曽根です。


YSD様から『10年間動かしてないMINIを復活させたい・・』とのご依頼いただきました。


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そして本日レッカーでご入庫です。。

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10年間・・この日が来るのを待ってました・・・

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10年ひと昔・・とは言いますがあっという間に過ぎてしまう時間でもあります。。

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内装はヘタリも無くしっかりしていますね・・

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エンジンルームは10年間の歳月を感じさせます。。

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水は足りないながらも入ってましたが少々臭いが出てます。。


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オイルフィラーキャップを開けると油膜が切れて錆が出てるのが見えます。。

オイルを満たしてオイル風呂にしてあげる必要ありますね・・。

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コンバーターからオイルは完全に抜けてミッションケースに落ちてます。。

これでエンジンがかかってオイルポンプで汲み上げてコンバーターが満タンになればロアレベルよりちょっと下あたりでしょう。

★ オートマの準備運転が必要なわけ・・を参考にご覧ください



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ブレーキマスターのタンクには全くフルードが入ってません・・。どーして??




すぐには動かせません。。

オイルで内部を満たして準備します

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タペットカバー内部をオイルで満たします。。

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プラグ孔からもオイルを入れておきます。


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ガソリンはどーなってるんだろう。。。

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最初固着していて開かなかったキャップがようやく開きました


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入り口は錆・・


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タンクの中も錆・・・

タンクは『ワコーズのピカタン』で洗浄が必要です。

燃料ポンプ、センダーユニット、燃料フィルターも交換です。

そしてエンジンルームへのガソリンラインも洗浄必要。


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タイヤは・・・

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試運転も危険なくらい劣化でひび割れてました。。。

10年ってやっぱり長いんだ・・って。

蘇らせてあげるからもうちょっと待ってね・・・



4月3日、かじかわの追記です。



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燃料タンクを再生から取り掛かります。



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腰が悲鳴を上げる前に、なんとか外せました。



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トランク内を軽く清掃しておきます。



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錆びたポンプを摘出。



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さて、中の様子は、



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やりがいがありそうです。



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錆がひどいので、ピカタン3本を投入。
あとはタンクがいっぱいになるまで熱湯追加です。
数日は置いておきます。



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昨日に続き、オイルを注入。



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クランキングした後、プラグを付けて無事に初爆を確認できました。



4月15日、かじかわの追記です。



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漬けておいたピカタンを抜いて水洗いしました。
内部は、



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錆はほぼ取れました。
乾燥したら車両に付けて、再始動の準備です。



4月16日、かじかわの追記です。



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エアーブローで、燃料ラインに残っている古いガソリンを押し出します。



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ポンプやセンダーユニット他、一式交換しながら、



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タンクを取り付けます。



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ガソリンを入れられるようになりました。



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キャップも交換しました。



4月19日、かじかわの追記です。



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ガソリンを20L補給。



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約10年振りに火が入りました。
ひとまず、エンジンが掛かることは確認できました。
燃料フィルターやバキュームラインを交換して、暖機できるようにしていきます。


ヽ(*´ω`*)  4/ 23 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ


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今日は石川が触ります^^


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10年ってこう見ると長いですね^^;


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灯火チェックはリアフォグが不灯なのと・・・


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ブレーキスイッチが破損してずっとブレーキが点きっぱなしになっています。


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ライセンスランプはokです。


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ワイパーはアームごと交換するようですね。


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足回りのブッシュ類はぜひ交換したいですね・・・


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オイル漏れはコンバーター側が多いです。


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ラックブーツも切れてしまっているので車検NG。
交換していきましょう^^


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左右のデフサイドシールからオイル漏れあります。
ゴム類は動かしていないと劣化も進みます。

この際なのでドライブシャフトのブーツも一新したいですね。


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ナイロンベアリングにガタあります。


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タイロッドエンドのブーツも切れてしまっているので一緒に交換しましょう。


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マフラーはサイレンサーに内部剥離あります。
今は純正タイプのステンレスマフラーもあります。交換お勧めです。


