曽根です。


岩手県のAKS様から安心オートマのご依頼いただきました。。

症状は・・・・ギヤを入れてから繋がるまでのタイムラグとたまにジャダーが出るとのことです。。


そしてキャメルオートまでは 『安心オートマらくらく便』 でらくらく運んでもらいました。

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この人は運んでくれた陸送ゼロの方です。。。

安心オートマらくらく便は 高品質輸送の陸送ゼロとの提携です。。。

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車両受け取りの際に厳しくボディチェックされてます。。 

なんか傷だらけみたいに書いてありますが・・・


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一見してきれいなポールスミスです。。。

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どこにそんな傷あるの・・・って

まったく気にしなくていい小さなキズまでチェックされてました。。 

これも輸送品質ですね。




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シートの擦れもなく、インパネの青もきれい・・・


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エンジンルームも手が行き届いてますね。。。

ラジエターなどの水廻りは交換されてます。

ブレーキは国産車用のブースターに改造されてました。


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オイルも適量。。。


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冷却水も交換されてるようです。。 よくメンテされてますね


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サーモスタットも交換されてるようです。

ラジエターホースも交換されているようですが、エンジン脱着の際にホースバンドを再締め付けすると切れることもあるので、ホースだけは交換させていただきたいです。


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室内のヒーターユニットに繋がるホースは他のものと違うものが使われてました。

これは交換するのにヒーターユニットを落とす必要があります。。


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エンジンに手を掛けて前後に揺するとゆらゆらと動いてしまいます。。。

ステディロッドブッシュが緩いようですのでエンジン積込の際に交換しますね。






では試運転に行ってきます。


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Dレンジに入れてからコツンとギヤが繋がるまで約2秒。。

仰るようにタイムラグは大きいですね。

1速に入る時に、リバースバンド、3速バンドを締め付ける動作が入るので、

1速に直接関与するフォワードクラッチの他に、リバースと3速に消耗や油圧トラブルがある可能性もあります。







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2⇒3速でややもたつく感はあるものの、4速までシフトアップしていきます。

たまにジャダーが出るとのことでしたが、発進でアクセルを入れても前進でジャダーは出ませんでした。。

今日は調子いいのかも‥

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足回りからはコトコトと小さな振動を感じます。 

どこかにガタがあるのでしょう。  あとでリフトアップして点検します。

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リバースに入れてみます。


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ブレーキを踏んで軽くアクセルを開けると吹き上がってしまいました。。。

本来は1700回転前後で止まらなければいけません。。。

リバースは完全に滑り始めてます。

ギヤドラムを削ってしまってなければよいのですが・・・・・・・ちょっと心配。





戻ってきて、基本チェックしておきます。。

まずはミニモニでECU診断。

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4つのフォルトがはいってました。。 

1つ目は吸気温センサー

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バキュームのMAPセンサー

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スロポジセンサー (ポテンショメータ)

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クランク角センサーにもフォルトです。。

これらのフォルトは部品交換の際に入ってしまうこともあります。

後ほどこれらのフォルトは一旦リセットし消しておきます。

再発するようなら部品交換も考えましょう。。。

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マルチ画面では、  回転もスロポジ電圧も正常表示してます。

他の数値も正常値。


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MAPも規定値内です。。

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水温


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吸気温

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電圧OK

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燃調補正もOK

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では、フォルトのリセットしておきます。

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心機一転ノーフォルト。。。




そのまま水温上昇させてサーモスタットと水温センサーの温度精度チェックしておきます

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インテイクマニホールドの下に付いてる水温センサーは85℃

ラジエターに挿した温度計は87℃

水温センサーの方が数℃高いのが普通ですので高温側の感度が鈍ってくる前兆です。

エンジン脱着の際にセンサー交換しましょう。。


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サーモスタットの開弁温度と開弁量は良好ですので再使用も可です。


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ラジエターの下に付いてる電動ファン用のサーモスイッチは使われずに配線が外されていました。

過去に作動不良があって使われてないのでしょうか?


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ラジエターの下にあるエンジンマウントブラケットはヒビが入りやすく強化品が出てるので

エンジン脱着の際に交換をお奨めします。



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リフトアップして下廻り点検します。

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岩手県からということで 塩カリによる錆を心配してましたが

ボディ、下廻りに錆は無くキレイでびっくりです。。。

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錆が出やすいバンパー下やリヤサブフレームもきれいですね。

ガレージ保管なのでしょう。


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ミッション、足回りをチェックします


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ミッション番号とデフケース番号は同一でした。


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オイル漏れは少ないです。。

漏れの定番パーツのひとつ、キックダウンSWは取り外されて蓋されてました。

かなりオイル漏れに関しては神経使ってたように見受けられます。

安心オートマは、キックダウンSWは漏れ対策品を更に対策して取付け致します。。


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右前足回り。。 ガタ、破れも無く良好です。

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右のフェンダーの内側は大きなサービスホールが開けられてました。。

タイヤが跳ね上げる水や汚れは少々心配ですが、整備やり易そう。。


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テンションロッドブッシュはオレンジ色!

材質は不明ですが、固い材質の場合は割れに注意です。。

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左足回り・・  ハブ、ボールジョイントにガタは無く良好でしたが・・

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左のタイロッドを握って上下に揺するとコトコトと振動をともなう音。。。

走行中に感じた振動の原因はこれですね。

ラック内の樹脂のベアリングがすり減って割れてるとおもいます。

これは交換しましょう。


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リヤのラバコンも潰れてますね。。。

新しいラバコンはしっとりとして乗り心地いいですよー。。。




さて、ではオートマに掛かる油圧チェックします。

フィルターで油温測定

既に磁力型フィルターPECSが取付済み  

PECSはエンジンとミッションを守るのはもちろんですが、

エンジンやオートマが軽く静かに回るのを実感されたと思います。

そのフィルターケースで簡易油温測定・・69℃

リバース油圧

ニュートラル7㎏   前進6.5㎏で基準値内でしたが、

リバースは基準値を下回る7.7㎏でした。

バックは勢いよく走らないので滑りには気付かなかったと思いますが

低油圧でどんどん滑りが助長されたと思われます。



油圧測定中のビデオです。。。。








次はドレンボルトの鉄粉チェック

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もう一つのドレンボルトを用意してサッと入れ替えます

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微粉末の鉄粉が付き始めてます

これはギヤドラムが削られた時に出ます。。

果たしてギヤドラムの再使用できるのか・・・・・





11月9日追記

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エンジン降ろします


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国産の大型マスターバッグとブレーキパイプラインの取り回しが違ので注意。。。

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インマニのウォーターパイプとバイパスホースを繋ぐのに液体ガスケットが使われてます。

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先端だけが少々腐食しておりました

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前後ブレーキの圧力調整するプロポーショニングバルブからフルードが滲んでます。

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ブレーキなので危険です。。。これは積込前に交換しますね。。


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水温センサーも交換します。


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スイベル内のハブベアリングのグリスが足りなかった?

積込前に分解点検します。

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CVジョイントとベアリングが当たる部分も乾いて錆が浮き始めてましたが磨けば大丈夫かな。。。


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エンジン降りました。

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専用の通い箱に入って・・

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九州への旅に出ます。

元気な安心オートマになって帰って来いよー。。。
















つづく


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