曽根です。
KTO様、前回はサーキット走行に向けて最強パッドに交換とPECS清掃でした。。。
2週間前に行ってきました‥雨の本庄サーキット
そして・・『サーキット、メチャ楽しい!!』
なぜ今までこんな楽しい遊びをやらなかったのか・・・損した(笑) と。
箱根ターンパイク走らせて6番プラグが溶けちゃったこともあり現在は7番プラグ入れてます。
サーキット走行でどうなった点検。。
ドキドキしながら抜いてみたら。。
ちょっと焼けすぎ傾向ですがイイ感じの範疇でした。。
さて、いよいよ今回は念願のハートピストンと超軽量コンロッドの組込です。
それも、ワークスAT用にプロトタイプで作った1380㏄のハートピストンの市販化1号です。
右が通常の+20ハートピストン(1286㏄)
コンロッドも、680g⇒480g に軽量化したスペシャル品
それをオートマと組み合わせます。
すでにビッグバルブヘッドは取付け済みなので・・・
筑波を1分11秒台で走るワークスATとほぼ同じレベルの仕様です。
まさに、ワークスATをナンバー付きで普通に街乗りしちゃおう! っていうMINI
おそらく街乗りオートマMINIで世界最強になります
約1ヶ月の工期でお預かりいたします。。。
お楽しみに・・・
たぶん、ブログ見てるオートマMINI乗りの方はみんな気になってますよね。。
オートマ壊れないのか・・ 街乗りで油温大丈夫なのか・・・とかね。
KTOさんに皆さんを代表して街乗りテストしていただきます。。(*^^*)
6/24アズマ追記です
スピードメータリペアのため取り外していきます。
色々と線がつながっているので正しく戻せるようにタグ付しながら外します。
スピードメータを無事摘出しました。
エンジンの作業開始までもうしばらくお待ち下さい。。。
6月25日追記
お待たせしました。。
本日S.V.へ搬入します。。。
積載車でひとっ走り・・
S.V.到着です。。
すでに別のエンジンブロックでハートピストン用にボーリングして準備できてます。。
では・・1380㏄ハートピストン&超軽量コンロッドのオートマMINI・・お楽しみに。
7月13日追記
S.V.から写真届きました。。
エンジン降りました。
ヘッドなど分解した部品は整理してあります。
今後必要に応じて手を加えます。。
1380㏄用にボアアップされたブロック。。。
1ナンバー付きMINIで初の1380㏄用のハートピストンが組み込まれるのを待ちます。。
そして・・今月デビューの新メニュー。
オリジナル強化&軽量バランスクランクシャフト・・
新品クランクシャフトから加工して軽量化。。そして熱処理による強度アップします。
クランクは人間でいえば『腰』のような存在。。。
気持ちよくバランスよく回転させるためには非常に重要なパーツです。
8月31日追記
たいへんお待たせしました。。。。
軽量加工フルバランスクランク・・熱処理からもどってきました
黒光りしてる強いヤツです。。
さぁ・・・これで役者は揃ったんで組付け開始します
オートマの前面パネルの下に2つのオイル取出し口を追加。。。
今回は取り付けませんがオイルクーラー循環用のパイプです。。
9月6日追記
クランクがケースに組み込まれました
ピストンとコンロッドが組まれたところを底から見てます。。
おぉ~ 1380㏄ハートピストン デカいです。。
カムは・・
スイフチューンのSW5をチョイス。。
これってワークスと同じ仕様です。
街で走らせたら速すぎ・・ 免許の回数券が必要です(笑)
オイル抜きの穴があいた軽量リフター
エンジンとオートマをドッキング。。。
今回オートマは分解せずにそのまま取付です。
バルブタイミング調整中。。
9月10日追記
アイドラーギヤに傷が・・
ケースに当たる側が削れてたので中古良品と交換しました
今回はオートマはそのままでしたので安心オートマにする時にはケースも交換した方が良いでしょう
しっかりお仕事してくれてるPECSの分解掃除です。。。
ノーマルの紙フィルターは30ミクロン以下の鉄粉は素通りしてしまいますが
PECSなら100%吸着してくれるので安心です。
PECSを完全分解するとこうなります・・・
エンジン積込み
ハブダイで負荷を掛けてパワーチェック・・と行きたいところですがまだ組みあがったばかりで馴らし中につき、負荷を掛けての燃調チェック。。
馴らしが終わった上まで回せるようになれば2.0㎏近い燃圧が必要になりますが、Spiのノーマルポンプだと1.7㎏位までが限界のようです。。。
馴らしが終わったらMpi用のポンプに交換しましょう。。
ノーマルECUなので燃調は燃圧調整だけで行いますので全回転域で適正燃調にするのは不可能です。
最大パワー出すところで薄すぎるのは命取りなのでどうしても中低回転域が濃いめのセッティングになってしまうのはしょうがないところです。
フルコンならすべての回転域で適正燃調がとれるので、インジェクションクラスのレースレギュレーションにとらわれなければフルコン化がベストでしょうね。。。
配線の取込みなど仕上げに入ります。。
メーターパネル取付け中。。。
完成!!
工場のシャッターが開きました。。
いよいよ路上テストです。
スルスルと・・静かに走り去っていきました。。。
モンスターマシンには見えないジェントルな走り
1380㏄化後の処女走行テストは上々。。
積み込んでキャメルに向かいます。
キャメルの回りを軽く走行テスト。。
低回転域はやや燃調が濃いこともありややゴボつきますが
Dレンジではなく、1速→2速→ とマニュアルシフトで走れば快調。。
サーキット仕様のワークスATとほぼ同じスペックだからそうなりますよね・・・
馴らしが終わって4000回転以上回せるようになったら間違いなく速いですよ‥・・♪
9月11日追記
右のドライブシャフトインナーブーツのバンドがしっかり締まらないのでやり直します。
ドラシャ抜いて・・
ついでなんでデフサイドシールも交換しておきますね
インナーブーツ交換完了
組付け完了。。
クーラーガスチャージ。。
ステアリングセンター調整。。。
たいへんお待たせしました。。。
そしていよいよ本日納車です。。
1380㏄ハートピストンの成果を試してくるよ。。。
ちょうど仕事が一段落したんで馴らし運転しながら箱根に行ってくるよ♪
行ってらっしゃーい。。。
まだ馴らしですよぉ~
で、いつもの箱根ターンパイクの登りはいままで2、3速だったのが3,4速で登れちゃう‥との報告
速い!!!。。
登りが続くので条件はレースよりハードですね。。。
水温は100℃ 油温も120℃近くまで上がったとの報告です。。。
オイルクーラー未装着なので油温はしかたないとしても・・水温は対策が必要ですね。
ま・・そういうことで、今晩はのんびり箱根の宿で疲れを取ります。。。
お料理まで送ってきていただきました。。。
旨そうだけど見てるだけで食べられないじゃん・・
熱燗・・イイですねぇ。。。
乾杯~
S.V.の田中さんもリモートで飲み会に参加です。。(笑)
お疲れさま。。。
9月12日追記・・・
箱根から帰ってきました。。。
今日は涼しかったせいか水温は90℃で安定してたよ。。
プラグの焼けもちょうど良し。。。
では・・馴らし1000㎞が終わったら水温対策しましょう。。。
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