曽根です。
積載車に積まれてオレンジのMINIが来店。。
可愛いなぁ。。
愛知県から積載車借りて自分で運んできちゃいました。
YMD様。。長旅お疲れさまでした。
旅は長かったけどMINIは短い・・・??
後ろから見てもなんだか短い・・
内装はきれいに仕上がってますね。。。
おぉ~ やっぱり短い。。 これがミニミニですか。。
写真では見たことあったけど現車を見るのは初めて。。
マンガで書いた絵がそのまま現実になった感じですねぇ
チョロQ・・。
すべてがジョーク。。 いいねこういうの
グリルの下にはプレゼント用のリボン??
FRPの一体成型のグリル周りは整備の作業性は・・・・・難関。。
渋滞だとオーバーヒートするからって、ボンネットを網にしちゃって
スケルトンボンネット。。
大きな国産のブレーキブースターが更にエンジンルームを圧迫してます。。
さてさて、今回ご来店いただいたのはこのミニミニを安心オートマにして
気持ちよく乗りたい というYMD様のご依頼です。
2年前にゲットしたときからオートマのタイムラグが大きく
変速ショックと滑りが気になってた・・とのこと。
まずは安心オートマを体験してください。。
ブォ~ン
安心オートマいいねぇ。
ハーモニックバラサーもPECSも付けといて。。
足回りも新しいラバコンでリフレッシュしたいな。。。
よろくぅ~
了解いたしました。。
では点検してご提案させていただきます。
しばらくお時間下さい。。。
3月20日追記
ECUチェックしておきます。
フォルトが入ってたのは 吸気温センサーと
バキュームのMAPセンサー と
スロポジセンサーでした・・
スロットルスイッチ付きの92年式はスロポジセンサーのフォルトは無視します。
マルチ画面。
アイドル回転840rpm アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.96V ←少し高いです。 純正は取付け時に角度調整できないので お尻ペンペンをお奨め。
ステップ値 69 OK
フォルトが入っていたMAPセンサー 現在元気に稼働中。。
32kpaです。
吸気温21℃
吸気温とMAPセンサーのフォルトは一旦消します。
再発するようなら何らかの異常とみます。
電圧12.9V OK
O2センサー 稼働してるように見えますが『!』 マーク出てます。。
センサー本体かリレーか後でチェックです。
燃調補正 +12% やや大き目な補正値です
水温81℃
交換がやや面倒な水温センサーはエンジン脱着前に確認しておきたいので
サーモスタットを開いてからラジエターの温度と比較します。
81℃なのでまだサーモスタットは開いてません
しかし・・・
電動ファンは元気に稼働中。。
原因はバイパスホースに付いてる、電動ファンのサーモスイッチですね。。
サーモスイッチのコネクターを外してファンを一旦止めて・・
左フェンダーの隙間からラジエターのフィンの温度を測ったら37.6℃。。
サーモスタットが開いてないのでラジエターにはまだ温水が回ってきてません。
渋滞では水温が上昇傾向とのことで、なるべく早くから電動ファンを回したいという
YMD様の配慮ですね。。
メッシュのボンネットも、良く冷えるように・・・・の対策なのです。
水温上げます。。
インジェクション車のサーモスタットの規定どおり88℃でオープン
勢いよく流れ込んできました。
水温センサー90℃ ラジエター88℃
水温センサーの温度精度は良好なのでそのまま使えます
3月22日追記
サンルーフの隙間から水が入らないように養生テープ貼っておきました。
ご安心ください。 雪の日はピット内に入れておきました(^^)/
O2センサーの再チェックしました。。。
今日は正常に作動して、燃調も正常でした。
納車までに何度かチェックしていくようにします。
安心オートマはエンジンブロック内の水路は高圧洗浄で強力に洗い流しますが
今回は流用になるラジエター、ヒーターコアをエンジン脱着前に洗浄しておきます。
冷却水はだいぶ汚れてました。。。
ラジエター口から逆流で吸出し
ヒーターコアも逆流で吸出しました。
ラジエター、ヒーターコアとも割ときれいな状態でした。
エンジン降ろすまであと1週間ほどあるので、いったんクーラント入れて待機します。
3月27日追記
今回のエンジン脱着担当していただくのはパスタイム中野さんです。
ちっちゃーぃ~!!
ホイルベース短かすぎて普通にはリフト使えないですねぇ。
リフト使えるように考えてみます・・・。
フロントパネルはパテ埋めで造り込まれるので
前からのアクセスは小さなグリルからだけ・・。
クーラー外せば上から出せるか・・
それとも下から抜くか。。 思案中。
フロントのサブフレームはノーマルに見えます。
フロアとリヤのサブフレームに角柱で追加フレームが溶接されててるので
リヤサブフレーム絡みの整備の時は大変になりそうですね。
Mr.パスタイム中野。。 頑張ります!!