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タンクも綺麗になったし燃料フィルターも交換します。


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燃料フィルターからスロットルボディーまでの配管もエアブローしておきました。


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燃料フィルター新旧交代の儀。


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もちろん前後のOリングも交換します。


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交換完了(´ω`*)


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インジェクションミニのウイークポイント。
バキュームパイプが全滅しています。

これではエンジンがもしかかっても絶不調。
こちらも交換します(`・ω・´)ゞ


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スロットルボディーからECUまでの間はシリコンホース使います。


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間に入るフューエルトラップは清掃して再使用。
本当は交換したい部品ですが、最近の新品部品も中々当てにならないので・・・(;´・ω・)


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これで安心です。


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ECUとは反対側に伸びるバキュームパイプ。
こちらは純正品番パーツで交換します。


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エアフィルターは汚れています。
今日はこのまま組みますが交換お勧めです。


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装着。


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エンジン掛ける前に冷却水とオイル量チェック。


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バッテリーは中古品から良さそうなの選んで仮に取付。


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エンジンスタート。
シートベルト警告灯の作動もチェック。ばっちりokです^^


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何だか少し調子悪いです。


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マニホールド付近にエア噛みあります。
ガスケット交換したいですね。


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ブレーキは・・・安全の為に交換が必要です。。


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ヒーターバルブは漏れ跡あります。


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メインリレーは重要な細い配線が多く刺さっているので、トラブル起こす前に専用ブラケットでしっかり留めておきたいですね。


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オルタネーター電圧は13.93V
ここは14V以上欲しい所です。


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先ほど交換した燃料フィルターからの漏れはありません。


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ミニモニチェック。
フォルト(故障コード)は2つ入っていました。

・MAP SENS - マニホールド絶対圧力(MAP)センサーのフォルトコード。センサー部品が壊れているというよりも、バキュームパイプのコネクタの破損や接続不良により負圧が異常な値となっている時に記録されます。

バキュームパイプが全滅していたのでフォルトが入っていて当然ですね。。。


・T-POT - スロットル開度センサー回路故障。

こちらは今の所理由はわかりません。


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ひとまずリセットして先へ進みます。


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マルチ画面。
左上から
・エンジン回転数 エンジンの回転数を rpm 単位で表示【860rpm】(理想は850rpm)
・アイドルスイッチ 現在アイドリングかどうかの認識。【I=アイドル】
・o2フィードバック 燃調の2次補正状態。【O=補正していない(デフォルト値で稼働)】
左下から
・スロットル電圧 スロットル開度を電圧表示。【0.56V】
・ステッパー値 ステッパーモーターの現在地。【36】

ここで問題なのは右上の【O】表示。
どうやらo2センサーに異常があるようです。

他は特におかしな数値を出していません。


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map値も基準値です。
バキュームパイプの異常はココの数値に現れます。


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水温・吸気温度も表示されています。
水温センサーに関しては水路洗浄のスリーチェックで要精査です。


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バッテリー電圧が低いですね。
オルタネーター出口で14V位あったのでアース不良が疑われます。


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O2 SENSOR - O2センサーの電圧およびその状態を表示。アイドリング時は0.4V以下(リーン)~0.6V以上(リッチ)を常に上下しています。

ここの数値が0.76V付近で微動。
10年の眠りが入る前にバキュームパイプ破損していたと仮定したら濃い燃調で出た大量の煤がセンサーに付着して動きが悪くなっている可能性ありますね。


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SHORT FT - Short Term Fuel Trimの略でECUの学習項目の短期的なフィードバック制御の状態を表示。
O2センサーや水温センサーなどの情報を元に燃料の調整。100%はデフォルトの燃調。
右下の 【OP】はOpen(フォードバック制御していない状態)

o2センサーの数値がおかしいのでECUが燃調補正をせずにデフォルトの燃調でエンジンを動かしている状態です。


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見ている間には再びフォルトが入る事はありませんでした。


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ワイパー・ウォッシャー・ホーンの作動okです。


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ラジエーター下部98.3℃


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ラジエーター上部92.4℃

通常エンジンで暖められた冷却水はサーモスタットからアッパーホースを通ってラジエーター上部へ。
そこから下部へ流れていく間に冷やされる仕組みになっていますが・・・

この状態はサーモスタットが開かず熱がエンジンからラジエーター下部へ伝わっているようです。

もちろんこれでは冷却水は冷えないのでオーバーヒートしてしまいます(;´・ω・)







