曽根です
YGH様 いらっしゃいませ。。
15年くらい乗り続けてるのですが、ここ数年間はクーラーガスを半年ごとに入れてるんです・・
できればガス漏れの修理お願いします・・・と初キャメルです。
はい、ありがとうございます
2000年の40th クーパーリミテットですね。。。
屋根付き車庫のようですね、ボディの艶も良くルーフモールもしっかりしてます
純正の13インチホイールはスタッドレス用にして、夏タイヤは12インチのワタナベですね
走行は10万㌔オーバーですが内装もきれい。。 レカロシートがイイですね。。
既にクーラーガスは抜けてしまったようでコンプレッサーは入りませんでした。。。
初めて拝見するMINIなので軽く点検させていただきますが、
店内が少々込み合っているので先におとーと君に試乗してみてください。。。
じゃ、ちょっと借りて乗ってきます・・
どーぞ どーぞ。。
いやぁ、オートマはスムーズですね。。 普通の国産車みたい。。
YGH様のMINIも同じようにしていきますよ。。。
さて、では軽く点検させてください
クーラーは後ほどじっくり点検するとして基本点検から・・
オイルはまだキレイでしたが量はちょっと多すぎ・・
オイル量の点検は暖気終了後にエンジン止めて行ってください。
タペットカバーパッキンから漏れてるオイルがエンジンとオートマ前面を伝って下まで流れてます。。。
オイル漏れは上から直す。。鉄則どおりまずはパッキン交換しておきたいです
ラジエターキャップを開けたら・・・
おぉ~ 茶色だ。。
不凍液の成分、エチレングリコールは金属を攻撃するのでクーラントには最初から防錆剤をいれてありますが、
防錆剤は2年くらいで効果が落ちて錆びやすくなるので車検毎の洗浄、入替えが必要です。。
MINIの純正ラジエターはドレンコックが無く、洗浄や入替えに手間がかかるので
ついついそのまま・・っていう車検が多いんですね。。
ブレーキフルードの量はOKです。。 漏れは無さそうですが
変色してますね。。 酸化、吸湿で沸点が下がるとペパーロックしやすくなって危険です。。。
入替えしたいですね。。
ミニモニでECUチェックします
フォルトが4連発で入ってました。。。
まずは水温センサー
吸気温センサー
バキュームのMAPセンサー
点火信号のクランク角センサー
過去の整備で交換した時にリセットし忘れの可能性もあるので
一旦、すべてのフォルトは消して再発する項目をチェックすることにします
ノーフォルトになって心機一転。。。
マルチ画面はすべて良好。。。 左上から アイドル回転 OKです。 『I』はアイドル認識してますよってことです。 『C』はO2センサーによってちゃんと燃調補正してます。
下の段。 0.56Vはスロットルバルブの開度を電圧に変換してます。 アイドリング時の数値としては良好
『38』はステップ値。。 スロットルバルブを調整してる数値。。。
ただ、時々アイドル認識したりしなかったり・・してたので今後の状況にも注意が必要です
インマニの負圧は正常値。。
加速時の燃調に大きな影響があります
水温は 後ほどやる水路洗浄でのスリーチェックで正しい温度を出してるかはチェックの必要あります
吸気温 だいたい合ってそう。。
発電は大丈夫そうですが、簡易アーシングすればもう少し上がりそうです。
排気ガスの酸素量を測ってるO2センサーは稼働してます。
O2センサーの情報を元に、ちょっと燃料濃いから▲5%薄くしろと・・指示が出てますね。。
現在はフォルトリセットしてから新たなフォルトは出てませんので
今回のECUデータをもとに次回もチェックを続けて監視する必要ありますね。。
では、YGHさんに助手席に乗ってもらって試乗させてもらいます
オートマのタイムラグが少々。。。
ギヤを入れた時と変速時のショックはエンジンが動いてるからかな。。。
リバースのストールテストもOK。。。
前進での滑りも現在は無いですが、症状が表面化しないうちに安心オートマにするのがベストです・。
足回りからは、特に左前からゴトゴトと振動を伴う音が気になります。
ブレーキで左に 加速で右に流れる・・・という症状から左のハブベアリングかナイロンベアリングが怪しいです
リフトアップして下廻りチェックしてみますね。
オートマは底面までオイルが流れてます。。これだと駐車場にも垂れますね。。
ウエスでオイルを拭いてミッション番号チェック。。。
デフ番号と同一でした。。
シーリングの様子からもおそらくオートマの修理歴は無さそう。
右前 ハブ ボールジョイントのガタはありません
ブーツの切れもありませんでしたが、赤丸で囲んだリバウンドバッファーが切れて半分無くなってました
問題ありそうな左足・・・ 心配そうにYGH様も見てます
ハブベアリングのガタはありませんでしたが、タイロッドを上下に揺するとゴトゴトと音がします。。
試乗の時に感じたがたつきはコレで間違いないですね。。。
ナイロンベアリングの交換が必要です。
左のインナーブーツのバンドがタイラップ・・・しかも外れて周りにグリスが飛び散ってます
この裏にあるキックダウンレバーからもオイル漏れしてるので、この際ドライブシャフトは抜いてインナーブーツを交換して、その間にキックダウンも交換しましょう。
オートマの前面パネルを伝って大量のオイル。。。
タペットカバーパッキンからの漏れの他に犯人はいるのかぁ~?
