曽根です。
足回りリニューアルでご来店予定だったKT様
急に前進できなくなってしまいレッカーで救急搬送されてご来店です。。
(5/21入庫です。)
初回の来店は他店で購入後そのままPECS取付けで直行いただいたんでしたっけね
その時ややオートマにタイムラグは感じたものの滑りはありませんでした。
そして、今年の3月にはPECS清掃しましたが、摩耗粉も少なく
オートマは正常に作動していたのですが、いったい何が起こったのでしょう。
前進できないので路肩まで押します
お、国産の大型ブレーキマスターバッグを付けたようです。
その時、たまたまあったチューニングヘッドとLCBも取付けしちゃった・・・とのこと。
おぉ、それは個人的にもワークスATと比較したいところでしたが、前進しないんじゃ無理ですね。
そこから戻ってきてから何となくオートマの調子が良くなかったんで自分でオイル交換したとのこと。
確かにオイルはきれいでした。
シートも替わってるし。
KT様、急速にMINIリニューアル作戦が進行してました。
ではオートマの症状確認します。
リバース 入るのに少しタイムラグはありますが、バックに入ってからは滑りもなくストールテストも問題ありません。
問題の前進。。Dレンジにいれるとわずかに油圧が掛かった感じはします。
平坦ならわずかに進もうとするくらい・・。
Dレンジだから正常なら自然に1速に入ってるはずです。
マニュアルシフトで、1速、2速、3速 とそれぞれ入れても全く同じで
僅かに油圧を感じるものの前進することはできません。
MINIをゲットしてからまだ半年なのにぃ~ 悲しい・・・・とウソ泣き(笑)
トランクにはイギリスから個人輸入した足回りリニューアル作戦のパーツが詰まってました。。。
まだまだ進化の途中。。夢半ばで後戻りするわけにはいきません!
何があってもMINI乗りは明るく楽しく前に進むのみ
では、お預かりいたします。
どのように進めるかは今後打ち合わせしていきましょう。。
昨日はリフトが空かず点検できなかったので、今から点検します。
オイル、水 OK。
リヤ側のコンバーターシールとフロントの半月シールからのオイル漏れは来店当初からの指摘事項でした。
ミッション番号と
デフケース番号は同一。
シールの状態からもオートマの分解歴は無いようです。
オイルは抜かずにドレンボルトの状態だけチェック。
3月のPECS分解時の時と同様、摩耗粉は少なくギヤドラムやブレーキバンドの異常摩耗は無いようです。
~*~*~*~*~*~*~*~*~
今回のオートマトラブルの原因を推測してみます。。
前にも後ろにも動かないのであればべベルギヤ破損が考えれますが、
今回はリバースはタイムラグはあるもののの正常の範疇なのでべベルギヤは問題なし。
前進ギヤのなかでも 2,3速はブレーキバンドがギヤドラムの回転を止めることで作動。
1速はブレーキバンドは無く、ワンウェイクラッチを介してフォワードクラッチに直結です。
フォワードクラッチは前進側すべてに関与するので、
今回の『すべてのギヤで前進しない』 はフォワードクラッチに原因がありそうです。
そして、ドレンボルトの摩耗粉が少ないことから徐々に滑り出したのではなく
急に発症したとなると、クラッチが摩耗しての滑りではなく
クラッチプレートに圧力を掛けるピストンが急に抜けたとか切れたとか・・・・でしょうか。
回転が高い状態で1速にドーンと入ってしまったりすると起こりえるトラブルです。
~*~*~*~*~*~*~*~*~
その他足回りでは
左側は上下のボールジョイントに大きなガタがありました。
左側ドライブシャフトアウターブーツには大き目なヒビがあるので今回のタイミングで交換するのがお奨め
右側はステアリングラックのタイロッドに大きなガタ と ボールジョイントにも少しガタがありました。
右側ドライブシャフトブーツも同様にヒビです。
足回りリニューアルでテンションロッドブッシュも交換できるのでいいタイミングですね。
こちらはリヤ側。
ミニスポーツ製のハイローキット装着ですが、古くなってくるとお皿が破損するなどのトラブルが予想されるのと
ナックルが特殊で、高品質のものが使用できないので、このハイローキットも交換お奨めです。
5月29日追記
ハイローキットはアレックモールトンにピッタリのドゥトレーディングさんのロードアジャスターで決定
ハイリフトロッカーもつけちゃおうかな・・・と。
今日は、エンジン降ろす前に水温センサーチェックをしておくことにします。
積み込んでからNGが発覚すると、交換するのは大変ですからね。。。
水温センサーの温度とラジエターアッパータンクに挿した温度計を比較します。
10分程度のウォーミングアップで
両方とも同じ93℃を指してます。 温度表示は正しそうです。
でも・・・、ミニモニは水温センサーのフォルトを拾ってました。
クランク角センサーもフォルト。。 現在、点火信号はでてて問題なさそうですので
フォルトの履歴は消しておきます。
再び出るようなことがあれば何らかのエラーが出てる可能性はあります。