ここからはマスターへバトンタッチ。

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ブレーキマスターが空っぽでブレーキスカスカで走るのが危険なので取りえずリフトに入れます

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タイヤが宙に浮いた状態でテストします

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ギヤを入れました・・・

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駆動がかかりません・・・



徐々にエンジン回転を上げていくと・・・

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カツン・・といってギヤが入りタイヤが回り始めました。。

オートマは低回転だと油圧が掛からないようです。。


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宙に浮いた状態ですが60㎞/hをマーク。。。

負荷をかけてないのでジャダーや滑りのテストはできませんが・・

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低回転ではギヤが繋がらないので、長いタイムラグの後にガツンとギヤが繋がる症状だと思います

安心オートマにしたいですね。





4月24日追記

あいにくの雨の中・・YSD様親子でご来店いただきました

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いらっしゃいませ・・

初めまして♪


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私が結婚する前に新車で買ったMINIなんです。。 

だから・・・ご主人さまよりも長い付き合いなんですねー。。

家の車庫に動かずにずっと置かれてた10年間・・いつかはまたMINIに乗りたいと思い続けてました。

そして今回復活させるきっかけは息子さんの『このMINIに乗りたい!』 でした。


そして復活させるなら・・しっかり全部直して長く乗れるようにしたい・・

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復活するとどんな風になるのか・・おと~と君に試乗して確かめていただきます。

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10年ぶりのMINIに乗って・・・『ハンドルが重くて懐かしい~』


やっぱりこのMINIが大好き!!!

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よーし! 復活させるぞー!!   

おぉ~!!




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俺のMINI。。。

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母から息子へ・・乗り継がれるMINI。。

幸せだな・・

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安心オートマでレース参戦して2021年クラス優勝のワークスATの記念ストラッププレゼント。。。

YSD様のMINIも同じ安心オートマになりますからね。。。





ご来店中にドレンボルトの鉄粉チェックしました

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オイル交換してから走行は少ないとは思いますが・・鉄粉は少なくギヤドラムは再使用できそうですね。。。




今日はご来店ありがとうございました

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安心オートマ 水回り 足回り・・リフレッシュの見積もり作成しますので少しお待ちください。



4月28日、かじかわの追記です。


一番大仕事の安心オートマから着手・・・

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エンジン・トランスミッションを、



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下ろして、



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梱包して、岩崎自動車さんに発送。
連休明けに戻って来る予定です。




~  ~  ~  ~  ~  ~  ~

岩崎さんから分解作業レポートが届きました。。

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ミッション番号と・・


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デフケースの打刻が異なります。 過去に分解された形跡です。

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液体ガスケットも使用されてます

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サーモスタットの内側の錆は10年間の時を刻んでました。

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ウォーターポンプとブラインドプラグを外してブロックの水路を高圧洗浄しました。


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ドレンボルトの鉄粉は少なくドラムは再使用できそうです


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コンバーターシールも過去にオートマ修理した際に純正から社外品に交換されてました。

18年くらい前に使用していた銘柄です。

コンバーターシールからの漏れは右側のドレンボルト側の上の方から漏れます。

初期症状は走り終えて止まった時に漏れますが、症状が進行すると走行中に大量に漏れてきてマフラーの方まで付着してしまうほど漏れてしまうこともあります。

ここのシールは現在中国製しか供給がないので、キャメルオートでは国内で型から起こして常温200℃耐熱の材料を使い国産コンバーターシールを製作いたしました。



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フロントパネルを開けてレバー点検してブレーキバンドの消耗具合を見ます。。。