あー、オイル漏れの主犯がいた。。。
サブフレームとオートマの隙間から上を覗くと、オイルフィルターが見えます。。。
オイル漏れの原因ナンバーワンのフィルターケースからでした。。。。
こういうオイル漏れの根絶を目指して生まれたのが
この、絶対漏れないオートマフィルターケースです。。。。
ノーマルフィルター用とPECS用の2種類あります・・・・・・が、
キャメルのお奨めはもちろん PECSイチオシです。
では、まず水路洗浄から始めさせていただきます。。
クーラーのガス漏れは原因がわかり次第ご連絡いたします。
では、しばらくお預かりさせていただきます。。
まずは水路洗浄から・・
洗浄の前に室内のヒーターコアの漏れチェック
錆が混じった水が漏れた形跡があります。
現在は濡れてないので拭き取って状況観察しましょう
ヒーターバルブは開けておきます。
ラジエターの中は茶色く見えますね。。。
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
ややサーモスタットの密閉は甘いものの作動はしています
サーモスタットが開いたようです
勢いよく流れこんできてます。
開弁量は良好です
92℃で電動ファン回り始めました。。。
88℃まで下ってストップ
十分洗浄できたので排水します
かなり汚れた水が臭いとともに出てきました。
ラジエター口から逆流で汚れを吸い出します
ヒーターコアからも逆流で吸い出します
左がヒーターコア、右がラジエターからの逆流水
だいぶスッキリしました・・
水を抜いた後、ラジエターを覗いてみました。。
パイプの中には固まった錆と汚れが固着しています。 水を流す洗浄ではこれは落とすことができません。
冷却能力は低下しているので、真夏の厳しい暑さの中では冷却力が不足する可能性があります・・
クーラントを入れて
鉄エンジンの水路に、定番のクーラントブースター。。
強力防錆 防蝕 消泡機能強化です。。
リザーブタンクに補水して水路洗浄は完了です。
ヽ(*´ω`*) 5/ 28 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
「場所の特定難しいから各Oリング交換して蛍光オイル入れたから様子見て~」
っと言うことで引取してきました(`・ω・´)ゞ
左のサーミスタダイヤルを回すとコンプレッサーが入ります。。
本来は右のブロアダイヤルを回すとコンプレッサー入るのですが 過去整備で配線を手直ししてるようです。
クーラーの作動はバッチリ。。。。
噴き出し口に突っ込んだ温度計で3.6℃。。 寒いくらいに効いてます。
あとはガス漏れが直ってることを祈ります。。
6月1日追記
クーラー以外の作業開始です。
左足分解します。
スイベルハブを外して
アウターCV取り外し
グリス漏れしてるインナージョイントまで抜いて
分解・・
洗浄します。
インナージョイントの中のブラインドプラグが変形してたの
ミッションからのオイルが漏れてインナージョイントに流れ込んできてグリスと合わさって漏れてたのですね
修正しておきます
だいたい元の形になったかな・・
ブラインドプラグを入れてコーキングしておきます
インナージョイントの内部構成部品。。。
すべて洗浄して組みなおします
たっぷりグリスを詰めて・・・
完成。。
ドライブシャフトが抜けてる間に、オイル漏れしてるキックダウンレバーを交換します
純正の樹脂製のキックダウンレバーは割れてました。。。
三和トレーディングオリジナルのアルミ製に交換します。
取り付けボルトにシーリングしておかないと、オイル漏れは止まりません。。
お疲れ様でした。。。。
これからがんばってもらうアルミ製。。 頼もしいです。。
デフサイドシール交換です
シャフトが入るのを待ちます・・・