そのままミニモニのメニュー画面を進めると・・・・・
O2センサーに マークが出てます。
O2センサーのフィードバックによる燃調補正が止まってます。。
燃調が補正限界を超えてしまったようですね。
いったん、イグニッションをOFFにして再始動して動きを見ます。
O2センサー 稼働しはじめました。
しかし 燃調補正は81%
これは、ノーマルエンジンの基本の燃料を噴射したら濃すぎたので
19%減量して、本来プログラムされた81%の燃料を噴射するように指示されていることを表してます。
ただ、この補正は ±20%が限界なのでそれを超えると、補正するのをあきらめてしまいます・・・。
何が起こっているのでしょう。。。
確か、今回ご来店前に他店でチューニングヘッドを乗せたとのこと。。
スペックは不明ですが、吸排気の流れは変わっているはず。
ポート径 スロート径 が高回転に合わせることで大きすぎたりすると低回転での流速が上がらず吸入効率が落ちることも考えられます。
吸入空気量が少なければ、相対的に燃料が濃すぎることになります。
ノーマルエンジン用にプログラムされたECUではちょうどいい燃調から外れてしまうのですね。
このような場合には、SFRで燃圧を調整することでノーマルECUでの補正範囲に収める方法をとったり、
サブコンなどで補正する方法もあります。
チューニングヘッドを使用しているワークスATは、SFRで燃圧調整する方法を使ってます。
さらに、高回転での燃調を知るために、空燃比計は必須になりますね。
(*‘ω‘ *) 6/3 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
いよいよ作戦決行です♪
エンジン降ろしの作業の時に発見出来ることもあります。
ラジエーターのストーンガードも補修歴あり。
交換しましょう。
ホースもここまで使ったホースも珍しいかも^^
ヒータージョイントパイプも交換します。
ラジエーターも今回交換項目に入っていましたね^^
グットタイミングです。
輸送中にオイルが溢れたら一大事。
キチンと抜いておきます。
ドレーンの様子は。。。ピンぼけ。
いよいよ離脱♪
そのまま箱詰め。箱入り娘。
ニュータイプキックダウンスイッチとハーモニックバランサープーリーを忍ばせて。。。
出発準備完了ですヽ( ´ー`)ノ
(*‘ω‘ *) 6/5 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
カンガルーのお兄さん「僕が九州の工場まで持っていきます!」
よろしくお願いしますね(*´ー`*)
~*~*~*~*~*~*~*~*~
安心オートマの佐賀工場 岩崎さんからの分解&点検レポートです。
前進しなくなった原因はコレ・・・ フォワードクラッチ破損でした。
安心オートマ完成後、別のMINIに載せて走行テストまで行ってます。
油圧や変速状態などもすべてテストしてるので信頼度が違います。
詳細な作業レポートはこちらから・・・・・・
~*~*~*~*~*~*~*~
(*‘ω‘ *) 6/25 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
遅れ馳せながら追記です(`・ω・´)ゞ
着々と準備が進んでいました^^
キャメルオリジナル強化キックダウンコントロールスイッチ。
今回からは今までの仕様に更にOリングまで入れた仕様ですヽ( ´ー`)ノ
エンジンを載せる前に色々作業しておきます。
サブフレームマウントも交換
調整式のテンションロッド&ロアアームに交換。
使うブッシュはエイボンバー製です。
ブレーキホースもメッシュホースに交換します。
タワーボルトのブッシュもヤレて潰れているので
交換です。
リア側のマウントも当然交換します
ラバコン摘出成功。
アッパーアームのサポートシャフトリテーニングプレートが真っ二つ(汗)
新品に交換します。
バンプストップも交換です。
新旧交代の儀。
ナックルジョイントは今話題のDoトレーディングスペシャルです。
(*‘ω‘ *) 6/30 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
イキナリ衝撃映像(笑)
これは潰れていますね~
間違えないように新しい方入れます♪
ショックはGAZに交代。
タイロッドは左右ともガタが大きかったので。
高品質なJMSAタイロッドに交換です。
クーリングファンも交換します。
ブレーキはドリルド10インチローター。
カッコいいですね~(*´ー`*)
ステディーロッドブッシュも新しく交換します。
エンジンマウントブラケット。
ここも割れたりなんだりでATミニのウィークポイントだったりします。
もちろん交換します。
光るハーモニックバランサープーリー(*´ー`*)
いよいよ合体♪
ラジエターターも今回交換。
使うのはもちろんDoトレーディングさんの3コアラジエーター♪
ブレーキパッドは面を取ってから組みます。
ピストンの当たる所にブレーキグリース。
あれ?この感じは?
