BlogPaint

1月29日高速道路でエンストしたTKH様のミニがレッカーでキャメルへ。

今年も花粉がつらい季節に突入の、担当高宮です。

BlogPaint

点検の為ピットに運びます。

エンジンがかからないので押します。

BlogPaint

BlogPaint

無事ピットに入りました。

このタイミングで灯火をチェックしておきます。

灯火は全てOKです。

DSCF9486

オイルもジャストですね。

CIMG2094

インジェクターは燃料を吹いているので燃料はちゃんときています。

燃料系は問題ないようです。

DSCF9487

セルは回りますが、エンジンがかかりません。

スパークプラグを診てみます。

DSCF9488

4番プラグは真っ黒ながらもドライ。


DSCF9489

3番プラグも4番プラグ同様に真っ黒でドライ。

この2本は燃料を何とか燃やしているようです。

DSCF9490

2番プラグは真っ黒でちょっと湿っています。

プラグが燃料を燃し切れていないようです。

DSCF9491

1番プラグは焼けも無く、ガソリン混合気に点火できていません。

これは点火でしょうか?

DSCF9493

火花が出るかテストしましたが、全てのプラグがバッチリ火が飛んでいます。

DSCF9504

1番シリンダーに何か問題がありそうなので、圧縮圧力を量ります。

1番シリンダーに圧縮がありません。

DSCF9503

2番シリンダーは10㎏/㎠もう一声欲しい所ですが、圧縮はあります。

DSCF9505

3番シリンダーは、9㎏/㎠2番より低いですが、こちらも圧縮はあります。

DSCF9506

最後に4番シリンダーです。

このくらいは圧縮が欲しいですね。

4番もOK。

CIMG7359

タペットカバーを外してバルブを確認しないといけません。

1番シリンダーに圧縮が無く、さらにコンプレッションゲージの針がピクリともしないので、バルブに問題があります。

CIMG7360

原因が判明しました。

DSCF9507

やはりバルブです。

1番シリンダーのバルブコッターが外れて、バルブが落ちています。

バルブ1本に付きコッターは2個使われていますが、2個ともリテーナーに残っています。

バルブが下がったままなのでピストンと勢いよく干渉すると大参事。

プラグ孔から見る限りピストンヘッドは大丈夫そうに見えますが・・・

ヘッドを降ろすことになるので、方向が決まるまで作業はここまでです。


Image1

TKHさ~ん。  これはヘッドいじるチャンスです。。。ワクワク

IMG_2345

こういうのどう?



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

CIMG2159

2/2

メカ山田です。

TKH様が、修理の方向性を決めるために、お土産を持ってご来店です。

八つ橋ですか?! 大好きなんですよね。 

ありがとうございます、後で美味しくいただきますね !


CIMG2156

落ち込むTKH様・・・  何て、少しワクワクしてるんじゃないですか?!


P1030099

結局、ヘッドチューンを行うことに決まったみたいですね !

早速、シリンダーヘッドを外しますよ !


P1030100

上から順番に分解開始。


P1030102

インマニを外し・・・


P1030103

エキマニも外れました !


P1030106

サーモも外します。


P1030107

続いて、オルタネーター。

ヘッドを外すまでに、取り外さなければならないパーツが結構あります・・・


P1030109

ようやく、ヘッドの取り外し開始ですよ !

ロッカーシャフトを外すと・・・


P1030113

バルブが落ちてしまった1番の吸気バルブスプリングだけが、完全に伸びきってます・・・


P1030114

CIMG7513

シリンダーヘッドが、ついに外れました !


P1030115

1番のピストンには、くっきりとバルブを突いた痕があります。


P1030117

バルブは曲がってしまって、この位置から動きません・・・

圧縮が無い訳です。


P1030128

ピストンに付いたカーボンを清掃してみると、


P1030134

ピストンのダメージは、意外と少ないようにみえます。

バルブコッターが損傷したのは、異常燃焼で熱がこもってしまった?

