曽根です。
『えらい変わって驚いたんで、試しに使ってみたら・・』 と
とある業者さんから紹介していただいた物が届きました。

『リキテック』 という冷却水に入れる添加剤です

冷却に関しての添加剤だから放熱しやすいとか・・・ の効能を予想してましたが、

えぇ~?、オイルやガソリンじゃなくて冷却水に入れてパワーアップ????
なぜ。。
ウォータージャケットからエンジンの静電気を除去するように作用し燃焼が改善されるとのこと・・。
いやぁ、にわかに信じられませんが、紹介してくれたその業者さんって
よっぽどじゃなきゃ、こういう話しに乗る人じゃないんで、まぁ試してみることにします。

これ、前回の本庄サーキットでの運動会からデビューの3代目曽根号。。。
エンジンはLCB以外はフルノーマルです。

先週のスタッフミニデイで触媒とリヤマフラーのジョイント部のフランジで曲がってるのを直すだけのつもりが

初代曽根号に付いてた幻のキャメルオリジナルセンターマフラーを移植しました。

ちっちゃい声で言うけど、触媒のところは、スリムなパイプに変わりました。。。
リキテックの効能にパワーアップとかレスポンスアップとか書いてあるから
エンジンパワーに関係するところの改造は一応白状しておきます。
ラジエターに入れるのに冷却水が汚れてたらもったいないです。。
次の車検まではそのまま抜きたくないですからねぇ。

リキテックを入れる前に水路洗浄から開始です。

うーん、ちょっとサーモの密閉が甘いけど、開きっぱなしって程ではないのでOK。

88℃でサーモオープンして、更に水温上昇させました
エンジンの水温センサー93℃でラジエターアッパー90℃
水温センサーの温度精度は良好でした。

サーモの開弁量もOK

96℃まで上昇。 この時期は水温上げるのに苦労しますが、
純正のラジエターのせいか比較的早く水温があがり
やや高めで安定している感じです。

電動ファンは問題なく作動。。 作動温度幅もOKでした。
ミニモニで、リキテック注入前のエンジンの状態を確認しておきます。

アイドリング839回転 アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.48V スロットルバルブ調整のステップ値は54

インテイクマニホールドのバキューム MAP値 31kpa
アイドリングの状態を知るのに重要な数値になります。

吸気温 33℃

O2センサー作動OK

O2センサーで測定された排ガスに残っている酸素量によって燃料の濃さを判断して
アイドリングの燃調を補正します。
酸素が基準より多いと判断して、燃調を7%濃くしてるってことです。
数値は104~108%位を上下してました。
サーモ、水温センサー、電動ファンのスリーチェックはOK
そしてミニモニのデータも取れたので洗浄は終わり。。

排水。。 臭いも汚れも出てきました。

ラジエターからの逆流はそれほどでもありませんでしたが
左側のヒーターコアからの逆流水はかなり錆汚れが詰まってました。

洗浄して良かったぁ~ スッキリしました。
お待ちかねのリキテック登場。。

グビグビッと味見・・・・・ の前に裏の注意書きを見てみると

飲用不可って書いてありました(笑)
成分は、ケイ酸アルミ含活性水。。。。だそうです。

そして良く振ってから注入するようにと・・。

クーラント入れる前にリキテックを入れます

後からクーラントを入れた方がリキテックが良く混ざるからです。

さーて、どうかな。。
サーモスタットが開いてラジエターに入れたリキテックがエンジン全体に回るのを待ちます。。

なんだか、アクセル開度が少なくなった感じ。。
注入直後はそんな感じでなんか軽く回るようになったなぁっていう印象くらいだったんですが、
今朝の出勤では、排気音が変わって、低回転からもりもりトルクが出てきたぞ・・・・
抜けのいいセンターマフラーにして高回転が良くなった代わりに低速トルクがちょっと痩せた分を取り返してまだ余りあるくらい。。
おいおい、ラジエターの水でほんとに速くなったぞ! びっくりだ。
そして翌日の今日・・・