ブレーキで左に、加速で右に流れる原因のナイロンベアリングのガタ・・・・
タイロッドを外して中のナイロンベアリングを摘出。。
取り外した際に、タイロッドのジョイント部にも大きなガタがあるのを発見・・
交換させていただきます。
ナイロンベアリング、タイロッドともに交換しました
アッパーアームを支えるリバウンドバッファー 新旧交代の儀・・
今回採用のリバウンドバッファーは耐油性が強化されてます。。。
オイル漏れ対策を含めてオイル交換します。
茶こしで受けて異物チェックします。
異物はありませんでした。。。
ドレンボルトの鉄粉も少なくオートマに異常摩耗は無さそうです
オイルフィルターヘッドからも漏れがあります
フィルターケースを取り外した後・・
フィルターヘッドも外しました。
フィルターヘッドのガスケットはふやけてました・・・
パッキン交換して取り付け
今回はノーマルの紙フィルターで組み付けます。
脱脂してシルバーペイントしておきました
ブレーキフルードの交換します
ブレーキフルードは透明です・・
酸化と吸湿で劣化しますので、少なくとも車検ごとの交換は必要です。
エンジンの振れ止めのステディロッドのブッシュを交換
最後にタペットカバーパッキン交換します
コルクパッキンとゴムのグロメット2個・・。
タペットカバーの接着剤が乾くまでの間にタペット調整します。
ややキツメの0.3mmで調整しました。
ホイールナットは締めすぎ注意。。。 キチッとトルク管理して締めます。
プロステージS 10W40入れて完了です。。
6月4日追記
ハートピストンと軽量コンロッド・・・
効率良くなるので、速くなるだけではありません。。。燃費も向上、振動も減る・・と一石三鳥
エンジン降ろす機会があれば是非ともお奨めのアイテムです。。。
今回は初キャメルでいろいろご用命いただきありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。_(._.)_
ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしています
キャメルはブログランキング参加しています
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002
YGH様 いらっしゃいませ。。
15年くらい乗り続けてるのですが、ここ数年間はクーラーガスを半年ごとに入れてるんです・・
できればガス漏れの修理お願いします・・・と初キャメルです。
はい、ありがとうございます
2000年の40th クーパーリミテットですね。。。
屋根付き車庫のようですね、ボディの艶も良くルーフモールもしっかりしてます
純正の13インチホイールはスタッドレス用にして、夏タイヤは12インチのワタナベですね
走行は10万㌔オーバーですが内装もきれい。。 レカロシートがイイですね。。
既にクーラーガスは抜けてしまったようでコンプレッサーは入りませんでした。。。
初めて拝見するMINIなので軽く点検させていただきますが、
店内が少々込み合っているので先におとーと君に試乗してみてください。。。
じゃ、ちょっと借りて乗ってきます・・
どーぞ どーぞ。。
いやぁ、オートマはスムーズですね。。 普通の国産車みたい。。
YGH様のMINIも同じようにしていきますよ。。。
さて、では軽く点検させてください
クーラーは後ほどじっくり点検するとして基本点検から・・
オイルはまだキレイでしたが量はちょっと多すぎ・・
オイル量の点検は暖気終了後にエンジン止めて行ってください。
タペットカバーパッキンから漏れてるオイルがエンジンとオートマ前面を伝って下まで流れてます。。。
オイル漏れは上から直す。。鉄則どおりまずはパッキン交換しておきたいです
ラジエターキャップを開けたら・・・
おぉ~ 茶色だ。。
