曽根です。
車検とマニュアルミッションのオーバーホールでお預かり中のHMU様のメイフェア。
症状は、振動を伴う異音と、特に2速がギヤ鳴りで入りにくい・・・というもの。

今回のオーバーホールはオートマ修理でおなじみの岩崎さんです。
オートマ修理のように、エンジン&ミッションは合体したままの状態での診断から始まります。
分解しながら状況を連絡を取り、交換部品の打ち合わせをしながら修理が進みます。
完成したエンジン&ミッションは、試運転用のMINIで実際に走らせて確認するのも安心オートマの時と同じ。
安心マニュアルミッションになります。
では、入庫チェックから、

HMU様は、2年ほど前に、ミッションオーバーホール済みで購入されたとのことです。
どんな修理をしたのか・・・までは聞いてないようです。

パッキンはまだ新しく、確かに分解された形跡がありました。

しかし、2速に入りにくい症状と次第に大きくなる振動で、再オーバーホールを決断されたのでした。

エンジンブロックのコアプラグは錆もなくきれいでした

安心オートマと同様に、水路の高圧洗浄しますが、
ご覧のように大変きれいで、水路は良い状態です。

しかし、オイル管理は良くなかったようですねぇ。

オイルポンプはキズが入ってます、
これは前回のオーバーホールで交換しておきたかったですね。
もちろん、今回交換します。

ドゥトレーディングさんから、こだわりのレッドポイントを調達しました。
いよいよミッション内部です。

カウンターギヤ1速側の歯がこぼれてます。
何かが起こってます。。

下にあるバックギヤと接触した跡です。
クリアランスは狭いところですが当たってはイケません・・。

カウンターシャフトのシャフトスモール側は完全に陥没してます。
シフトの違和感は、カウンターギヤが偏芯して回っていたからでしょう。

カウンターシャフトラージ側にもカジリがありました。

これがカウンターギヤ。
右側のスモール側のニードルベアリングはご覧のような状況。。
今回の主犯はこのカウンターギヤでしょう。

フロント側からのオイル漏れの原因は、
この半月シールの組み付け時の処理が悪かったようです。
ここは、三和さんの日本製のメタルインサートされた半月シールを使用します。

フロントのメインメタルの上側 (エンジンブロック側) が減ってます。
オートマ車と同じような減り方です。
フライホイールの反対側で偏芯しやすい場所ですね。

クランクメタル、コンロッドメタルは交換します。

オートマでもマニュアルでも、この親子メタルは必ず交換してます。
上下運動が、回転運動に変わる一番最初の関所ですからね。

このエンジンはシリンダーにライナーが打ち込まれてました。


クランクのスラストの大きなクリアランスも3/100まで追い込みました。


ミッションハウジングもきれいになりました。
気持ちいいですね。

デフは、サイドのブロンズもベークライトも2年前のオーバーホールでは交換されてませんでした。
ここも必ず点検して交換するところです。

シンクロナイザリングは4枚すべて交換です。
このシンクロリングですが、品質の悪いものが出回ってて、
交換してもギヤ鳴りが治らないケースが多発してます。
『良い修理は間違えのない部品選びから』 なのです。
1,2速のシフトフォークも交換になりました。
陥没して偏芯してたカウンターシャフトや欠けてしまったカウンターギヤは中古良品と交換しました。

クラッチディスクも半分以下に減っていたのでこのチャンスに交換しましょう。
最近、流通しているクラッチカバーは重量バランスが悪く、そのまま組むと大きな振動が出てしまいます。

フライホイールにクラッチカバーを付けた状態でのスタティックバランス取り。
ウェイトを付けてアンバランスポイントを探して、反対側を削ります。
キャメルで分解した時のバランス取りの記事は こちらから・・・・・・・