4ポットですかー良いですね~。
しかも青とは珍しいです^^
ECUの保護カバーもビリビリなので交換します。
( ;‘ω‘ ) 7/ 8 石川の追記です。( ‘ω‘; )
作戦も決まって作業続行です♪
リアのネガキャンキット取付します。
もちろんそれだけでは無くラバコン&ハイローなども交換。
ナットも取れず無事にネガキャン取付完了♪
KT様は強運の持ち主?(*´ー`*)
古いラバコン&ハイロー摘出も順調♪
ショックもキラキラGAZショートショック(*´ー`*)b
まだまだ車高調整・アライメントなどなどありますが、徐々に形になってきましたね♪
こりゃ運動会とか行きたくなっちゃいますね。
( ;‘ω‘ ) 7/ 1 石川の追記です。( ‘ω‘; )
アライメントテスターのターゲットが10インチのホイールには付かないので12インチに履き替えてからテスターイン。
大体いいところ出ましたー♪
何度見ても惚れ惚れしますねー^^
後は走行チェックとハイリフトローラーロッカー&A/F計取付ですね^^
( ;‘ω‘ ) 7/ 20 石川の追記です。( ‘ω‘; )
ハイリフトローラーロッカー到着しました。
作業続行まで暫くお待ち下さい。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/22
メカ山田です。
本日、ハイリフトローラーロッカー取り付けます !
まずは上死点をだして・・・ これで準備完了。
一気に分解します !
ハイリフトローラーロッカー、カッコ良いですね。
パッと見はノーマル、フィラーキャップを開けて初めて分かる渋さに引かれちゃいます !
ハイリフトローラーロッカーは、一旦仮組みです。
熱膨張により、ロッカーアームの動きが悪くなることがあるんですよ。
なので、ロッカーアームとスペーサーのクリアランスは、大き目に
とっておきたいところです。 ここはちょっと狭いかな?・・・
狭かったところは分解し、
スペーサーを削って調整。
今度は、良い感じになりましたよ !
取り付けは、トルクレンチを使い規定トルクで。
バルブクリアランスは、0.4mmに調整しました。
ロッカーシャフトの強化品は、パーツの寿命が延びるのではなく、
サーキット走行などの激しい条件下で部品の強度を確保するための
部品なので、今回はシャフトを交換せずに、そのまま使用しました。
ハイリフトローラーロッカー、取り付け完了です !
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/24
メカ山田です。
今日から、空燃比計の取り付けを開始します。
まずは、センサーの取り付けです。
マフラーにセンサーのアダプターが溶接されてないので、
今回、これを使用してセンサーを付けます !
触媒とジョイントパイプの間に入れるだけで、センサーが付けられる優れもの。
キャメルのオリジナル商品です !
ただ、多少の加工は必要になります。
触媒に付いてるスタッドでは、長さが足りないのでボルトナットに
付け替えが必要。
センサーアダプターの厚みの分だけマフラーが後に下がるので、
マフラーの長さも、調整が必要です。
付いていたマフラーは触媒から後にジョイントが無いので、触媒の前
で長さを調整しました。
このまま付けると、センサーがヒートシールドに当たってしまうので、
ヒートシールドにセンサーの逃げを開けておきます。
こんな感じで、センサーの取り付けが完了しました。
次回は、車内にメーターを取り付けます。
今日は、ここで終了です。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/27
メカ山田です。
空燃比計の取り付けは、今日も続きます・・・
今日の作業は、車内がメインになります。
空燃比計にはコントロールユニットがあり、コントロールユニットを
動かすための電源が必要です。
電源は、ヒューズボックスから引き出しました。
引き出した電源に、電源ハーネスを接続し、
こんな感じでまとめておきます。
続いてメーターの取り付けです。
すぐ横には、時計?が付いてるんですね。
その横、なるべく時計に寄せる感じで、メーターを付けました。
メーターから出ているハーネスも、こんな感じでひとまとめに。
ハーネスの中で一番大変なのは、このセンサーハーネスでしょうか・・・
まずは、ハーネスを車外に引き出すための穴を開けます。
引き出したハーネスは、先日取り付けたセンサーと接続 !
