曽根です。


香川県のRIZ様から、リバースに入れた時のショックと、コンバーターシールからのオイル漏れを直したいとのご相談がありました。

今までだったら遠いから、運ぶのも大変だし陸送お願いするにしても高いし・・・・・・悩んでましたが、

キャメルオートの新企画 『安心オートマらくらく便パック』 で、悩み解決です。

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オーダーいただいてから5日後にキャメルに到着。。。

香川県からキャメルオートまで20200円というスーパープライス 

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全国陸送の大手『陸送ゼロ』 だから陸送品質も安心です。

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98年BSCC  走行68292km

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きれいですね。

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内装もたいへんきれいです。

大切に乗ってるのが伝わってきます。



では入庫チェックから行います。

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高宮メカお願いします。

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オイルは量も汚れもOK

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冷却水も交換されていてきれいです。。  

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ブレーキオイルはやや少なめ。 ブレーキ各部に漏れがないかチェック必要です。


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オイル、水、ブレーキ はOKなので、実際に走らせてみます。

ご依頼にあったように、リバースに入れた時は特にショックがありますね。

ストールテストは前進、リバースともに大丈夫でした。


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ハンドリングにガタは感じません。 直進時ややフラツキ感がありますね。

これはお好みでしょうが、私はもう少し直進性が強い方が乗りやすいかも。。

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オートマはギヤを入れるときにタイムラグとショックがあります。

2⇒3速への変速時にやや抜ける感じがあります。

アクセルON⇔OFFで、ショックがありますが、これはステディブッシュが緩そうな感じです。

滑りやジャダーといった症状はありませんが、各部の摩耗はありそうですね。





エンジンを降ろす前に必要な点検をやっておきます。

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ミニモニによるECUライブデータチェック。



いくつかフォルト拾ってましたね。

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MAPセンサーフォルト  

エンジンに掛かってる負荷を知るためのバキューム値です。

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クランク角センサーフォルト

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水温センサー  フォルト

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吸気温センサー フォルト。

以上、4つフォルト入ってました。

過去にセンサー交換した際に入ったフォルトの可能性もあるので1度フォルトリセットして再発しないか確認しておきます。


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エンジン回転は設定の850回転どおり。。

クランク角センサーOK。

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エンジンに掛かってる負荷をECUに知らせるためのインテイクマニホールド内の負圧。。 

アイドリング時の負圧は健康のバロメーターでもあります。

良好ですね。

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水温センサー 作動しています。

インジェクション車は88℃で標準の燃調になります。

なので、サーモスタットは必ず88℃のものをチョイスします。

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吸気温33℃    作動してます。

エラーの場合は35℃固定値になります。
 
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スロットル開度。 

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電圧。  オルタネータの発電は良好です。

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ECUは現在、アイドリングであることを認識している状態。問題ありません。

アイドリング時でも 『NOT IDLE』 になる場合は、スロットル開度センサーが不具合の場合が多いですね。


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O2センサー電圧  問題なく作動してます。

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O2センサーからの情報を受けてアイドリング時の燃調の補正状態を表します。

-2%の補正なので、ほぼECUのマップ通りの燃調です

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アイドリング時のスロットルバルブを調整しているステッピングモータのステップ値。

回転が上がった場合、あと20ステップ下げる余地が残ってます。

標準値よりやや低めですが、問題ないでしょう。


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タペットカバーからのオイル漏れも無く、よく整備されている印象です。


もう少しみていきます。

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ヒータージョイントパイプは2本とも標準の樹脂製のままです。

熱劣化で脆くなってくるので金属製のジョイントパイプに交換お奨めです。

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エンジンの前後方向にガタが大きいのでステディロッドブッシュの交換必要です。

アクセルON、OFFでショックがあるのはこのせいです。

エンジンが前後に振れると、エキマニからマフラーも動いて排気漏れの原因になったり、

配線、配管も動くので、何かとトラブルの元になります。

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ブレーキマスターは交換されたばかりのようです。

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漏れも無く良好です。

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ベルトも交換されてました。 

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ラジエターとフェンダーの間の隙間をカバーしてるゴム製のストーンガード。。

シッカリ取り付けられていて現在問題ありません。。。

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が、ボディと干渉する部分に少し亀裂が入ってます。

ラジエター脱着する際にヒビが大きくなる可能性あります・・

その時は交換させてください<(_ _)>


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燃焼の状態はどうでしょうか、プラグ見てみます。

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2番は燻ってました。

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プラグコードは4本とも錆が出てました。 交換したいところです。 


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下回りチェックします。

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バンパーの下に錆も無く、保管状態がたいへん良いことがわかります。

MINIへの愛情が伝わってきますね。。


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ミッションに打刻されてる番号。。

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打刻番号がデフケースと違うので、過去にオートマの修理をされているようです。




何か所かオイル漏れがあります。。

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気にされていたコンバーター側からのオイル漏れ

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コンバーターシール、ロープレッシャーバルブ辺りからの漏れのようです。

