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メカ山田です。

USY様が、オイル交換で初キャメルです !

途中で走行出来なくなることも考え、お友達と一緒にご来店です。


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昔からミニに乗りたいと思われてたUSY様。

念願かなって、6月にオーナーなられたそうです。

お車は中古車屋さんで購入されたとのこと。

いきなりボンネットが開かず、不吉な予感を感じますね・・・


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助手席の窓も、下まで開かず・・・

走行には、支障はありませんが。


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バッテリーのターミナルも緩いですね。

増し締めして、緩みはなくなりました。


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オイルは、量、臭いともに良好です !


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ECUチェックでは、フォルトが2つ入ってました。

吸気温センサーのフォルトは、納車整備時にエアークリーナーを外して

エンジンを始動したのかな?!

センサー値は正常で、フォルトも消去できたのですが、


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マップセンサーはフォルトが消去できず、センサー値もほぼ大気圧

と異常な数値です・・・


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バキュームパイプを点検すると、パイプが外れてるのを発見 !

これで直ると思ったのですが、付けても直りませんでした・・・

補修した痕が数箇所に見られるし、まずはバキュームパイプを交換してみましょう。


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その他のセンサーに、異常は見られませんでした。

他にも不具合が、多数出てきそうですね。

オイル交換は後にし安心点検を開始すると、早速ブレーキフルードが減ってるのを発見。


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パッドの残量はあり、フルード漏れの予感がします。

マスターにフルード漏れの痕があり、


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ホイールシリンダーにも、フルード漏れが見つかりました・・・


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他にもラックブーツの切れや、


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テンションロッドブッシュも切れてたり・・・


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USY様も、お車を預けるつもりで来店されたみたいで、

お車をお預かりすることが決定。


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お帰りになる前に、おとーと君に試乗していただきました。

不具合を一つづつ直していけば、USY様のミニもおとーと君みたいになりますよ。

気永に修理していきましょう !


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それでは、お車お預かりします・・・


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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9/4

メカ山田です。

今日はバキュームパイプと、ステディーブッシュを交換します !


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ECUも外しちゃおうっと !

これで、作業しやすくなりました。


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スペースができ、作業も楽々 !

バキュームパイプとステディーブッシュ、同時進行で進めます。


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ステディーブッシュの交換、上が付いてたブッシュで下が新品です。


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交換はプレス・・・ ではなく、


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バイスをプレス替わりにして行います・・・


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ブッシュ交換とセットメニュー、セパレーターを洗浄します !


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フューエルトラップはキレイですね !

汚れはあまり出てきませんでした。


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これで、作業は終了です。


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作業が終了して間もなく、タイヤ屋さん登場 !


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これで、タイヤ交換も終了です !


( ;‘ω‘ ) 9/ 5 石川の追記です。( ‘ω‘; )


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今日はオイル交換します(`・ω・´)ゞ


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この年式のレベルゲージは見づらいですねー^^


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量は適正入っていますね。


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おっ!シールドビームですか。
雰囲気あって良いですけど暗いですね。
シールドビームは新品が手に入らないから何処かのタイミングでH4かLEDにしたい所ですねー


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おぉ。角バンパーもお洒落ですねー
大事に乗ってくださいね^^


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リフトアップして脱アンダーガード。
かなり油汚れがコッテリです。


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こちらも汚れが多いです。
一度綺麗にして次回オイル漏れ箇所など特定するようですね。


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オイル抜きます。
茶こしにはゴミは引っかかりませんでした。


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アンダーガードお掃除します。


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エレメントも外します。
これまた外すためにベルトテンショナー緩めたり普通の中古車屋さんでは出来ないかもしれませんね。


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回りがかなり油で汚れています。
お掃除しやすい今のうちにある程度綺麗にしておきます。


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ここで登場のオートマ用PECSヽ( ´ー`)ノ

このPECSはエンジン・オートマを通ったオイル内にあるちっさい1次摩耗粉を磁力で吸着します。
ちっさいうちに取ってしまうのでその後発生するであろう2次摩耗・3次摩耗粉を発生させません♪

そうなるとエンジン・ミッション内部の潤滑力がパワーアップ♪
オイルの劣化も同時に軽減出来る優れものです。


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っと言う事で付けちゃいますよー。


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締め付けはトルクレンチでキッチリ管理。


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ドレーンの状態はPECS無しのオートマでしたら標準的。


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今回お掃除したので次回以降オイル漏れの場所が特定し易くなるかな?


