こんばんはスタッフアズマです。

今回は業者様からのご依頼です。




ミニの登録のため八王子陸運局に向かおうとしたところエンジンストールして再始動が困難になってしまったとのことでJAFのレッカーでご入庫いただきました。



エンジンストールの原因を探るため早速点検していきます。



オイル量はOKしっかりと入っています。



エンジンを始動しようとしたところ、電圧が低いのかセルモーターが回りません。ブースターを接続して始動します。





ECUにミニモニを接続して問題がないかチェック。
エラーコードを示すフォルトは吸気温度センサーとMAPセンサー、スロットルポジションセンサーが記録されていました。



マルチ画面の数値は計測されています。



MAPセンサーの負圧は基準値内でした。




水温、吸気音も表示されていますね。



電圧は、、、　かなり低いです。



オルタネーターが発電していないですね、、、

どうやらストールの原因はオルタネーターの発電不良によるバッテリー上がりだったようです。



O2センサーには！マークの表示がありました。うまく計測されていないかもしれません。



O2センサーに！マークはありましたが燃調二次補正は行われていました。



ブリーザーホースのワンウェイバルブが割れてしまっていました。こちらは今回通常のブリーザホースにこうかんします。




故障してしまったオルタネーターは発電量抜群のブラックオルタネーターに交換します。




ベルトは伸び切ってしまっています。



オルタネーターを交換するので一緒に交換してい行きます。



ベルトを取り外し。



オルタネーターも取り外します。




プーリーは長らく放置されていたのか腐食してデコボコしていました



ブラックオルタネーターを装着。



オルタネーターを新しくしたついでにプラスチャージラインでオルタネーターからバッテリーから来る太い線までバイパスします。
プラスチャージラインのオルタネーター側には特殊な鉄箔を巻付けます、このようにすることで電気が勢いよく飛びだし、よりパワフルに充電できます。



新しいベルトも装着しました。





割れてしまったブリーザーホースも交換しました。



車を移動させた際足回りからコトコトとハンドルに気になる振動が伝わってきたので確認をしたところ、ナイロンベアリングのあたりに大きなガタがありました。ナイロンベアリングの交換おすすめです。

交換したオルタネーターの性能を確認するため再度ミニモニチェック



マルチ画面は左上の数値アイドルが高めです（850rpm前後が基準値です）
また右下のステップ値が0を表示しておりこれ以上アイドルを下げれないようです。



MAP値は基準値内でした。




水温、吸気温も計測されています。



気になるバッテリー電圧は13.7Vでしっかりと発電されていますね。



O2センサーは先程の！マークが無くなり正常に計測されているようです。



燃調補正も行われていました。

6/21アズマ追記です



ガタの大きかったナイロンベアリングを交換していきます。



ラックブーツを外してナイロンベアリングを確認すると、粉々に、、、




粉々になってしまったナイロンベアリングを回収し新しいナイロンベアリングに交換です。




新しいナイロンベアリングを装着しました。



ナイロンベアリングが新しくなり無事ガタは消えました。



本日ご来店いただき納車になりました。

ありがとうございました。



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