ピストンリングや、その他のシリンダーも心配です・・・


P1030133

2番のピストン。 


P1030131

3番は、過去に何かがシリンダー内に混入か・・・・

ピストンの頭が、傷だらけになってました・・・

CIMG2219

シリンダー壁面はそれほどでもありません。。

ピストンのキズ異常燃焼が原因か。。 とすると動くようになってから燃調も調べてみる必要ありです。

インジェクション車は燃調はECU任せですからねぇ。。


P1030135

4番です。

いずれにしても、エンジンはオーバーホールが必要でしょう・・・

今日は、ここまでで終了です。



2月10日追記担当は高宮です。



BlogPaint

シリンダーヘッドが到着前に、ピットへ入れて点検をいたします。

DSCF0524

リヤのウェザーストリップが4か所切れています。

雨水が伝わると雨漏りや錆が心配です。

こちらは交換をお勧めいたします。

DSCF0535

ダウンパイプに排気漏れがありました。

耐熱シールで補修してありますが取れています。

DSCF0531

右のナックルジョイントのブーツが切れています。

ナックルジョイントの交換をお勧めします。

グリスが抜けてしまうとアッパーアームに大きなダメージを与えてしまいます。

DSCF0533

左のドライブシャフトブーツのひび割れが大きくなっています。

こちらも早めの交換が必要です。

大きな不具合箇所は以上です。



5月13日追記

ご報告遅くなりました・・・<(_ _)>

その後TKH様との相談で

『どうせエンジン降ろすならミッションもエンジンも強ぉ~くしたい・・・』

街乗りで快適&快速、高速道路でも負けない(笑)・・・くらいのヤツにして!

ということになりました。。。。



CIMG6936

今回、エンジンライトチューン&ミッションOHはストックヴィンテージさんに依頼します。

CIMG6938

右がストックヴィンテージ田中さん、左はストリートMINIの若山さん、、

たまたま今日は取材で訪れてたとのこと。。。

今回はTKH様のエンジンのダメージが大きいので別のベースエンジンから作ることにしました。




5月25日追記



今回ベースになるドナーミッションを分解

MT組立前

完全分解して一つづつ丁寧に点検します

デフ組立前

デフ組み立て前。

デフ完成

デフ完成


MT完成

ミッション完成

もちろん、ベアリング、シンクロ、センターピックアップ・・交換してあります。


アイドラークリアランス点検

アイドラーのクリアランス点検。。




エンジンも軽量&バランス取りでライトチューンします。

IMG_20170516_160325


IMG_20170516_160337

コンロッドの贅肉落とし。。

表面仕上げで軽量化とともに強度もアップ。。

IMG_20170516_160347

ピストン裏側も贅肉落として軽量&バランス



IMG_20170516_165012

状態のよいドナーエンジンをチョイスしたのでブロックは基本的にそのままイケます

ペイントはいつものブルーマイカ。


IMG_20170516_174410

クランクの測定&組み付け・・

7255

IMG_20170516_230202

ピストン組み込み。  オイルポンプ交換、カムはスイフチューンのSW5をチョイス

ブロック完成しました。


IMG_20170523_153728

ヘッドチューニングもオーダーいただいてます。

ワークスATでも実証済みのノーマルヘッド加工。。

性能と耐久性のバランスを考え、純正パーツを使用します。

バルブは新品  バルブスプリングはダブル

IMG_20170523_153857

削りすぎないポート研磨 と 燃焼室加工された美しいヘッド。

インジェクションクラスのレースでノーマル排気量にこだわって勝負するS.V.軍団ご用達で実績のヘッドです。




5月30日追記

7260

1:1.5 のハイリフトロッカー   

インジェクションに使えるSW5のプロフィールを変えずにバルブリフト量を稼ぎます。

7261

うーん、やる気にさせてくれます・・

7262

7264

オイルポンプは信頼できるレッドポイント


7267

ほぼ完成。。あとはクラッチや補機取り付けです。





そろそろ、今乗っかってるエンジンを降ろして、積み替えの準備です。

7268

お疲れのエンジンが降りました。。

7277

今までのエンジンからフライホイールが外れません・・・

引っ叩いて 焼いて 引っ叩いて・・・を繰り返しても外れてくれません。。

荒療治で少々傷んでしまったので、できれば他のフライホールを使用したいです。




ご提案ですが・・・・・

7278

軽量タイプはいかがでしょう?

