こんばんは、かじかわです。
TMT 様、前回はオイルと点火系を交換しました。
昨晩、高速道路を走行中に 1 気筒爆発していないような症状が発生したと思っていたら、そのままストップ・・・。
本日昼にレッカー搬入されてきました。
まずはオイル点検。
かなり消費して MIN レベルを割っています。
今回、オイル下がりは修理することになりました。
エンジン掛からず、の原因を探ります。
燃料ポンプは動いて、
噴射しています。
点火も確認します。
火が飛んではいますが、弱い気がします・・・。
まさかと思いつつも、テスト用イグニッションコイルに換えてみます。
一発始動で、スパークテスターで見える火花も強くなりました。
運悪く不良品を引いてしまったようです・・・。
ABR 4000 VCE II に交換させていただきます。
あと数日で車検が切れるところでしたので、今回合わせて行うことになりました。
リフトアップして下見です。
フロント周りのブーツ破れはありません。
ハンドブレーキレバーゲイターブーツは破れていましたので、交換します。
ブレーキフルードやクラッチフルードは交換します。
もちろん、リアブレーキホイールシリンダーのオーバーホールもします。
ECU 診断、クランクセンサーのフォルトコードが記録されていましたが、ストール時のものと思われます。
リセットしておきます。
マルチ画面は問題ありません。
MAP センサー値は許容範囲内の高め側です。
水温、吸気温センサーは動作しています。
バッテリー電圧は低め、簡易アースおすすめします。
O2 センサーは動作しています。
燃調補正も働いています。
明日以降、車検整備を進めていきます。
7 月 20 日、かじかわの追記です。
バルブステムシール交換から取り掛かります。
スプリングとコッターを外して、
シールを外します。
キャメルでは国産車用シールを流用しています。
4 気筒分 8 個交換します。
ロッカーアームを付けて、
タペット調整をします。
ロッカーカバーの古いガスケットは削り落として、
汚れは洗い流します。
ガスケットと合わせて、ブッシュも交換します。
続いて、リアブレーキオーバーホールです。
ダストはエアーブローで清掃します。
フロントも・・・。
シューは鳴き止め加工。
ホイールシリンダーはホーニング清掃。
ピストンは錆が出ていましたので、
綺麗に磨きました。
日本製カップキットを使用して組んでいきます。
シューとドラムにはペーパーを当てておきます。
破れていたハンドブレーキゲイターブーツも取り換えます。
左右交換しました。
これで車検も水の侵入も心配はありません。
エアー抜きと合わせて、フルードを交換します。
クラッチフルードも入れ換えます。
減っていたエンジンオイルを補充しておきます。
左トランクワイヤーが付け根で折れていましたので交換します。
車検に向けて下周りはペイントしておきます。
各部グリスアップします。
バッテリーの状態も良好です。
不足していた最低地上高は 12 インチに履き換えさせて確保します。
車検整備は完了しました。
残る作業は検査受検やクーラーガス充填等です。
7 月 23 日、かじかわの追記です。
クーラーガスを充填しました。
右サイドシルの錆は転換剤を塗布して、応急処置をしておきます。
7/31アズマ追記です
車検完了しました。
元のホイールに戻します。
着地したらトルクレンチでカチン！しっかりと取り付けて作業完了です。
残り作業はRECSです。こちらは納車直前に行います、ご来店お待ちしております。
8 月 1 日、かじかわの追記です。
納車前に RECS で吸気系・燃焼室を洗浄します。
TMT 様、納車のためご来店です。
今回もありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。
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