーズさを感じることができました。

メッシュ付きとメッシュ無しでは、わずかにメッシュ無しの方がエンジンが軽く回る感じがしますね。

もう少しメッシュの抵抗は少ない方がよさそうかな。。。。

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MCZ様には、そのままメッシュ無しPECS装着したままで少し乗ってていただくことにしました。


そして、早速インプレッションのメールをいただきましたのでそのまま転載させていただきます。

曽根様 、いつもお世話になっております。

今日はつたないテスターで申し訳ありませんでした。

すでに御報告してる事と重なりますが、ご容赦下さい。

●アイドリング時の振動が減った様に感じました。

●アクセルレスポンスが良くなった様に感じました。


●キックダウンの反応が良くなった様に感じました。


●高速道路で80km/h以上出すと、気になる振動があり、
あまりスピードを出す気にはなれなかったのが、嫌な振動が目立たなく感じられました。

今日はPECSを取り付けて50km以上走り回りましたが、走れば走るほど調子が良くなっていく印象がありました。

これは取り付けた直後しか感じられないかもしれませんが・・・・・・。

ステンレスメッシュの有り無しでの差ですが、体感できる程の違いは正直感じられませんでした。2速5000回転以上6000回転手前まで回しましたが、特に息が切れるとか、気になるようなひっかかりは感じませんでした。サーキット以外ではなかなかそこまでは回さないかも知れませんが・・・・・

それと、気のせいかも知れませんが、シフトダウンした時のエンジンブレーキの効きが弱くなった様に感じました。また信号待ちからのスタートで、Dレンジで、スピードを出さずにゆっくり走らせると、2000回転で、シフトアップしていました。以前との違いは分かっていませんが、、、

燃費走行しやすくなるかも知れません。


お店から家まで、16号を走りましたが、車の流れに乗って走ったり、時には加速して追い越ししたり、アクセル踏んだ時のもたつき感が減った印象です。普段使いされるユーザーさんにとっては、更に扱いやすい車に変身すると思います。

安心オートマと合わせれば無敵ではないかと思いました。

この感覚も来週になると薄れてしまうと思うので書き留めました。


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MCZ様、ありがとうございました。 シフトアップの回転が下がったのはエンジンがスムーズに軽く回りアクセル開度が減って、アクセルと連動しているキックダウンスイッチの位置関係が変化したせいだと思います。

ノーマル車ではメッシュ付きと無しでの差が少ないというコメントは参考にさせていただきます。




そして、本日5月26日午後

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PECSのメーカー、ターゲンテックスの中村社長 と営業の三島さんに来てもらって

最終仕様の打ち合わせ。。

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最終の詰めのポイントは、やはりステンメッシュのフィルター効果と通過抵抗との妥協点。

バルブボディの詰まり防止には最大にしても0.6㎜以下のメッシュが必要かな・・・・。

通過抵抗を減らすために、メッシュ部分を2倍以上に増やすように形状もすこし変更して対策することにしました。

一般車用のメッシュはフィルター効果に重点を置き0.385㎜が有力。

そして、スポーツ走行向けに0.6㎜のステンメッシュをオプション設定ってのもいいかも・・。

使用状況やオートマの状態に合わせてメッシュの取付け、交換は簡単にできるようにしましょう。

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フィルター面積拡大で現在のプロトタイプよりは大型になりますが、ノーマルのフィルターケースより数センチは短くして、

取付時の安定性確保とベルトと干渉しないメンテナンス性の高さはそのまま活かしましょう。

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オートマのPECS。。。 最終仕様が見えてきました。

6月末の販売を目指して頑張ります。。。

お楽しみに。


PS.5月31日の宮ケ瀬のレイクサイドミニパーティには、このメッシュ付きプロトタイプを持っていきます。







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