3月29日追記
リフトアップ成功。。
ギリギリでしたが・・。
フロアを補強してるフレームにかけてます。
左前のハブベアリングには大きなガタが出てます。
できれば左右のハブベアリングとボールジョイントは交換したいところです。
ラジエターアッパーホースがボンネットと干渉して傷が入ってます。
アッパーホースは交換ですね。。 接触部分にはガードが必要です。
オルタネーターの出力端子は接触不良があったようです。
焼けてました。 コネクターは交換です。
プラグの燃焼は良かったんですが・・・
キャップのネジがだいぶ緩んでました。
冷間時ですが圧縮は12.5~13.0kgで良好
リヤタイヤはもう少し大丈夫ですが、
前タイヤは次回車検で交換ですね。
3月30日追記
エンジン降ろすのに、クーラー関連パーツの切り離しから・・・
高圧パイプのジョイント部分は液体パッキンで漏れを止めてたようです。
Oリング交換しないと再組付けは難しいです。
グリルが狭いのでコンプレッサー外すのが一苦労・・ふぅ
ブラケットを全部外して何とか出てきました。、
クーラーのコンデンサーを外したところです。
ECUは一切固定されてませんでした。
積み込みの際には何とかしないといけませんねぇ。。
ECUには重要なメインハーネスの配線が集中するところですが
ハーネスがあちこちに干渉してたようで、・・・被膜がボロボロになってる所がいくつもありました。
脱着で配線を動かしただけでも不調に陥る可能性もあります・・ちょっと心配。
積み込み時に養生する必要ありますね。
オイルピックアップパイプからはかなりオイル漏れしてます。
組み付けでシーリングしときます。
ステディブッシュはひび割れてるので交換します。
燃料ホースはひび割れてました。
経年劣化してます。 これも組み付け時に交換です。
キャニスターラインもひび割れしていて、触ったらスポンと抜けてしまいました。
パージ時に2次エア吸ってたかも・・・
インジェクション初期モデルだけにあるブローバイをエア吸入口に戻すための簡易ワンウェイバルブ
は、触っただけで割れて2分割。。。 ここからも2次エア吸ってた可能性あります。
93年後期から、このバルブは廃止されてるので、まぁ無くてもいいですが。
ブローバイの抜けが悪いのでしょうか デスビにオイルが溜まってました
デスキャップ、ローターは交換したほうが良さそうです。
オイルを抜きます。
まるで、もうPECS取り付けてるMININのように、
ドレンボルトは凄くきれいでした。
ドライブシャフトアウターブーツは、中くらいのヒビ割れとグリス漏れ
インナーブーツには穴が・・。
エンジン降ろす時にドライブシャフトは抜くので、
アウター、インナー共にブーツ交換。 そして左右のハブベアリング、ボールジョイントは
すべて交換をお奨めします
車高はかなり低いですが、ハイロー調整はこんなに伸びてます。
ラバコンはペッチャンコですね。
ちなみにロックナットの位置が逆です・・・
このハイローキットは『アジャスタライド』 でナックルジョイントは専用品しか使えません。
しかも、最近その専用のナックルジョイントの品質低下が著しくすぐにダメになっちゃいます。
これも 赤丸で囲んだ部分、下の樹脂のカップ部分が飛び出してきてしまってます。
ラバコン交換時に ナックルジョイント、ロードアジャスター(車高調整ロッド) 他ブッシュ類も併せて
交換したいです。
床下です。。
ホイールベースが短い分、ここで燃料ラインを切り詰めているようですね。
燃料ホースは交換したほうが良さそうです。
ちょっと苦労しましたがエンジン降りました。。
エンジン&オートマは、安心オートマに変身の旅にでます。
4月4日追記
エンジンが降りて身軽になったシャシーの点検続けます。。
ホイールシリンダーからの漏れはないですね。
リヤのハイローキットも、ミニスポーツのアジャスタライドでした。
今のシルエットには車高の低さは大事なポイントなんですが・・・・
タイヤとフェンダーが強く干渉した跡がついてます。
バンプストッパーを付けるか、少し車高を上げるか・・・
何らかの対策は必要かと思います。
補機類の点検、洗浄していきます。
インマニのパイプはやや腐食してます
まだ大丈夫かと思いますが錆が進行しないように水路のメンテは引き続きお願いします。
サーモスタットのサンドイッチプレートに 1か所深い陥没がありました
交換が必要です。
ラジエターのストーンガードは切れた部分をボルトで繋いでます。
ピッタリ装着できないんで、できれば新しくしたいです。
ベルトテンショナーのベアリングが少しゴロゴロ行ってました。
汎用のベアリングで修理できます。
ダウンパイプのガスケットは交換します。
補機類の点検は終わりです。。
