曽根です。

プラグ交換の際にインデクシングするのはキャメルでは定番メンテになってます。

キャブ車だとアイドリングが上がったりする のでわかりやすいんですけど

燃焼室での出来事なんで、誰も見たことないしホントに爆風の向きってあるの? ってみんな思ってますね。


CIMG1482

OTK様の1000ccツインキャブ車

点火系トラブルかな・・ということでしばらく交換してなかったプラグはインデクシングで交換することにしました。

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今までの燃焼状態を知るために気筒別にチェックしました。

キャメルの周りを3kmほど走行してきました。

IMG_9268

これが、バルブに対して取り付いてた状態です。

入庫したときは1,2本失火して不調だったんですが、
今日は朝から4気筒しっかり点火してたようで燃焼の状態は良いですね。

ついてたプラグはBP5EY 電極がVカットされてます。
これはキャメルでは使ってないのでかなり長期間交換されてないかも・・・。





では、バルブを向いてる方向によっての色の違いを見ていきます。

吸気バルブ側から見た各気筒のプラグを並べていきますね。

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1番



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2番



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3番



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4番

吸気バルブに向いてる方のガイシは茶色っぽいです。






排気バルブ側から見ると。

IMG_9270

1番

IMG_9272

2番




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3番




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4番

吸気バルブ側からに比べると、白っぽいです。


猛烈な爆風の中での燃焼を見てる目撃者のプラグの焼け方を見て爆風にも方向があるのがわかりました。

プラグインデクシング 効果あります。



9/25追記・・

ブログを見てご意見いただきました。

プラグの焼け方に着目すると、排気バルブ側の方が白くて、吸気バルブ側より良く燃焼しているじゃん、プラグの開口部を吸気側に向けるとよく燃焼する・・・・というプラグインデクシングの効果の証明にはならないんじゃない?

Image1

ご指摘ありがとうございます。 

たしかに今回の写真から『プラグインデクシングの効果の証明』 としたのは、階段を一つ飛ばして結論付けてしまったようです。

説明の都合上紙に『排』『吸』と書いた上にプラグを置きましたが、実際の位置関係は、バルブはプラグの斜め上です。

なので今回外したプラグはインデクシングされてなく、プラグの開口部とは関係なく吸気バルブ側が茶色で排気バルブ側が白いという状態でした。

『排気バルブ側は燃焼して熱くなったガスが抜け、吸気バルブ側は冷えた混合気がプラグに向かって入り込んでいる』  という ガスの流れを証明することはできたものの、だから効率よく燃焼するんだ! という結論に持っていくには、もう一段階足りなかったです。

おそらく低回転の時だけこういうはっきりとしたガスの流れがあるのだと思います。
高回転になれば燃焼室内は爆風の乱気流で大荒れになって今回のようにくっきりと境ができるようなことは無いと思います。

次回はインジェクション車を使って、順インデクシングと逆インデクシングで違いを比べる・・・・・なんていうテストをやってみようと思ってます。











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