安心オートマにする理由のひとつにこのオイル漏れがありました。。

オートマの不具合とオイル漏れを一気に解決してしまいましょう。。

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フロントパネルにつたってるオイル。。

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フィルターパッキンから漏れてますね。

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オートマ車はフィルターに掛かる油圧が高く、流れるオイル量も多く

オイル漏れの原因ナンバーワンはこのフィルターパッキンからなのです。。

当社オリジナルフィルターパッキンと、オートマ用PECS のセットで交換お奨めします。


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オイル漏れを液体ガスケットで養生してました。

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パーツの取付面やスタッドボルトからの漏れに苦労した様子がわかります。

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左のドライブシャフトとミッションの隙間からのオイル漏れは、キックダウンスイッチからです。

これも定番の漏れ場所です。

樹脂製の純正はすべて漏れてます。。 ここは三和トレーディングさんのアルミ製の対策品にベアリングを組み込み更に対策して使用します。 


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マフラーのダウンパイプのサポートバンドに亀裂が入ってました。

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エンジンの振れが大きくストレスが掛かると割れやすいですが

定期交換部品のようなもんでしょうね。

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右側の足回り。 ブーツの切れは無し。  下のボールジョイントだけにやや大きめのガタがありました。

調整式のロアームとテンションロッド装備されてるので、アライメントは自在ですね。


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左側の足回り。  ブーツの切れは無し。 

ハブベアリング、ボールジョイント、ナイロンベアリングはそれぞれ良好でした。


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赤丸のリバウンドバッファーに切れがありました。

サスペンションを支えているアッパーアームをそれ以上下がらないように止めるゴムです。。


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このMINIはラバコンからコイルスプリングに交換されていました。

特にコイルの場合、リバウンドバッファーがつぶれるとコイルサスが中で遊びやすくなって危険です。


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ロアームの付け根のブッシュが硬化しています。

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こんな感じ。。

出来れば耐久性があって動きのいい↓ このブッシュお奨めです。

http://www.do-td.co.jp/shop/30_35.html



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リヤサブフレームやフロア、サイドステップなどの錆もなくボディコンディションは素晴らしいですね。

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リヤもコイルスプリングに交換されてました。

前後ともコイルなのでサスペンションの遊びには要注意です。

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オイルのドレンボルトチェックしてオートマに内部の状態を知る為の参考にします。

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ドレンを抜いたら、用意してあった別のドレンボルトを入れて栓しておきます。

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15分ほど経って、オイル分が少なくなってきたときのドレンボルトの状態。

標準的な摩耗粉の付着です。  

オートマ内部のドラムの異常摩耗などは大丈夫そうです。


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冷えた状態から水温上昇させて、水温センサー、サーモスタット、電動ファンのチェックを行います。


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エンジン側もラジエター側も同じ14℃から暖機始めます。


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エンジン側が85℃になったところで、

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ラジエターに挿した温度計が急上昇して、サーモスタットが開きはじめたことがわかります。

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エンジン側85℃

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サーモスタットが開いてラジエターアッパータンクもほぼ同じ温度になりました。

水温センサー精度は良好です。 そのまま使えます。


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水温上昇させるために負荷かける為にクーラー作動させました。。

クーラーの効きはバッチリ。。 おそらく夏でもいい仕事してくれそうです。

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エンジンの水温95℃で電動ファンスタート。。

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92℃でストップ。。  

電動ファンの動作も良好でした。

ラジエターは漏れも無く再使用OKですね。


アッパーホース

ラジエターホースはアッパー、バイパス、ロアともにエンジン脱着時の交換お奨めします。

あと、ぜひお勧めなのがハーモニックバランサープーリー

エンジン脱着時なら部品代だけで取り付けられます。。


2/5追記

安心オートマ と プラスメニューが決まりました。。

主なところでは、ハーモニックバランサー  AT用PECS  エンジンマウント  ラジエターホース(シリコン)

ヒータージョイントパイプ   ステディロッドブッシュ  リバウンドバッファー 

サブフレームマウント(前後)  JMSAダウンパイプ・・・・・他。。


間もなくエンジン降ろします・・  もう少しお待ちください。



2/10追記

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降ろしてる時に気づいたところをチェックしていきます。。

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クーラーのコンデンサーからのパイプに少々曲がりあり。

付け根が裂けるとガス漏れの可能性があるので脱着注意です。。

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クーラーパイプのジョイント部は組み付け時にOリングに交換しておきますね。

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アクセルワイヤー被膜が傷んでるので、交換したいです。

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ラジエターとフェンダーの隙間を埋めるゴムのストーンガード。。

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切れてしまってたので交換させてください。

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ラジエタは再使用可能ですが、ファンが当たった跡がありました・・

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ファンブレードは反りもなく再使用できそうでしたが、クラックが入ってます。

