曽根です。


おはようございます。。

大阪ナンバーのきれいなMINIでご来店のGUD様



『日本一周旅行の途中で通りがかったんで寄りました』



車中泊できるように助手席の替わりにベッドになってました。。。

まだ２泊だけど・・・腰が痛いな・・と。　　寝返りしにくいもんね・・

去年OTNさんも日本一周の途中で寄ってくれたことがありました。。。




せっかく寄ってくれたからアレやってく？



はい、アレお願いします。。

キャメル名物　『３重連セラミックエアー+窒素』　　をお試しアレ。。



２２０kpaに合わせました。




エンジンやオートマは快調なんですが、

高速走行を続けるとどんどん水温上がってそのまま走るとH近くまで行っちゃうんです・・・

だから、休み休み行かないと。。



アイドリングや市街地走行は右の水温計の針は真ん中くらいで落ち着いてるんですけどね。。

確かにこうしていても水温上昇の気配はありませんね。




ミニモニでエンジンの状態をチェックしてみましょう



フォルト無し。。



アイドル認識も、燃調補正・・　その他もＯＫ



水温は８７℃。。　果たしてセンサーが正しいかは後で温度計を挿して比べましょう。




インマニのバキューム値も健康




燃調補正もほぼプログラムどおりで健康ね。。

仰るようにエンジンに問題はなさそうです。




中低速域ではずっと走り続けても水温が安定していて高速走行で上がるのは・・

冷却機能は基本的には作動してるけど、冷却能力が不足してる状態かな。。



水温センサーとラジエターに挿した温度計はほぼ一致なので水温計が上がってるときは本当に水温が高くなってるようです。。。

９０℃を超えたあたりからラジエターの下から沸きあがってくる症状ありますね。。

サーモスタットの開弁量不足やラジエターが詰まってると同じような症状がでるので

水を入れ替えながらそのあたりを点検してみましょうか・・・



排水に汚れはありましたが、ガラスチューブの２本目では半透明になってきました。



ラジエターとヒーターコアも逆流で汚れを吸い出します。。



両方ともきれいでした。。。



ノーマルだけどラジエターのパイプはきれいですね。。詰まりはなさそう。

お話を聞くと、ウォーターポンプ、サーモスタット、ラジエターは交換してもらったとのことでした。

８２℃のサーモが入ってましたが、冬のオーバークールの可能性はあるけどオーバーヒートには関係ないですね。




バイパスホースを外してエアが抜けるようにして粘性のあるクーラントの飲み込み方でラジエターの『通り』を簡易点検。。

少し詰まり傾向な飲み込み方ですが決定的に詰まってるわけではありません・・




高回転でウォーターポンプの羽根によるキャビテーションの影響もある？？

オーバーヒートするほどの影響は無いよなぁ・・・・と思いつつも、

クーラントブースターで消泡機能を強化しときましょう。。



防錆、防蝕機能強化で水路を守ってくれますから・・・ね。



勢い良く流れ込んでくるので、サーモスタットの開弁量は問題ないですね。。。



キャメルの回りをやや高回転キープで試運転しましたが

１０分ほどの走行では水温上昇は見られませんでした。。



すでに冷却関係のパーツは交換されてるし、それぞれのパーツは機能してるのに

高速走行のときだけオーバーヒートする・・・・・

残された疑いのパーツは、ラジエターホース

過去に中が詰まったラジエターホースが出回ったことがありましたよ。。。

不良ホースは切開しないと分からないのでどうしても発見が遅れます。。

フルサイズの３コアラジエターと色付きシリコンホースに交換すれば

エンジンルームが華やかになって、オーバーヒートも直るかもね。。。



まだ日本一周は始まったばかりなので　先は長いですけど

高速はあんまり使わず　のんびりドライブだったら完走できると思います。。。





大きな人生の思い出になりますね。。。

ちょっとしたトラブルは思い出に色を添えてくれます。。。

大いに楽しんでください。。。　　




キャメルはブログランキング参加しています


キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます




ローバーミニ専門店　キャメルオート
　　　　　　　　　　http://camel-auto.co.jp/　TEL.0120-810-002