曽根です。



北海道から静岡県に転勤するので、この機会に点検して

気になってるところを直したい・・と SN様からご依頼をいただいたのが10日ほど前でした。

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SN様のMINIはマニュアル車なんで、安心オートマらくらく便 と同じ陸送費とはいきませんでしたが

それでも個人で依頼されるよりはかなり破格で北海道から運んできてもらいました。

運んでくれたのは陸送『ゼロ』 さんです。 お疲れ様。。


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拠点を何か所も移動してくるので、そのたびに小傷もチェックされてきます。

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キャメル流の入庫チェックは、とりあえず写真撮っときます


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大きな凹み傷はなさそうですね。


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北海道からの長旅で、ボディには塩カルを含んでそう汚れがいっぱい。。。


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陸送会社では洗車でもキズを付けてしまうことがあるとのことで

こういう汚れはそのままなんだそうです・・・

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まぁ、シャワーでも浴びてサッパリしてくださいな。。

さて、今回のご依頼事項は

●  安心点検付きオイル交換

●  ガソリンタンク交換 (室内にガソリン臭がする)

●  水温計が低めを指すのは大丈夫?

キチッと整備して引っ越し先の静岡で安心して乗りたい。。ということですね。




では、山田メカに点検お願いします。



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メカ山田です。

それでは、点検を開始します !


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窓の開閉は良好、バッテリーのターミナルにも緩みはありませんね !


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オイルは、500ccほど減ってます・・・


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ガソリン臭は弱く、燃料希釈は少ないですね。


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ECUチェックでは、過去の故障の消し忘れでしょうか、水温センサー、

吸気温センサー、マップセンサーの3つフォルトが入ってました。


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フォルトのあった3つのセンサーは、今は問題無く作動してますね。


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気になったのは、O2センサー。

0.58Vのまま変化しません・・・

正常なら0~1Vの間を、常に動いてます。


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その影響でしょうか、フューエルトリムもオープンループです。


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エンジンの回転を上げていくと、O2センサーの数値は変化するのですが、

アイドリングでは固定値になり、動きの悪い感じです。

これは、KRH様の時とよく似た症状。

後で、O2センサーヒーターの点検をしてみます。


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フォルトは、消去しておきますね。


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さて、水温計が低めを指すそうなので、点検します。

現在の水温は84度。


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確かに低めを指してます・・・


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ラジエーターに挿した温度計と比較してみると、その差は5度くらいで

大体合ってますね。

考えられるのは、水温計とセンサーのマッチング。

センターメーターに交換されてるので、仕方がないのかもしれません。

水温に関しては、メーターの指示値以外に異常はありませんでした。


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それでは、詳しく見ていきましょう。

試乗の時に、車内に甘い匂いが漂ってきたのですが、やっぱり

ヒーターコアにクーラントの漏れ痕がありました・・・


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オイル漏れは少なく、タイミングカバー周辺に滲みがある程度です。

オイルが少なかったのは、ガソリンと一緒に燃えてしまってるのかもしれませんね。


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クラッチフルードが、かなり減ってます。


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点検すると、クラッチマスターから漏れてました。

漏れたフルードが、クラッチペダルを伝ってきてます。


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ナイロンベアリングも摩耗してますが、摩耗はまだ小さめで修理するのは

しばらく先で大丈夫でしょう。


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ドライブシャフトブーツは、左はバンドが緩く、グリスが漏れてます。


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右はブーツが切れてました。

ここは、早急に修理が必要ですね。


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メタルスティックブッシュは、ゴムが完全に無くなり、チェンジブーツもありません。


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左のインナーフェンダーには、ショックの裏側に大き目のクラックが2カ所。


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右側は一部補修されてますが、その上に2カ所大き目のクラックが見つかりました。


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フロントサブフレームの左リヤ側マウントの取り付け部にも、かなり大きい

クラックがあります。

ここも早急に修理したいところ、インナーフェンダーのクラックも一緒に

修理してしまうのが良いでしょう。


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右フロントのナックルジョイントのブーツが外れ、リバウンドバッファーは

左右とも亀裂が目立ち始めてます。

点検で見つかった不具合は、大体こんなところですね。


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ECUチェックで見つかった、O2センサーの点検です。

O2センサーヒーターまで電気が来てるか点検するため、O2センサーリレーを

見たところ、何故リレーが付いてませんでした・・・


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何故リレーが無いのか分かりませんが、テスト用のリレーを付けると・・・


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O2センサーは正常に動きだし、センサーには問題無さそうです。

見積もりにはリレーを入れ忘れてしまいましたが、リレーは付けた方が良いですね。


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最後に、ご用命だった交換用のガソリンタンクを用意しました。


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中はサビも無く、とてもキレイな状態です !


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交換するのは、まだ数日先でしょうか・・・

念のため、錆びないように給油しておきます。


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2/6

メカ山田です。

SN様、お待たせしてます。 本日、作業再開です。


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今日は、オイル交換を行います。

ドレーンの鉄粉は、PECSを装着してないマニュアル車の標準的な量ですね。


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今回オイルフィルターも交換ご用命ですが、ご選択されたのはノーマルフィルター。

次回は是非、PECSを !