ハーネスは助手席足元から、
オーディオの裏を通し・・・
同様にひとまとめに。
これで全てのハーネスが引き終わりました !
それらのハーネスを、コントロールユニットに接続。
コントロールユニットは、ダッシュパネルの裏側に貼りつけてあります。
エンジンを始動すると、空燃比計は無事作動しました。
これで空燃比計の取り付けは完了ですね !
取り付け時に気が付いたのですが、クーラーのブロアーファンが、
風量を変えていくと止まってしまうところがありました。
レジスターが故障してると思われます。 今回このレジスターも、交換しますか?
ご連絡、お待ちしてます。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/28
メカ山田です。
空燃比計の取り付けも昨日で終わり、今日は試乗です。
これまで何度か試乗を行ってきました。 お車は、もうガス欠寸前です。
ガソリンスタンドで、ガソリンを補充しながらの試乗です。
ガソリンは、20リットルほど補充させていただきました。
試乗では、急加速がメインになります。
加速時の空燃比は、13~13.5くらいと加速時としてはやや薄めの空燃比です・・・
チューニングヘッドにより高回転時の吸入空気量が増え、これまでのガソリン
の噴射量では足りず、空燃比が薄くなってるのでしょう。
アイドリングは850rpmと正常ですが、
マップ値が44kpaと高いです。
これもチューニングヘッドのによるものと思われます。
ハイカムを入れた車両などが、このくらいの数値です。
うーん、さすがチューニングエンジン。
高回転では吸入効率が高いのですが、アイドリングでは逆に効率が下がるようです。
吸入する空気が減るので、これまでの噴射量ではガソリンが多くなりすぎて、
燃調の補正ができなくなってます・・・
チューニングエンジンに時々見かけるこの症状、対策としてはSFRを使用して、
燃圧を変えて対処することになります ! KT様、早速のご連絡ありがとうございます。
SFRとブロアーレジスターの交換をさせていただきますね。
作業終了まで、もう暫くお待ちください・・・
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/29
メカ山田です。
本日、SFRの取り付けとブロアーレジスターの交換を行います !
と、その前に、燃圧計の取り付けから行いますね !
SFRで調整するのは、燃圧ですからね。
2本ある燃料ホース。
どちらのホースを切れば良いのか、いつも迷うんですよねぇ・・・
間違わずに、燃圧計の取り付け完了 !
燃料漏れもありません。
では、SFRの取り付けを開始します。
レギュレーターの分解は、固着してなかなか分解できなくて・・・
思わず緊張してしまいました。
SFRを装着 !
取説に従い、バキュームホースをスロットルボディーに装着。
見えないところが、少々付けづらい・・・
続いて、エアークリーナーの加工です。
バキュームホースを通す穴を開けます。
そして、こんな感じで取り付け完了 !
SFRを調整して燃圧を下げることにより、
ECUも燃調の補正ができるようになりました。
このまま、クーラーのブロアーレジスターも交換しちゃいますね !
外したレジスターは左側です。
多少、腐食はあるものの、見た目では切れて無さそうに見えるのですが・・・
交換すると正常に作動することから、やっぱり切れてたんですね。
これでレジスターの交換も終了しました。
さて試乗では、加速時も空燃比が12.5と、なかなか良い数値になりました !
ちなみに現在の数値は、アイドリングは850rpm。
マップ値は依然高めの46kpaです。
SFRは燃圧を調整するだけなので、マップ値は変わるはずありませんが・・・
SFRで変わるのはここ、フューエルトリムです。
現在86%と、14%薄く補正を行ってます。
横のCL(クローズドループの略)が、補正を行ってることの証です。
補正を行わないと、ここがOP(オープンループ)になります。
KT様、お待たせしました。 これで作業が完了しました !