フロントのサブフレームは剥離などはありません。
タワーマウントはこのボディ作成時に交換されてるようですが
ラバコンは未交換ですね。
サブフレームマウントも交換されてます。
ショックは前後ともモンローでした。 そのまま使えそうです。
赤丸内 ステアリングラック内のナイロンベアリングに少しガタが出始めてるのと、
青丸内 タイロッドエンドブーツが左右とも破れてました。
4月12日追記
少し間が空いてしまいましたがフロントの足回りの分解のご報告です。
↑ 右側の足回り
↑ 左側の足回り
アッパーアームとナックルジョイント
ナックルジョイントは左右とも樹脂のカップを突き抜けてました。
洗浄しました。
左のアッパーアームはかなり削れてしまってて・・・・・アウトです。
右側はギリギリセーフで再使用できるかと思いましたが・・・・
ニードルベアリングがダメでした。
錆が原因のようです。
ベアリングだけ入れ替えてみますね。
ダメだったら左右ともアッパーアーム交換させてください。。m(_ _)m
アッパーアームのシャフトも左右ともアウト。。
荷重の掛かる上半分にベアリングのニードルが食い込んだ跡が付いてました。
大きなガタが出ていた左前のCVジョイント
かなり摩耗しているようです。
段付きもかなりあります・・・
右も同じような状態です。
左右とも再使用は無理ですねぇ・・・・
ハブベアリングはすべて焼け 傷がありますので交換させてください。
左右のスイベルハブの洗浄、点検します。
左スイベルハブの上側ボールジョイントの受けが・・・・グチャグチャ
緩かったんですね・・。
同じく左のスイベルハブ
ハブベアリングのボアもかなり摩耗しています。
アウターレースが手でスポッと抜ける状態です。 左スイベルは使用不可。
右のスイベルハブは大丈夫でしたので再使用します。
ブレーキローターとドライブフランジ
表面はそうでもないですが・・・・
裏側の摩耗が大きいです
左右とも要交換ですが、特に右側は異常な減り方です。
均等に力がかかるように、ブレーキキャリパーもオーバーホールが必要かと思います。
テンションロッドは左右ともまがってます。
長さを調整できるテンションロッドに交換しておけば、左右に流れるような時に
直進を出すことが出来るようになります。
予想通り、ラバコンはペッチャンコ・・・でした。
これが新品ラバコンになれば激変ですねー。 お楽しみに。♪
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
九州佐賀から分解点検→安心オートマへのレポートが届きました。
ブレーキバンドやクラッチ板は摩耗限度を超えてました・・・
作業レポートです ↓
もう少し早ければ、ギヤドラム再使用できたのに・・ぎりぎりアウト
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
岩崎さんから安心オートマになって戻ってきました。
さぁーて、積み込みの準備します。
4月15日追記
ヒーターコアの漏れチェック
30分ほど圧力をかけて放置しましたが降下ありませんでしたので
漏れはないと思われます。
念のためにホースを軽く増し締めしておきます。
4月18日追記
右アッパーアームのニードルベアリングを交換しました。
右アッパーアーム完成
ドライブフランジ組み換えしました。
錆止めを軽く塗装しておきました。
新しく交換される足回りの部品
こちらは交換される エンジンルームの部品
ハブベアリング組み付け。。。
グリスはオメガ使ってます。
ボールジョイント組み付けて、スイベルハブ完成です。
ドライブシャフトアウター側完成。。
インナーもOH。
エンジンハーネス修理
焦げてたオルタネーターのカプラー交換
メイン電源系統のヒュージブルリンクを交換しました。
ヒューズボックス周りの端子もヤバい状態だったんで交換しました。
配線はまだ途中ですが、費用が掛かりすぎないようにヤバそうな箇所を重点的に
修理しようと思います。
せっかくエンジンが降りてるのでちょっとお掃除してみますね。。。
洗浄前・・・
そして・・・・
簡易的な洗浄ですが、わりとキレイになりました。
4月19日追記
右側 ラバコン組み込みと アーム類の組み付け
左側・・
左側のサブフレームはバンブラバーの取り付け部分が変形してました。
過去に強い衝撃を受けたのでしょう。
ハブのガタと関係あるかも・・・・・。
スライディングハンマーで修正しておきました。
ステアリングラック内の
ナイロンベアリング交換
タイロッドエンドブーツも交換しました。
左側も完成しました。
ラバコンが新品のうちはちょっと車高上がるかも・・
Fブレーキキャリパーの動きが悪そうなので分解してみました。
