曽根です。
7月某日 オートマ点検の問い合わせをいただいておりました。。。
ありがとうございます。
そして、初キャメルでMTB様ご夫妻です。。。
キャメルに来るのは初めてだけどブログは見てたからねー。。♪
だから、いきなりカメラ向けられても・・即ピース。。 ありがとうございます。
後ろ姿もカワイイ。。。MK-1仕様の赤いMINI。。
フェンダーレスのスタイルは好きですが車検ではオバフェン付けるようでしょうか。。
じゃ、もう一度、MINIの前で いらっしゃいませショット
フロアマット、シート、ベルト・・・みんなユニオンジャック。。♪
リヤシートにもユニオンジャックのクッションが並んでます。。。
みーんな奥様チョイスだそうです。。。
夫婦でMINIを楽しんでるのがすごく伝わってきて幸せなMINIですねー。。
では、エンジンルーム拝見します。。。
クーラーのコンデンサーが前置きの前期タイプです。
オースチンのエンブレムのヘッドカバーを中心にさりげなくお洒落な感じ。。
サーモハウジングからの水漏れ跡は気になりますね。。。
水温が下がりにくい・・のと、クーラーの効きがイマイチ。。。とのことですが
漏れによる水量不足での水温上昇も考えられます。。。
ラジエターとフェンダーの間の隙間から風がはいってしまうんで
電動ファンが回ってもここから吸ってしまってラジエターコアを空気が通らないのも水温が下がらない原因かと思います。
オイルはOKです。。。
では、ご一緒に試運転させていただきますね。。。
奥様、いつもは助手席でしょうけど、ちょっとだけリヤシートでお願いします。
仰ってる症状はすぐに出ました。。 発進でもガガガッって振動を伴なって繋がります。。
3⇒4速でも出ますね。。。 フォワードクラッチプレートが破損してる症状ですね。
特に出やすい発進時に必ずジャダーが出ないのは、エンジンに低回転からのパンチが少々足りないように感じます。
この年式のECUは燃調がやや濃いめということもあり、バルブクリアランスが狭すぎるとカブリ気味な傾向になるとパンチ不足になります。
リバースのストールテストは合格。。リヤの滑りはありませんでした
走行中・・・・冷却水の香りがプ~ンとしたんでヒーターコアを覗いてみたら・・・
かなりの勢いで漏れてる模倣。。。
これも冷却水が減る原因です。
エチレングリコールは有害だし・・これは直しておきたいです。
リフトアップして下廻り点検しますね。。
ドライブシャフトにはヒビが入り始めてました。。。
アッパーアームとサスペンションを繋ぐナックルジョイントの樹脂カップが飛び出してます。。。
その上を覗くと、ラバコンからコイルサスに交換されてました。。。
サスペンションが遊ばないようにアッパーアームを下から支えるリバウンドバッファーが潰れそう。。
特にコイルサスの場合、サスが遊ばないように注意が必要です
数年前にオートマの修理をされたとのことです。。。
ミッション番号と・・
デフケース番号が同一でした。。 現物を修理された可能性もあります
オイル漏れはやや多め。。。
アンダーガードにも伝わってます。。
左のラックブーツは切れてますので交換ですね。
ミッションの後ろ側から上に向かって覗いたところ。。。
ロアホースに水が垂れた形跡です。。。
あちこちに少しづつ水漏れの跡がありますね。。これらはキチっと止めておく必要があります。
安心オートマとニューラバコンの試乗車。。おとーと君に乗ってみてください。
じゃ、行ってらっしゃーい。。♪
戻ってきて・・・・
全然違いました。。。
MTB様のMINIも こういうオートマになりますからお楽しみに。。。
では、安心オートマ と 車検 承りました。。。。
よろしくお願いします。。。
少々お時間かかりますが、その間は代車でご辛抱ください。
(と、ここまでは7月24日のことです。。。)
~ ~ ~ ~ ~ ~
8月6日追記
エンジン降ろす前に水路洗浄とスリーチェックしておきます。
入庫時にヒーターコアの漏れがあるのは確認済ですが・・・
もう一度。。。確認。
ヒーターケースの両側から漏れてました。。
漏れてる景色はコレが見納めね。。
ヒーターを含めて洗浄できるようにコックは開けます
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
今日は暑いです。。。気温と同じ位の温度からスタート。。
サーモスタットが開き始めました。。。
電動ファンの作動確認を待ってたら噴き上げてきてしまったので
キャップをしました。。。
キャップとの密閉も良くないようで圧力が強いとちょっとづつ滴になって漏れてるようです。
キャップ交換してみましょうか。。
101℃で電動ファン回り始めました。。。
