曽根です。



ストリートMINI編集部の足車・・・のはずが

CIMG9567

若山さんの趣味的要素が少し だいぶ加味されて・・・

CIMG9475

三和スーパーバトルではインジェクションリーガルクラスで大活躍しちゃうMINIになってますねぇ。。。

CIMG9568

ドライバーは 『さいなつ』 っていうのも注目度高いです

BlogPaint

ストミニ VOL.34  4月号の表紙にも大きく出てます。。。

BlogPaint

ギヤ比変更  ハイカムに変更・・・

筑波1分16秒狙いの仕様です。






そんなストミニ編集部のMINI。。

今日は取材で活躍です。

CIMG1344

運転してきたのは『さいなつ』ではなく、清原編集長。。。

ドライバーでこんなにイメージが変わるんだ。。。。(笑) 


CIMG1343

室内はバケットシート以外は取材車といってもおかしくない感じ。。。



で、本日の本題は。。。


今話題の 水に魔法のリキテック で

ストミニ号は変わるのか・・・・
です。


CIMG1346

還元作用の力がエンジン内の静電気除去に働く・・・というのが作用のメカニズムで

体感的には、エンジンが静かになって、滑らかに、そしてパワーアップ。。という効能なんですが・・

雑誌で紹介するのにできるだけ客観的なデータも欲しいので

3台目曽根号の時のようにECUデータと、排ガス の 施工前、施工後で比較してみようと思います。

CIMG1370

オイルくらいはチェックしてからね。。  


CIMG1354

都内から走ってきたばかりなので水温はバッチリ上がってます。

CIMG1349

876回転   スロポジ電圧0.56V  ステップ値65

燃焼状態で変化がでる数値をチェックしておきます。

CIMG1361

インマニの負圧 43kpa  

CIMG1359

燃調補正  +1%



ミニモニチェックした後、排ガスチェックのために車検工場に向かいます。

CIMG1363

ほほぉ~。  

CIMG1364

ケントカムのMD274に変更されてるので、走行フィーリングはノーマルとはだいぶ違います。

4500回転から上はギュイ~ンとかなりパワフルですが、アイドリングから3000回転あたりは

ノーマルの方がトルクあるかな・・って感じ

バルブタイミングのオーバーラップが大きいのでアイドリングでの負圧が低く、ECUの制御で

燃調が濃くなってしまうのを、SFRで燃圧を下げて、燃調を薄くしてます。

フルノーマルの3代目曽根号とはかなり仕様が違うのでどういう数値が出るのか・・・・

CIMG1367

早速、排ガステスターでチェック

Cimg1368b

CO  0.29%     HC  256ppm







キャメルに戻って、水路洗浄から行います。

CIMG6463

鉄エンジンのMINIは定期的な水路洗浄が必要なので

リキテックを入れる前に洗浄を行っておきたいです。

汚れてた冷却水のままで入れたくないですもんねー。。

BlogPaint

そうか・・ ストミニ号はエンジン弄ってるし、脱着のときに水回り一式交換で

ラジエターも新しいんで冷却水は交換されてるんですね。



しかし、ここはリキテックを注入する正しい手順として水路洗浄から行います。

CIMG1372

室内のヒーターユニットの点検から・・

CIMG1375

あぁ、ヒーターユニットのケースに、冷却水が漏れた跡がありました。

今はヒーター使わないし、冷却水も減ってないから漏れは止まってるのかもね。。

いずれにしても、要注意です。  

CIMG1377

ヒーターコアまで洗浄したいのでヒーターコックは開けておきます。




エンジン回して洗浄。。。

CIMG1390

サーモスタットは88℃位から開きました。  

インジェクション標準のサーモが入ってるようです。

CIMG1391

ラジエターに勢いよく流れこんでるのでサーモスタットの開弁量もOKですね


CIMG1398

水温センサー92℃   ラジエターも92℃

水温センサーの温度精度も良好でした。

CIMG1353

そして、92℃で電動ファンは回り始めました。

ドゥトレーディングさんのコア増しラジエターに付属してる、現在のサーモスイッチは

このように停車状態で負荷が掛からないと92℃で回ったり止まったりを繰り返しますが

走行してもっと温度が上がるような状況では回り続けるので問題なしです。


CIMG1403

排水。。 やや濃い目の緑色。。  

ラジエター交換時に冷却水は入れ替わってるので基本的にきれいでしたが、

エンジンブロック内には錆が残ってるかもしれないですね。


CIMG1427

ラジエター口から逆流で吸い上げ、

その後、バイパスホースを堰き止めてヒーターコアだけから吸えるようにしてから

逆流で吸出してすすぎます。


CIMG1428

右のラジエター逆流水はきれいでしたが、

左のヒーターコアからの逆流水からは錆汚れが出てきました。

今までの過去の汚れの堆積です。


水路洗浄の極意は逆流にあり です。

CIMG1430

クーラント と クーラントブースター入れてから・・・

CIMG1431

今日の本題 リキテック注入です。




では、施工後のデータチェック。

CIMG1447

水温91℃

CIMG1449

871回転  スロポジ電圧0.54V  ステップ値60


CIMG1446

インマニ負圧 42kpa

CIMG1444

燃調補正  ▼1% 


CIMG1433

施工後の排ガスチェック・・

Cimg1434b

CO 0.32%    HC 155ppm






データを比較してみると・・・・

アイドリング      876rpm →  891rpm

インマニ負圧(エンジンに掛かる負荷にほぼ比例)  43kpa → 42kpa

スロポジ電圧(スロットル開度に応じた電圧)   0.56V  →  0.54V

ステップ値(スロットルバルブを開く方向に押す量) 65 →  60

燃調補正     1%濃く補正 →  1%薄く補正

排ガス CO    0.29%   → 0.32%

排ガス HC     256ppm → 155ppm

(*上記のインマニ負圧はノーマルカムの場合は30Kpa ±3くらいです。)


● ミニモニデータからは・・・・

同じ回転でアイドリングさせるのに、

スロットルバルブ開度は少なく

燃料も少なくて済んでるという 傾向がわかります。

● 排ガスからは・・・

CO(一酸化炭素) 不完全燃焼が増えてるのは燃焼の状態なので点火などのコンディションの影響かと思います。

HC(炭化水素) が減ってるのは燃料であるガソリン(炭化水素)が少なくなってると考えます。


Image1 変化の量は大きくはないですが、

少ない燃料でパワーアップしてる方向に働いていることがわかります。

唯一、COが増えてしまったのは、今回のMINIにはアイドリングでは本領発揮できないハイカムが入ってたからかなぁ・・


CIMG1451

そして、自称 『違いの判らない男』 の清原編集長。。。。 

『なんか静かになったような気がする・・・』

でも、フラシーボかもしれないので・・

CIMG1452

最終的なインプレッションは6月発売のストリートミニを買って読んでください(笑)







にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
キャメルはブログランキング参加しています

キャメルオート オンラインショップ
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます




ローバーミニ専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002