中から黒い塊が出てきました・・・・・(((((((・・;)
4月23日追記
エンジン積み込み準備
漏れがあったオイルピックアップパイプのオリーブを交換しました。
タペットカバーパッキン交換
エンジンマウントにナットを溶接してから取付ます。
右側のマウント
左側はマウントブラケットも交換しました
ラジエターとシュラウドの隙間にスポンジを貼って、
ファンの風がすべてラジエターを通過するようにしてみました
ラジエターを取り付けて・・
ホースも取付け・・
エンジンルームの燃料ホースも交換しました
積み込み開始・・
ステディブッシュ交換
エキマニの当たり面修正
エキマニカバーは耐熱シルバーで軽くペイントしました。
スロポジセンサー(通称:お尻ペンペン)交換
インマニのウォーターパイプは錆を落として錆止めを塗装。
そして、エンジン乗りました
配線、配管などコツコツと繋いでいきます。
4月25日追記
日本車の大きなブレーキサーボを取り付けたため ECUの固定が出来なくなっていたようです。
工場を探索したら、中古の純正ブラケットが出てきたので加工して取付。
いちから作るよりはだいぶマシですが、だいぶ苦労しちゃいました。
エンジンハーネスは手直しして・・
狭い隙間になんとか収まりました。
ボディ系統の電源ハーネスも修理
ファンベルトのテンショナーベアリングは組み換え交換しました。
クーラーの配管継手はほぼすべて液体パッキンが塗られてましたので
清掃してOリングを交換しました。
オイルはアッシュPSE10W40を入れました。
そして・・・ エンジン始動
始動後の灯火チェック・・ センターメーターの照明が点きません。
ハイビーム、ウインカーのインジケーターがぼんやり点灯してます。
ギヤを入れて回転させると、照明が点いたり消えたり・・・・ YMDさんが言ってた症状はこれですね。
センターメーターのアース不良のようです。
スピードメーターワイヤーを通じて辛うじてアースが落ちてるみたいです
メーター裏の配線は、うーん・・ゴチャゴチャですねぇ。。
これをやり直すのは一大事業になっちゃう・・・W
簡易的に メーター本体からアース線を取り出してボディに接続しておきます。
とりあえず症状は解消しました。
続いて、キャリパーのオーバーホール。
洗浄したら赤のペイントはすっかり落ちてしまったので・・・
また、赤くしておきました。
組み付け。
パッド裏の鳴き止めシールボロボロになってたので張り替えて
面取りしました。
リヤのラバコン、
ハイローとナックル
交換して完成。
切れてたトランクワイヤー交換。
床下の燃料ホース
かなり危ない状態でした。
交換してひとまず安心。。
下回りにはシャシブラックを吹いておきました。
あと一歩で試運転まで行けそうです。
オルタネーターの横にあるカプラーは繋ぎ変えることで
電動ファンスイッチを、従来のバイパスホースにあるものと、
ラジエター下のスイッチとに替える事が出来ます。
クーラーコントロールダイヤルの右にあるスイッチは
コンプレッサーのマグネットクラッチのカットスイッチのようですが・・・謎。
今日は午前中雨だったんで、天気が良くなったら試運転します。
4月29日追記
YMD様から、 最後のご依頼パーツが届きました。
取付完了。。
試乗テスト中に、瞼型ヘッドライトカバーの片方が落ちて破損してしまいました・・m(_ _)m
4月30日追記
すべて完了したので引き取りに向かいます。
パスタイムの中野くん・・頑張りました。
GWの中、渋滞の合間を縫ってピストン輸送。。。
キャメルに到着。。。
明日のお引渡し予定です。。
5月1日追記
YMD様、公共交通機関を利用いただきキャメルに到着です。
モデルさんと一緒・・・かと思ったら奥様でした。
まずはちょっと乗ってみます・・・
やっぱり・・チョロQ。
オートマもいいし、 新しいラバコンの乗り心地の良さにビックリ。
でしょぉ~。
最後にステアリングセンター調整と、
バックでピンポンパン 取付して完了です。
たいへんお待たせしました。
これから自走で愛知県までのドライブです。
ホイールベース短いから疲れるんだよね・・・とYMD様。
美女と野獣 ご主人です。。。
では、愛知県までの道のり・・・
周りの視線をたくさん浴びながらおかえりください。。
お気をつけて・・・・・
この度は、遠いところからありがとうございました。
またのご利用お待ちしております。
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積載車に積まれてオレンジのMINIが来店。。
可愛いなぁ。。
愛知県から積載車借りて自分で運んできちゃいました。
YMD様。。長旅お疲れさまでした。
旅は長かったけどMINIは短い・・・??
