BNN様、いらっしゃいませ。
今日は、オイル交換で初キャメルです。
担当は、メカ山田です。
最近、お友達からミニを譲っていただいたそうです。
フォグが点灯しないなど、いくつか見てほしいところがあるとご来店です。
では、見ていきましょう !
ECUチェックでは、フォルトが4つ入ってました。
過去に起こった不具合なのか、センサーは全て基準値内です。
フォルトを消去して、次回まで様子をみましょうか。
今日は、オートマ団長MCZ様もご来店されました。
BNN様のミニもオートマです。
団長、BNN様にいろいろ教えてあげてくださいね !
お車の状態は、BNN様も全く解らない状態。
何が出てくるのか、それとも出てこないのか・・・
ちなみに、ドレーンはとてもキレイですね !
試乗でも、エンジン、ミッションに気になるところは無く、
どちらも良好みたいですね。
不具合はいくつか見つかりましたが、緊急性の高いものは無く、
唯一、エンジンの振れが大きいのが気になりますねぇ。 まさか・・・
そのまさかです。 ステディーロッドが付くボディー側が割れてるみたいです。
ここは、すぐに修理しないといけませんね・・・
ということで、お車はお預かりすることになりました。
早速、暫しミニとお別れになってしまいましたね・・・
元気になって戻ってくるのを、楽しみに待っててくださいね。
さて、作業はこのまま続行しますよ !
BNN様から、スピードメーターが動かないと指摘がありました。
試乗でもスピードメーターは動いておらず、ケーブルを点検
するとケーブルが回ってませんね。
これは、ケーブル切れの予感。
外してみると、ミッション側でケーブルが切れてました。
ケーブルを交換して、
メーターは、動くようになりましたよ !
トリップメーターも、しっかり動いてますね。
続いて、先ほどのフォグランプです。
単なるバルブ切れであることを祈ります・・・
バルブを交換すると、フォグランプも無事点灯するようになりました !
後は、ステディーのブラケットですね。
溶接修理するため、周辺部品を外していきます。
ステディーロッドを外すと、ポロッと外れてきたブラケット。
クラックではなく、完全に割れてました・・・
これで、溶接の準備完了。 溶接は、後日板金屋さんにお願いします。
☆■☆ 1/17 石川の追記です。 ☆■☆
今日はポカポカ陽気ですね~
鈑金工場到着で早速溶接してもらいます。
くっついたら錆びないように色つけます。
完成ヽ( ´ー`)ノ
「塗料少しあるからこの辺のはげてる所塗っとくね~♪」
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1/22
メカ山田です。
数日、間が空きましたが、作業再開です !
早速復旧といきたいところですが、安心点検で見つかった
エンジンマウントの劣化。
マウントの取り付けボルト同士が接触してしまってるんですよ。
今回、この右側のエンジンマウントも交換することになりました。
交換するなら、マスターバックのブラケットが外れてる今がチャンスです !
スペースがあるので、それほど苦労することはないと思ってたんですけどねぇ。
意外と工具が入らない・・・
リフトを上げたり下げたり、ネジを外すのに苦労しました・・・
まさか、ここまで苦労するとは思いませんでしたよ。
新品と比べてみると、エンジンの重さでサブフレーム側の穴と
エンジン側の穴の位置が、近くなってるのが解りますね。
この穴位置の近さが、マウントの外しづらさにも影響してると思うんですよ。
新品のマウントなら、取り付けは少しは楽になるかな?!
まぁ、外す時よりは楽だったけど、取り付けもやっぱり苦労しました。
この苦労を考えると、エンジンを降ろした時は、エンジンマウントの
交換は必須ですね !
ボルトはこれで、接触しなくなりました。
今日は、作業が進まなかったなぁ・・・
次回は、いよいよ復旧開始します !
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1/23
メカ山田です。
本日、復旧開始です。
初めに、ステディーブッシュを交換します。
ブッシュも、長期間交換されてなかったようですね。
右側の新品と比べると、形が変形してるのはもちろん、触った感じも
ゴムというよりプラスチックに近い感じでカチカチでした・・・
復旧にあたり、このブラケットとアース線も新品に交換させていただきますね。
このブラケットを外すのって、結構手間がかかるんですよね。
溶接修理したのに、今度はブラケットが割れてしまったら笑えません。
交換するなら、外れてる今でしょう !
このステディーロッドと共締めして取り付けるアース線ですが、
エンジンとボディーを繋ぐアース線は、この1本しかありません。
古くなってカシメ部に接触抵抗が起こると、オルタネーターの発電など、
エンジンや補器類に影響がでます。
抵抗が無いのが理想ですから、新品に交換し、さらに接点グリスを
塗布してから取り付けます !
セパレーターの清掃も、キャメルではステディーブッシュ交換時に
同時に行う定番メニューです。
ブローバイガスで詰まってしまうことがありますからね。
点検する機会も無いし、ブッシュ交換時に清掃するのが一番 !
ステディーロッドの取り付けは、これで終わりました。
後はマスターバックを付ければ復旧完了ですが、
このマスターバックが、この後問題を起こすとは思ってもいませんでした・・・
その話は、また後で。
さて、一応復旧は終了です。
ここから、追加になったマフラーを交換します。
マフラーは熱くなるので、取り付けネジがサビて固着してしまうことも多く、
なめてしまうこともしばしば。
BNN様のミニも、この1本がなめてしまって・・・
こうなると、外すにはバイスプライヤーで回すか、それでも回らなければ
削ってしまうのですが、バイスプライヤーで回ってくれれば良いんですけどねぇ。
期待を込めて、慎重に回してみると・・・
上手く回ってくれましたよ !
今回付けるのは、純正タイプのこのマフラーです。
同じサイド出しのマフラーですが、純正タイプだけに静かですよ !
マフラー交換も終わり、いよいよエンジンを掛ける時が来ました。
エンジンを掛けると、排気も漏れも無く一見良好に見えたのですが・・・
バキュームに関わるところを外した場合、最後にマップ値を点検します。
今回もマスターバックや赤いバキュームパイプを外したので点検すると、
何故かマップ値が高めです。 まるで二次エアーを吸ってるような・・・
ここで、話は戻ります。
点検していくと、マスターバック本体から二次エアーを吸ってました。
ブレーキを踏むと、
マップ値が下がります。
マスターバックに刺さってるバキュームホースも疑ったのですが、
そこからではありませんでした。
マスターが、ステキな図を見つけてくれました。 マスターバックの構造です。
これはブレーキを踏んだ時の状態です。
青い部分がエンジンに吸われ負圧になってるところで、ピンクの部分は大気圧です。
圧力差によりパワーピストンが左に移動し、強くブレーキを掛ける仕組みです。
今回、ブレーキを踏んでない時に二次エアーを吸ってるので。
赤丸の部分の密閉不良と考えられます。
ブレーキを踏んだ時は正常なので、ブレーキの効きは問題ありません。
問題は、アイドリング時に燃料が濃くなってしまうことですね・・・
☆■☆ 2/ 3 石川の追記です。 ☆■☆
BNN様ご来店ですヽ( ´ー`)ノ
今回の作業内容をご説明。
2次エア問題は何とかしたいですね。
何はともあれまずは名義変更とナンバー変更ですね^^
早く地元民にしてあげてくださいね
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
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