不凍液の成分、エチレングリコールは金属を攻撃するのでクーラントには最初から防錆剤をいれてありますが、
防錆剤は2年くらいで効果が落ちて錆びやすくなるので車検毎の洗浄、入替えが必要です。。
MINIの純正ラジエターはドレンコックが無く、洗浄や入替えに手間がかかるので
ついついそのまま・・っていう車検が多いんですね。。
ブレーキフルードの量はOKです。。 漏れは無さそうですが
変色してますね。。 酸化、吸湿で沸点が下がるとペパーロックしやすくなって危険です。。。
入替えしたいですね。。
ミニモニでECUチェックします
フォルトが4連発で入ってました。。。
まずは水温センサー
吸気温センサー
バキュームのMAPセンサー
点火信号のクランク角センサー
過去の整備で交換した時にリセットし忘れの可能性もあるので
一旦、すべてのフォルトは消して再発する項目をチェックすることにします
ノーフォルトになって心機一転。。。
マルチ画面はすべて良好。。。 左上から アイドル回転 OKです。 『I』はアイドル認識してますよってことです。 『C』はO2センサーによってちゃんと燃調補正してます。
下の段。 0.56Vはスロットルバルブの開度を電圧に変換してます。 アイドリング時の数値としては良好
『38』はステップ値。。 スロットルバルブを調整してる数値。。。
ただ、時々アイドル認識したりしなかったり・・してたので今後の状況にも注意が必要です
インマニの負圧は正常値。。
加速時の燃調に大きな影響があります
水温は 後ほどやる水路洗浄でのスリーチェックで正しい温度を出してるかはチェックの必要あります
吸気温 だいたい合ってそう。。
発電は大丈夫そうですが、簡易アーシングすればもう少し上がりそうです。
排気ガスの酸素量を測ってるO2センサーは稼働してます。
O2センサーの情報を元に、ちょっと燃料濃いから▲5%薄くしろと・・指示が出てますね。。
現在はフォルトリセットしてから新たなフォルトは出てませんので
今回のECUデータをもとに次回もチェックを続けて監視する必要ありますね。。
では、YGHさんに助手席に乗ってもらって試乗させてもらいます
オートマのタイムラグが少々。。。
ギヤを入れた時と変速時のショックはエンジンが動いてるからかな。。。
リバースのストールテストもOK。。。
前進での滑りも現在は無いですが、症状が表面化しないうちに安心オートマにするのがベストです・。
足回りからは、特に左前からゴトゴトと振動を伴う音が気になります。
ブレーキで左に 加速で右に流れる・・・という症状から左のハブベアリングかナイロンベアリングが怪しいです
リフトアップして下廻りチェックしてみますね。
オートマは底面までオイルが流れてます。。これだと駐車場にも垂れますね。。
ウエスでオイルを拭いてミッション番号チェック。。。
デフ番号と同一でした。。
シーリングの様子からもおそらくオートマの修理歴は無さそう。
右前 ハブ ボールジョイントのガタはありません
ブーツの切れもありませんでしたが、赤丸で囲んだリバウンドバッファーが切れて半分無くなってました
問題ありそうな左足・・・ 心配そうにYGH様も見てます
ハブベアリングのガタはありませんでしたが、タイロッドを上下に揺するとゴトゴトと音がします。。
試乗の時に感じたがたつきはコレで間違いないですね。。。
ナイロンベアリングの交換が必要です。
左のインナーブーツのバンドがタイラップ・・・しかも外れて周りにグリスが飛び散ってます
この裏にあるキックダウンレバーからもオイル漏れしてるので、この際ドライブシャフトは抜いてインナーブーツを交換して、その間にキックダウンも交換しましょう。
オートマの前面パネルを伝って大量のオイル。。。
タペットカバーパッキンからの漏れの他に犯人はいるのかぁ~?
