( ´ー‘)ゞ 新春大運動会に向けて今度はホントにダイエットするのだ!の石川です♪
前回ステアリングのセンダー出ししたNJM様。
「ふっふっふ。遂にこの時がやってきたぜ。」
いよいよですね(*´ー`*)b
何やら楽しそうなNJM様とマスター♪
手には噂のハートピストン&軽量コンロッドヽ( ´ー`)ノ
「じゃーシッカリ頼んだぜ!」
お預かりします(`・ω・´)ゞ
そしてその夜・・・
施工工場に移動です。。。
ストックヴィンテージ到着です。。
2月14日追記
現状確認してから着工です。
さっそく降ろします。。
降りました。 さー、分解開始します
この機会にラジエターとホースは交換しましょう。。。
ホースの希望色は赤です。。 華やかなエンジンルームになりそうですね
クランクプーリーのショック吸収用のゴムが固くなってひび割れてます。。
ハーモニックバランサーに交換するチャンスですね♪
ヘッド分解しました
オイル下がりが進行してるようです
バルブの傘にカーボンたっぷり。。
バルブシールだけでなく本来ですとバルブガイドも交換したいところですが・・・・・・
ハートのピストンと軽量コンロッドを入れたら、次はチューニングヘッドにしたくなるのが人情って?
なので、今回はバルブシールだけ交換して近日中の更なるバージョンアップを待ちましょう。。。
進化は止まらないのです♪
エンジンパーツが取り出されました。
ノーマルピストンはコレが見納めですね。。
おつかれさまでした。
コンロッドは機械加工で強度落とさずに軽量化します。
カム山が1か所異常摩耗してました。。
過去に潤滑状態がよくない時期があったのでしょう。。
バルブリフターは場所によってこんなに傷の入り方が違います。
エンジンブロックを内燃機屋でボーリングしてもらってる間、しばし休息。
3月23日追記
ブログ更新できなくてすみませんでした。。
作業は進行してましたので遡ってのご報告です。。
ベースとなる5速ミッション・・
完成品として輸入されてますが、残念ながら実際はそのままポン付けすることはできません。
すべてバラバラにして部品を精査してシンクロナイザーリングはベアリングはすべて交換する必要があります。
ミッションケースも再洗浄して状態を確認する必要があります。
ハイリフトローラーロッカーも分解点検して準備しておきます
ボーリングから戻ってきたのでペイントの準備
今回、ヘッドもブロックも赤が希望です。。。
下地を作って
ガラスパウダー使用の3コートペイントです。。。。
パリッと仕上がりました♪
さて、いよいよ心臓部のパーツ組込み
ハートピストンと機械加工で強度を落とさず30%&も軽量化されたコンロッド。。。
ピストンはワイセコ
ピストンリングは日本ピストンリング製です。
OHVエンジンは横からのプラグで点火して燃え広がるので、
真上にプラグがある燃焼室のエンジンに比べて燃え広がる際のロスが生じます。
プラグに近いところで燃焼させて運動エネルギーに効率よく変換するためにピストントップの窪みを作りました
その形状がハートのようなので『ハートピストン』 と呼ばれてます。
そして、もう一つの特徴がピストンサイドのオートフィットコートで、シリンダーとのクリアランスを自動的に最適化してくれます。
組付け時のクリアランスは 2/1000㎜という限りなくゼロに近いクリアランスなのです。
上の写真はピストンリングを付けずにシリンダーに入れた状態。。
この状態での密閉度の高さは次のビデオをご覧ください。
ピストンだけでも抜け落ちてこないくらいの密閉度です。
ピストンリングの張力は必要最小限でできるだけフリクションを減らすことができます。
ではピストンリングを取り付けて組付けます。。
先ほど説明した 燃焼室となるハートの窪みを持つスペシャルピストン。。
ヘッドが付けば見えなくなっちゃいますから・・・これが見納めです。
中古良品のクーパーカムをチョイス。
バルブリフターはドゥトレーディング取り扱いの純正対応品をチョイス。。
クランクを組付けます。
ヘッド取り付け
オイルポンプはスイフチューンのハイフロー
