|´ー`)ノ皆様見ていますか?オリンピック開催しましたね!運動音痴の石川です。


この間オイル交換したばかりのOT様。


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「ずっと調子良かったのに一昨日くらいから急に滑ったようになっちゃったよ」


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ドライブに入れてもうんともすんともですね・・・(汗)


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聞き取り調査。


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物的証拠さがし。
「こんなドレン嫌だー!」

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これは久しぶりに見る大物ですね。。

完全にギヤドラムを削ってしまったようです・・・

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「滑り始めてから20㎞くらい走ったそうなので、そこでブレーキバンドの摩擦材がなくなって金属どおしが擦れたんだろうなぁ・・」




安心オートマにするにはエンジン降ろすんだし・・・

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もうちょっと分解すれば、ハートピストン&超軽量コンロッド・・もイケちゃうけど。。

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うーん・・ハートピストン入れたいけど、他に足回りもやりたいしな・・


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「とにかく元気にしておくれ。」

お預かりします。




8月6日追記

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オートマに掛かる油圧をみるため油圧計を取り付けてもらいました

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フィルターヘッドから油圧計に繋ぎます。。

オートマMINIの油圧は、オイルポンプから汲み上げた全量がフィルターを通ってからオートマ内部のバルブボディに供給されます。

そしてバルブボディでオートマとエンジンに配分されます


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フィルターケースの表面温度76.6℃。。 

暖気が完全に終わった状態でテストします


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ニュートラルでの油圧。

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6.5㎏ 正常です

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ギヤを1速にいれると・・・

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3.0㎏しかありません。。。 この時ギヤは繋がってる感触はありません


ここでちょっとアクセルを煽ると・・・

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カツンとギヤが入ったような感触とともに油圧が6.5㎏まであがりました

リフトアップしてるのでタイヤは前進方向に回り始めました。

地面に落とせば空回りしてしまうような回り方です・・・

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2速・・

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6.0㎏です。。 タイヤはさっきと同じく力なく前進方向に空回りしている状態


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3速も

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6.5㎏かかってますが、タイヤが前進方向に勢いだけで回ってる感じは同じ。



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リバースに入れると・・

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本来なら11~12㎏かかるところですが、5㎏くらいしかかかってません。

この時タイヤはリフトアップしていますがまったく動いてません・・・

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アクセルを煽って回転を上げると、前進の時と同じようにカツンと油圧がかかったショックとともに油圧は7㎏まであがりました。。

本来の油圧よりかなり低く、内部でかなりの油圧が漏れてる状況です。。








リフトアップして下廻りの点検します

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右前足回り・・  


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アウターブーツのヒビはかなり深いです。。

エンジン脱着でドライブシャフトを抜きますからブーツは交換しましょう。。

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右のラックブーツはパックリ大きく割れてます。 

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アッパーボールジョイントに少しガタが出てますね。。


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左前足回り・・・  

右ほどではありませんがこちらのアウターブーツにもヒビが入ってます

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ラックブーツは左側も破れてました。。



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オートマ背面からみたところ

オイル漏れはそれほど多くはありません

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ミッション番号は

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デフケース番号と同一。。。 オートマの分解歴は無さそうです。

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左のインナーブーツからはグリスがはみだしてます。

シャフトを抜いた時にインナーブーツも交換しちゃいましょう。


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リヤ側は・・


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ずーっと交換したいって言ってますよね。。。

抜けちゃったショックアブソーバー。

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ペチャンコのラバコンも交換したら乗り心地は激変ですよー。。。




8月7日追記

見積りができたので作戦会議でご来店。。

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エンジン降ろしてる時にできることは一緒にやっときたいな。。

足回りはその後でもできるし・・。

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やっぱりこれでしょ。。

ワンサイズオーバーで16㏄アップの1287㏄になるハートピストンと

680g⇒480gまで軽量化してバランス取りしたコンロッド。。

これは入れといてよ。





OTさん、もっと面白いポーズでお願いしま~す。(笑)

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これでどうだい。。

バッチリOKです。。

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9月末~10月上旬完成を目指して頑張ります。。。



8 月 17 日、かじかわの追記です。



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エンジン・トランスミッションを降ろしました。
梱包の後、九州に発送します。

8/19アズマ追記です

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本日、九州の岩本自動車へエンジンを発送しました。

ハートピストン&超軽量コンロッド+安心オートマ になって帰って来るのをお待ちください。


~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~


九州の岩崎さんからの分解点検レポートです。


さて前にも後ろにも動けなくなってしまった原因は何だったんでしょうか!