リバース・・

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3速、

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2速バンドともに消耗は少なさそうです。

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オイルポンプの錆びや・・・

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ロッカー部分に錆がありエンジン内部に水分を含んでた可能性ありです。


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クランクスラストは広く市販品のスペーサでは足りないのでワンオフ品で調整いたします。

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オイルポンプ内部のクリアランスは特大。。。油圧不足の原因の一つです

オイルポンプはエンジン側の部品なのでオートマだけを修理してもまた不具合が再発してしまうのです。

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過去のオートマ修理でブレーキバンドは社外品に交換されていました。


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ブレーキバンドが締め付けるドラム表面の傷は浅く再使用できそうなのですが・・

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フォワードクラッチが破損していました。

発進時に負荷をかけるとジャダーが出てたと思われます。

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3速ブレーキバンドの摩擦材が一部剥がれていました。


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メインシャフトブッシュは・・・

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消耗してるので交換が必要でした



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破損していたフォワードクラッチの摩擦材がオイルストレーナーメッシュの下に溜まってました

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それに混じって赤い液体ガスケットの破片も見られます


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T&Rクラッチを開けたら 当社から部品供給されたクラッチ板が使用されていました。

実際に作業された業者さんはわかりません・・





ギヤドラムの軸受けの消耗状態を測定します・・・・

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上記すべて軸受けブッシュの交換が必要です







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クランクを外しメタル交換ですが・・・

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クランクのメインメタルの方が消耗していて・・

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一部、ブロンズまで出てました。。



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この時点でロッカーAssyは外しているのでカムを抜いて・

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バルブリフターも交換しました

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現在入手できる中で高品質なリフターをチョイス。。


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組み込みました・・

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親子メタルはオイルの通り道・・消耗してクリアランスが広がれば油圧が下がります。

オートマ修理ですが油圧はエンジン、ミッション全体で考えなければなりません。

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カム、バルブリフターを戻し、クランクも戻します


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完成した安心オートマ

安心オートマ組付けは過去ブログをご覧ください。

● ギヤトレイン編
 
● ハウジング編


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チェーンテンショナー交換

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セラミック製インペラの日本製ウォーターポンプを採用します

従来のスチール製インペラの物よりもキャビテーションに強く冷却効率がアップします


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プラグ孔から高圧エアでバルブを押さえて・・・

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バルブステムシール交換します・・

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お疲れさまでした。。

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ロッカーは錆びてたので中古良品と交換いたしました

アームに打痕がないことを確認してから使用します。


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バルブクリアランス調整しながら組付けます

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抵抗なくクランクが回ることを確認。


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大きいシールがキャメルオリジナル国産コンバーターシール。。。

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アイドラーベアリング、ダブルボールベアリングも交換して組付けて行きます


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クリアランスを確認しながらの組付け・・

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インヒビタースイッチの作動確認 OK

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漏れないフィルターケースwith PECS を取り付けます

オートマMINIのオイル漏れ原因ナンバーワンのフィルターケースからの漏れを根絶しました。

そして磁力フィルターPECSはオートマMINIにとって欠かせない必須アイテムです。。



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漏れ対策品のアルミ製キックダウンSWもボルトのシーリングしないと漏れます。

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完成検査に向けてセルモーターを回してオイルを上げておきます


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テスト車両に積み込みまずは工場内でエンジン始動。。

冷間油圧の確保を確認してから実走行テストに出ます

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約30㎞に及ぶテスト走行。。

エンジンの状態、オートマの変速を含めた様々なテストを行います

安心オートマの出荷前のこの実走行テストで違和感を感じた場合は再度分解する覚悟で行いますが今回のテスト走行も良好でした

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戻ってきて温間時のオートマ油圧チェック・・

前進側 7㎏以上  良好です。

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リバースは12.5㎏ OKです。


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アイドリングでニュートラルでのインマニの負圧。。OKです。


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ギヤを入れた負荷をかけた時のMAPも基準値内でした。


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ヘッドは一度外したので再度ヘッドボルトの増し締めをしておきます