気のせいなのか、ほんとに何か変化あるのか・・・・
ミニモニで昨日のデータと比較してみることにします。
昨日と同じ96℃まであがるまで待ちます。。

排気管の出口に・・・

水が出てました。
ほほぉ~ガソリンは完全燃焼すると、CO2 と H2O になるんでしたっけね。
いい燃焼してる証拠かな。。

昨日より少し気温が低いせいもあるのか、
リキテックの効能に書いてあった水温が安定する効果なのかはわかりませんが
93℃で安定しました。

吸気温31℃

アイドリング834rpm アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.44V スロットルバルブ調整のステップ値は35

O2センサーによる燃調の短期補正は 4%薄く補正してます。
実際の数値は96~99%で上下してましたが100%より上に行くことはありませんでした。

インマニのバキュームは29kpa
リキテックを入れる前と後でのミニモニデータを比較してみると・・・
水温 96℃ ⇒ 93℃
吸気温 33℃ ⇒ 31℃
アイドリング 839rpm ⇒ 834rpm
インマニの負圧 31kpa ⇒ 29kpa
スロットル電圧(スロットル開度に応じた電圧) 0.48V ⇒ 0.44V
ステッパ値(スロットルバルブを開ける方向で押す量) 54 ⇒ 35
燃調補正 7%濃く補正 ⇒ 4%薄く補正

同じアイドリング回転するのに、アクセル開度は少なくなって燃料も薄くて済むようになった。のがわかります。
燃焼が良くなったので少ない燃料で同じアイドリングを維持できるようになったということでしょうか。
走行フィーリングで体感できたアクセル開度が少なくて済むようになった・・を裏付けるデータでした。
リキテックは1本12000円。。高いけど価格以上の効果ありです。
不安定で進行する赤錆を安定した黒錆に変える効果もあるので鉄エンジンのMINIには一石二鳥。。
水路洗浄やってからの注入がお勧めです。。

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『えらい変わって驚いたんで、試しに使ってみたら・・』 と
とある業者さんから紹介していただいた物が届きました。

『リキテック』 という冷却水に入れる添加剤です

冷却に関しての添加剤だから放熱しやすいとか・・・ の効能を予想してましたが、

えぇ~?、オイルやガソリンじゃなくて冷却水に入れてパワーアップ????
なぜ。。
ウォータージャケットからエンジンの静電気を除去するように作用し燃焼が改善されるとのこと・・。
いやぁ、にわかに信じられませんが、紹介してくれたその業者さんって
よっぽどじゃなきゃ、こういう話しに乗る人じゃないんで、まぁ試してみることにします。

これ、前回の本庄サーキットでの運動会からデビューの3代目曽根号。。。
エンジンはLCB以外はフルノーマルです。

先週のスタッフミニデイで触媒とリヤマフラーのジョイント部のフランジで曲がってるのを直すだけのつもりが

初代曽根号に付いてた幻のキャメルオリジナルセンターマフラーを移植しました。

ちっちゃい声で言うけど、触媒のところは、スリムなパイプに変わりました。。。
リキテックの効能にパワーアップとかレスポンスアップとか書いてあるから
エンジンパワーに関係するところの改造は一応白状しておきます。
ラジエターに入れるのに冷却水が汚れてたらもったいないです。。
次の車検まではそのまま抜きたくないですからねぇ。

リキテックを入れる前に水路洗浄から開始です。

うーん、ちょっとサーモの密閉が甘いけど、開きっぱなしって程ではないのでOK。

88℃でサーモオープンして、更に水温上昇させました
エンジンの水温センサー93℃でラジエターアッパー90℃
水温センサーの温度精度は良好でした。

サーモの開弁量もOK

96℃まで上昇。 この時期は水温上げるのに苦労しますが、
純正のラジエターのせいか比較的早く水温があがり
やや高めで安定している感じです。

電動ファンは問題なく作動。。 作動温度幅もOKでした。
ミニモニで、リキテック注入前のエンジンの状態を確認しておきます。

アイドリング839回転 アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.48V スロットルバルブ調整のステップ値は54