ガスケットはストックヴィンテージオリジナルの銅製をチョイス。。。
このガスケットは、キャメルオートの安心オートマにも採用しています。
フライホイールは3.57㎏に軽量化 そして点火時期を5°進角させました。。。
カバーとクラッチ板は状態が良いので再使用します。
バランス取りもバッチリ。。。
アルミボディになって錆びなくなったハーモニックバランサーもこのチャンスに取付ます。
微振動を減らすことでメタル等の負担が減り耐久性もアップです。
5速ミッションと合体。。
いよいよ車両に積込みです。。。
ハートピストンは吸入効率が大幅に上がるので空燃比も変わります。
A/Fセンサーボスを取り付けて空燃比をチェックします。
不足する燃料はSFRで燃圧を上げることで増量します。
3月24日追記
キャメルに戻ってきました。。
赤いヘッドとブロックが、タダ者ではないぞ! と言ってるようですねー。
ラジエターホースも赤。。 タートルさんのBMCをチョイス。
ラジエターは日本製のコア増しに交換。 もちろんウォーターポンプも交換済みです。
吸入効率のよいハートピストンはより多くの空気を吸うのでその分燃料を SFRで増量しました。
燃圧はアイドリング時 1.1㎏ ⇒ 最大燃圧1.3㎏くらいに調整されてます。
暖機運転して試運転にいきます。
トルクアップしてるのは走りだしてすぐにわかります。
やっぱりイイです。。ハートピストン🎵
今までなかった5速にシフト。。
低速トルクが出てるので、5速でのクルージングが楽々です。。
吸入効率が上がって圧縮圧力が上がった分、アイドリング時だけは若干振動があるものの
走りだしてからはバランス取りされたエンジンがスーパースムーズです。。
これは長距離ドライブしたくなりますねー。。。♪♪
このあと、下廻りを中心に最終チェックして納車となります。
もうすこしだけお待ちください。。。
3月28日追記
たいへんお待たせしました。
本日、引取りでご来店いただきました
久しぶりの愛車・・
しかしエンジン&ミッションが大変身してるのでちょっと他人行儀な感じかも・・
ハートピストン と フルバランスされたエンジン。。。
そして5速ミッション。
日本一の快適MINIです。。 どうぞお楽しみください。。
ありがとうございました。
馴らしは1000㎞くらいまでを目安に4000rpmリミットでお願いします。
最初のオイル交換も1000㎞以内でお待ちしています。
そして、数時間後・・インプレメールいただきましたので転記させていただきます。
『エンジン&ミッション感想です。
エンジン:
いや~、走り出した途端、すぐにわかるトルクの太さ。
実質15ccほどしか排気量は変化していないのに、1300ccのエンジンが1600ccになったかのようなトルクの変化です。それだけ燃焼効率が良くなったのでしょうね。
自分は高速道路を多用しますが、合流も「頑張って走らなくてよい」余裕が生まれました。
また、交差点を3速のまま曲がれるなど、とにかく余裕が出ましたね。
前回ステアリングのセンダー出ししたNJM様。
「ふっふっふ。遂にこの時がやってきたぜ。」
いよいよですね(*´ー`*)b
何やら楽しそうなNJM様とマスター♪
手には噂のハートピストン&軽量コンロッドヽ( ´ー`)ノ
「じゃーシッカリ頼んだぜ!」
お預かりします(`・ω・´)ゞ
そしてその夜・・・
施工工場に移動です。。。
ストックヴィンテージ到着です。。
2月14日追記
現状確認してから着工です。
さっそく降ろします。。
降りました。 さー、分解開始します
この機会にラジエターとホースは交換しましょう。。。
ホースの希望色は赤です。。 華やかなエンジンルームになりそうですね
クランクプーリーのショック吸収用のゴムが固くなってひび割れてます。。
ハーモニックバランサーに交換するチャンスですね♪
ヘッド分解しました
オイル下がりが進行してるようです
バルブの傘にカーボンたっぷり。。
バルブシールだけでなく本来ですとバルブガイドも交換したいところですが・・・・・・
ハートのピストンと軽量コンロッドを入れたら、次はチューニングヘッドにしたくなるのが人情って?