水温計の位置はこの辺り。。。
この水温計はやや高めを指すようです。。
電動ファンが回り始めて温度が下がるのを待ってましたが・・・・
さらに上昇してます。
やはり、ラジエターとフェンダーの隙間から風がながれてしまって冷却できないようです
エンジン積込の際に、ラジエターの廻りを囲うストーンガードを取り付ければ改善すると思います。
排水。。。 スッキリです。
ラジエターとヒーターコアから逆流で汚れを吸い出します
ヒーターコアは汚れが滞留しやいです。。
次はオートマの油圧チェックJとドレン点検します。
8月7日追記
本日はオートマ油圧とドレンボルトチェックを行います。
フィルターヘッドの油圧取出し口に油圧計を取り付けます。
エンジンは十分暖気して温間状態にします
フィルターケース表面温度で88℃まであがりました
運転席から見えるようにフロントガラスに油圧計を貼り付けておきます
ニュートラル油圧 6.5㎏ 正常です
前進に入れた時・・・ 約6㎏です。 正常値の範囲です。
リバース油圧。。 8~9㎏の間を動きます。。。
油温が高いことも影響してると思いますが・・・ちょっと低めです。
リバースのサーボピストンシールの漏れもあるかもしれません。
次にドレンボルトの鉄粉チェック
取り外したアンダーがーとには漏れで垂れたオイルが多めです
別のドレンボルトを用意して、サッと交換します。。。
おぉ~ オートマMINIの中でも鉄粉は少ない方です
これなら、ギヤドラムは再使用できると思います。。。。
次はエンジン降ろし作業ですが、
申し訳ございませんが夏休み明けになります。。 _(._.)_
8月21日追記
まずは水抜きしてからエンジン降ろします。、。
インマニ下の水温センサー取付部からも水漏れありました・・・
水温センサーは交換の時に養生して取り付けます。
オートマのシフトケーブルに切れ目のある傷がありました。。。
シフトケーブルは再使用ですので積込の際に養生しておきます
エンジン降りました。。。
9 月 15 日、かじかわが追記です。
オーバーホールを終え、戻って来ました。
~~~~~~~~~~
九州岩崎さんからの分解点検レポートです。
サーもハウジングからの水漏れ跡です。。。
今回ウォーターポンプは再利用いたします。
オートマのフロントパネルを開けてバンドの消耗をチェック
リバースバンドの摩擦材は消耗が進んでいるようです
3速はまずまず・・・
2速バンド・・・消耗してます
オイルポンプのはリメイク品と交換です。
※オートマのオイルポンプは部品供給が無いので安心オートマ用にリメイク品をワンオフで製作しています
プライマリスラストはかなり拡大してたのでワンオフ品にて追い込みますが
次回分解整備を行う場合はクランクシャフト再使用不可になるか、大きな加工を行う必要があります
Fプレートは取り外されガスケットは交換されていました
分離します
前回の分解時にオートマケース上面にも液体ガスケットが使用されてましたが
ココには使用したくないところです。。。
ドラムは再使用できそうですね
ジャダー―の原因
予想通りフォワードクラッチのエンドプレートが割れてました。
ブレーキバンドは手前からリバース、3速、2速。。
一番奥の2速バンドの摩擦材は一部剥がれてました。。
これ以上消耗が進むと、ドラムまで削ってしまったところでした・・・
デフ下のボトムには摩擦材のカスが溜まってました。。。
クラッチの摩擦材はすり減って使用限界を超えてます。。
前回の分解で、メインベアリングとクランクスラストの2点だけが交換されてました。
プライマリースラストはそのままのクリアランスなのにクランクスラストだけが何故交換されてたのか・・
打音が出ないメインベアリングを交換しようとした原因は何だったのか・・・
このように中心部のパーツを交換してるのに、そこまでたどり着くまでのプライマリースラストがそのままだったのか・・・ 少々謎です。。
下からコンロッド自由に動きます。。
ピストンリングが効いてない・・・・・
ヘッドまで分解すればピストン外せるのでリング交換できますが今回はここまで
次回分解するときは、シリンダーをボーリングしてハートピストン入れちゃってください
親子メタルは、現在供給されるメタルの中で最良品とされているACLをチョイスしてます
キチっとトルクで締め付けて組みます
内部が組み込まれて完成した安心オートマ
干渉しないように組付けていきます
インヒビターの作動確認OK
キックダウンSWは、前回分解した時に対策品に交換されていたのでそのまま使いますがシールは交換します。
ただし、オイル漏れの原因のボルトにはシールしておきます
実際に動かすために実車に積込んでテスト。。
冷間油圧OKなので、暖気終了してから実走行テストです