( ;‘ω‘ ) 9/ 30 石川の追記です。( ‘ω‘; )
夏から色々ありましてようやくKT様ご来店です^^
もうミニがない生活がまるまる4ヶ月超。。。
禁断症状MAXですね。
エンジンをかけてボンネット開けた所でニヤケが止まりません(笑)
ミニに夢中であっちこっちへお出かけになるでしょう。
でも、1,000km走行したら点検兼ねてオイル交換です。
忘れずにご来店してくださいね♪
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
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http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002
足回りリニューアルでご来店予定だったKT様
急に前進できなくなってしまいレッカーで救急搬送されてご来店です。。
(5/21入庫です。)
初回の来店は他店で購入後そのままPECS取付けで直行いただいたんでしたっけね
その時ややオートマにタイムラグは感じたものの滑りはありませんでした。
そして、今年の3月にはPECS清掃しましたが、摩耗粉も少なく
オートマは正常に作動していたのですが、いったい何が起こったのでしょう。
前進できないので路肩まで押します
お、国産の大型ブレーキマスターバッグを付けたようです。
その時、たまたまあったチューニングヘッドとLCBも取付けしちゃった・・・とのこと。
おぉ、それは個人的にもワークスATと比較したいところでしたが、前進しないんじゃ無理ですね。
そこから戻ってきてから何となくオートマの調子が良くなかったんで自分でオイル交換したとのこと。
確かにオイルはきれいでした。
シートも替わってるし。
KT様、急速にMINIリニューアル作戦が進行してました。
ではオートマの症状確認します。
リバース 入るのに少しタイムラグはありますが、バックに入ってからは滑りもなくストールテストも問題ありません。
問題の前進。。Dレンジにいれるとわずかに油圧が掛かった感じはします。
平坦ならわずかに進もうとするくらい・・。
Dレンジだから正常なら自然に1速に入ってるはずです。
マニュアルシフトで、1速、2速、3速 とそれぞれ入れても全く同じで
僅かに油圧を感じるものの前進することはできません。
MINIをゲットしてからまだ半年なのにぃ~ 悲しい・・・・とウソ泣き(笑)
トランクにはイギリスから個人輸入した足回りリニューアル作戦のパーツが詰まってました。。。
まだまだ進化の途中。。夢半ばで後戻りするわけにはいきません!
何があってもMINI乗りは明るく楽しく前に進むのみ
では、お預かりいたします。
どのように進めるかは今後打ち合わせしていきましょう。。
昨日はリフトが空かず点検できなかったので、今から点検します。
オイル、水 OK。
リヤ側のコンバーターシールとフロントの半月シールからのオイル漏れは来店当初からの指摘事項でした。
ミッション番号と
デフケース番号は同一。
シールの状態からもオートマの分解歴は無いようです。
オイルは抜かずにドレンボルトの状態だけチェック。
3月のPECS分解時の時と同様、摩耗粉は少なくギヤドラムやブレーキバンドの異常摩耗は無いようです。
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今回のオートマトラブルの原因を推測してみます。。
前にも後ろにも動かないのであればべベルギヤ破損が考えれますが、
今回はリバースはタイムラグはあるもののの正常の範疇なのでべベルギヤは問題なし。
前進ギヤのなかでも 2,3速はブレーキバンドがギヤドラムの回転を止めることで作動。
1速はブレーキバンドは無く、ワンウェイクラッチを介してフォワードクラッチに直結です。
フォワードクラッチは前進側すべてに関与するので、
今回の『すべてのギヤで前進しない』 はフォワードクラッチに原因がありそうです。
そして、ドレンボルトの摩耗粉が少ないことから徐々に滑り出したのではなく
急に発症したとなると、クラッチが摩耗しての滑りではなく
クラッチプレートに圧力を掛けるピストンが急に抜けたとか切れたとか・・・・でしょうか。
回転が高い状態で1速にドーンと入ってしまったりすると起こりえるトラブルです。
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その他足回りでは
左側は上下のボールジョイントに大きなガタがありました。
左側ドライブシャフトアウターブーツには大き目なヒビがあるので今回のタイミングで交換するのがお奨め
右側はステアリングラックのタイロッドに大きなガタ と ボールジョイントにも少しガタがありました。
右側ドライブシャフトブーツも同様にヒビです。
足回りリニューアルでテンションロッドブッシュも交換できるのでいいタイミングですね。
こちらはリヤ側。
ミニスポーツ製のハイローキット装着ですが、古くなってくるとお皿が破損するなどのトラブルが予想されるのと
ナックルが特殊で、高品質のものが使用できないので、このハイローキットも交換お奨めです。
5月29日追記
ハイローキットはアレックモールトンにピッタリのドゥトレーディングさんのロードアジャスターで決定
ハイリフトロッカーもつけちゃおうかな・・・と。
今日は、エンジン降ろす前に水温センサーチェックをしておくことにします。