インテイクマニホールドのバキューム MAP値 31kpa
アイドリングの状態を知るのに重要な数値になります。

吸気温 33℃

O2センサー作動OK

O2センサーで測定された排ガスに残っている酸素量によって燃料の濃さを判断して
アイドリングの燃調を補正します。
酸素が基準より多いと判断して、燃調を7%濃くしてるってことです。
数値は104~108%位を上下してました。
サーモ、水温センサー、電動ファンのスリーチェックはOK
そしてミニモニのデータも取れたので洗浄は終わり。。

排水。。 臭いも汚れも出てきました。

ラジエターからの逆流はそれほどでもありませんでしたが
左側のヒーターコアからの逆流水はかなり錆汚れが詰まってました。

洗浄して良かったぁ~ スッキリしました。
お待ちかねのリキテック登場。。

グビグビッと味見・・・・・ の前に裏の注意書きを見てみると

飲用不可って書いてありました(笑)
成分は、ケイ酸アルミ含活性水。。。。だそうです。

そして良く振ってから注入するようにと・・。

クーラント入れる前にリキテックを入れます

後からクーラントを入れた方がリキテックが良く混ざるからです。

さーて、どうかな。。
サーモスタットが開いてラジエターに入れたリキテックがエンジン全体に回るのを待ちます。。

なんだか、アクセル開度が少なくなった感じ。。
注入直後はそんな感じでなんか軽く回るようになったなぁっていう印象くらいだったんですが、
今朝の出勤では、排気音が変わって、低回転からもりもりトルクが出てきたぞ・・・・
抜けのいいセンターマフラーにして高回転が良くなった代わりに低速トルクがちょっと痩せた分を取り返してまだ余りあるくらい。。
おいおい、ラジエターの水でほんとに速くなったぞ! びっくりだ。
そして翌日の今日・・・

気のせいなのか、ほんとに何か変化あるのか・・・・
ミニモニで昨日のデータと比較してみることにします。
昨日と同じ96℃まであがるまで待ちます。。

排気管の出口に・・・

水が出てました。
ほほぉ~ガソリンは完全燃焼すると、CO2 と H2O になるんでしたっけね。
いい燃焼してる証拠かな。。

昨日より少し気温が低いせいもあるのか、
リキテックの効能に書いてあった水温が安定する効果なのかはわかりませんが
93℃で安定しました。

吸気温31℃

アイドリング834rpm アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.44V スロットルバルブ調整のステップ値は35

O2センサーによる燃調の短期補正は 4%薄く補正してます。
実際の数値は96~99%で上下してましたが100%より上に行くことはありませんでした。

インマニのバキュームは29kpa
リキテックを入れる前と後でのミニモニデータを比較してみると・・・
水温 96℃ ⇒ 93℃
吸気温 33℃ ⇒ 31℃
アイドリング 839rpm ⇒ 834rpm
インマニの負圧 31kpa ⇒ 29kpa
スロットル電圧(スロットル開度に応じた電圧) 0.48V ⇒ 0.44V
ステッパ値(スロットルバルブを開ける方向で押す量) 54 ⇒ 35
燃調補正 7%濃く補正 ⇒ 4%薄く補正

同じアイドリング回転するのに、アクセル開度は少なくなって燃料も薄くて済むようになった。のがわかります。
燃焼が良くなったので少ない燃料で同じアイドリングを維持できるようになったということでしょうか。
走行フィーリングで体感できたアクセル開度が少なくて済むようになった・・を裏付けるデータでした。
リキテックは1本12000円。。高いけど価格以上の効果ありです。
不安定で進行する赤錆を安定した黒錆に変える効果もあるので鉄エンジンのMINIには一石二鳥。。
水路洗浄やってからの注入がお勧めです。。

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