およそ30㎞に及ぶ実走行テストで、エンジンの状態
オートマのチェックを行います。
テストは合格。。。
戻って、温間油圧チェック
前進側 7.3kg OKです
リバース油圧 10.7㎏ OKです
アイドリングの無負荷時で MAP32kpa 正常です
ギヤを入れた時のMAP52Kpa OKです。 (60Kpa以下を基準としてます)
実走行してのプラグの焼けも良好でした。
ドレンボルトの鉄粉もOK
今回も良いオートマができました。。。
オイルメンテナンス、暖機運転をしっかり行って末永くお使いください。
~~~~~~~~~~
エンジン・トランスミッションを搭載します。
その際、切れていた左ラックブーツを交換しました。
ヒーターコアも交換します。
LLC がかなり漏れていたようです。
お疲れ様でした・・・。
これからよろしく頼みます。
水温センサーも交換します。
バルブクリアランスは0.35㎜で合わせました
オイルと・・・、
LLC とクーラントブースターを注入したら、始動確認です。
9月20日追記
始動するけど・・・うーん、ちょっと調子悪い
ノーマルのNGKプラグに交換したら調子出ました。。
取り外した(袋に入ってる)プラグは強い点火システムがあれば良い火花が出るのでしょうね。。。
このMINIに付いてるGOLDコイルはポイント車用の3Ωなので、ECUの回路には優しいかもしれませんが点火パワーは少々弱いです。。
それと・・プラスとマイナスを逆接してあります。 実は本来の電極に繋ぎなおしたらタコメーターが動かなくなるので、そのまま逆接に戻しました。。。
すみません・・・知りませんでした、コイルを逆接しても火花が出るんですねぇ。。。
でも、ここは本来の抵抗値のコイルへの変更と、本来の電極で正常に作動するようにした方がよろしいかと思います。
ミニモニでECUチェックします
マルチ画面はすべてOK
アイドル回転 アイドル認識 燃調補正
スロポジ電圧 ステップ値
インマニのバキュームMAP値 正常です
水温88℃ OK
吸気温OK
電圧OK
燃調補正 許容範囲ですね
エンジンの調子が出たのでクーラーガスチャージします
ガスは漏れにくくて、昔のR12並みに冷えると好評の COLD12です。
最終チェックは電動ファンの作動確認。。。
回りました。。
これで安心オートマの部は終了。。。
次は車検です。。。
これから、オバフェン、サイドマーカー 室内のクラッシュパッド・・・・・などなど
車検対策します。。。
9月26日追記
アズマです
車検対策開始します!!!
まずフェンダーレスMiniの強い味方オーバーフェンダー登場
タイヤが車体からはみ出すのを防ぎます。
続いて怒りん棒先輩登場
結果は……
ダメです、激おこ(# ゚Д゚)です
ハイローキットが装着されていますので、車高を1,5回転ほど上げて様子を見てみます
これでバッチリOK!
怒りん棒先輩もニッコリです
最後に室内にクラッシュパッドを設置
車検の準備完了です!!
ヽ(*´ω`*) 9/ 28 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
テスター入れて点検。
結果はヘッドライト暗くて検査通らない・・・
HiとLo両方にリレー入れましょう。
この年式はスイッチから配線が真ん中まで来て、そこから左右に分岐する配線。
丁度分岐の辺りにリレー入れましょう。
動力はスターターモーターからもらえて一石二鳥♪
いざ動作確認!
・・・何故かヒューズが切れまくり(汗)
反抗期の子供並(滝汗)
配線を触っているとアースの集合地点がチンチンに熱くてさわれないくらいになっていました。
直接の原因か分かりませんが放ってはおけないのでギボシ新しくしました(`・ω・´)ゞ
だいぶ明るくなったのでこれで灯火は大丈夫・・・のはずです!
9 月 29 日追記です。
陸運支局に車を持ち込んで検査を受けましたが、切れまくるヒューズのせいでヘッドライト検査を受けられませんでした・・・。
レバースイッチが怪しそうなので、そこを確認してみます。
ヽ(*´ω`*) 9/ 29 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
カジ君に怒られちゃった(´;ω;`)
どこに原因があるのか調査。
ライトを点けながら配線を色々いじくってみます。
何か問題のある場所に近づけば何か変化があるはず。
右のライト裏までみて次は左。
ギボシが熱を持って怪しい・・・
触るとライトが暗くなったり消えたり・・・
ショートはしませんでしたがあきらかにおかしいので手直しします。
ギボシのカシメが全て甘く接点不良でした。
半田で付け直して戻します。
そしてさぁテスト!