積み込んでからNGが発覚すると、交換するのは大変ですからね。。。
水温センサーの温度とラジエターアッパータンクに挿した温度計を比較します。
10分程度のウォーミングアップで
両方とも同じ93℃を指してます。 温度表示は正しそうです。
でも・・・、ミニモニは水温センサーのフォルトを拾ってました。
クランク角センサーもフォルト。。 現在、点火信号はでてて問題なさそうですので
フォルトの履歴は消しておきます。
再び出るようなことがあれば何らかのエラーが出てる可能性はあります。
そのままミニモニのメニュー画面を進めると・・・・・
O2センサーに マークが出てます。
O2センサーのフィードバックによる燃調補正が止まってます。。
燃調が補正限界を超えてしまったようですね。
いったん、イグニッションをOFFにして再始動して動きを見ます。
O2センサー 稼働しはじめました。
しかし 燃調補正は81%
これは、ノーマルエンジンの基本の燃料を噴射したら濃すぎたので
19%減量して、本来プログラムされた81%の燃料を噴射するように指示されていることを表してます。
ただ、この補正は ±20%が限界なのでそれを超えると、補正するのをあきらめてしまいます・・・。
何が起こっているのでしょう。。。
確か、今回ご来店前に他店でチューニングヘッドを乗せたとのこと。。
スペックは不明ですが、吸排気の流れは変わっているはず。
ポート径 スロート径 が高回転に合わせることで大きすぎたりすると低回転での流速が上がらず吸入効率が落ちることも考えられます。
吸入空気量が少なければ、相対的に燃料が濃すぎることになります。
ノーマルエンジン用にプログラムされたECUではちょうどいい燃調から外れてしまうのですね。
このような場合には、SFRで燃圧を調整することでノーマルECUでの補正範囲に収める方法をとったり、
サブコンなどで補正する方法もあります。
チューニングヘッドを使用しているワークスATは、SFRで燃圧調整する方法を使ってます。
さらに、高回転での燃調を知るために、空燃比計は必須になりますね。
(*‘ω‘ *) 6/3 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
いよいよ作戦決行です♪
エンジン降ろしの作業の時に発見出来ることもあります。
ラジエーターのストーンガードも補修歴あり。
交換しましょう。
ホースもここまで使ったホースも珍しいかも^^
ヒータージョイントパイプも交換します。
ラジエーターも今回交換項目に入っていましたね^^
グットタイミングです。
輸送中にオイルが溢れたら一大事。
キチンと抜いておきます。
ドレーンの様子は。。。ピンぼけ。
いよいよ離脱♪
そのまま箱詰め。箱入り娘。
ニュータイプキックダウンスイッチとハーモニックバランサープーリーを忍ばせて。。。
出発準備完了ですヽ( ´ー`)ノ
(*‘ω‘ *) 6/5 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
カンガルーのお兄さん「僕が九州の工場まで持っていきます!」
よろしくお願いしますね(*´ー`*)
~*~*~*~*~*~*~*~*~
安心オートマの佐賀工場 岩崎さんからの分解&点検レポートです。
前進しなくなった原因はコレ・・・ フォワードクラッチ破損でした。
安心オートマ完成後、別のMINIに載せて走行テストまで行ってます。
油圧や変速状態などもすべてテストしてるので信頼度が違います。
詳細な作業レポートはこちらから・・・・・・
~*~*~*~*~*~*~*~
(*‘ω‘ *) 6/25 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
遅れ馳せながら追記です(`・ω・´)ゞ
着々と準備が進んでいました^^
キャメルオリジナル強化キックダウンコントロールスイッチ。
今回からは今までの仕様に更にOリングまで入れた仕様ですヽ( ´ー`)ノ
エンジンを載せる前に色々作業しておきます。
サブフレームマウントも交換
調整式のテンションロッド&ロアアームに交換。
使うブッシュはエイボンバー製です。
ブレーキホースもメッシュホースに交換します。
タワーボルトのブッシュもヤレて潰れているので
交換です。
リア側のマウントも当然交換します
ラバコン摘出成功。
アッパーアームのサポートシャフトリテーニングプレートが真っ二つ(汗)
新品に交換します。
バンプストップも交換です。
新旧交代の儀。
ナックルジョイントは今話題のDoトレーディングスペシャルです。
(*‘ω‘ *) 6/30 石川の追記です。(*‘ω‘ *)
イキナリ衝撃映像(笑)
これは潰れていますね~
間違えないように新しい方入れます♪
ショックはGAZに交代。
タイロッドは左右ともガタが大きかったので。
高品質なJMSAタイロッドに交換です。
クーリングファンも交換します。
ブレーキはドリルド10インチローター。
カッコいいですね~(*´ー`*)
ステディーロッドブッシュも新しく交換します。
エンジンマウントブラケット。
ここも割れたりなんだりでATミニのウィークポイントだったりします。
もちろん交換します。
光るハーモニックバランサープーリー(*´ー`*)
いよいよ合体♪
ラジエターターも今回交換。
使うのはもちろんDoトレーディングさんの3コアラジエーター♪
ブレーキパッドは面を取ってから組みます。
ピストンの当たる所にブレーキグリース。
あれ?この感じは?