後ろから見てもなんだか短い・・
内装はきれいに仕上がってますね。。。
おぉ~ やっぱり短い。。 これがミニミニですか。。
写真では見たことあったけど現車を見るのは初めて。。
マンガで書いた絵がそのまま現実になった感じですねぇ
チョロQ・・。
すべてがジョーク。。 いいねこういうの
グリルの下にはプレゼント用のリボン??
FRPの一体成型のグリル周りは整備の作業性は・・・・・難関。。
渋滞だとオーバーヒートするからって、ボンネットを網にしちゃって
スケルトンボンネット。。
大きな国産のブレーキブースターが更にエンジンルームを圧迫してます。。
さてさて、今回ご来店いただいたのはこのミニミニを安心オートマにして
気持ちよく乗りたい というYMD様のご依頼です。
2年前にゲットしたときからオートマのタイムラグが大きく
変速ショックと滑りが気になってた・・とのこと。
まずは安心オートマを体験してください。。
ブォ~ン
安心オートマいいねぇ。
ハーモニックバラサーもPECSも付けといて。。
足回りも新しいラバコンでリフレッシュしたいな。。。
よろくぅ~
了解いたしました。。
では点検してご提案させていただきます。
しばらくお時間下さい。。。
3月20日追記
ECUチェックしておきます。
フォルトが入ってたのは 吸気温センサーと
バキュームのMAPセンサー と
スロポジセンサーでした・・
スロットルスイッチ付きの92年式はスロポジセンサーのフォルトは無視します。
マルチ画面。
アイドル回転840rpm アイドル認識OK 燃調補正OK
スロットル電圧0.96V ←少し高いです。 純正は取付け時に角度調整できないので お尻ペンペンをお奨め。
ステップ値 69 OK
フォルトが入っていたMAPセンサー 現在元気に稼働中。。
32kpaです。
吸気温21℃
吸気温とMAPセンサーのフォルトは一旦消します。
再発するようなら何らかの異常とみます。
電圧12.9V OK
O2センサー 稼働してるように見えますが『!』 マーク出てます。。
センサー本体かリレーか後でチェックです。
燃調補正 +12% やや大き目な補正値です
水温81℃
交換がやや面倒な水温センサーはエンジン脱着前に確認しておきたいので
サーモスタットを開いてからラジエターの温度と比較します。
81℃なのでまだサーモスタットは開いてません
しかし・・・
電動ファンは元気に稼働中。。
原因はバイパスホースに付いてる、電動ファンのサーモスイッチですね。。
サーモスイッチのコネクターを外してファンを一旦止めて・・
左フェンダーの隙間からラジエターのフィンの温度を測ったら37.6℃。。
サーモスタットが開いてないのでラジエターにはまだ温水が回ってきてません。
渋滞では水温が上昇傾向とのことで、なるべく早くから電動ファンを回したいという
YMD様の配慮ですね。。
メッシュのボンネットも、良く冷えるように・・・・の対策なのです。
水温上げます。。
インジェクション車のサーモスタットの規定どおり88℃でオープン
勢いよく流れ込んできました。
水温センサー90℃ ラジエター88℃
水温センサーの温度精度は良好なのでそのまま使えます
3月22日追記
サンルーフの隙間から水が入らないように養生テープ貼っておきました。
ご安心ください。 雪の日はピット内に入れておきました(^^)/
O2センサーの再チェックしました。。。
今日は正常に作動して、燃調も正常でした。
納車までに何度かチェックしていくようにします。
安心オートマはエンジンブロック内の水路は高圧洗浄で強力に洗い流しますが
今回は流用になるラジエター、ヒーターコアをエンジン脱着前に洗浄しておきます。
冷却水はだいぶ汚れてました。。。
ラジエター口から逆流で吸出し
ヒーターコアも逆流で吸出しました。
ラジエター、ヒーターコアとも割ときれいな状態でした。
エンジン降ろすまであと1週間ほどあるので、いったんクーラント入れて待機します。
3月27日追記
今回のエンジン脱着担当していただくのはパスタイム中野さんです。
ちっちゃーぃ~!!
ホイルベース短かすぎて普通にはリフト使えないですねぇ。
リフト使えるように考えてみます・・・。
フロントパネルはパテ埋めで造り込まれるので
前からのアクセスは小さなグリルからだけ・・。
クーラー外せば上から出せるか・・
それとも下から抜くか。。 思案中。
フロントのサブフレームはノーマルに見えます。
フロアとリヤのサブフレームに角柱で追加フレームが溶接されててるので
リヤサブフレーム絡みの整備の時は大変になりそうですね。
Mr.パスタイム中野。。 頑張ります!!