あー、オイル漏れの主犯がいた。。。
サブフレームとオートマの隙間から上を覗くと、オイルフィルターが見えます。。。
オイル漏れの原因ナンバーワンのフィルターケースからでした。。。。
こういうオイル漏れの根絶を目指して生まれたのが
この、絶対漏れないオートマフィルターケースです。。。。
ノーマルフィルター用とPECS用の2種類あります・・・・・・が、
キャメルのお奨めはもちろん PECSイチオシです。
では、まず水路洗浄から始めさせていただきます。。
クーラーのガス漏れは原因がわかり次第ご連絡いたします。
では、しばらくお預かりさせていただきます。。
まずは水路洗浄から・・
洗浄の前に室内のヒーターコアの漏れチェック
錆が混じった水が漏れた形跡があります。
現在は濡れてないので拭き取って状況観察しましょう
ヒーターバルブは開けておきます。
ラジエターの中は茶色く見えますね。。。
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
ややサーモスタットの密閉は甘いものの作動はしています
サーモスタットが開いたようです
勢いよく流れこんできてます。
開弁量は良好です
92℃で電動ファン回り始めました。。。
88℃まで下ってストップ
十分洗浄できたので排水します
かなり汚れた水が臭いとともに出てきました。
ラジエター口から逆流で汚れを吸い出します
ヒーターコアからも逆流で吸い出します
左がヒーターコア、右がラジエターからの逆流水
だいぶスッキリしました・・
水を抜いた後、ラジエターを覗いてみました。。
パイプの中には固まった錆と汚れが固着しています。 水を流す洗浄ではこれは落とすことができません。
冷却能力は低下しているので、真夏の厳しい暑さの中では冷却力が不足する可能性があります・・
クーラントを入れて
鉄エンジンの水路に、定番のクーラントブースター。。
強力防錆 防蝕 消泡機能強化です。。
リザーブタンクに補水して水路洗浄は完了です。
ヽ(*´ω`*) 5/ 28 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
「場所の特定難しいから各Oリング交換して蛍光オイル入れたから様子見て~」
っと言うことで引取してきました(`・ω・´)ゞ
左のサーミスタダイヤルを回すとコンプレッサーが入ります。。
本来は右のブロアダイヤルを回すとコンプレッサー入るのですが 過去整備で配線を手直ししてるようです。
クーラーの作動はバッチリ。。。。
噴き出し口に突っ込んだ温度計で3.6℃。。 寒いくらいに効いてます。
あとはガス漏れが直ってることを祈ります。。
6月1日追記
クーラー以外の作業開始です。
左足分解します。
スイベルハブを外して
アウターCV取り外し
グリス漏れしてるインナージョイントまで抜いて
分解・・
洗浄します。
インナージョイントの中のブラインドプラグが変形してたの
ミッションからのオイルが漏れてインナージョイントに流れ込んできてグリスと合わさって漏れてたのですね
修正しておきます
だいたい元の形になったかな・・
ブラインドプラグを入れてコーキングしておきます
インナージョイントの内部構成部品。。。
すべて洗浄して組みなおします
たっぷりグリスを詰めて・・・
完成。。
ドライブシャフトが抜けてる間に、オイル漏れしてるキックダウンレバーを交換します
純正の樹脂製のキックダウンレバーは割れてました。。。
三和トレーディングオリジナルのアルミ製に交換します。
取り付けボルトにシーリングしておかないと、オイル漏れは止まりません。。
お疲れ様でした。。。。
これからがんばってもらうアルミ製。。 頼もしいです。。
デフサイドシール交換です
シャフトが入るのを待ちます・・・
ブレーキで左に、加速で右に流れる原因のナイロンベアリングのガタ・・・・
タイロッドを外して中のナイロンベアリングを摘出。。
取り外した際に、タイロッドのジョイント部にも大きなガタがあるのを発見・・
交換させていただきます。
ナイロンベアリング、タイロッドともに交換しました
アッパーアームを支えるリバウンドバッファー 新旧交代の儀・・
今回採用のリバウンドバッファーは耐油性が強化されてます。。。
オイル漏れ対策を含めてオイル交換します。
茶こしで受けて異物チェックします。
異物はありませんでした。。。
ドレンボルトの鉄粉も少なくオートマに異常摩耗は無さそうです
オイルフィルターヘッドからも漏れがあります
フィルターケースを取り外した後・・
フィルターヘッドも外しました。
フィルターヘッドのガスケットはふやけてました・・・
パッキン交換して取り付け
今回はノーマルの紙フィルターで組み付けます。
脱脂してシルバーペイントしておきました
ブレーキフルードの交換します
ブレーキフルードは透明です・・
酸化と吸湿で劣化しますので、少なくとも車検ごとの交換は必要です。
エンジンの振れ止めのステディロッドのブッシュを交換
最後にタペットカバーパッキン交換します
コルクパッキンとゴムのグロメット2個・・。
タペットカバーの接着剤が乾くまでの間にタペット調整します。
ややキツメの0.3mmで調整しました。
ホイールナットは締めすぎ注意。。。 キチッとトルク管理して締めます。
プロステージS 10W40入れて完了です。。
6月4日追記
ハートピストンと軽量コンロッド・・・
効率良くなるので、速くなるだけではありません。。。燃費も向上、振動も減る・・と一石三鳥
エンジン降ろす機会があれば是非ともお奨めのアイテムです。。。
今回は初キャメルでいろいろご用命いただきありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。_(._.)_
ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしています
キャメルはブログランキング参加しています
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ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002