う~ん・・・改善しません(´;ω;`)
あまり関係ないように思っていましたがライト点けた瞬間に切れる。
ハイビームで固定できないディマースイッチを疑ってみます。
仮にコネクターからテスト用につけ替えてみます。
無事点灯でどこを触ってもon-off繰り返しても切れません。
しかし昨日も大丈夫だったのに今日ダメだったのでこのまま置いて明後日また様子をみます(`・ω・´)ゞ
ヽ(*´ω`*) 10/ 1 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
ライトスイッチon!
大丈夫。繰り返しても切れません♪
という事でディマースイッチ交換します。
ハンドル外して・・・
ワイパースイッチは移植。
接点復活剤コンビぶしゃー♪
移植完了♪
途中何度もチェック。
ライト恐怖症になりそう(汗)
車検ガール出動。
八王子陸運支局へGO!!
そしていつの間にか戻り(笑)
今回は無事に車検合格です^^
早速リクルートスタイルから元の姿へ。
サイドマーカーも戻します。
バルブホルダーのOリングが朽ち果てていたので左右共交換します。
やっぱりこっちのほうがかわゆいですね。
片方はレンズが剥がれちゃってたいので接着しておきました。
クラッシュパットっと言うかダッシュレザーも外し。
H4球も戻します。
・・・まだ車高戻しやIGコイル交換など作業が残っています。
もうしばらくお待ち下さい。
ヽ(*´ω`*) 10/ 2 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
このホイールは本来ラウンドタイプのラグナットがセットになっているはずですが現在60度テーパーのナットが使われています。
ホイールもだいぶ傷ついて今更感もありますが・・・ナット交換オススメです。
対策で上げた車高を戻します(`・ω・´)ゞ
トルクレンチでカチン。
IGコイルも交換します。
使うコイルは40,000Vでお馴染みのAVONBAR-VIPER ハイパーイグニッションコイル 40000VC-E の中でもよりハイクオリティなブルーポイントですヽ( ´ー`)ノ
各接点はお掃除。
外したときくらいお手入れしてあげないとね(*´ー`*)b
エレクトロタップ?
配線に傷があったので養生しておきます。
合わないブーツが付いていた端子にも対応のブーツはめておきます。
交換完了。
エンジンかかれどタコメーター動かず。
テスト用を挿すと動くので残念ながらメーター本体不良のようですね・・・
寂しいです・・・
ミニモニチェックはヴァージョン違いによるERROR 06 とT-POT PS&SU。
他には入っていませんでした。
マルチ画面も問題なさそうですね。
map値も正常範囲内です。
水温・吸気温も作動しています。
o2センサーも元気に稼働中。
燃調2次補正も順調にこなしています。
色々トラブルのあった灯火類もバッチリですヽ( ´ー`)ノ
「ちょっくら最終チェック行ってくらぁ」
入庫時のパンチの無さも改善されました(*´ー`*)b
残作業はRECSのみです。
ヽ(*´ω`*) 10/ 3 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
マスター「タコの余っている配線にパルス信号入れたら動かね?」
早速チェック。
余っているのは茶/灰と赤/青の2本。
どちらも動きましたがなんとなく茶/灰の方が優しそうなのでそちらにつなぎました(`・ω・´)ゞ
本日の作業はこれでおしまい。
10月10日追記
いよいよ本日納車です。。
残るはRECSだけ。。 インマニからRECSの液剤を点滴して燃焼室のカチカチになったカーボンを柔らかくして燃えやすくします。
後は、2週間または300㎞走るだけでどんどんきれいになります
この機会に、任意保険も見直します。。。
重大な故障の場合は距離無制限で運んでくれるレッカーサービス
150万円の車両保険
故障の修理代が出る特約付き
レンタカー特約 などなど・・・
安心してMINIに乗れるための十分な保険をご提案させていただきました
最初は1000㎞でオイル交換にいらしてください。
ありがとうございました。
そして・・・ちょっとオマケ。。。
ちょっと先まで走ったら
タコメーターが動かなくなっちゃったよとお戻りです。。。
でも、オートマは調子良くて別の車に乗ってるみたいだよ ♪
タコの配線は2本あるうちのどっちか1本だったんですが ハズレたようです。。すみません
もう1本の方に繋いで元気に動き出しました。。。。
お手間取らせてしまいすみませんでした。。。
台風もそれたようなので明日は久しぶりにMINIでドライブでもお楽しみください。。。
