曽根です。
水路洗浄でご来店のWKI様 おはようございます。

最近、ラジエター、ウォーターポンプなどの水回り一式交換したそうです。

平成8年の新車からのワンオーナー。。。。
手入れが行き届いていますね。。。きれいです。
暖機運転は欠かすことなく、夏はMINIのためにクーラーはほとんど使わず。。
ほんとにMINI思いのWKI様です。。
幸せなMINIですねぇ。。

冷却水は水回り交換直後はきれいな緑色だったのに だんだん汚れた色になっちゃって・・・
じゃ、今日はMINIのためにパリッときれいに水路洗浄しちゃいましょ!!

いつも気にかけてあげてる・・ってのが、伝わってくるエンジンルームです。

うーん、確かに・・ 汚れてる色ですねぇ。


ヒーターユニットを下から覗いてみると・・過去の漏れ跡発見
ヒーターコアは交換したことはないそうなので今後も状況観察必要ですね。

そのヒーターコアにも水を通すためコックを開けます。

来店後しばらくそのままで冷ましてサーモスタットが閉じたころ。。
洗浄剤のラジエターフラッシュを入れてエンジン始動。。

エンジンの水温はミニモニで見る水温センサーの数値です。 63℃
ラジエターに挿した温度計は37℃
サーモスタットは閉じてます。

どのくらい汚れてるのか・・・
スリーチェックの結果も心配です。。。

エンジンは81℃まで上昇
ラジエター側もつられて上がってますね。。。
あまりサーモスタットの密閉は良くないですが、ラジエターに勢いよく流れ込むことはありませんでした。
すぐに交換の必要はありませんが、しっかり密閉するのもサーモの仕事ですので今後も要観察です。

寒くてなかなか水温上がらないので周りを囲みます。

88℃まで上昇したとき・・

サーモスタットが全開になったようです。
開弁量は問題なしですね。

サーモが完全開通した状態でそのまま更に水温上昇させます。
エンジン側の水温センサー92℃ ラジエターアッパー88℃
エンジン側が少し高いのが正常ですので
水温センサーの温度精度も良好ですね。

その時の水温計の針の位置はこのあたり。。 覚えておいてください。
真ん中まで上がると100℃超えます。

スリーチェック最後の項目は電動ファンテスト
96℃まで上昇したところで・・

回りだしました。

どんどん冷やして91℃まで下がったところで

ストップ。。
スリーチェックの結果は
● サーモスタット・・・ やや密閉度は悪いが概ね正常
● 水温センサーの温度精度 ・・・ 正常
● 電動ファンの作動・・・・ 96℃ ⇔ 91℃ 作動温度幅も良好
ミニモニで温度測定してたので、ついでに他の数値も診てみましょうか。。

おぉ、いきなり MAP43Kpaは高いですねぇ。
インマニの真空度ですが、ノーマルエンジンだと通常アイドリングだと30~35kpaあたりです

MAP値でエンジンにかかる負荷を測定して制御してるのでECUが燃料増量させた結果
燃調が濃すぎてO2センサーに !びっくりマークが出てしまってます。

補正可能の20%を超えてしまったので、燃調の2次補正をあきらめてオープンループになってしまいました。

MAP値が高いのはバキュームホースからエアー吸ってしまってることが多いんですが
チェックの結果、バキュームホースは異常なし。。。
タペットクリアランスが極端に狭いときもインマニの負圧が落ちるんですが・・・・
ハイカムとか入っててもこういう状態になりますね。。
WKI様 『あ、ハイカム入れてもらいました・・』
と、すると・・・・・
負圧によって燃圧調整してアイドリングの燃調を落とすことが必要です。
過去の事例では・・・
KWM様、オイル交換 とエンジン不調は・・・ハイカムが原因 や
ISZ様 ダウンパイプのつもりが、ヘッドオーバーホールに発展
などが同じケースでした。
さて、じゅうぶん洗浄できたので排水です。。

出てきた冷却水の色は・・・ WKIさんの今日のジャンバーの色くらい(笑)

汚れてましたね。。
でも、水回り一式交換のときに一応クーラントは入れ替えてるので
すぐに排水は透明になってきました。、

ラジエター口から逆流で汚れを吸い上げます。

ヒーターコアからも逆流させて吸い出します。

左がヒーターコア。。 やはりヒーターコアには汚れがだいぶ残ってましたね。
でも、これでスッキリしました。
きれいになって、漏れ跡のあったヒーターコアから再び漏れ出す可能性もあるので注意しててくださいね。

新しいラジエターなのでコアに詰まりがないのでクーラントの吸い込みはイイですね。。

鉄エンジンのMINIには クーラントブースターは頼りになるパートナー。
強力防錆作用で錆の進行を止めてくれるので錆びてしまった水路でも安心。
消泡作用で泡だらけになるのを防いて冷却力もアップします。

リザーブタンクにもクーラント入れて水路洗浄は完了です。

MINIもスッキリして気持ちよく走ってくれそうな気がします・・・♪
今後も定期的な水路洗浄してあげてください。

ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。

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ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002





























水路洗浄でご来店のWKI様 おはようございます。

最近、ラジエター、ウォーターポンプなどの水回り一式交換したそうです。

平成8年の新車からのワンオーナー。。。。
手入れが行き届いていますね。。。きれいです。
暖機運転は欠かすことなく、夏はMINIのためにクーラーはほとんど使わず。。
ほんとにMINI思いのWKI様です。。
幸せなMINIですねぇ。。

冷却水は水回り交換直後はきれいな緑色だったのに だんだん汚れた色になっちゃって・・・
じゃ、今日はMINIのためにパリッときれいに水路洗浄しちゃいましょ!!

