曽根です。


道が空いてたんで早く着きすぎちゃいました。。。。とNSM様。


R0012263

前回は・・・えっ2年前の、『車検のついでにリヤのハイロー交換しちゃいますよ』 でした。


DSC03267

キャメルの朝礼前にサクッと車検の打ち合わせ。。。

ご依頼事項は・・ 

●右窓ガラスが動かなくなっちゃった。。

●クーラーのベルト鳴きするんで交換。。

● シートクッションは部品買ってきたんで交換

● オイル交換と、磁力フィルターPECS取付・・・

と、ここまでは決定。 そのほかは点検してから教えてください。。。

R0012266

ということで、早々にお帰りです。。

では、後ほど点検したらご連絡しますね。。。


~   ~   ~   ~   ~



そして、午後から点検開始。。

R0012269

2年目の車検の時が39100㎞だったから1500㎞しか走ってないんですね。。。

R0012270

R0012272

ブレーキオイル量はOK。。 漏れはなさそうです。

乗ってなくてもリヤブレーキのホイルシリンダーは必ずオーバーホールさせていただいていますので

ブレーキフルードも全量交換します。。。


R0012273

プーリーに食い込んでますね。 ベルトのサイド部分がだいぶ減ってます。

ご指摘通りこれは交換します。


R0012271

オルタネーターから出力するコネクターあたりの接触も少々不安・・。

B端子から出力するタイプのオルタネーターお奨めです。

R0012274

前回の車検でクラッチフルードは入れ替えてますね。。

走行少なくてクラッチ踏む回数も少ないのでまだキレイでした。。


R0012276

エンジンオイルは量、色ともに良好。。。

R0012277

ガソリン臭も少な目です。

でも、2年経ってますから交換します。 

そうそう、オイルフィルターはPECSにします。。

PECSのお掃除は、標準的なマニュアル車で3~5万キロごとでOKです。

R0012279

走行テストに行ってきます。

ミッションのシンクロはOK 

R0012280

足回りから小さな振動が伝わってきますね。。。

後ほど点検します。


R0012303

おこりん棒で』最低地上高チェック。。。  

怒られずに済みました。。。   9㎝確保されてます。

R0012304

右前足回り。。

ハブ、ボールジョイントのガタはOK  ドラシャブーツもOK


R0012306

あっ、ラックブーツはパックリ切れてしまってます。 これは交換必要


R0012307

リバウンドバッファー まだ切れてませんがヒビで割れてきそうです。

油に強いタイプの新型があるので交換お奨めです。

R0012308

左足回り  こちらもガタはOK

R0012309

後ろから見たら、こちらもラックブーツが切れてしまってます

R0012311

タイロッドを上下に揺するとコトコト音。。。 さっき試乗で感じた振動はコレですね。。

ラックブーツ交換があるので同時にナイロンベアリング交換しましょう。


R0012312

少々オイル漏れありますが、今回もきれいに洗って車検受けることにしました。

R0012319

今回見納めのノーマルのオイルフィルター。。。

ミッションから出る微細な.30ミクロン以下の鉄粉はこの紙フィルターでは補足することができません。

PECSで鉄粉を取り除くことで摩耗の連鎖を食い止め、オイルの劣化を遅らせることができます。

そして、エンジンが軽く回るように変化するのを体感できます。。。

まるてオイルのグレードが2段階くらい上がった感じになるはず。。  お楽しみに。。


R0012315


R0012316

ショックは抜けてます・・・。  

そのうちラバコンと合わせて交換お奨めです。






ミニモニでECUチェックします

R0012320

フォルトは入ってません。

BlogPaint

しかし・・・ アイドル回転は高め    燃調補正できずにオープンループになってます。


R0012322

燃調に影響のあるインマニの負圧は正常ですねぇ。。

R0012323

試乗から戻ってきて、リフトアップしている間もエンジン掛けっぱなしだったのに

水温が71℃は低いですね。  後ほどの水路洗浄で精査します

R0012324

吸気温

R0012325

他のMINIと比較するとやや電圧低めですが発電はしています。