4ポットですかー良いですね~。
しかも青とは珍しいです^^
ECUの保護カバーもビリビリなので交換します。
( ;‘ω‘ ) 7/ 8 石川の追記です。( ‘ω‘; )
作戦も決まって作業続行です♪
リアのネガキャンキット取付します。
もちろんそれだけでは無くラバコン&ハイローなども交換。
ナットも取れず無事にネガキャン取付完了♪
KT様は強運の持ち主?(*´ー`*)
古いラバコン&ハイロー摘出も順調♪
ショックもキラキラGAZショートショック(*´ー`*)b
まだまだ車高調整・アライメントなどなどありますが、徐々に形になってきましたね♪
こりゃ運動会とか行きたくなっちゃいますね。
( ;‘ω‘ ) 7/ 1 石川の追記です。( ‘ω‘; )
アライメントテスターのターゲットが10インチのホイールには付かないので12インチに履き替えてからテスターイン。
大体いいところ出ましたー♪
何度見ても惚れ惚れしますねー^^
後は走行チェックとハイリフトローラーロッカー&A/F計取付ですね^^
( ;‘ω‘ ) 7/ 20 石川の追記です。( ‘ω‘; )
ハイリフトローラーロッカー到着しました。
作業続行まで暫くお待ち下さい。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/22
メカ山田です。
本日、ハイリフトローラーロッカー取り付けます !
まずは上死点をだして・・・ これで準備完了。
一気に分解します !
ハイリフトローラーロッカー、カッコ良いですね。
パッと見はノーマル、フィラーキャップを開けて初めて分かる渋さに引かれちゃいます !
ハイリフトローラーロッカーは、一旦仮組みです。
熱膨張により、ロッカーアームの動きが悪くなることがあるんですよ。
なので、ロッカーアームとスペーサーのクリアランスは、大き目に
とっておきたいところです。 ここはちょっと狭いかな?・・・
狭かったところは分解し、
スペーサーを削って調整。
今度は、良い感じになりましたよ !
取り付けは、トルクレンチを使い規定トルクで。
バルブクリアランスは、0.4mmに調整しました。
ロッカーシャフトの強化品は、パーツの寿命が延びるのではなく、
サーキット走行などの激しい条件下で部品の強度を確保するための
部品なので、今回はシャフトを交換せずに、そのまま使用しました。
ハイリフトローラーロッカー、取り付け完了です !
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
7/24
メカ山田です。
今日から、空燃比計の取り付けを開始します。
まずは、センサーの取り付けです。
マフラーにセンサーのアダプターが溶接されてないので、
今回、これを使用してセンサーを付けます !
触媒とジョイントパイプの間に入れるだけで、センサーが付けられる優れもの。
キャメルのオリジナル商品です !
ただ、多少の加工は必要になります。
触媒に付いてるスタッドでは、長さが足りないのでボルトナットに
付け替えが必要。
センサーアダプターの厚みの分だけマフラーが後に下がるので、
マフラーの長さも、調整が必要です。
付いていたマフラーは触媒から後にジョイントが無いので、触媒の前
で長さを調整しました。
このまま付けると、センサーがヒートシールドに当たってしまうので、
ヒートシールドにセンサーの逃げを開けておきます。
こんな感じで、センサーの取り付けが完了しました。
次回は、車内にメーターを取り付けます。
今日は、ここで終了です。
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7/27
メカ山田です。
空燃比計の取り付けは、今日も続きます・・・
今日の作業は、車内がメインになります。
空燃比計にはコントロールユニットがあり、コントロールユニットを
動かすための電源が必要です。
電源は、ヒューズボックスから引き出しました。
引き出した電源に、電源ハーネスを接続し、
こんな感じでまとめておきます。
続いてメーターの取り付けです。
すぐ横には、時計?が付いてるんですね。
その横、なるべく時計に寄せる感じで、メーターを付けました。
メーターから出ているハーネスも、こんな感じでひとまとめに。
ハーネスの中で一番大変なのは、このセンサーハーネスでしょうか・・・
まずは、ハーネスを車外に引き出すための穴を開けます。
引き出したハーネスは、先日取り付けたセンサーと接続 !