3月29日追記
リフトアップ成功。。
ギリギリでしたが・・。
フロアを補強してるフレームにかけてます。
左前のハブベアリングには大きなガタが出てます。
できれば左右のハブベアリングとボールジョイントは交換したいところです。
ラジエターアッパーホースがボンネットと干渉して傷が入ってます。
アッパーホースは交換ですね。。 接触部分にはガードが必要です。
オルタネーターの出力端子は接触不良があったようです。
焼けてました。 コネクターは交換です。
プラグの燃焼は良かったんですが・・・
キャップのネジがだいぶ緩んでました。
冷間時ですが圧縮は12.5~13.0kgで良好
リヤタイヤはもう少し大丈夫ですが、
前タイヤは次回車検で交換ですね。
3月30日追記
エンジン降ろすのに、クーラー関連パーツの切り離しから・・・
高圧パイプのジョイント部分は液体パッキンで漏れを止めてたようです。
Oリング交換しないと再組付けは難しいです。
グリルが狭いのでコンプレッサー外すのが一苦労・・ふぅ
ブラケットを全部外して何とか出てきました。、
クーラーのコンデンサーを外したところです。
ECUは一切固定されてませんでした。
積み込みの際には何とかしないといけませんねぇ。。
ECUには重要なメインハーネスの配線が集中するところですが
ハーネスがあちこちに干渉してたようで、・・・被膜がボロボロになってる所がいくつもありました。
脱着で配線を動かしただけでも不調に陥る可能性もあります・・ちょっと心配。
積み込み時に養生する必要ありますね。
オイルピックアップパイプからはかなりオイル漏れしてます。
組み付けでシーリングしときます。
ステディブッシュはひび割れてるので交換します。
燃料ホースはひび割れてました。
経年劣化してます。 これも組み付け時に交換です。
キャニスターラインもひび割れしていて、触ったらスポンと抜けてしまいました。
パージ時に2次エア吸ってたかも・・・
インジェクション初期モデルだけにあるブローバイをエア吸入口に戻すための簡易ワンウェイバルブ
は、触っただけで割れて2分割。。。 ここからも2次エア吸ってた可能性あります。
93年後期から、このバルブは廃止されてるので、まぁ無くてもいいですが。
ブローバイの抜けが悪いのでしょうか デスビにオイルが溜まってました
デスキャップ、ローターは交換したほうが良さそうです。
オイルを抜きます。
まるで、もうPECS取り付けてるMININのように、
ドレンボルトは凄くきれいでした。
ドライブシャフトアウターブーツは、中くらいのヒビ割れとグリス漏れ
インナーブーツには穴が・・。
エンジン降ろす時にドライブシャフトは抜くので、
アウター、インナー共にブーツ交換。 そして左右のハブベアリング、ボールジョイントは
すべて交換をお奨めします
車高はかなり低いですが、ハイロー調整はこんなに伸びてます。
ラバコンはペッチャンコですね。
ちなみにロックナットの位置が逆です・・・
このハイローキットは『アジャスタライド』 でナックルジョイントは専用品しか使えません。
しかも、最近その専用のナックルジョイントの品質低下が著しくすぐにダメになっちゃいます。
これも 赤丸で囲んだ部分、下の樹脂のカップ部分が飛び出してきてしまってます。
ラバコン交換時に ナックルジョイント、ロードアジャスター(車高調整ロッド) 他ブッシュ類も併せて
交換したいです。
床下です。。
ホイールベースが短い分、ここで燃料ラインを切り詰めているようですね。
燃料ホースは交換したほうが良さそうです。
ちょっと苦労しましたがエンジン降りました。。
エンジン&オートマは、安心オートマに変身の旅にでます。
4月4日追記
エンジンが降りて身軽になったシャシーの点検続けます。。
ホイールシリンダーからの漏れはないですね。
リヤのハイローキットも、ミニスポーツのアジャスタライドでした。
今のシルエットには車高の低さは大事なポイントなんですが・・・・
タイヤとフェンダーが強く干渉した跡がついてます。
バンプストッパーを付けるか、少し車高を上げるか・・・
何らかの対策は必要かと思います。
補機類の点検、洗浄していきます。
インマニのパイプはやや腐食してます
まだ大丈夫かと思いますが錆が進行しないように水路のメンテは引き続きお願いします。
サーモスタットのサンドイッチプレートに 1か所深い陥没がありました
交換が必要です。
ラジエターのストーンガードは切れた部分をボルトで繋いでます。
ピッタリ装着できないんで、できれば新しくしたいです。
ベルトテンショナーのベアリングが少しゴロゴロ行ってました。
汎用のベアリングで修理できます。