7279

中古ですが クラッチ新品に交換してから2000㎞位しか走ってません。。





エンジンが降りたエンジンルームを覗いてみたら・・・

BlogPaint

サブフレームの上面が割れてしまってました・・・・。

コイルサスに多い症状です。

フレームは溶接修理して、ラバコンにしませんか?

ワークスATがフロントに入れてるハードラバコンお勧めです。



6月1日追記



7297

修理のためサブフレーム降ろしました。


BlogPaint

BlogPaint


BlogPaint



BlogPaint

複数の亀裂と割れそうな部分がありました。


7302

洗浄して・・


7303

磨いて

7304

溶接準備OK


7305

亀裂部分と割れそうな部分を溶接

7306

元の部品より頑丈になりました(^^♪

7310

ペイントしてサブフレーム完成。。



6月3日追記


京都からTKH様ご来店。。

DSC07987

なんか大変なことになってるんで・・と(笑) 打ち合わせと相談です。

ラバコンは中古品をチョイスすることにしました。

比較的潰れが少なく年数が経って程よく硬くなってる20年物をお選びしましょう・・(笑)

ショックはビルシュタインをショートストローク加工したキャメルスペシャル品にします。

CIMG5038

じゃ引き続き頼むよぉ~



6月15日追記

BlogPaint

組み立てられた新しいエンジン

ハーモニックバランサーも付きました。




7924

サブフレームマウント リヤ側

7925

前側のサブフレームマウント


7926

タワーマウントはやや硬めのブロスオリジナルをチョイス

クイックなハンドリングが楽しめます♪



7920

程よく硬くなった中古ラバコン リヤに使用してたものの中から潰れの少ないものをチョイス



7927

溶接修理したサブフレームの取り付けです。

7928

サブフレームが降りてるとタワーマウントが良く見えます。


7929

エイボンバーのロアームブッシュに交換

7930

テンションブッシュもエイボンバー

7931

それぞれ新旧交代の儀。。


7921

アッパーアームのナックルホールはOKでした。

7932

ボールジョイント分解してチェック 

7923

グリス詰めて出来上がり。

7933

リヤもラバコンに交換。

ショックはビルシュタイン   リヤはショートストロークに加工してあります。

リヤのナックルは問題なかったのでそのまま使用しました。


7934

コレ、リヤに入ってたコイルサスです。


その後エンジンは車体に乗り、エンジンかかりました。  

7909

これからテスト走行です




6月22日追記

テスト走行では問題なし。 快調でしたが、

最近出回ってる純正エキゾーストバルブで1/100㎜太いものがあるとの情報があり、

念のために分解して再チェックしました。

そのくらいのサイズ違いは通常の使い方なら全く問題になりませんが

東京⇔京都 全開特急!のTKH号では特に慎重に吟味します。

CIMG9102

テスト走行したヘッド。。 燃焼は良さそうです♪

CIMG9101

1本混じってました。  すべて従来品と同サイズのもので組みなおします。
  

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

CIMG9172

7/3

メカ山田です。

先日、エンジンチューンとミッションオーバーホールも終わり、

ストックビンテージ田中さんがキャメルまで回送してくれました。


BlogPaint

作業もあと少しとなってきました。


DSCN6039

今日は、空燃比計を付けます !


DSCN6041

センサーのハーネスは、どこから車内に引き込もうか・・・

よし、ここに決めた !


DSCN6092

DSCN6095

センサーハーネスの、車内への引き込み完了 !