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テスト完了・・出荷に向けてエンジン降ろします


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30㎞のテスト走行で使用したオイルを排出。。

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ドレンボルトの鉄粉も問題なし。。

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今回も良い安心オートマができました。。。


乾杯1

硬すぎないオイルでの定期的な交換と、ギヤを入れるまでの暖機(準備)運転で

末永く快調なオートマをお楽しみください♪



~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~





5月12日



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エンジン・トランスミッションが岩崎自動車さんから戻って来ました。








5月13日、かじかわの追記です。



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積み込み他、作業を開始します。



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トルクコンバーターケースを防錆塗装。



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エンジンマウントとブラケットは強化品に交換します。



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フロントサブフレームのタワーマウントブッシュ、



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フロント丸マウントと、



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リア角マウントは全て交換します。



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サスペンションも交換して、本来の乗り心地を取り戻します。



5月14日、かじかわの追記です。



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フロントサスペンションを分解。



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アッパーアームを洗浄。



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ハイローキット、ナックルジョイントと、



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ラバーコーンを交換します。



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リバウンドバッファーも取り換えました。



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ショックアブソーバーはKYBのガスタイプを付けます。



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ロアーアームブッシュを交換。



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テンションロッドは調整式に交換して、



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ブッシュも交換します。



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ドライブシャフトを分解・洗浄。



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インナーポッドのメクラ蓋にはオイル漏れ対策。



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ブーツは金属バンドで留めます。



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エンジン・トランスミッションを積みます。



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エンジンステディロッドブッシュを打ち換え。



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スイベルハブを洗って、



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ボールジョイントとベアリングを交換しました。



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ロアーアームのサポートシャフト、ネジ山が潰れていました。
今回は交換で対応します。



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ステアリング周りです。



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ナイロンベアリングを交換します。



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タイロッドにグリスアップしてから、



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新品のブーツを被せます。



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フロント同様、リアサスペンションも交換します。



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キャリパーをオーバーホール。
シールキットを入れ換えます。



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リアのハブベアリングも、



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交換してグリスを詰めました。



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リアのホイールシリンダーは新品を組み直して交換します。



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シューは鳴き止め加工。



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ドラムと合わせてペーパーを当てておきます。



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ハンドブレーキゲイターも交換しました。



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ブレーキパッドはディクセルのMタイプを付けます。



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こちらも鳴き止め加工は忘れずに。



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リレーモジュールブラケットはブロスガレージさんのものに交換します。



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ラジエターホースは英国から直接仕入れたシリコン製を使用。



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クーリングファンブレードや、



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ベルトも交換します。



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コア増しラジエターにストーンガードを巻いてから付けます。



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ロッカーカバーの古いガスケットを、



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綺麗に剥がして、



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ガスケットとブッシュを交換します。



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アクセルケーブルを交換します。



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ブレーキマスターシリンダーと、



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Pバルブを交換します。



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マフラーは、



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JMSAのサイド出しステンレスに交換しました。



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インレットマニホールドのウォーターパイプが腐食していたので、



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打ち換えます。



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ステンレス製に交換して塗装しました。



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水温センサーも交換します。



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ブレーキフルードを充填して、



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エアー抜き。



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各部グリスアップ。



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ディストリビューターキャップ、ローターアームと、



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プラグコードを交換します。



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ECUガードラバーは巻き直します。



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アースコードを増設しました。



5月16日、かじかわの追記です。



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ヒーターユニットを外して、



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ヒーターコアと、



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ホースを交換します。



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スイッチパネルを外して、



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ヒーターケーブルも交換します。



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ストップランプスイッチが割れていたので、こちらも交換。



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LLCとクーラントブースター、



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オイルを入れます。



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バッテリーを交換。



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右ストップランプ、



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リアフォグランプ、



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右フロントマーカーと、



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シートベルト警告灯のバルブが切れていましたので、交換。



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クーラーガスを充填。



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ラジエター電動ファンの作動を確認。



本日は、ここまで。


5月17日追記


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蘇ったエンジンルーム・・・

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エンジンもオートマも超スムーズ。。。


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10年の眠りから完全に目覚めました。。

足まわりとオートマは新車以上です。

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タイヤも新品。。

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ミニモニでECUチェック。。 フォルト無し!