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安心点検は先日終わってるので、オイルを抜いてる間にタンクを

交換しようと思います !


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外してみると、補修された痕がハッキリと分かりますね。

前のオーナーも、苦労されたのでしょう・・・


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センダユニット、フューエルポンプは、問題無いので再使用します。


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移設するにあたって、フューエルポンプシール、センダユニットシール、

タンクのネックシールは新品に交換させていただきました。


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タンクの交換も終わり、オイルもしっかり抜けたことでしょう !


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グリスアップを行い、


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オイルを入れて、今日は終了です。

オイルは、プロステージ10W-40をご選択です。


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2/9

メカ山田です。

3日振りの作業再開、今日はO2センサーリレーの取り付けからスタートです。


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リレー取り付け完了。

本来は、こんな感じで電動ファンリレーと並んで付いてます。


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問題は、O2センサーの作動です。

!マークも消えて、クローズドループで動いてます。


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フューエルトリムも、正常になりました !


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続いて、クラッチのマスターとレリーズを交換します。

まずは車内から。 マスターとクラッチペダルを繋ぐクレビスピンを外します。


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クレビスピンは、長年の使用により、だいぶ摩耗してますね。

こちらは、新品に交換させていただきます。


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ECUをずらして・・・


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開いたスペースから、レリーズを外します。

すみません、マスターを外した写真を撮り忘れました・・・


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レリーズは、インナーキットを日本製に組み替えてから取り付けます。


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マスターとレリーズは、ジョイントの無いメッシュホースで繋ぎます。

ジョイント無いので惚れの心配も減るし、何より見た目が良いですね !


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続いてマスター。 取り付けの写真は、忘れずに撮りました !


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これで、マスターとレリーズの取り付けが終わりました。


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エアー抜き開始。


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クラッチの切れ、繋がり具合も良好です。

マスターとレリーズの交換が終了しました !

今日は、ここまでで終了です。 続きは、また後日に・・・


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2/18

メカ山田です。

9日振りの作業再開です !


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残る作業は、足回りだけとなりました。


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左右のドライブシャフトブーツ交換と、リバウンドバッファーなど細かい

部品の交換です。


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まずは、右のドライブシャフトブーツの交換から開始します !


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各パーツは、分解して清掃します。


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インナージョイントのメクラ蓋は、一旦外してシーリングします。

メクラ蓋の向こうには、エンジンオイルがありますからね。

オイルとグリスが混ざってしまうと、大変ですからね !


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新品のブーツを取り付け、


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CVジョイントには、新しいグリスをタップリと注入 !


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先ほどまでバラバラだった組み付けていると、プラモデルでも作ってる

みたいで楽しいです !


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ブーツの交換が終わったドライブシャフトです。


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デフサイドシールを交換したら、


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インナージョイントを装着。


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シャフトを付ける前に、細かいパーツを交換しちゃいます。

外れてしまったナックルジョイントのブーツは、


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針金を巻きました。

これでもう、ブーツが外れないと良いなぁ・・・


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短く切られたバンプストップは、新品に交換です !


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ここで、ドライブシャフトを装着します。


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復旧すれば、右側は終了です !


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本当はリバウンドバッファーの交換もありますが、最後に左右まとめて交換しますね。


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左のドライブシャフトブーツは、アウターだけを交換します。


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右と比べると、作業が少ない分簡単と思ってたのですが・・・

ドライブシャフトとインナーのCVジョイントの接続部分が、ブーツの中に

隠れてしまってるんですよ。


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こうなると、アウターのCVジョイントだけを外さなければならないのですが、

シャフトが固定できないと、CVジョイントってなかなか外れないんですね。

CVジョイントを外すのに、かなり手こずりましたよ・・・

まぁ、ジョイントが外れてしまえば、ブーツは簡単に取れますが。


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新品のブーツを装着。

もちろん、CVジョイントは清掃してグリスをタップリ詰めました !


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ブーツバンドも、ハブが無ければ楽に付けられますね。


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ここでナックルジョイントのブーツに針金を巻き、


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バンプストップも新品に交換 !


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復旧完了。

ちょっと苦戦したけど、左も終了です。


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ハブが付いてしまえば、ロアーアームを持ち上げればリバウンドバッファー

も簡単に外せます !


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左右のリバウンドバッファーも、交換終了しました。


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ホイールを外して気が付いたのですが、キャリパーとローターは10インチ

用が付いてたんですね。

ハブの中心径が10インチと12インチでは違うので、アルミホイールの場合

ホイールがしっかりと付きません。 鉄チンホイールなら問題無いのですが。

スペーサーを入れてホイールを少し外に逃がせば、しっかり付けることができます。

なので、3mmのスペーサーを、入れさせていただきました。


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規定トルクで、ホイールナットを締め付けます。

これで作業は、全て終了です。

後日、試乗後に問題が無ければ完了になります。

SN様、今しばらくお待ちください・・・


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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メカ山田です。

本日、試乗を行いました。


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先日交換したガソリンタンク、クラッチに漏れは無く、


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昨日作業した足回りも良好です !

SN様、お待たせしました。 作業は全て完了しました。

ご来店、お待ちしてます。


つづく



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