ダウンパイプのガスケットは交換します。
補機類の点検は終わりです。。
フロントのサブフレームは剥離などはありません。
タワーマウントはこのボディ作成時に交換されてるようですが
ラバコンは未交換ですね。
サブフレームマウントも交換されてます。
ショックは前後ともモンローでした。 そのまま使えそうです。
赤丸内 ステアリングラック内のナイロンベアリングに少しガタが出始めてるのと、
青丸内 タイロッドエンドブーツが左右とも破れてました。
4月12日追記
少し間が空いてしまいましたがフロントの足回りの分解のご報告です。
↑ 右側の足回り
↑ 左側の足回り
アッパーアームとナックルジョイント
ナックルジョイントは左右とも樹脂のカップを突き抜けてました。
洗浄しました。
左のアッパーアームはかなり削れてしまってて・・・・・アウトです。
右側はギリギリセーフで再使用できるかと思いましたが・・・・
ニードルベアリングがダメでした。
錆が原因のようです。
ベアリングだけ入れ替えてみますね。
ダメだったら左右ともアッパーアーム交換させてください。。m(_ _)m
アッパーアームのシャフトも左右ともアウト。。
荷重の掛かる上半分にベアリングのニードルが食い込んだ跡が付いてました。
大きなガタが出ていた左前のCVジョイント
かなり摩耗しているようです。
段付きもかなりあります・・・
右も同じような状態です。
左右とも再使用は無理ですねぇ・・・・
ハブベアリングはすべて焼け 傷がありますので交換させてください。
左右のスイベルハブの洗浄、点検します。
左スイベルハブの上側ボールジョイントの受けが・・・・グチャグチャ
緩かったんですね・・。
同じく左のスイベルハブ
ハブベアリングのボアもかなり摩耗しています。
アウターレースが手でスポッと抜ける状態です。 左スイベルは使用不可。
右のスイベルハブは大丈夫でしたので再使用します。
ブレーキローターとドライブフランジ
表面はそうでもないですが・・・・
裏側の摩耗が大きいです
左右とも要交換ですが、特に右側は異常な減り方です。
均等に力がかかるように、ブレーキキャリパーもオーバーホールが必要かと思います。
テンションロッドは左右ともまがってます。
長さを調整できるテンションロッドに交換しておけば、左右に流れるような時に
直進を出すことが出来るようになります。
予想通り、ラバコンはペッチャンコ・・・でした。
これが新品ラバコンになれば激変ですねー。 お楽しみに。♪
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九州佐賀から分解点検→安心オートマへのレポートが届きました。
ブレーキバンドやクラッチ板は摩耗限度を超えてました・・・
作業レポートです ↓
もう少し早ければ、ギヤドラム再使用できたのに・・ぎりぎりアウト
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岩崎さんから安心オートマになって戻ってきました。
さぁーて、積み込みの準備します。
4月15日追記
ヒーターコアの漏れチェック
30分ほど圧力をかけて放置しましたが降下ありませんでしたので
漏れはないと思われます。
念のためにホースを軽く増し締めしておきます。
4月18日追記
右アッパーアームのニードルベアリングを交換しました。
右アッパーアーム完成
ドライブフランジ組み換えしました。
錆止めを軽く塗装しておきました。
新しく交換される足回りの部品
こちらは交換される エンジンルームの部品
ハブベアリング組み付け。。。
グリスはオメガ使ってます。
ボールジョイント組み付けて、スイベルハブ完成です。
ドライブシャフトアウター側完成。。
インナーもOH。
エンジンハーネス修理
焦げてたオルタネーターのカプラー交換
メイン電源系統のヒュージブルリンクを交換しました。
ヒューズボックス周りの端子もヤバい状態だったんで交換しました。
配線はまだ途中ですが、費用が掛かりすぎないようにヤバそうな箇所を重点的に
修理しようと思います。
せっかくエンジンが降りてるのでちょっとお掃除してみますね。。。
洗浄前・・・
そして・・・・
簡易的な洗浄ですが、わりとキレイになりました。
4月19日追記
右側 ラバコン組み込みと アーム類の組み付け
左側・・
左側のサブフレームはバンブラバーの取り付け部分が変形してました。
過去に強い衝撃を受けたのでしょう。
ハブのガタと関係あるかも・・・・・。
スライディングハンマーで修正しておきました。
ステアリングラック内の
ナイロンベアリング交換
タイロッドエンドブーツも交換しました。