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診察台に乗りました

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ウォーターポンプは再使用できそうです

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サーモハウジングボルトも流用します


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残存オイルを抜きます

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ドレンボルトは鉄粉山盛り。。

ギヤドラムとブレーキバンドの状態は予想できます・・・

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まずまずの燃焼状態です。

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コンバーターを外します・・

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コンバーターシールは純正品でした。

過去にオーバーホール歴は無いようです。

漏れると厄介なコンバーターシール。。。

キャメルオートで日本製高品質のシールを作りました。。。


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オートマのフロントパネルを開けると・・

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デフのブロンズワッシャーが出てきました。。。


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コンバーターハウジングを外すと・・・

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ボールベアリングが一緒に出てきました。





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リヤのブレーキバンドの消耗チェック。。。


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予想通り消耗してます・・・・



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3速は正常摩耗かな。。

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予想に反して2速バンドもダメそうです。。。。



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オイルポンプのガスケットが切れてカムメタル側に漏れていたようです。

油圧が下がる原因のひとつです。

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クリアランスは0.15mmのシックネスがスルスルでした。

オートマ用のオイルポンプは新品供給がないので

安心オートマ専用のリプロダクト品を製作してるのでそれを使います

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クランクのスラストも広がってますので、ワンオフ品のワッシャーで調整します


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ヘッドを外しました

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オイル下がりもあります。

今回ヘッドのオーバーホールでステムシールも交換になりますからご安心を。。。

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エンジンとオートマ分離。。

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ギヤキャリア リバースバンドが当たってる部分は削れてます。

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2速バンドの部分も削れてました。。

予想してましたがギヤドラムは再使用不可です

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手前からリバース、3速、 2速 のブレーキバンド

リバースと2速の摩擦材はご覧のとおり剥がれてしまってました。



オイルポンプのクリアランスが広く、ガスケット切れで油圧の源泉で油圧が低かったのも原因ですが、

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リバースバンドのサーボピストンシールが切れてしまってたのが一番の原因です。

リバースバンドを締めきれずにズルズルと引き摺りながら擦れたためにバンドの摩擦材が剥がれバックできなくなってしまったのですね。。。

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メインシャフトブッシュも消耗しているので打ち替えます


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オイルポンプの吸い込み部分には摩擦材や異物が集まってきます。。


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ここにもデフのブロンズワッシャーが漂着してました

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フォワードクラッチはわずかに溝が残ってましたが限界です。

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T&Rクラッチは限界を超えてました。。

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メタルの状態は全体としては悪くありませんでしたが・・

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異物を噛んだ形跡がありました。


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メインメタル、コンロッドメタルはオイルの通り道なのでクリアランスが広くなると油圧が逃げて油圧低下の原因になります。

安心オートマは親子メタルは無条件ですべて交換してクリアランスを最適にしています


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ノーマルピストンとコンロッドが外されました。


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ワンサイズオーバーのハートピストンを入れるためにブロックは内燃機屋でボーリングいたします



内燃機屋から戻ってきました。

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ブロックの上面研摩。。

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ハートピストンは、ブロックとのクリアランスが 5/1000㎜

ボーリングも高精度が要求されます

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ブロックをペイントします

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ヘッドもペイント中


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超軽量バランスコンロッド

純正680g → 480gまで贅肉を落とし強度が落ちないように表面研磨しています


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レースはもちろん、安心オートマとの組み合わせでも定評のハートピストンです。


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バルブリフター交換。。


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組付けます。

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安心オートマも完成しました

安心オートマ組付けは過去ブログをご覧ください。

● ギヤトレイン編
 
● ハウジング編


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オートマとエンジンをドッキング

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ハート形の窪みは燃焼室です。

OHVは燃焼室の横から斜めにプラグがあるため、点火による爆発が真上からではなく斜め横方向から始まります。

なのでプラグに近い方に燃焼室を設けることで爆発エネルギーを効率よく運動エネルギーに変えることができます。

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ヘッドもすべて分解して面研を行い、ステムシール交換、バルブのシートカット、リフェース、擦り合わせなどを行い組付けます

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完成したヘッドを組付けます

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オイルポンプはリリーフバルブも分解してチェック。

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インヒビターSWの導通確認。。OK


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セルモーターを回してオイルを全身に行き渡らせてから、

工場内でエンジン始動、オートマに掛かる冷間油圧が確保されてるのを確認してから

実車による約30㎞の走行テストに出ます。


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エンジンの状態、オートマのシフトアップ、シフトダウン、変速ショック・・などなど