ハーネスは助手席足元から、
オーディオの裏を通し・・・
同様にひとまとめに。
これで全てのハーネスが引き終わりました !
それらのハーネスを、コントロールユニットに接続。
コントロールユニットは、ダッシュパネルの裏側に貼りつけてあります。
エンジンを始動すると、空燃比計は無事作動しました。
これで空燃比計の取り付けは完了ですね !
取り付け時に気が付いたのですが、クーラーのブロアーファンが、
風量を変えていくと止まってしまうところがありました。
レジスターが故障してると思われます。 今回このレジスターも、交換しますか?
ご連絡、お待ちしてます。
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7/28
メカ山田です。
空燃比計の取り付けも昨日で終わり、今日は試乗です。
これまで何度か試乗を行ってきました。 お車は、もうガス欠寸前です。
ガソリンスタンドで、ガソリンを補充しながらの試乗です。
ガソリンは、20リットルほど補充させていただきました。
試乗では、急加速がメインになります。
加速時の空燃比は、13~13.5くらいと加速時としてはやや薄めの空燃比です・・・
チューニングヘッドにより高回転時の吸入空気量が増え、これまでのガソリン
の噴射量では足りず、空燃比が薄くなってるのでしょう。
アイドリングは850rpmと正常ですが、
マップ値が44kpaと高いです。
これもチューニングヘッドのによるものと思われます。
ハイカムを入れた車両などが、このくらいの数値です。
うーん、さすがチューニングエンジン。
高回転では吸入効率が高いのですが、アイドリングでは逆に効率が下がるようです。
吸入する空気が減るので、これまでの噴射量ではガソリンが多くなりすぎて、
燃調の補正ができなくなってます・・・
チューニングエンジンに時々見かけるこの症状、対策としてはSFRを使用して、
燃圧を変えて対処することになります ! KT様、早速のご連絡ありがとうございます。
SFRとブロアーレジスターの交換をさせていただきますね。
作業終了まで、もう暫くお待ちください・・・
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7/29
メカ山田です。
本日、SFRの取り付けとブロアーレジスターの交換を行います !
と、その前に、燃圧計の取り付けから行いますね !
SFRで調整するのは、燃圧ですからね。
2本ある燃料ホース。
どちらのホースを切れば良いのか、いつも迷うんですよねぇ・・・
間違わずに、燃圧計の取り付け完了 !
燃料漏れもありません。
では、SFRの取り付けを開始します。
レギュレーターの分解は、固着してなかなか分解できなくて・・・
思わず緊張してしまいました。
SFRを装着 !
取説に従い、バキュームホースをスロットルボディーに装着。
見えないところが、少々付けづらい・・・
続いて、エアークリーナーの加工です。
バキュームホースを通す穴を開けます。
そして、こんな感じで取り付け完了 !
SFRを調整して燃圧を下げることにより、
ECUも燃調の補正ができるようになりました。
このまま、クーラーのブロアーレジスターも交換しちゃいますね !
外したレジスターは左側です。
多少、腐食はあるものの、見た目では切れて無さそうに見えるのですが・・・
交換すると正常に作動することから、やっぱり切れてたんですね。
これでレジスターの交換も終了しました。
さて試乗では、加速時も空燃比が12.5と、なかなか良い数値になりました !
ちなみに現在の数値は、アイドリングは850rpm。
マップ値は依然高めの46kpaです。
SFRは燃圧を調整するだけなので、マップ値は変わるはずありませんが・・・
SFRで変わるのはここ、フューエルトリムです。
現在86%と、14%薄く補正を行ってます。
横のCL(クローズドループの略)が、補正を行ってることの証です。
補正を行わないと、ここがOP(オープンループ)になります。
KT様、お待たせしました。 これで作業が完了しました !
( ;‘ω‘ ) 9/ 30 石川の追記です。( ‘ω‘; )
夏から色々ありましてようやくKT様ご来店です^^
もうミニがない生活がまるまる4ヶ月超。。。
禁断症状MAXですね。
エンジンをかけてボンネット開けた所でニヤケが止まりません(笑)
ミニに夢中であっちこっちへお出かけになるでしょう。
でも、1,000km走行したら点検兼ねてオイル交換です。
忘れずにご来店してくださいね♪
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
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