左側も完成しました。
ラバコンが新品のうちはちょっと車高上がるかも・・
Fブレーキキャリパーの動きが悪そうなので分解してみました。
中から黒い塊が出てきました・・・・・(((((((・・;)
4月23日追記
エンジン積み込み準備
漏れがあったオイルピックアップパイプのオリーブを交換しました。
タペットカバーパッキン交換
エンジンマウントにナットを溶接してから取付ます。
右側のマウント
左側はマウントブラケットも交換しました
ラジエターとシュラウドの隙間にスポンジを貼って、
ファンの風がすべてラジエターを通過するようにしてみました
ラジエターを取り付けて・・
ホースも取付け・・
エンジンルームの燃料ホースも交換しました
積み込み開始・・
ステディブッシュ交換
エキマニの当たり面修正
エキマニカバーは耐熱シルバーで軽くペイントしました。
スロポジセンサー(通称:お尻ペンペン)交換
インマニのウォーターパイプは錆を落として錆止めを塗装。
そして、エンジン乗りました
配線、配管などコツコツと繋いでいきます。
4月25日追記
日本車の大きなブレーキサーボを取り付けたため ECUの固定が出来なくなっていたようです。
工場を探索したら、中古の純正ブラケットが出てきたので加工して取付。
いちから作るよりはだいぶマシですが、だいぶ苦労しちゃいました。
エンジンハーネスは手直しして・・
狭い隙間になんとか収まりました。
ボディ系統の電源ハーネスも修理
ファンベルトのテンショナーベアリングは組み換え交換しました。
クーラーの配管継手はほぼすべて液体パッキンが塗られてましたので
清掃してOリングを交換しました。
オイルはアッシュPSE10W40を入れました。
そして・・・ エンジン始動
始動後の灯火チェック・・ センターメーターの照明が点きません。
ハイビーム、ウインカーのインジケーターがぼんやり点灯してます。
ギヤを入れて回転させると、照明が点いたり消えたり・・・・ YMDさんが言ってた症状はこれですね。
センターメーターのアース不良のようです。
スピードメーターワイヤーを通じて辛うじてアースが落ちてるみたいです
メーター裏の配線は、うーん・・ゴチャゴチャですねぇ。。
これをやり直すのは一大事業になっちゃう・・・W
簡易的に メーター本体からアース線を取り出してボディに接続しておきます。
とりあえず症状は解消しました。
続いて、キャリパーのオーバーホール。
洗浄したら赤のペイントはすっかり落ちてしまったので・・・
また、赤くしておきました。
組み付け。
パッド裏の鳴き止めシールボロボロになってたので張り替えて
面取りしました。
リヤのラバコン、
ハイローとナックル
交換して完成。
切れてたトランクワイヤー交換。
床下の燃料ホース
かなり危ない状態でした。
交換してひとまず安心。。
下回りにはシャシブラックを吹いておきました。
あと一歩で試運転まで行けそうです。
オルタネーターの横にあるカプラーは繋ぎ変えることで
電動ファンスイッチを、従来のバイパスホースにあるものと、
ラジエター下のスイッチとに替える事が出来ます。
クーラーコントロールダイヤルの右にあるスイッチは
コンプレッサーのマグネットクラッチのカットスイッチのようですが・・・謎。
今日は午前中雨だったんで、天気が良くなったら試運転します。
4月29日追記
YMD様から、 最後のご依頼パーツが届きました。
取付完了。。
試乗テスト中に、瞼型ヘッドライトカバーの片方が落ちて破損してしまいました・・m(_ _)m
4月30日追記
すべて完了したので引き取りに向かいます。
パスタイムの中野くん・・頑張りました。
GWの中、渋滞の合間を縫ってピストン輸送。。。
キャメルに到着。。。
明日のお引渡し予定です。。
5月1日追記
YMD様、公共交通機関を利用いただきキャメルに到着です。
モデルさんと一緒・・・かと思ったら奥様でした。
まずはちょっと乗ってみます・・・
やっぱり・・チョロQ。
オートマもいいし、 新しいラバコンの乗り心地の良さにビックリ。
でしょぉ~。
最後にステアリングセンター調整と、
バックでピンポンパン 取付して完了です。
たいへんお待たせしました。
これから自走で愛知県までのドライブです。
ホイールベース短いから疲れるんだよね・・・とYMD様。
美女と
では、愛知県までの道のり・・・
周りの視線をたくさん浴びながらおかえりください。。
お気をつけて・・・・・
この度は、遠いところからありがとうございました。
またのご利用お待ちしております。
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