バッチリ、バランスとれました。

そして、組みあがったエンジンミッション。

テスト走行用のMINIに積み込み・・・

走れるように足回りまで組んで

実際に走らせてテストします。
今回も良いミッションが出来ました。。。
お楽しみに。。
さて、場面は変わってキャメルの店内に置いてあるマニュアルミッションの模型。

今回の修理内容も見たこともないミッションの中身のことなので
良くわからない・・・・・という方も多いと思います。

マニュアルミッションで、2速にシフトダウンの時のギヤ鳴りや、
今回のようのカウンターシャフトのベアリング摩耗による偏芯など、

この模型を見ながら、ご説明します。。。
では、HMUさまのお預かりから納車までの 本編はこちら戻ります・・・・

キャメルはブログランキング参加しています





























クラシックMINI専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002




























車検とマニュアルミッションのオーバーホールでお預かり中のHMU様のメイフェア。
症状は、振動を伴う異音と、特に2速がギヤ鳴りで入りにくい・・・というもの。

今回のオーバーホールはオートマ修理でおなじみの岩崎さんです。
オートマ修理のように、エンジン&ミッションは合体したままの状態での診断から始まります。
分解しながら状況を連絡を取り、交換部品の打ち合わせをしながら修理が進みます。
完成したエンジン&ミッションは、試運転用のMINIで実際に走らせて確認するのも安心オートマの時と同じ。
安心マニュアルミッションになります。
では、入庫チェックから、

HMU様は、2年ほど前に、ミッションオーバーホール済みで購入されたとのことです。
どんな修理をしたのか・・・までは聞いてないようです。

パッキンはまだ新しく、確かに分解された形跡がありました。

しかし、2速に入りにくい症状と次第に大きくなる振動で、再オーバーホールを決断されたのでした。

エンジンブロックのコアプラグは錆もなくきれいでした

安心オートマと同様に、水路の高圧洗浄しますが、
ご覧のように大変きれいで、水路は良い状態です。

しかし、オイル管理は良くなかったようですねぇ。

オイルポンプはキズが入ってます、
これは前回のオーバーホールで交換しておきたかったですね。
もちろん、今回交換します。

ドゥトレーディングさんから、こだわりのレッドポイントを調達しました。
いよいよミッション内部です。

カウンターギヤ1速側の歯がこぼれてます。
何かが起こってます。。

下にあるバックギヤと接触した跡です。
クリアランスは狭いところですが当たってはイケません・・。

カウンターシャフトのシャフトスモール側は完全に陥没してます。
シフトの違和感は、カウンターギヤが偏芯して回っていたからでしょう。

カウンターシャフトラージ側にもカジリがありました。

これがカウンターギヤ。
右側のスモール側のニードルベアリングはご覧のような状況。。
今回の主犯はこのカウンターギヤでしょう。

フロント側からのオイル漏れの原因は、
この半月シールの組み付け時の処理が悪かったようです。
ここは、三和さんの日本製のメタルインサートされた半月シールを使用します。

フロントのメインメタルの上側 (エンジンブロック側) が減ってます。
オートマ車と同じような減り方です。
フライホイールの反対側で偏芯しやすい場所ですね。

クランクメタル、コンロッドメタルは交換します。

オートマでもマニュアルでも、この親子メタルは必ず交換してます。
上下運動が、回転運動に変わる一番最初の関所ですからね。

このエンジンはシリンダーにライナーが打ち込まれてました。


クランクのスラストの大きなクリアランスも3/100まで追い込みました。


ミッションハウジングもきれいになりました。
気持ちいいですね。

デフは、サイドのブロンズもベークライトも2年前のオーバーホールでは交換されてませんでした。
ここも必ず点検して交換するところです。

シンクロナイザリングは4枚すべて交換です。
このシンクロリングですが、品質の悪いものが出回ってて、
交換してもギヤ鳴りが治らないケースが多発してます。
『良い修理は間違えのない部品選びから』 なのです。
1,2速のシフトフォークも交換になりました。
陥没して偏芯してたカウンターシャフトや欠けてしまったカウンターギヤは中古良品と交換しました。

クラッチディスクも半分以下に減っていたのでこのチャンスに交換しましょう。
最近、流通しているクラッチカバーは重量バランスが悪く、そのまま組むと大きな振動が出てしまいます。

フライホイールにクラッチカバーを付けた状態でのスタティックバランス取り。
ウェイトを付けてアンバランスポイントを探して、反対側を削ります。
キャメルで分解した時のバランス取りの記事は こちらから・・・・・・・

バッチリ、バランスとれました。

そして、組みあがったエンジンミッション。

テスト走行用のMINIに積み込み・・・

走れるように足回りまで組んで

実際に走らせてテストします。
今回も良いミッションが出来ました。。。
お楽しみに。。
さて、場面は変わってキャメルの店内に置いてあるマニュアルミッションの模型。

今回の修理内容も見たこともないミッションの中身のことなので
良くわからない・・・・・という方も多いと思います。

マニュアルミッションで、2速にシフトダウンの時のギヤ鳴りや、
今回のようのカウンターシャフトのベアリング摩耗による偏芯など、

この模型を見ながら、ご説明します。。。
では、HMUさまのお預かりから納車までの 本編はこちら戻ります・・・・
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