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7月某日 オートマ点検の問い合わせをいただいておりました。。。
ありがとうございます。
そして、初キャメルでMTB様ご夫妻です。。。
キャメルに来るのは初めてだけどブログは見てたからねー。。♪
だから、いきなりカメラ向けられても・・即ピース。。 ありがとうございます。
後ろ姿もカワイイ。。。MK-1仕様の赤いMINI。。
フェンダーレスのスタイルは好きですが車検ではオバフェン付けるようでしょうか。。
じゃ、もう一度、MINIの前で いらっしゃいませショット
フロアマット、シート、ベルト・・・みんなユニオンジャック。。♪
リヤシートにもユニオンジャックのクッションが並んでます。。。
みーんな奥様チョイスだそうです。。。
夫婦でMINIを楽しんでるのがすごく伝わってきて幸せなMINIですねー。。
では、エンジンルーム拝見します。。。
クーラーのコンデンサーが前置きの前期タイプです。
オースチンのエンブレムのヘッドカバーを中心にさりげなくお洒落な感じ。。
サーモハウジングからの水漏れ跡は気になりますね。。。
水温が下がりにくい・・のと、クーラーの効きがイマイチ。。。とのことですが
漏れによる水量不足での水温上昇も考えられます。。。
ラジエターとフェンダーの間の隙間から風がはいってしまうんで
電動ファンが回ってもここから吸ってしまってラジエターコアを空気が通らないのも水温が下がらない原因かと思います。
オイルはOKです。。。
では、ご一緒に試運転させていただきますね。。。
奥様、いつもは助手席でしょうけど、ちょっとだけリヤシートでお願いします。
仰ってる症状はすぐに出ました。。 発進でもガガガッって振動を伴なって繋がります。。
3⇒4速でも出ますね。。。 フォワードクラッチプレートが破損してる症状ですね。
特に出やすい発進時に必ずジャダーが出ないのは、エンジンに低回転からのパンチが少々足りないように感じます。
この年式のECUは燃調がやや濃いめということもあり、バルブクリアランスが狭すぎるとカブリ気味な傾向になるとパンチ不足になります。
リバースのストールテストは合格。。リヤの滑りはありませんでした
走行中・・・・冷却水の香りがプ~ンとしたんでヒーターコアを覗いてみたら・・・
かなりの勢いで漏れてる模倣。。。
これも冷却水が減る原因です。
エチレングリコールは有害だし・・これは直しておきたいです。
リフトアップして下廻り点検しますね。。
ドライブシャフトにはヒビが入り始めてました。。。
アッパーアームとサスペンションを繋ぐナックルジョイントの樹脂カップが飛び出してます。。。
その上を覗くと、ラバコンからコイルサスに交換されてました。。。
サスペンションが遊ばないようにアッパーアームを下から支えるリバウンドバッファーが潰れそう。。
特にコイルサスの場合、サスが遊ばないように注意が必要です
数年前にオートマの修理をされたとのことです。。。
ミッション番号と・・
デフケース番号が同一でした。。 現物を修理された可能性もあります
オイル漏れはやや多め。。。
アンダーガードにも伝わってます。。
左のラックブーツは切れてますので交換ですね。
ミッションの後ろ側から上に向かって覗いたところ。。。
ロアホースに水が垂れた形跡です。。。
あちこちに少しづつ水漏れの跡がありますね。。これらはキチっと止めておく必要があります。
安心オートマとニューラバコンの試乗車。。おとーと君に乗ってみてください。
じゃ、行ってらっしゃーい。。♪
戻ってきて・・・・
全然違いました。。。
MTB様のMINIも こういうオートマになりますからお楽しみに。。。
では、安心オートマ と 車検 承りました。。。。
よろしくお願いします。。。
少々お時間かかりますが、その間は代車でご辛抱ください。
(と、ここまでは7月24日のことです。。。)
~ ~ ~ ~ ~ ~
8月6日追記
エンジン降ろす前に水路洗浄とスリーチェックしておきます。
入庫時にヒーターコアの漏れがあるのは確認済ですが・・・
もう一度。。。確認。
ヒーターケースの両側から漏れてました。。
漏れてる景色はコレが見納めね。。
ヒーターを含めて洗浄できるようにコックは開けます
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
今日は暑いです。。。気温と同じ位の温度からスタート。。
サーモスタットが開き始めました。。。
電動ファンの作動確認を待ってたら噴き上げてきてしまったので
キャップをしました。。。
キャップとの密閉も良くないようで圧力が強いとちょっとづつ滴になって漏れてるようです。
キャップ交換してみましょうか。。