DSCN6094

メーターの取り付け位置は、運転中の視認性の良さと簡単に外せる

ことを考えると、やっぱりこの位置かな。


DSCN6096

電源は、クーラースイッチの配線から引き出すことにしました。


DSCN6098

センサーハーネスとともにコルゲートチューブに通し、運転席側へ・・・


DSCN6099

CIMG7043

メーター本体のハーネスも、同様に引き終わりました !


DSCN6100

全ての配線をコントロールユニットに繋げば、空燃比計は動くはずです !


DSCN6102

エンジン始動 !  無事作動していますね。


DSCN6101

因みにコントロールユニットは、パネル裏の奥に両面テープで貼り付け

てあります。 空燃比計の取り付けは、これで終了です。


DSCN6104

今日はもう一つ、スロットルポテンショメーターも交換します。


DSCN6106

とても人気のあるこのパーツ、ノーマルと交換するだけでアクセル

を踏んだ時のレスポンスの違いを体感できます。


DSCN6107

おかげで、これまで結構交換しましたよ !

TKH様のミニで、何台めだっけ?

このシム調整にも慣れてきて・・・


DSCN6108

今日は1回で決まりました !


DSCN6110

取り付け自体は、それほど難しくありませんが、


DSCN6113

重要なのはここから !

スロットルポテンショメーターの交換とECUのリセットは、やっぱり

セットで行わないと。

今回も、交換直後はエンジンのハンチングが収まらず、スロットル電圧

の調整ができなくて・・・


DSCN6115

ECUリセットでハンチングが収まってから、スロットル電圧を

0.48Vに調整しました。


CIMG7107

仮付けされてたエアークリーナーを、付け直します。


DSCN6116

1カ所、穴を開けてからの取り付けです。


DSCN6118

今回、燃調のために取り付けられたSFR。

そこにバキュームホースを挿すために、穴開けが必要でした。


DSCN6119

こうしてエアークリーナーの取り付けも終わり、タペットカバーもTKH様の

お気に入りのドッグハウスさんのタペットカバー戻しました !


CIMG9939

その後、マスターによる試乗チェックです。

組みあがったばかりのエンジンなのでやや濃い目の燃調にセッティングされてました

CIMG9937

まだ全開走行はできませんが、少し薄目に再調整。

CIMG9938

それでも普通より少々濃い目です。

後は、慣らしが終わったらTKH様自身でも調整していただこうと思います。



そして今回ラバコンに交換したので、車高が変わりサイドスリップ

も変わってしまったみたいで・・・

サイドスリップは、調整が必要ですね。


( ;‘ω‘ ) 7/ 6 石川の追記です。( ‘ω‘; )


CIMG7213


テスターかけに近くの工場へ。
ハンドルが若干左向いています。


CIMG7214


テスターかけながら調整。


CIMG7215


ハンドルもまっすぐになって超気持ちいい~♪


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

CIMG0306

10/3

メカ山田です。

1月からお預かりになっていたTKH様のミニ。

本日、ついに納車です !


DSCN3130

エンジンチューンとミッションをオーバーホールした今回。

シールパッキンの欠片など、金属意外のものが出るかもしれないので、

念のためPECSを外してノーマルのペーパーフィルターを装着したのですが、


DSCN3131

DSCN3132

やっぱり30ミクロン以下の鉄粉も捕捉したい !

来店されたTKH様と相談し、1000km後のオイル交換まで、

このペンシル型のPECSを併用することに決定 !


CIMG3439

久しぶりに愛車に乗るTKH様。

嬉しい気持ちが、こちらまで伝わってきますね。

まだ慣らし中なので、エンジンの回し過ぎはダメですよ !


CIMG3454

試乗から戻られ、嬉しさが隠し切れないといった感じですね !


CIMG3456

TKH様、大変長らくお待たせしました。

明日は、早速高速で、京都まで戻られるんですか?!

慣らし中ということを、くれぐれもお忘れなく !


CIMG3457

本日は、ありがとうございました。



にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
キャメルはブログランキング参加しています

キャメルオート オンラインショップ
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます



 
ローバーミニ専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002