出来れば交換したいところです。。

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CVジョイントは錆で少々段付き摩耗ありますが、再使用は可能です。

摩耗が進むと、ギュイッ、ギュイッ ・・などの異音が出るので要注意です。 

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エンジン降りました。。

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箱詰めは石川君にお願い。。。。

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安心オートマ特急便はいつもの快速カンガルー。。。。

本日出発しました。。



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九州岩崎自動車での分解点検そして安心オートマは生まれ変わってきました。

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作業レポートは ↓ こちらから

油圧低下は鶏が先か卵が先か・・ドラムもバンドも限界でした。  




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2月24日追記

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九州から安心オートマになって戻ってきました。  

積み込みまで、少しお待ちください。


☆■☆ 3/ 2 石川の追記です。 ☆■☆


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暗い箱の中から表の世界へ♪


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久しぶりのご対面♪
既にオイルフィルターはPECSなっています。
ハーモニックバランサープーリーも光っていますね♪


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エンジンマウント新旧交代の儀。
オートマの右側エンジンマウントはナット溶接済みです。


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キックダウンコントロール新旧交代の儀。


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エキマニのスタッドボルトは3本共交換しました。


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クーリングファンも交換。
黄色が鮮やかですね。


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ストーンガード 別名サラウンドラバーも交換。
このピラピラが無いと電動ファンの力が十分に発揮されません。


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サブフレームマウントも新旧交代の儀。


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ピントが3D画像みたいになっていますが(笑)
もちろんリア側も替えます。


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ドッキング♪


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エンジンの振れを留めるステディーロッド。
ショック緩衝材の役目なステディーロッドブッシュ交換です。


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ラジエーターホースも交換します。
使うのはデルタさんのNEW STYLEシリコンホース

只今デルタさんにもこの青いホースは品切れ。
キャメルもこれで品切れです^^


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エンジンルームが華やかですね^^


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ヒータージョイントパイプは金属製に交換。
純正の樹脂製はある日突然折れて水芸の様にLLCが飛び出ちゃいます。

これでその心配がなくなりましたね^^


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ダウンパイプはJMSAのヴァルタンフロントパイプ使用です♪

このヴァルタンフロントパイプはJMSAとHKSの共同開発で作られたそうです。
SUH409にガンメタ塗装。純正品に比べ重量で55%の軽量化と+15mmを超える最低地上高を確保されています。

susじゃなくってsuhって事は耐熱鋼ですね♪


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リバウンドバッファも新しく交換しました。


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タイヤまで無事に装着♪


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LLC投入♪


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オイルも投入♪
使うオイルはもちろんWAKO'S PRO-S プロステージSですヽ( ´ー`)ノ

このオイルは100%化学合成油です。
潤滑・応力分散・冷却・防錆・清浄・密封などのオイル性能を最優先し、ハード走行やAT車で要求される超高温時(150℃)での油圧、油膜も余裕でクリアしています。

いしかわ号も同じオイル使っています^^


あと少しで完成します。
もうしばらくお待ち下さい^^




3月3日追記

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エアコンラインを真空引きしてからガスチャージ

ガスはCOLD12 (for134a) です。 分子構造が大きいので漏れにくくR12並みの冷却力。

さらに大気解放OKで環境にも優しいのです。

  
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水温上げて電動ファンの作動チェックです。

暖かくなったとはいえ、アイドリングで電動ファンを回すにはまだ寒いので

いつものスペシャル段ボールで囲ってます。


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電動ファン作動しました。。。 


3月5日追記

完成しました。

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タイムラグの無い気持ちのいいオートマです。

エンジンも快調ですね。

夜の試運転だったのでシフトインジケーターの照明が切れてたのを発見。。。

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電球切れでした。

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点灯OK。。 他の灯火もOKです。

納車準備完了です。



3月9日追記

出来上がったらご来店いただいてお会いして納車できればいいな・・・・

と思いましたが、ご来店いただくにはちょっと遠いので

今回は納車も陸送ゼロにお願いすることになりました。

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陸送ゼロの方が引き取りです。

拠点間は大型トレーラーでの移動になりますが、

その間何回かエンジン始動することになりますので

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各ドライバーさんに分かるように『暖機運転のお願い』を貼っておきますね。

よろしくお願いします。。


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充分暖機運転してから、近くのゼロ陸送の拠点まで自走で運んでいただきした。

3月14日(火)に到着の予定です。


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☆ 最初のオイル交換は1000kmでお願いします。 次からは3000㎞を目安に行ってください。

オイルは2輪にも使えるものであまり硬すぎないものをお選びください。 (10w40位まで)

PECSの清掃は、最初1万キロくらいで行い、付着した摩耗粉の量の程度によりますが、その後は1~3万キロ程度で拭き掃除してください。 (専用のフィルターパッキンをご使用願います。) 

また、不明な点がございましたらご連絡お待ちしています。

ありがとうございました。




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