101℃で電動ファン回り始めました。。。
水温計の位置はこの辺り。。。
この水温計はやや高めを指すようです。。
電動ファンが回り始めて温度が下がるのを待ってましたが・・・・
さらに上昇してます。
やはり、ラジエターとフェンダーの隙間から風がながれてしまって冷却できないようです
エンジン積込の際に、ラジエターの廻りを囲うストーンガードを取り付ければ改善すると思います。
排水。。。 スッキリです。
ラジエターとヒーターコアから逆流で汚れを吸い出します
ヒーターコアは汚れが滞留しやいです。。
次はオートマの油圧チェックJとドレン点検します。
8月7日追記
本日はオートマ油圧とドレンボルトチェックを行います。
フィルターヘッドの油圧取出し口に油圧計を取り付けます。
エンジンは十分暖気して温間状態にします
フィルターケース表面温度で88℃まであがりました
運転席から見えるようにフロントガラスに油圧計を貼り付けておきます
ニュートラル油圧 6.5㎏ 正常です
前進に入れた時・・・ 約6㎏です。 正常値の範囲です。
リバース油圧。。 8~9㎏の間を動きます。。。
油温が高いことも影響してると思いますが・・・ちょっと低めです。
リバースのサーボピストンシールの漏れもあるかもしれません。
次にドレンボルトの鉄粉チェック
取り外したアンダーがーとには漏れで垂れたオイルが多めです
別のドレンボルトを用意して、サッと交換します。。。
おぉ~ オートマMINIの中でも鉄粉は少ない方です
これなら、ギヤドラムは再使用できると思います。。。。
次はエンジン降ろし作業ですが、
申し訳ございませんが夏休み明けになります。。 _(._.)_
8月21日追記
まずは水抜きしてからエンジン降ろします。、。
インマニ下の水温センサー取付部からも水漏れありました・・・
水温センサーは交換の時に養生して取り付けます。
オートマのシフトケーブルに切れ目のある傷がありました。。。
シフトケーブルは再使用ですので積込の際に養生しておきます
エンジン降りました。。。
9 月 15 日、かじかわが追記です。
オーバーホールを終え、戻って来ました。
~~~~~~~~~~
九州岩崎さんからの分解点検レポートです。
サーもハウジングからの水漏れ跡です。。。
今回ウォーターポンプは再利用いたします。
オートマのフロントパネルを開けてバンドの消耗をチェック
リバースバンドの摩擦材は消耗が進んでいるようです
3速はまずまず・・・
2速バンド・・・消耗してます
オイルポンプのはリメイク品と交換です。
※オートマのオイルポンプは部品供給が無いので安心オートマ用にリメイク品をワンオフで製作しています
プライマリスラストはかなり拡大してたのでワンオフ品にて追い込みますが
次回分解整備を行う場合はクランクシャフト再使用不可になるか、大きな加工を行う必要があります
Fプレートは取り外されガスケットは交換されていました
分離します
前回の分解時にオートマケース上面にも液体ガスケットが使用されてましたが
ココには使用したくないところです。。。
ドラムは再使用できそうですね
ジャダー―の原因
予想通りフォワードクラッチのエンドプレートが割れてました。
ブレーキバンドは手前からリバース、3速、2速。。
一番奥の2速バンドの摩擦材は一部剥がれてました。。
これ以上消耗が進むと、ドラムまで削ってしまったところでした・・・
デフ下のボトムには摩擦材のカスが溜まってました。。。
クラッチの摩擦材はすり減って使用限界を超えてます。。
前回の分解で、メインベアリングとクランクスラストの2点だけが交換されてました。
プライマリースラストはそのままのクリアランスなのにクランクスラストだけが何故交換されてたのか・・
打音が出ないメインベアリングを交換しようとした原因は何だったのか・・・
このように中心部のパーツを交換してるのに、そこまでたどり着くまでのプライマリースラストがそのままだったのか・・・ 少々謎です。。
下からコンロッド自由に動きます。。
ピストンリングが効いてない・・・・・
ヘッドまで分解すればピストン外せるのでリング交換できますが今回はここまで
次回分解するときは、シリンダーをボーリングしてハートピストン入れちゃってください
親子メタルは、現在供給されるメタルの中で最良品とされているACLをチョイスしてます
キチっとトルクで締め付けて組みます
内部が組み込まれて完成した安心オートマ
干渉しないように組付けていきます
インヒビターの作動確認OK
キックダウンSWは、前回分解した時に対策品に交換されていたのでそのまま使いますがシールは交換します。
ただし、オイル漏れの原因のボルトにはシールしておきます
実際に動かすために実車に積込んでテスト。。
