曽根です。


毎年3月がメンテナンス月のKNT様

去年の3月は1年点検でオイル交換でした。

今年は車検ですねー。

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府中までお引き取り。。。 

積載車に乗せる前にハイ写真でーす。。


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洗浄仲間たちと一緒にまずは水路洗浄から。。


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新車からワンオーナーで屋根付き駐車場で紫外線に当たる時間が少ないので

室内もたいへんきれいです・・

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21年間で21900km・・・・  

最近はちょっと乗るようにしてる、というKNT様。。

確かにこの1年間で1600㎞ほど走ってました。  でも1600kmだもんな。。

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ヒーターユニットからのもれも無し。。

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ヒーターコア洗浄できるようにヒーターバルブを開けます。

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そして、ラジエターフラッシュ入れて洗浄開始。



水温チェックのためにミニモニ繋いだら・・・

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いきなりMAPセンサーにフォルト!!

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インマニにバキュームが95kpa・・

アイドリング時の標準が33kpa前後なので、完全に異常。。

2次エアを吸ってしまってますね。

インジェクション初期モデルだと、これだけ2次エア吸うと

真っ黒い排気ガスがでてカブって止まっちゃいますが、

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中後期のインジェクションは、フェールセーフで異常な部分は無視して

出来る限り正常に作動させようとしてくれてます。

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なので、燃調はほぼ正常値。。

ドライブフィ-リングは悪くてもとりあえず走れる状態です。

アイドリングも普通なので、水路洗浄はそのまま続行して、後ほどバキュームホースの点検します。




では、水路洗浄とスリーチェックに戻ります。

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エンジンは71℃まで上昇してますが、ラジエターに挿した温度計はまだ24℃

1年前に交換したサーモスタットはキチッと密閉して正常です。


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88℃まで上昇したところでサーモスタットは開いたようです。

両方の温度も近く、水温センサーの温度精度も良好です


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ラジエターに勢いよく流れ込んできてるのがわかります。

サーモスタットの開弁量もOKですね。

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電動ファンが回るまで更に水温上昇させます。


この時間にECUのチェックしておきます。

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水温は90℃

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マルチ画面では

アイドリング880rpm  アイドリング認識OK  燃調補正OK

スロットル電圧0.54V  ステップ値53

すべて数値は良好

MAP値が異常ですがフェールセーフで普通に作動させているのがわかります。

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吸気温 33℃

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電圧13.2V  

MAP以外はすべて良好でした。





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そのまま上昇させて96℃になったところで・・・


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電動ファン回り始めました。

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そして90℃まで落ちたところで



ストップ  電動ファンの動作も良好。。

スリーチェックはすべて合格 二重丸 

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排水。。   4年前はかなり汚れが出てきました。 

2年前は少し汚れが減って

今年は割ときれいな状態の水がでてきました。

やっぱり車検毎の水路洗浄は欠かせませんねー。


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通常排水の後は、ラジエター口から逆流で吸い上げ・

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ヒーターコアからも逆流で吸出しで汚れを絞り出します。。

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しかし、こっちも毎回洗浄してた成果ですね。 ヒーターコアからも割ときれいな排水です。


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水路がきれいになったので、アレ入れます。。

アレって・・・・そう今話題のアレです。

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冷却水と混ぜて入れると、エンジンがパワーアップして、さらに静かになるというリキテック。。

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最近いただいたインプレでは、みんなが静かになったと喜んでくれてます。。。

OWT様・・・

CHM様・・・・

KTM様・・・・も。


KNT様の場合もパワーアップというより、静かになる方の恩恵が大きいと思います。。。

更に、赤錆が出てきてしまった水路が黒錆に変わるという嬉しい効果もあります。。


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更にMINIの鉄エンジンには欠かせないクーラントブースター。。

強力防錆  強力防蝕 強力消泡。。。 で守ってくれます


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リザーブタンクにもクーラント入れて水路洗浄 & リキテック注入完了です。

サーモスタットが開いてウォータージャケットにリキテックの成分が行き渡ったんでしょうか

エンジン音が静かになってます。。!

メーカーによると、

還元作用による『電子の動き』 でエンジン内部の静電気が取れることで

ピストンの首振りなどが減ることでエンジン音が静かに、そして滑らかになるんだそうです。。。





では、車検チェック と 先ほどの『2次エア吸ってる件』をチェックです。

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まずは、一番怪しいバキュームホースの点検

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やっぱり、黒のショートホースが切れてました。

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赤ホースのL字パイプも大きなヒビが入っててこれも寿命です。

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ヒュエルトラップも交換します。

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ゴムホースが刺さるところは斜めカットで空気の流れを妨げないようにしておきます。

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MAP値は正常に戻りました。


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フォルトの記録を消しておきます。

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しかし・・・・ 燃調補正値が大きくなってます。。

100%がプログラム通りの燃調とすると、それより19%も薄く補正してることになります。


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MAP値の異常で、長期間フェールセーフで走らせてたのが原因なのか・・・・

ECUをフルリセットすることで、過去の記憶を消し去ります。。

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過去のMAP異常の記憶も消え、燃調補正値はやや小さくなったのですが、

それでも13%薄く補正されてます。。。

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O2センサーに煤が詰まってて正確な排ガスを測定できてない可能性もあるかな。。。

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低いギヤで高回転で回してO2センサーの煤をすっ飛ばす作戦。。でキャメルの周りを走ってきました。

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さっきより、さらに改善されてきました。  あと一歩

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いい燃焼はいい火花から・・・

プラグも交換してみました。

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更に改善。 5%薄く補正してます。

リキテック効果で、数パーセント燃調が薄くなる傾向なので

これで正解です。




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下回り点検します。


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右足

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前回から指摘されてる右のラックブーツ切れ。。 これは今回交換です

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リバウンドバッファーの切れ始めてました。  交換しましょう。

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右のアッパーボールジョイントは、まだグリスアップで対処できるくらいのガタが出始めてます。

次回も要チェックです。

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左足。

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ラバコンはかなりペッチャンコで、ハイローキットの調整はもう一杯伸びてます。

赤丸で囲んだところは、完全に切れてしまってるリバウンドバッファー。交換です。

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左のドライブシャフトインナーブーツからのオイル漏れ。。

これは2年後の車検で交換かな・・。

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前回の車検で取り付けたPECSのパッキンから少しオイルが滲んでました。

PECS清掃を兼ねてパッキン交換しましょう。。。


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メカ山田です。

本日、バッテリーを交換しました。


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ターミナルに、接点グリスを塗布。

接触がよくなりますように・・・


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バッテリーの交換も終わり、これで全て終了です。


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早速マスターが、ローダーに乗せて納車に出発。


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国立ICの桜は満開でしたぁ~


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これから満開の桜を見に行こうかな・・・とKNT様

すごく調子よくなったから気持ちよくドライブしてみてください。

今回も車検ご用命ありがとうございました。

これからも快適なミニライフをお過ごしください。



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