なので、今回はバルブシールだけ交換して近日中の更なるバージョンアップを待ちましょう。。。
進化は止まらないのです♪
エンジンパーツが取り出されました。
ノーマルピストンはコレが見納めですね。。
おつかれさまでした。
コンロッドは機械加工で強度落とさずに軽量化します。
カム山が1か所異常摩耗してました。。
過去に潤滑状態がよくない時期があったのでしょう。。
バルブリフターは場所によってこんなに傷の入り方が違います。
エンジンブロックを内燃機屋でボーリングしてもらってる間、しばし休息。
3月23日追記
ブログ更新できなくてすみませんでした。。
作業は進行してましたので遡ってのご報告です。。
ベースとなる5速ミッション・・
完成品として輸入されてますが、残念ながら実際はそのままポン付けすることはできません。
すべてバラバラにして部品を精査してシンクロナイザーリングはベアリングはすべて交換する必要があります。
ミッションケースも再洗浄して状態を確認する必要があります。
ハイリフトローラーロッカーも分解点検して準備しておきます
ボーリングから戻ってきたのでペイントの準備
今回、ヘッドもブロックも赤が希望です。。。
下地を作って
ガラスパウダー使用の3コートペイントです。。。。
パリッと仕上がりました♪
さて、いよいよ心臓部のパーツ組込み
ハートピストンと機械加工で強度を落とさず30%&も軽量化されたコンロッド。。。
ピストンはワイセコ
ピストンリングは日本ピストンリング製です。
OHVエンジンは横からのプラグで点火して燃え広がるので、
真上にプラグがある燃焼室のエンジンに比べて燃え広がる際のロスが生じます。
プラグに近いところで燃焼させて運動エネルギーに効率よく変換するためにピストントップの窪みを作りました
その形状がハートのようなので『ハートピストン』 と呼ばれてます。
そして、もう一つの特徴がピストンサイドのオートフィットコートで、シリンダーとのクリアランスを自動的に最適化してくれます。
組付け時のクリアランスは 2/1000㎜という限りなくゼロに近いクリアランスなのです。
上の写真はピストンリングを付けずにシリンダーに入れた状態。。
この状態での密閉度の高さは次のビデオをご覧ください。
ピストンだけでも抜け落ちてこないくらいの密閉度です。
ピストンリングの張力は必要最小限でできるだけフリクションを減らすことができます。
ではピストンリングを取り付けて組付けます。。
先ほど説明した 燃焼室となるハートの窪みを持つスペシャルピストン。。
ヘッドが付けば見えなくなっちゃいますから・・・これが見納めです。
中古良品のクーパーカムをチョイス。
バルブリフターはドゥトレーディング取り扱いの純正対応品をチョイス。。
クランクを組付けます。
ヘッド取り付け
オイルポンプはスイフチューンのハイフロー
ガスケットはストックヴィンテージオリジナルの銅製をチョイス。。。
このガスケットは、キャメルオートの安心オートマにも採用しています。
フライホイールは3.57㎏に軽量化 そして点火時期を5°進角させました。。。
カバーとクラッチ板は状態が良いので再使用します。
バランス取りもバッチリ。。。
アルミボディになって錆びなくなったハーモニックバランサーもこのチャンスに取付ます。
微振動を減らすことでメタル等の負担が減り耐久性もアップです。
5速ミッションと合体。。
いよいよ車両に積込みです。。。
ハートピストンは吸入効率が大幅に上がるので空燃比も変わります。
A/Fセンサーボスを取り付けて空燃比をチェックします。
不足する燃料はSFRで燃圧を上げることで増量します。
3月24日追記
キャメルに戻ってきました。。
赤いヘッドとブロックが、タダ者ではないぞ! と言ってるようですねー。
ラジエターホースも赤。。 タートルさんのBMCをチョイス。
ラジエターは日本製のコア増しに交換。 もちろんウォーターポンプも交換済みです。
吸入効率のよいハートピストンはより多くの空気を吸うのでその分燃料を SFRで増量しました。
燃圧はアイドリング時 1.1㎏ ⇒ 最大燃圧1.3㎏くらいに調整されてます。
暖機運転して試運転にいきます。
トルクアップしてるのは走りだしてすぐにわかります。
やっぱりイイです。。ハートピストン🎵
今までなかった5速にシフト。。
低速トルクが出てるので、5速でのクルージングが楽々です。。
吸入効率が上がって圧縮圧力が上がった分、アイドリング時だけは若干振動があるものの
走りだしてからはバランス取りされたエンジンがスーパースムーズです。。
これは長距離ドライブしたくなりますねー。。。♪♪
このあと、下廻りを中心に最終チェックして納車となります。
もうすこしだけお待ちください。。。
3月28日追記
たいへんお待たせしました。
本日、引取りでご来店いただきました
久しぶりの愛車・・
しかしエンジン&ミッションが大変身してるのでちょっと他人行儀な感じかも・・
ハートピストン と フルバランスされたエンジン。。。
そして5速ミッション。
日本一の快適MINIです。。 どうぞお楽しみください。。
ありがとうございました。
馴らしは1000㎞くらいまでを目安に4000rpmリミットでお願いします。
最初のオイル交換も1000㎞以内でお待ちしています。
そして、数時間後・・インプレメールいただきましたので転記させていただきます。
『エンジン&ミッション感想です。
エンジン:
いや~、走り出した途端、すぐにわかるトルクの太さ。
実質15ccほどしか排気量は変化していないのに、
また、交差点を3速のまま曲がれるなど、
ミッション:
やっぱり、「やってよかった」5速ミッション。
高速道路で劇的に効果発揮します。メーター読み数値ですが、
・今まで→100kmで約3400回転
・現在→100kmで約2900回転
3000回転以下で巡行できるということは、
まあ、費用もそれなりにかかるので、
これであと20年走りたい、ですね。免許返納まで。』
ありがとうございました。
つづく
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