冷間油圧OKなので、暖気終了してから実走行テストです
およそ30㎞に及ぶ実走行テストで、エンジンの状態
オートマのチェックを行います。
テストは合格。。。
戻って、温間油圧チェック
前進側 7.3kg OKです
リバース油圧 10.7㎏ OKです
アイドリングの無負荷時で MAP32kpa 正常です
ギヤを入れた時のMAP52Kpa OKです。 (60Kpa以下を基準としてます)
実走行してのプラグの焼けも良好でした。
ドレンボルトの鉄粉もOK
今回も良いオートマができました。。。
オイルメンテナンス、暖機運転をしっかり行って末永くお使いください。
~~~~~~~~~~
エンジン・トランスミッションを搭載します。
その際、切れていた左ラックブーツを交換しました。
ヒーターコアも交換します。
LLC がかなり漏れていたようです。
お疲れ様でした・・・。
これからよろしく頼みます。
水温センサーも交換します。
バルブクリアランスは0.35㎜で合わせました
オイルと・・・、
LLC とクーラントブースターを注入したら、始動確認です。
9月20日追記
始動するけど・・・うーん、ちょっと調子悪い
ノーマルのNGKプラグに交換したら調子出ました。。
取り外した(袋に入ってる)プラグは強い点火システムがあれば良い火花が出るのでしょうね。。。
このMINIに付いてるGOLDコイルはポイント車用の3Ωなので、ECUの回路には優しいかもしれませんが点火パワーは少々弱いです。。
それと・・プラスとマイナスを逆接してあります。 実は本来の電極に繋ぎなおしたらタコメーターが動かなくなるので、そのまま逆接に戻しました。。。
すみません・・・知りませんでした、コイルを逆接しても火花が出るんですねぇ。。。
でも、ここは本来の抵抗値のコイルへの変更と、本来の電極で正常に作動するようにした方がよろしいかと思います。
ミニモニでECUチェックします
マルチ画面はすべてOK
アイドル回転 アイドル認識 燃調補正
スロポジ電圧 ステップ値
インマニのバキュームMAP値 正常です
水温88℃ OK
吸気温OK
電圧OK
燃調補正 許容範囲ですね
エンジンの調子が出たのでクーラーガスチャージします
ガスは漏れにくくて、昔のR12並みに冷えると好評の COLD12です。
最終チェックは電動ファンの作動確認。。。
回りました。。
これで安心オートマの部は終了。。。
次は車検です。。。
これから、オバフェン、サイドマーカー 室内のクラッシュパッド・・・・・などなど
車検対策します。。。
9月26日追記
アズマです
車検対策開始します!!!
まずフェンダーレスMiniの強い味方オーバーフェンダー登場
タイヤが車体からはみ出すのを防ぎます。
続いて怒りん棒先輩登場
結果は……
ダメです、激おこ(# ゚Д゚)です
ハイローキットが装着されていますので、車高を1,5回転ほど上げて様子を見てみます
これでバッチリOK!
怒りん棒先輩もニッコリです
最後に室内にクラッシュパッドを設置
車検の準備完了です!!
ヽ(*´ω`*) 9/ 28 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
テスター入れて点検。
結果はヘッドライト暗くて検査通らない・・・
HiとLo両方にリレー入れましょう。
この年式はスイッチから配線が真ん中まで来て、そこから左右に分岐する配線。
丁度分岐の辺りにリレー入れましょう。
動力はスターターモーターからもらえて一石二鳥♪
いざ動作確認!
・・・何故かヒューズが切れまくり(汗)
反抗期の子供並(滝汗)
配線を触っているとアースの集合地点がチンチンに熱くてさわれないくらいになっていました。
直接の原因か分かりませんが放ってはおけないのでギボシ新しくしました(`・ω・´)ゞ
だいぶ明るくなったのでこれで灯火は大丈夫・・・のはずです!
9 月 29 日追記です。
陸運支局に車を持ち込んで検査を受けましたが、切れまくるヒューズのせいでヘッドライト検査を受けられませんでした・・・。
レバースイッチが怪しそうなので、そこを確認してみます。
ヽ(*´ω`*) 9/ 29 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
カジ君に怒られちゃった(´;ω;`)
どこに原因があるのか調査。
ライトを点けながら配線を色々いじくってみます。
何か問題のある場所に近づけば何か変化があるはず。
右のライト裏までみて次は左。
ギボシが熱を持って怪しい・・・
触るとライトが暗くなったり消えたり・・・
ショートはしませんでしたがあきらかにおかしいので手直しします。
ギボシのカシメが全て甘く接点不良でした。
半田で付け直して戻します。
そしてさぁテスト!