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マルチ画面は右上の『O』燃調補正ができてません・・・

他の数値は基準値内でOK


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エンジンの負荷をECUに伝えるMAPセンサー・・数値は良好

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水温センサーもサーモスタットも交換済みです。。水温OK

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吸気温OK 

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電圧OK

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アレ・・O2センサーが動いてませんでした。。。。。

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O2センサーが排気ガスの濃さを測れないので燃調補正ができなかったんですね。

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O2センサーはまだ眠りから覚めてないのか・・・

コネクターの接点を

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目覚めさせます!!!

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おぉ~ 復活。

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燃調補正も良好になりました

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OKね。

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下回りはも完全に蘇ってます

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右足回り ブッシュ、ジョイント、ベアリング、ブレーキまわり・・すべてリフレッシュ済み

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左足回りもフルリフレッシュ。。

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ラバコンもハイローも新品・・・


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安心オートマが光ってます。


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フロアの状態は良いですね。。ボディのベースはGOODです。

JMSAのサイド出しステンレスマフラーがいい感じ。。

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リヤもニューラバコン。。。


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バッチリ・・完全復活ね。

5/19アズマ追記です

AZM_4379

本日、ナンバー登録のための予備検査を受けてきました。

結果は無事合格です。ナンバー発行までもう少々お待ちください。

5/20アズマ追記です

AZM_4452

予備検査を受けた際サイドスリップの調整を行いました。
その時ハンドルのセンターがズレてしまったので再調整。

AZM_4453
AZM_4456

タイロットを調整してハンドルのセンターを合わせました。

6/2アズマ追記です

AZM_5067

グリルを新しいものに交換します。

AZM_5066
AZM_5068

新しいグリルを装着。

AZM_5070

交換完了。ピカピカのグリルになって気持ちいいですね!



6月27日追記



SQOR0332

グリルがピカピカになったら・・

ボンネットフェンダーが気になりますよね・・


SQOR0333

ルーフも・・

ガラスのウェザーストリップとメッキモールもオバフェンもリフレッシュしましょう。。。

SQOR0626

本日鈑金工場に行きました


7月18日追記

鈑金工場から作業報告です・・

S__22159371

上面の色褪せた部分は鉄板まで剥いて下地処理してます。

前後左右ガラスのウェザーストリップは交換します


S__22159367

S__22159369

色が入りました

SQOR1678

鈑金工場から戻ってきました

KAJI4612

戻ってきて動かなくなったのはガス欠でした・・・


SQOR1682

ピカピカです。

SQOR1703

水も滴るいい●●●●です。   (●●●●=MINI)


7/18アズマ追記です


サイドラインはこれから交換です

SQOR1923

ボディを傷つけないようラインを剥がしていきます。

SQOR1948

新しいラインを貼り付け。歪まないよう慎重に貼っていきます。

AZM_7264

新しいサイドラインになりました。

あとはいよいよ登録して納車を目指します



7月22日



KAJI4807
登録完了しました。
7月24日追記

KAJI4820

納車直前の燃焼室洗浄RECSを施工。。





いよいよ納車の日です。。

SQOR2192

晴れのMINI復活の日。。。ご家族でお迎えです。。

今日から任意保険もバッチリ加入します

SQOR2194

ピカピカになりました。。。

SQOR2195

エンジンルームもリフレッシュしたのが一目瞭然。。。

頼もしく見えます


SQOR2199

今日から再び家族になって・・・一台増えました

SQOR2202

まずはお母さんが新車で買った頃を思い出しながら運転して帰ります♪

忘れかけていたMINIの感触がよみがえってきますね‥

SQOR2208

復活後、最初のオイル交換は1000㎞でご来店ください。

クーラーベルト鳴きで戻っていただきご足労おかけしました。

10年休眠でクランプーリーが少々錆びてるので最初はベルトが擦れるのが早いです・・

また鳴きだしたら再調整しましょう。。

ありがとうございました。




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