あらゆる状況を想定してテストを行いました。

ハートピストンによる燃焼効率向上はすぐに体感できます。。。



すべてのテストOKで工場に戻ってきてオートマに掛かる温間油圧のチェックです

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前進油圧 約7㎏  OKです


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リバース油圧 12.5㎏ OK。

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ヘッドボルトの増し締めと最後にバルブクリアランス再チェック。。

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0.30㎜に合わせました。

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テスト車両から降ろされ出荷準備です。。



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テストおよびテスト走行で使用したオイルを抜きます。

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今回コンバーターを交換できなかったので、コンバーター内の残存鉄粉がしばらく洗い出されてきます。 ドレンボルトの鉄粉がやや多いのもその為です。

この状態でエンジンとオートマを守れるのは、磁力型フィルターPECSだけです。

コンバーター内の鉄粉が排出されてもPECSですべてを吸着して2次摩耗を防ぎます。

ノーマルの紙フィルターは30ミクロン以下の鉄粉は素通りするので2次摩耗を防ぐことができません。


10000㎞くらいまではPECSの清掃をしっかり行ってコンバーター内が綺麗になるの待ってください。


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OK これで箱詰めして出荷いたします。

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ハートピストン&超軽量コンロッド + 安心オートマの最良な組み合わせです。

乾杯1

定期的なオイルメンテナンスとギヤを入れる前の暖気運転をしっかりやって末永く好調なMINIをお楽しみください。



~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~

9 月 3 日、かじかわの追記です。



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エンジンマウント・ブラケットは、この機会に交換します。



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鉄粉が大量に残存したコンバーターをそのまま使うことになったのでエンジンを回すことでそれが流されてオイルに鉄粉が混じってきます。

ノーマルの紙フィルターではそれを濾過することはできませんが磁力型フィルターPECSは、100%の鉄粉を吸着除去することが可能です。

最初の1万㌔くらいは頻繁にPECSの磁石を掃除する必要があるので、フィルター脱着によるオイル漏れのリスクをゼロにできる漏れないオイルフィルターケース取付けさせていただきました。。


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ドライブシャフトはオーバーホールしてブーツ交換します。



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ステディロッドブッシュも交換します。



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割れていたステアリングラックブーツも交換です。



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鳴きが出ていたブレーキは、パッドの面取りをしてグリスを塗布しておきます。



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エキゾーストマニホールドスタッドボルトは交換します。
錆びてよく折れる箇所です。



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インテークマニホールドのウォーターパイプ、こちらもよく錆びている箇所です。



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リペアキットで打ち換えました。



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この機会に水温センサーも交換しておきます。



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バキュームラインも全て交換します。



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LLC とクーラントブースター、



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オイルを入れます。



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クーラーガスを充填。



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ラジエター電動ファンの作動も確認しました。



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着地。



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エンジン・トランスミッション積み込み作業は完了しました。



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バッテリーを点検しておきます。
7 月に交換したばかりですので、健康そのもの。



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充電率も問題無く、



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「良い電池」です。



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ECU 診断、フォルトコードは記録されていませんでした。



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マルチ画面も概ね良好です。



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MAP センサー値も正常範囲内です。



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水温、吸気温センサーも作動しています。



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バッテリー電圧も良好です。



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O2 センサーも作動しています。



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燃調補正も働いています。



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灯火類、右スモールランプが点灯しません。



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バルブ切れでしたので交換。



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再度点検、全て点灯します。



走行点検をして、完成となります。



9月7日追記

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乗り始めてすぐに分かるハートピストンのトルク・・イイですねぇ♪

オートマはスムーズに変速。。。

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OTさん、ひと足お先に気持ちいいオートマ体感させていただきました。

ご来店お待ちしています。


9月9日追記

引き取りでご来店いただきました。




まずは・・ハートピストンと安心オートマで生まれ変わった愛車に試乗してもらいました。

アクセルをちょっと踏み込んだだけで今までとは違うMINIを体感していただき・・

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・・・二重丸◎ ってことですね(笑)

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グー 

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最初は1000㎞以内でオイル交換でご来店ください。

コンバーター交換できなかったんでコンバーターから排出される鉄粉量をチェックしながら1万㌔まで通常より頻繁にPECS清掃を行う予定でs。

では・・・ハートピストン+超軽量コンロッド+安心オートマ を堪能してください。

ありがとうございました




9月11日追記


山中湖まで行ってきたよ。。。

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ハートピストン・・やっぱり速いね。。

馴らし完了まであと数百キロ・・回転上げたい気持ちを抑えて・・ね。

その後は、更に本領発揮しますから。。


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