R0012326

O2センサー の電圧は高めを推移して・・・・『!』 マークが出てしまってました。

排ガス濃すぎて 参った と言ってます。

R0012327

燃調補正もできずにオープンループ。。


R0012328

一旦エンジンを切って再始動させて、O2センサーと燃調補正を再起動させて動きをみます。。


R0012329

イグニッションを入れなおすと 『!』 マークは消えて 補正を始めまが

やはり排ガスが濃いので電圧は高めを推移して3分ほどで先ほどと同じくオープンループに変わりました。


R0012331

燃調に影響のあるMAPは35kpaで正常値ですが

念のためにスロットルボディ周辺から2次エアーを吸ってないかチェック。。。

2次エアは吸ってないですね。





水温が低いのも燃調が濃くなる原因のひとつになります。

長時間のアイドリングで71℃しか上がってなかった原因を水路洗浄のスリーチェックで精査します

BlogPaint

水路洗浄の準備完了。。。。

R0012339

その前に室内のヒーターコアの漏れチェック


R0012340

漏れてないですね。。。


R0012341

ヒーターコック開けておきます


R0012342

ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動。。。 洗浄開始

R0012343

開始したとたんに エンジン側の水温センサーとラジエターに挿した温度計はほぼ同じ温度を指してます。


R0012344

63℃なのにラジエターに勢いよく流れこんできてますね。。。

サーモスタットは全開に開いてしまってます。。。

インジェクション車は88℃までは閉じてなくてはいけません。。。

水温がなかなか上がらないのはサーモスタット不良が原因でした。



R0012345

廻りを囲んで水温上昇させます。。


R0012346

左の水温センサーよりもラジエターの方が高くなってます。。

R0012347

その時の水温計の針はココ。。



R0012352

こうやって、水温センサーの温度とラジエターの温度を比較しています

R0012350

更にラジエター側の水温の方が高くなってます。

本来はインマニの下にある水温センサーの方が高い温度を指します。

水温センサーの感度がボケるとだいたい高温側が上がりにくくなってきます。

本来の水温より低い温度をECUに伝えてしまうことで、ECUは濃い燃料を出すように命令してしまうのですね。

アイドリングで燃調が濃すぎる原因は、サーモスタットが開きっぱなしで低すぎる水温と、実際より低い温度として感知してる水温センサーが犯人です。


R0012353

実温92℃で・・・

R0012356

電動ファン回り始めました。。。

R0012354

水温計はこの位置、、、(水温センサーは86℃としてメーターに伝えてます)





R0012359

R0012360

82℃まで下がったところでストップ。。。

電動ファンの作動はOKです。


R0012362

洗い終えて排水。。。  


R0012363

そして ラジエター口から逆流で汚れを吸い上げます。

R0012364

次はヒーターコアも逆流で吸い出します

R0012365

左がヒーターコア  右がラジエターからの逆流水です。

鉄エンジンのMINIはこうして定期的な洗浄を行うことで水路の健康を守ります。

今後も定期的な洗浄を続けてください。。

サーモスタットと水温センサー交換するので それまでは水だけ入れておきます。。







4月7日追記

BlogPaint

作業開始。。

DSCF4559

まずはラックブーツの新旧交代の儀

DSCF4560

お疲れさまでした。

DSCF4561

タイロッドエンドブーツも切れてたので交換します

DSCF4562

タイロッド外して・・

DSCF4563

古いナイロンベアリングを取り出します。。。

DSCF4564

これから頑張ってもらうナイロンベアリングは黒です。。

DSCF4565

グリスとともに筒の中に納まっていただきました。。


DSCF4566

オイル漏れ修理は今回やらないので車検用にきれいにする必要があります。。。

DSCF4567


DSCF4568

こんな感じだったのが・・・・




DSCF4569

風呂に入ってさっぱりした感じ・・・(笑)

