曽根です。
MKI様から 最近急にオイル漏れが多くなって駐車場に垂れるようになった・・・とレッカー入庫していただきました。
オートマなので、フィルターケースからの漏れの可能性もあり、フィルターケースだと漏れる量がどんどん多くなって途中で走行不能になることもあるので、レッカーを勧めました。

前回はチャージランプ点灯でブラックオルタネーター交換でした・・

エンジンルームからオイルが燃える臭いと煙が出るくらいだそうで、漏れの量は多そうですね

オイル量はロアレベルですが、規定量ギリギリあります。
オイルがどんどん減ってしまう・・・というほどではなさそうですね

ガソリン臭は少ない方ですので、燃料希釈による粘度低下は少なそうです
早速リフトアップしてどこから漏れてるか点検します

フロントサブフレームとミッション前面の隙間からオイルフィルタ―ケースをチェック。。
予想していたフィルターケースからの漏れは全くありませんでした。。。

進行方向左のタイミングカバー側からのオイル漏れが多いです。。

オートマの後ろ側から見ると、キックダウンからかな・・・
エンジンの後ろ側を見ると・・・・

1番シリンダーの後ろ側のヘッドガスケットあたりから漏れてます。
その下にある、メカポンプのメクラ蓋も怪しい。。。
そして、その下にあるキックダウンSWからも漏れて 大きな流れになって漏れてるようです。
ヘッドガスケット交換は必要ですね・・

足回りも点検しておきますね。。。

右足回り、 上のボールジョイントのガタは大きくコトコト音がちょっと離れたMKIさんにも聞こえるくらいです。

左側のボールジョイントも同じくらいのガタでした。
ドライブシャフトブーツにも深いヒビが1本・・気になりました
ナイロンベアリングには小さなガタがありましたが、交換はまだ先でも良さそうです。
オイル漏れの場所も確定したので、順番が後になりましたが定番のECUチェックしておきます
フォルトは3連発で入ってました

水温センサーフォルト

バキュームのMAPセンサー フォルト

クランク角センサーもフォルトでした。

一旦フォルトは消して再発するものをチェックすることにします

マルチ画面。。 アイドリングはちょっと高すぎ、 それ以外は基準値内。。

バキュームも正常値の範囲。。

水温センサーは動いているようですが、数分間エンジン回してるのに異常に低い・・
アイドリングが高いのは、水温が低いということで冷間時のファーストアイドルとして高くなってるようです。
水温センサーに入ってたフォルトは本物か・・・

吸気温稼働してます。。。

さすがブラックオルタネータ。。 電圧はバッチリ。。。

O2センサーも稼働してます

燃調補正も正常値。。。
ECUチェック始めてから10分近くエンジン回してるのにラジエター触っても全く温かくないぞ。。。。
で、ラジエターキャップを開けてみると・・・・

水が見えない。。 ラジエターのパイプが丸見え

水も少ないようだから、補充しておきますね。。。
2リットル入りのジョッキでラジエターに水を入れたら・・

ほぼ直通で下からジャージャー漏れてきました。。。

ウォーターポンプから流れる水が目視できました。。。
これはオイル漏れ修理よりも先に直さないと・・・・

ウォーターポンプ交換するにはラジエターやホースを外すので、それらもこの機会に交換しましょう。
ラジエターは3コアの銅と真鍮の日本製をチョイスしますね。
水漏れが直ってからもう一度オイル漏れの状況を再確認しましょう。。

ではしばらくの間、代車でご辛抱ください。。
10月18日追記

水廻りパーツ交換開始です。。。

取り外したファンブレードはヒビが入っていたので交換させていただきます

ラジエターさん、お疲れさまでした。。。

今回の水漏れはこのウォーターポンプからでした。。。
長い間がんばってくれてお疲れさまでした。。

サーモスタットも交換します


ラジエターホースはシリコンの青♪

ラジエターは冷却力と耐久性で定評の国産3コア。。

ラジエターキャップ新旧交代の儀

取付完了でラジエターにクーラントブースター入れてます

クーラント入れて完了。。。
これで、やっと普通に走れるようになったので、走行テストやオイル漏れチェック
そしてオイル交換行います。
10 月 20 日、かじかわの追記です。

本日はオイル交換を行います。

ドレンボルトに付着していた鉄粉は少量でした。

異物の排出もありません。

オイルが抜け切るまでの間、グリスアップを行います。

今回、PECS の清掃もします。

洗浄中・・・。

パッキンも交換します。

PECS 取り付け時は、トルクレンチできちんと締めます。

フロントブレーキ、エアーブローで掃除します。

タイヤの空気圧は 4 輪共 220 kPa で揃えました。

オイルも抜けたので、ドレンボルトを締めます。

SOD-1 を 0.5L、

WAKO'S PRO-S 15W-50 を 1L、

PRO-S 10W-40 を 3.5L 用意します。
AT 車はトルクコンバーター内に古いオイルが残ってしまっています。
交換するオイルに硬めのものを混合することで、交換直後の粘度低下を防ぎます。

混合したオイルを注入します。

MAX レベルより少し上まで入りました。
10 月 23 日、かじかわの追記です。
納車前灯火類確認です。



フロントは OK です。


リアですが、右リバースランプと、左ライセンスランプが点きません。

バルブを交換いたします。

ガスケットも切れていましたので、合わせて交換いたします。


交換後の確認、OK です。


室内の AT シフトランプも交換いたします。

こちらも OK です。👍
10 月 25 日、かじかわの追記です。

ご家族でご来店です。
この度はありがとうございました。
またのご来店をお待ちいたしております。

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キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます






























ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002





























MKI様から 最近急にオイル漏れが多くなって駐車場に垂れるようになった・・・とレッカー入庫していただきました。
オートマなので、フィルターケースからの漏れの可能性もあり、フィルターケースだと漏れる量がどんどん多くなって途中で走行不能になることもあるので、レッカーを勧めました。

前回はチャージランプ点灯でブラックオルタネーター交換でした・・

エンジンルームからオイルが燃える臭いと煙が出るくらいだそうで、漏れの量は多そうですね

オイル量はロアレベルですが、規定量ギリギリあります。
オイルがどんどん減ってしまう・・・というほどではなさそうですね

ガソリン臭は少ない方ですので、燃料希釈による粘度低下は少なそうです
早速リフトアップしてどこから漏れてるか点検します

フロントサブフレームとミッション前面の隙間からオイルフィルタ―ケースをチェック。。
予想していたフィルターケースからの漏れは全くありませんでした。。。

進行方向左のタイミングカバー側からのオイル漏れが多いです。。

オートマの後ろ側から見ると、キックダウンからかな・・・
エンジンの後ろ側を見ると・・・・

1番シリンダーの後ろ側のヘッドガスケットあたりから漏れてます。
その下にある、メカポンプのメクラ蓋も怪しい。。。
そして、その下にあるキックダウンSWからも漏れて 大きな流れになって漏れてるようです。
ヘッドガスケット交換は必要ですね・・

足回りも点検しておきますね。。。

右足回り、 上のボールジョイントのガタは大きくコトコト音がちょっと離れたMKIさんにも聞こえるくらいです。

左側のボールジョイントも同じくらいのガタでした。
ドライブシャフトブーツにも深いヒビが1本・・気になりました
ナイロンベアリングには小さなガタがありましたが、交換はまだ先でも良さそうです。
オイル漏れの場所も確定したので、順番が後になりましたが定番のECUチェックしておきます
フォルトは3連発で入ってました

水温センサーフォルト

バキュームのMAPセンサー フォルト

クランク角センサーもフォルトでした。

一旦フォルトは消して再発するものをチェックすることにします

マルチ画面。。 アイドリングはちょっと高すぎ、 それ以外は基準値内。。

バキュームも正常値の範囲。。

水温センサーは動いているようですが、数分間エンジン回してるのに異常に低い・・
アイドリングが高いのは、水温が低いということで冷間時のファーストアイドルとして高くなってるようです。
水温センサーに入ってたフォルトは本物か・・・

吸気温稼働してます。。。

さすがブラックオルタネータ。。 電圧はバッチリ。。。

O2センサーも稼働してます

燃調補正も正常値。。。
ECUチェック始めてから10分近くエンジン回してるのにラジエター触っても全く温かくないぞ。。。。
で、ラジエターキャップを開けてみると・・・・

水が見えない。。 ラジエターのパイプが丸見え

水も少ないようだから、補充しておきますね。。。
2リットル入りのジョッキでラジエターに水を入れたら・・

ほぼ直通で下からジャージャー漏れてきました。。。

ウォーターポンプから流れる水が目視できました。。。
これはオイル漏れ修理よりも先に直さないと・・・・

ウォーターポンプ交換するにはラジエターやホースを外すので、それらもこの機会に交換しましょう。
ラジエターは3コアの銅と真鍮の日本製をチョイスしますね。
水漏れが直ってからもう一度オイル漏れの状況を再確認しましょう。。

ではしばらくの間、代車でご辛抱ください。。
10月18日追記

水廻りパーツ交換開始です。。。

取り外したファンブレードはヒビが入っていたので交換させていただきます

ラジエターさん、お疲れさまでした。。。

今回の水漏れはこのウォーターポンプからでした。。。
長い間がんばってくれてお疲れさまでした。。

サーモスタットも交換します


ラジエターホースはシリコンの青♪

ラジエターは冷却力と耐久性で定評の国産3コア。。

ラジエターキャップ新旧交代の儀

取付完了でラジエターにクーラントブースター入れてます

クーラント入れて完了。。。
これで、やっと普通に走れるようになったので、走行テストやオイル漏れチェック
そしてオイル交換行います。
10 月 20 日、かじかわの追記です。

本日はオイル交換を行います。

ドレンボルトに付着していた鉄粉は少量でした。

異物の排出もありません。

オイルが抜け切るまでの間、グリスアップを行います。

今回、PECS の清掃もします。

洗浄中・・・。

パッキンも交換します。

PECS 取り付け時は、トルクレンチできちんと締めます。

フロントブレーキ、エアーブローで掃除します。

タイヤの空気圧は 4 輪共 220 kPa で揃えました。

オイルも抜けたので、ドレンボルトを締めます。

SOD-1 を 0.5L、

WAKO'S PRO-S 15W-50 を 1L、

PRO-S 10W-40 を 3.5L 用意します。
AT 車はトルクコンバーター内に古いオイルが残ってしまっています。
交換するオイルに硬めのものを混合することで、交換直後の粘度低下を防ぎます。

混合したオイルを注入します。

MAX レベルより少し上まで入りました。
10 月 23 日、かじかわの追記です。
納車前灯火類確認です。



フロントは OK です。


リアですが、右リバースランプと、左ライセンスランプが点きません。

バルブを交換いたします。

ガスケットも切れていましたので、合わせて交換いたします。


交換後の確認、OK です。


室内の AT シフトランプも交換いたします。

こちらも OK です。👍
10 月 25 日、かじかわの追記です。

ご家族でご来店です。
この度はありがとうございました。
またのご来店をお待ちいたしております。

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