いつも気にかけてあげてる・・ってのが、伝わってくるエンジンルームです。

うーん、確かに・・ 汚れてる色ですねぇ。


ヒーターユニットを下から覗いてみると・・過去の漏れ跡発見
ヒーターコアは交換したことはないそうなので今後も状況観察必要ですね。

そのヒーターコアにも水を通すためコックを開けます。

来店後しばらくそのままで冷ましてサーモスタットが閉じたころ。。
洗浄剤のラジエターフラッシュを入れてエンジン始動。。

エンジンの水温はミニモニで見る水温センサーの数値です。 63℃
ラジエターに挿した温度計は37℃
サーモスタットは閉じてます。

どのくらい汚れてるのか・・・
スリーチェックの結果も心配です。。。

エンジンは81℃まで上昇
ラジエター側もつられて上がってますね。。。
あまりサーモスタットの密閉は良くないですが、ラジエターに勢いよく流れ込むことはありませんでした。
すぐに交換の必要はありませんが、しっかり密閉するのもサーモの仕事ですので今後も要観察です。

寒くてなかなか水温上がらないので周りを囲みます。

88℃まで上昇したとき・・

サーモスタットが全開になったようです。
開弁量は問題なしですね。

サーモが完全開通した状態でそのまま更に水温上昇させます。
エンジン側の水温センサー92℃ ラジエターアッパー88℃
エンジン側が少し高いのが正常ですので
水温センサーの温度精度も良好ですね。

その時の水温計の針の位置はこのあたり。。 覚えておいてください。
真ん中まで上がると100℃超えます。

スリーチェック最後の項目は電動ファンテスト
96℃まで上昇したところで・・

回りだしました。

どんどん冷やして91℃まで下がったところで

ストップ。。
スリーチェックの結果は
● サーモスタット・・・ やや密閉度は悪いが概ね正常
● 水温センサーの温度精度 ・・・ 正常
● 電動ファンの作動・・・・ 96℃ ⇔ 91℃ 作動温度幅も良好
ミニモニで温度測定してたので、ついでに他の数値も診てみましょうか。。

おぉ、いきなり MAP43Kpaは高いですねぇ。
インマニの真空度ですが、ノーマルエンジンだと通常アイドリングだと30~35kpaあたりです

MAP値でエンジンにかかる負荷を測定して制御してるのでECUが燃料増量させた結果
燃調が濃すぎてO2センサーに !びっくりマークが出てしまってます。

補正可能の20%を超えてしまったので、燃調の2次補正をあきらめてオープンループになってしまいました。

MAP値が高いのはバキュームホースからエアー吸ってしまってることが多いんですが
チェックの結果、バキュームホースは異常なし。。。
タペットクリアランスが極端に狭いときもインマニの負圧が落ちるんですが・・・・
ハイカムとか入っててもこういう状態になりますね。。
WKI様 『あ、ハイカム入れてもらいました・・』
と、すると・・・・・
負圧によって燃圧調整してアイドリングの燃調を落とすことが必要です。
過去の事例では・・・
KWM様、オイル交換 とエンジン不調は・・・ハイカムが原因 や
ISZ様 ダウンパイプのつもりが、ヘッドオーバーホールに発展
などが同じケースでした。
さて、じゅうぶん洗浄できたので排水です。。

出てきた冷却水の色は・・・ WKIさんの今日のジャンバーの色くらい(笑)

汚れてましたね。。
でも、水回り一式交換のときに一応クーラントは入れ替えてるので
すぐに排水は透明になってきました。、

ラジエター口から逆流で汚れを吸い上げます。

ヒーターコアからも逆流させて吸い出します。

左がヒーターコア。。 やはりヒーターコアには汚れがだいぶ残ってましたね。
でも、これでスッキリしました。
きれいになって、漏れ跡のあったヒーターコアから再び漏れ出す可能性もあるので注意しててくださいね。

新しいラジエターなのでコアに詰まりがないのでクーラントの吸い込みはイイですね。。

鉄エンジンのMINIには クーラントブースターは頼りになるパートナー。
強力防錆作用で錆の進行を止めてくれるので錆びてしまった水路でも安心。
消泡作用で泡だらけになるのを防いて冷却力もアップします。

リザーブタンクにもクーラント入れて水路洗浄は完了です。

MINIもスッキリして気持ちよく走ってくれそうな気がします・・・♪
今後も定期的な水路洗浄してあげてください。

ありがとうございました。
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