う~ん・・・改善しません(´;ω;`)
あまり関係ないように思っていましたがライト点けた瞬間に切れる。
ハイビームで固定できないディマースイッチを疑ってみます。
仮にコネクターからテスト用につけ替えてみます。
無事点灯でどこを触ってもon-off繰り返しても切れません。
しかし昨日も大丈夫だったのに今日ダメだったのでこのまま置いて明後日また様子をみます(`・ω・´)ゞ
ヽ(*´ω`*) 10/ 1 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
ライトスイッチon!
大丈夫。繰り返しても切れません♪
という事でディマースイッチ交換します。
ハンドル外して・・・
ワイパースイッチは移植。
接点復活剤コンビぶしゃー♪
移植完了♪
途中何度もチェック。
ライト恐怖症になりそう(汗)
車検ガール出動。
八王子陸運支局へGO!!
そしていつの間にか戻り(笑)
今回は無事に車検合格です^^
早速リクルートスタイルから元の姿へ。
サイドマーカーも戻します。
バルブホルダーのOリングが朽ち果てていたので左右共交換します。
やっぱりこっちのほうがかわゆいですね。
片方はレンズが剥がれちゃってたいので接着しておきました。
クラッシュパットっと言うかダッシュレザーも外し。
H4球も戻します。
・・・まだ車高戻しやIGコイル交換など作業が残っています。
もうしばらくお待ち下さい。
ヽ(*´ω`*) 10/ 2 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
このホイールは本来ラウンドタイプのラグナットがセットになっているはずですが現在60度テーパーのナットが使われています。
ホイールもだいぶ傷ついて今更感もありますが・・・ナット交換オススメです。
対策で上げた車高を戻します(`・ω・´)ゞ
トルクレンチでカチン。
IGコイルも交換します。
使うコイルは40,000Vでお馴染みのAVONBAR-VIPER ハイパーイグニッションコイル 40000VC-E の中でもよりハイクオリティなブルーポイントですヽ( ´ー`)ノ
各接点はお掃除。
外したときくらいお手入れしてあげないとね(*´ー`*)b
エレクトロタップ?
配線に傷があったので養生しておきます。
合わないブーツが付いていた端子にも対応のブーツはめておきます。
交換完了。
エンジンかかれどタコメーター動かず。
テスト用を挿すと動くので残念ながらメーター本体不良のようですね・・・
寂しいです・・・
ミニモニチェックはヴァージョン違いによるERROR 06 とT-POT PS&SU。
他には入っていませんでした。
マルチ画面も問題なさそうですね。
map値も正常範囲内です。
水温・吸気温も作動しています。
o2センサーも元気に稼働中。
燃調2次補正も順調にこなしています。
色々トラブルのあった灯火類もバッチリですヽ( ´ー`)ノ
「ちょっくら最終チェック行ってくらぁ」
入庫時のパンチの無さも改善されました(*´ー`*)b
残作業はRECSのみです。
ヽ(*´ω`*) 10/ 3 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
マスター「タコの余っている配線にパルス信号入れたら動かね?」
早速チェック。
余っているのは茶/灰と赤/青の2本。
どちらも動きましたがなんとなく茶/灰の方が優しそうなのでそちらにつなぎました(`・ω・´)ゞ
本日の作業はこれでおしまい。
10月10日追記
いよいよ本日納車です。。
残るはRECSだけ。。 インマニからRECSの液剤を点滴して燃焼室のカチカチになったカーボンを柔らかくして燃えやすくします。
後は、2週間または300㎞走るだけでどんどんきれいになります
この機会に、任意保険も見直します。。。
重大な故障の場合は距離無制限で運んでくれるレッカーサービス
150万円の車両保険
故障の修理代が出る特約付き
レンタカー特約 などなど・・・
安心してMINIに乗れるための十分な保険をご提案させていただきました
最初は1000㎞でオイル交換にいらしてください。
ありがとうございました。
そして・・・ちょっとオマケ。。。
ちょっと先まで走ったら
タコメーターが動かなくなっちゃったよとお戻りです。。。
でも、オートマは調子良くて別の車に乗ってるみたいだよ ♪
タコの配線は2本あるうちのどっちか1本だったんですが ハズレたようです。。すみません
もう1本の方に繋いで元気に動き出しました。。。。
お手間取らせてしまいすみませんでした。。。
台風もそれたようなので明日は久しぶりにMINIでドライブでもお楽しみください。。。
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