メカ山田です。
奥多摩に行く途中、電動ファンが回らずオイル漏れも見つかり
急遽ご来店されたMRT様・・・
3連休ということもあり、沢山のお客様が来店された今日のキャメル。
点検することができず、お車をお預かりすることになりました。
夜になり、ようやく落ち着いたところで点検してみました。
オイル漏れは、フィルターケースからのようです。
電動ファンは、ファンスイッチの配線を短絡すると作動するので、
恐らくファンスイッチ不良が原因でしょう。
リフトアップしたついでに、少し点検してみました。
右のアッパージョイントに、少し大き目のガタがあり、ナイロンベアリング
の摩耗も大き目ですね・・・
ナックルジョイントのブーツも切れてますね。
足回りを中心に、修理されたほうがよさそうな個所が幾つかありました。
今回は、オイル交換とPECS取り付け、電動ファンスイッチの交換でしたね。
作業は、明日行います !
ヽ(*´ω`*) 9/ 24 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
朝から作業開始です(`・ω・´)ゞ
早速問題発生(^_^;)
左のブレーキランプ・スモール球が点きません。
後で開けてみますね。
まずは試乗チェック。
左前で少しコトコト。
オートマは後退のストールテストNGです。
滑っています。
早めに安心オートマおすすめです。
ワイパー&ウォッシャーokです。
続いてECUチェック。
ECUが覚えているフォルト(故障コード)を見ます。
吸気温センサーと
クランクセンサーにフォルトがありました。
・クランクセンサー 843rpm
・アイドルスイッチ アイドリング
・o2フィードバック クローズドループ
・スロットル電圧 0.48V
・ステッパー値 36
数値におかしな所はありません^^
数値におかしな所はありません^^
mapセンサー 30kpa
水温センサー 84℃
吸気温センサー 33℃
バッテリー電圧 13.9V
o2センサー 元気に稼働中。
燃調二次補正値 ±0%
現在の数値に異常は見られません。
今覚えているフォルトを忘れていただきましょう。
はい。忘れました^^
次回また同じ様にフォルトが出るようでしたら本当にセンサーが悪いかもしれませんので交換しましょう。
タペットカバーからオイル滲みがあります。
増し締めして掃除しておきますので様子を見てください。
クラッチカバー側のブローバイセパレーター付近がオイリーです。
ここも掃除しておきます。
また同じ様に汚れるようでしたら一度外して掃除した方が良いかもしれません。
オイルフィルターの方は掃除してありましたがサブフレームのオイル汚れを見ても相当な量を噴いたのが想像つきますね(*_*;
今回はこのスイッチも交換予定。
ラジエーターリザーブタンクのLLC量はバッチリokです。
ミッションケースもオイルまみれ。
あとで拭いておきますね。
メーターケーブルハウジング周辺もオイル漏れ多そうですね。
キックダウンスイッチからも同じくらい漏れてるかもしれません。
何はともあれオイル抜きます。
ドレーンが社外品に交換されています。
これでは鉄粉がどれほど出たとか分かりづらいですね(^_^;)
今回からカルテ付けておきますね^^
これはオイル交換する度に追記されていきます。
インナーフェンダーにクラックありました。
左前に約3cm
右のショック裏に約5cm
大きくなるようでしたら溶接補強が必要になります。
大事なテンションロッドが曲がっています。
足回りで何か修理やチューンするようでしたら一緒に調整式テンションロッドに交換したいですね^^
後ろの方までオイルが飛んでいます。
触媒周辺もしずくになっています。
この辺も拭いておきますね。
マフラーの一番うしろのマウントが左右共切れています。
落とす前に交換したいですね。
グリスアップします。
左右の上側ボールジョイントに少しガタがありましたがこれでバッチリ問題ありません♪
問題のオイルフィルター外します。
パッキンは見事に切れています。
これじゃ漏れないほうが不思議ですね^^;
PECS用に開発された特殊なパッキン装着。
PECS取付完了ですヽ( ´ー`)ノ
あのドレーンでは鉄粉がどれほど出ているのかわかりませんので最初は10,000kmくらいで点検した方が良いですね。
つづいてファンスイッチも交換します。
左がお疲れ様の方。
右が今から頑張ってねの方。
いまからがんばってね~ヽ( ´ー`)ノ
掃除開始。
これはやりがいがあります。
下回りに緩みは特にありませんでした。
空気圧も調整 220kpaで揃えておきました。
ATの強い味方。
エステル系のSOD-1を投入します!
通常のオイル交換時に添加して走行するだけで頑固な汚れ(スラッジ)をSOD-1の強力な洗浄作用により還元洗浄します。これ以上安全な洗浄方法はありませんね。
いくら良いからと言ってそんなに沢山は入れちゃダメです。
全体の10%が基準です。
ATの場合最初は0.8Lで次回からは0.5Lです。
オイルはWAKO'S PRO-S プロステージS 10w40です。
嘘か本当かワコーズが社運をかけて作ったと言われているオイルです^^
次回のオイル交換は来年の春頃か76,000km走行時です。
ラジエーターの方はLLCのカンフル剤クーラントブースター投入です。
口までLLC足してふたします^^
エンジンスタート。
電動ファンが回るまで左テールランプ点検します。
レンズを緩めたら中から大量の水が(^_^;)
どうやら床上浸水していたようです。
これじゃ点く訳ありません。
球が抜けないと話が進みませんがうんともすんとも。。
やっと抜けてきましたヽ( ´ー`)ノ
電気は来ているようなのでお掃除して接点復活剤に頑張ってもらいます。
無事復活♪
これで後ろの車が「お?右だけブレーキ!?」ってびっくりしなくて済みそうです。
お?電動ファン回りました^^
これで安心ですね~
もう一つ安心するためにマフラーマウントも交換します。
マフラーマウントって言ってもこれホントはギアレバーマウントなんですけど。
短いのにしたら床に当たりそうなので同じもので組んでおきます。
うん!安心です^^
漏れの確認もokです^^
オイル量はMAXちょい上。
時々チェックしてくださいね。
今回交換したパーツ。
純正のフィルターケースなどはお持ち帰りです^^
「いや~!おとーと君スムーズで良いね~!」
MRT様のミニもこうなりますよ^^
ではお気をつけてお帰りください。
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
しばらくしてから「水温がまた上がっちゃったんだけどー」とUターン
電動ファンスイッチ以外にも何かあるのか?!
メカ山田さんにバトンタッチして原因追求。
するとコネクターの所で焼け発見!
端子がうまく抜けずギボシで繋ぎ直しました。
アースも心配になってきたので点検。
少し腐食しています。
お掃除して接点復活剤&グリスで養生。
しっかり締めてもう一度作動チェック。
しっかり回りました^^
今度はリレーも配線もチェックしたので大丈夫。
やっと帰れますね^^;
暗くなってきたので道中にお気をつけてお帰りください。
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
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