曽根です
前回、星を見に行ったらテールランプからも星が出ちゃったHUJ様から
『アクセル離すと前の方からゴツンと・・心臓に悪い音がするんです・・・』 とご連絡がありました。
心臓に悪いくらいの音だと乗ってこない方がいいから保険会社の無料レッカーで入れてください。
それから約1時間後レッカーに載せられて到着。。。。。
すみません、見始めたのは暗くなってからでした。。。
前回、星がでたテールランプ周辺はお洒落なテーピングされてました。。
なんか、こういうデザイン!っていう風にも見えてきますね。。。。
試乗の前にオイルチェック。。。
オイル交換はご自分で最近やったとのことしたのでキレイいですね。。。
では、どんな音がするのか・・・・乗ってみました。。。
ステアリングの右に 次のオイル交換用の貼り紙が・・・・
なぜか、びっくりしてますけど・・・
そしてアクセルをON⇒OFFすると確かに心臓に悪い ガチャンという大きな金属音と振動が伝わってきます。。
クーラーは右側の風量調整のダイヤルの3段階目で風が止まってしまいますね。
おそらくファンレジスターがNGです。
アクセルON⇔OFFでの音、振動といえば、まずはステディロッド周辺のトラブルを予想しましたが、
エンジンを前後に揺すってもガッチリ止まってて動きません。。
あれぇ~?
とすると、下廻りに原因がありそうですね。。。。 後ほどリフトアップして点検します。
ご自身でオイル交換した時フィルターも交換されてました。。。
オイルフィルターは是非 キャメルの磁力フィルターPECSをお試しください。。
鉄粉を100%取って2次摩耗以降を防止する機能はもちろんですが、車が軽く動くように変化します。
体感できるオイルフィルターです。。
ブレーキマスターのキャップ
配線が切れてます。。 交換したいですね。
ブレーキフルードは何年も交換してないようです・・・・・
ということは、リヤブレーキのホイルシリンダーのカップも交換してないですね。。。
リヤブレーキは4年以内に漏れる確率が高いのでキャメルでは車検ごとにカップ交換しています。
来年4月の車検では必ず交換が必要ですね。
ラジエターキャップを開けたら臭いもありました。。。
冷却水は何年も交換されてなさそうです。。
水路洗浄しましょう。。。
キャメルの水路洗浄は サーモスタット、水温センサー精度、電動ファンの作動の スリーチェックも併せて行います
室内のヒーターユニットに引き込むヒーターホースとのジョイントパイプは未交換で樹脂製のままでした。
水路洗浄の際にステンレスパイプに交換をお奨めします。
脆くなってる樹脂製パイプはエンジン止めた時の内圧上昇で破裂することがあります。
リフトアップして下廻り点検です。
オイル漏れは少ないですね
右足回り。。。
走行中にキコキコ音がしたのはスパックスのショックですね。。。
あー、ドライブシャフトブーツはパックリ大きく割れてしまってます。。
裏から見るとこんなに中身が見えちゃってます。。。
これは交換しないと走れないですねー
左右のラックブーツも劣化して今にも割れてきそうな状態でした
そして、左のタイロッドを握って上下に動かすと
あー、走行中に感じたあの 心臓に悪い音 です。。。
ここまでガタガタになる前に、左前タイヤから走行中にゴトゴト音と微振動が伝わってきてたはず。。。
ステアリングラック内でナイロンベアリングがバラバラに破壊されてる状態です。。。
いつもと順番が入れ替わりましたが最後にミニモニでECUチェックします。
クランク角センサーにフォルトです。。
今はエンジン掛かってるので正常に信号出してるはずですけど・・・
マルチ画面の数値もOKです
バキューム値もOK
水温。。。 この数値が正しいかは水路洗浄のスリーチェックで確認が必要です
吸気温
電圧OKですね
燃調補正もOK
一旦 クランク角センサーのフォルトは消しておきます。
次回、フォルトが再発するようでしたらセンサー交換もアリですね。。
11月25日追記
わたなべです。
本日水路洗浄を行いました。
準備をして,スタートです。
まずは車内のヒーターコアのチェックから。
漏れてはいませんでした。
安心です。
ヒーターコアへ続く水路も洗浄するために
ヒーターバルブを引いておきます。
洗浄剤を入れて
しばらくアイドリングで循環させます。
水路洗浄スタート時の水温です。
徐々に水温が上がってきました。
サーモの密閉具合は大丈夫そうですね。
88度でサーモが全開になったようです。
ラジエーター側に勢いよく流れ込んできました。
サーモの開弁量もokです。
97度でファンが回り始めました。
温度の誤差もなさそうなので
水温センサーの精度もokですね。
96度でファンは停止しました。
サーモの開弁量等のチェックも終えたので
すすいでいきます。
汚れていますね…。
臭いも酷くはないですがありました。
続いて逆流させてすすいでいきます。
やはり汚れていますね。
今回の水路洗浄である程度はきれいになったと思いますが
定期的な水路洗浄で水路の状態を
良好に保ちましょう。
続いて冷却水を入れる前に
ヒータホースジョイントパイプの交換を行います。
ここと奥の二つを交換します。
これが新品です。
奥に移っているのが取り付いていたものです。
純正は樹脂でできているので
経年劣化で割れて,水漏れを起こしてしますのです…。
ヒーターホースジョイントパイプの交換が終わったので
冷却水等を入れていきましょう。
今回はリキテックも入れます。
リキテックを添加することにより
エンジンブロックウォータージャケット内を循環することで作用し
燃焼効率を高めレスポンス,トルクアップを体感できます。
クーラントブースターも入れます。
冷却水を入れて
サブタンク側にも入れて
水路洗浄の作業は終了になります。
20191125 追記
駆動系統とステアリンング系統の交換作業です
ドライブシャフトブーツの損傷のためにブーツ交換を実施
ハブナックルから順に外していきます
スイベルハブ
そしてアウタージョイントを分解
タイロッドエンドブーツも損傷してグルスが出てしまっているので
ブーツ交換します
ナイロンベアリングのガタの為交換作業です。
ラックブーツの細かいヒビとバンド付近が切れかけている為
交換します
ナイロンべリングは、砕けちっていました。
白い粒が、破片です。
新しいナイロンベアリングです
作業終了後にアンダーガードは、清掃します
清掃後に取り付け
リアブレーキホイールシリンダーの分解、O/H
ピルトンが腐食、汚れています
ホイールシリンダーを清掃
ピストンも清掃
新しカップ、ブーツを組み付け
ライニングの表面も慣らします。
ブレーキドラムの内面も慣らします。
組み付けが終了しましたので
フルードのエアー抜き作業です
レベルセンサーの端子が、腐食の為に損傷しています。
修理は出来ない為、交換します
最終でホイールナットを締め付けて完成です。
ヽ(*´ω`*) 11/ 28 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
ご納車前に左のスモール球切れ発見。
電光石火で交換♪
そしてHUJ様ご来店♪
無事に大人気キャメルカレンダーゲットヽ( ´ー`)ノ
とても絵が上手なHUJ様。
絵心ある人が羨ましいです。
そのうちいしかわ号も書いてくれないかしら?(*´¬`*)
今まで頑張ってくれた交換部品達。
ここでお別れ・・・と思ったら一緒にご帰宅。
来月早々にスタッドレスタイヤにチェンジする為に再来店予定。
交換した瞬間に雪乞いしちゃいますか!(笑)
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ
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