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アンダーガードも復旧。


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今回は初SOD-1。

このSOD-1はエステルベースのオイル添加剤です。
エステルが持つ洗浄効果や電着特性などでミニのエンジン・オートマをガッチリガード♪

一部の自動車整備振興会の推奨品で安心二重丸ヽ( ´ー`)ノ
そこいらの怪しい添加剤とは一味も二味も違います。

オートマの場合抜ききれないコンバーターの中も合わせて約8Lのオイルを使っています。
このSOD-1はオイル全体の量の10%入れるので今回は0.8L投入します(`・ω・´)ゞ


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オイルはWAKO'S PRO-S プロステージS 10W40です。

このWAKO'S PRO-S プロステージSは100%化学合成油です。
あのワコーズがオイル性能を最優先して作ったオイルでハード走行やAT車で要求される超高温時(150℃)での油圧、油膜も余裕でクリアしています。

もちろんいしかわ号でも通勤からサーキット走行までこのオイルを使っています。


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オイル投入♪


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オイル交換ステッカー貼っておきますのでたまに見てくださいね。


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次回は半年後か3,000km走行後か早い方でお願いします。






順番が前後しましたが9月3日にやった水路洗浄のご報告です。。


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水路洗浄担当の曽根です。。


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ラジエターフラッシュをラジエターから注入



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エンジン始動して水温上げながら洗浄開始。



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ヒーターコアまで水が回るようにバルブを開けておきます


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ヒーターユニットを下から覗いて漏れのチェック。。

漏れ跡もなく良好です。



エンジン側の水温はミニモニ

ラジエターは温度計を挿して計ってます

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エンジン側は87℃まで上昇してますが

ラジエターはまだ30℃

サーモスタットの密閉度は超優秀


インジェクション車のサーモスタットは88℃でオープンが正解。。

ピッタリ88℃で一気に開いたようです。


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ラジエターの温度は急上昇

そしてラジエター内の冷えた水がエンジン側に回ってエンジン側は一気に81℃まで下がりました。

水の循環は良いようですね。

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サーモスタットの開弁量も十分のようです。

ラジエターに勢いよく流れ込んできてます。


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そのまま水温上昇させて 

両方とも同じ92℃。。

水温センサーの温度精度もイイですね。


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そして、92℃の時電動ファン回りだしました。


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ファンが回り続けて90℃まで下がったところで

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ファンストップ。


①サーモスタット作動  ②水温センサー精度  ③電動ファンの作動

スリーチェックはすべて合格



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十分洗浄できたので排水します


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臭いの出始めた水は汚れとともに出てきました。

まだ錆色にはなってないのでクーラントだけは何回か交換されてるようです。



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冷却水は順回転だけだとコアに詰まった汚れは出てきません

ラジエターの口から逆流させて吸い出します。



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次はバイパスホースのインマニ側をクリップで止めて

ヒーターコアからだけ逆流させて汚れを引き抜きます。


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右のラジエター逆流水は少しの汚れでしたが

左のヒーターコアからはかなりの錆が出てきました。

こうしてしっかり逆流させないとコアに詰まった錆や汚れは出てきません。

スッキリしましたねー。



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ここで、山田メカにバトンタッチでヒータージョイントパイプ交換してもらいます。




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純正は樹脂製でそろそろ熱で劣化して脆くなってるので

エンジンを止めた瞬間に割れてしまうことがあります。

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ステンレス製と選手交代。。  

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これで安心です。


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クーラントを一気に飲み込ませようとしましたが

ラジエターの抜けが少々悪いようで一気に入りませんでした。

コア増しラジエターへの交換も整備計画に入れておいてください。


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鉄エンジンのMINIには必須のクーラントブースター。

強力防錆、防食 と 消泡効果で冷却力もアップ。

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最後にリザーブタンクのクーラントを入れ替えて水路洗浄完了です。




9月17日追記

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お待たせしました。 本日長野からUSY様お引き取りで来店いただきました。


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奥様のプレマシーにセラミックエアーで魔法をかけたので

帰りの高速道路にその変化をお楽しみくださいね♪


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そしてご主人と友人は快調になったMINIでお帰りです。

エンジンが快調になったうえにPECSで更に軽くなって、タイヤも新品に交換したので

おそらくこれだけで激変のはず。

セラミックエアーはこれらを体感した後にしましょう。。


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お気をつけて。。

ありがとうございました。

またのご利用お待ちしております。




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