DSCF4570

オイルを洗ってからシルバーペイントで少々お化粧しておきました

DSCF4571

サーモスタット取り外して分解


DSCF4573

ハウジングのパッキンをキレイにしてからサーモスタット入れ替えました。。。

インジェクション車の燃調は88℃をキープすることで最適化されてますので

サーモスタットは必ず88℃の物を入れなくてはいけません。

DSCF4574

次は水温センサー交換。。。

インテイクマニホールドの下に付いてるので上から順番に分解していきます


DSCF4575

DSCF4576

今まで頑張ってくれた水温センサー。。。

見るからにお疲れの様子ですね。。

DSCF4577

新旧交代の儀。。。

これで正確な水温をECUに伝えてもらえれば燃調も良くなるはず。。。

DSCF4572

ファンベルト&クーラーベルトも新旧交代の儀

DSCF4579

鉄エンジン必須の水路サプリメント   クーラントブースター。。

強力防錆、防蝕、 そして消泡機能強化で冷却パワーもアップです。。


DSCF4580

最後にクーラント入れて、水廻り関連の整備は完了です。



ヽ(*´ω`*)  4/ 11 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ


BlogPaint


車検工場から戻ってきましたヽ( ´ー`)ノ


DSC04218


残り作業にかかります。


DSC04219


シートクッションも出番待ち^^


DSC04226


まずはミニモニチェック
ノゥフォルトです。


DSC04227


マルチ画面は右上の「O」が気になります。
他は大丈夫です。


DSC04228


map値が少し高めです。


DSC04229
DSC04230


水温・吸気温センサーは作動しています。


DSC04231


バッテリー電圧は若干低め。


DSC04233


ライト点けてACつけて。
負荷かけた状態では・・・


DSC04234


11.9V
夏の雨の日に渋滞にハマったらバッテリー上がるかも知れませんね。
早めのオルタネーター交換よろしくお願いします。


DSC04235
DSC04236


上のo2センサーが固まっているので燃調の2次補正も出来ずプログラム通りの燃調で動いています。


BlogPaint


マスター登場。
ふ~む・・・


DSC04242


オイル交換は一旦中断。
マスターに任せて先に窓点検します(`・ω・´)ゞ


DSC04238


チェックアームが効かないので作業が少しだけ難航します(´;ω;`)


DSC04245


トリムは下の方が雨漏りでふにゃふにゃにふやけていました。


DSC04248


ガラスチャンネルは前側が付いていません。


DSC04255


本当はガラス脱着の際はガラスモールも交換した方が良いんですが今回は再利用します。
アウターモールはすでに固くなっているのでいつの日か近いうちに交換した方が良いですね。


DSC04256


サイドバイザーが付いているのでガラスが表に出せません。
内側からチャレンジ。


DSC04257


レギュレーター無事に外れました♪


DSC04259


行方不明になっていた前側のガラスチャンネルも無事救出成功。


DSC04263


ガラスチャンネル+シールの新旧交代の儀。


DSC04264


そしてガラスに取付完了。


BlogPaint


レギュレーター点検。
合いマーク確認。

ガラスチャンネルが折れ曲がっていたのでレギュレーターにも相当無理な力がかかっていたのではないか?

予想に反してダメージ少なそうです。


DSC04267


そうと分かれば綺麗にお掃除。


DSC04269


そしてグリスアップ♪


DSC04271


チャンネルとレギュレーターが固くないか点検してからドアに組み込みます。


R0012761


この作業は3/4はお掃除です。


DSC04272


そして注油。
ランチャンネルにはバイダスドライ。


DSC04273


ドアの内側にはボルボなど北欧車の防錆でもおなじみのノックスドールぶしゃー。


DSC04276


ブチルテープで防水処理もok。


DSC04277


トリムも復旧。動作確認ok。


DSC04421


「mapはバルブクリアランスが狭い可能性大でその影響がo2やFTに出ている」

っと言うことでオイル交換続行。
早速オイル抜きます。


DSC04425


ドレーンは綺麗でしたが茶こしにはカーボン粒が少々。
一昨年と同じ様な感じですね。


DSC04430


今回はPECSも投入します♪


DSC04432


シートクッションの方も作業進めます。
これは随分苦労されたようですね(汗)


DSC04434


少し変形もしていて抜くのも一苦労でした。


DSC04435


新旧交代の儀。


R0012829


入れるのも同様シートのフレーム側の穴が変形しているので苦労します。


DSC04437


なんとか無事取付完了ヽ( ´ー`)ノ


DSC04439


ドレーンも締めてアンダーガードも取付完了。


DSC04441


タイヤの空気圧も220kpaで揃えておきました。
もうそろそろスタッドレスはお役御免じゃないですか?


DSC04442


結構古いですね。。。
12年も使ったらタイヤメーカー潰れちゃいますよ(笑)


DSC04443


ホイールも1箇所エア漏れはしていませんがリムの傷が気になります。


DSC04446


オイル注入。
前回と同じWAKO'S PRO-S プロステージS 15w50ですヽ( ´ー`)ノ


DSC04453


次回のオイル交換は10月か43,500kmです。


オイルカルテ


オイルカルテにも追記しておきますね。


DSC04449


バルクヘッドの大穴とヒューズもなんとかしたいですね。


DSC04455


シート入れる前に軽くお掃除しておきました。


DSC04456


シートも無事完了しました。


DSC04458


フューエル1も積み込み完了です。


BlogPaint


後はご来店の日程に合わせてRECS施工です。


ヽ(*´ω`*)  4/ 17 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ


DSC05295


明日のご来店に合わせてRECS施工しましたヽ( ´ー`)ノ

お気をつけてご来店してください。


ヽ(*´ω`*)  4/ 19 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ


DSC05451


本日ご来店。
最後の仕上げは次亜塩素酸ぶしゃー
コロナもイチコロな。


DSC05453


「今日は良い天気だぜ!」
最高のドライブ日和ですね(*´ー`*)b


DSC05454


今回交換した部品と最後のお別れ。
「迷わず成仏しておくれ。」


DSC05455


お家までの道のりもミニで走ればドライブですね♪
ありがとうございました~ヽ( ´ー`)ノ


にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
キャメルはブログランキング参加しています

キャメルオート オンラインショップ
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます




ローバーミニ専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002