こんばんはスタッフアズマです。

前回車検だったSIJ様。

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排気漏れが酷く、室内まで排気ガスが入ってきてしまうとのことでレッカー入庫です。

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レッカー車から下ろしてピットまで自走してきましたが、なかなかの排気漏れです。点検を行っていきまs8う。

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クーラントはしっかりと入っています。

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オイル量はロアレベル、500mlほど少ないですね。

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ブレーキ、クラッチフルード量は適量入っていました。

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オイルは少ないので補充しておきます。

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排気漏れの箇所を点検。

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排気漏れの音が大きいのはダウンパイプの方から、、、

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エキマニとダウンパイプのフランジが怪しそうです。。。

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糸をくっつけた棒を近づけたところ糸がバタバタと振られています。フランジから排気漏れが発生しています。

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先程の箇所の他にマフラーのフランジからも排気漏れがありました。

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今回の排気漏れの原因は、走行中などに下回りをヒットさせてしまい排気管が引っ張られフランジが変形して排気漏れしてしまったものと思われます。

マフラーの排気漏れは液体ガスケットを塗って止まりそうですが、ダウンパイプ側は排気漏れが多くかなり歪んでいるものと思われます、交換が必要です。


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排気漏れとは別にヒーターブロワーの弱が出ないようです。

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こちらは今回ヒーターファンレジスターをお持ち込みいただいたのでこちらに交換します。

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クーラーを使用するとアイドルがかなり高くなってしまうとのこと。

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クーラーを動作させたところ1700rpm付近までエンジン回転数が上がりました、これは高めですね。

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この車両はアイドルアップがインマニ横に装着されているのでこちらを調整。

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調整を行いクーラーによるアイドルアップ時のエンジン回転数が1100rpm付近になるよう調整しました。


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ヒーターブロワーの弱が動作しない原因のヒーターファンレジスターを交換します。

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ヒーターファンレジスターはヒーターユニットの右側にありますが、その右側にはクーラーユニットがあり、取り外すのにほとんどスペースがありません。。。

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少し苦労しましたが、なんとかヒーターファンレジスターを取り外せました。
新しいヒーターファンレジスターに交換します。

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組戻して動作チェック。風量弱で弱い風が出るようになりました。
ヒーターファンレジスター交換完了です。

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排気漏れを直すためマフラーからダウンパイプまで取り外していきます。

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ダウンパイプを取り外し。

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外したダウンパイプに真っ直ぐな定規を当てて歪みの確認。
引っ張られて歪んでしまっていました。

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マフラーのフランジも歪みチェック。
こちらはダウンパイプほどではないですね、これなら直して再使用できそうです。

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歪みを修正。

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ヤスリでさらに平らにします


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新しいダウンパイプを装着します

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液体ガスケットはいつもよりは少し多め。

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これなら排気漏れはしないはずです。

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排気管の組戻し完了です。

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排気漏れチェック。2箇所とも排気漏れはなくなりました。音も静かになり排気ガス臭さもなくなりました。



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作業が終わり完成検査をしていたところ、サブフレームマウントの丸マウントが左右とも剥離しているのを発見、、、

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更に確認を続けると、左のサブフレーム角マウント付近のフロアにクラック、、、

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右の角マウントはマウント自体にクラックがあり剥離してしまっていました、、、


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サブフレームマウントは追加で交換作業を行うことになりました。
まずは丸マウントから交換。

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右の丸マウントは完全に剥がれてしまっています。

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左も右と同じく完全に剥がれてしまっていました。

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新しいサブフレームマウントに交換します。

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新しいサブフレームマウントを装着。

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ボディーに合わせて適度なスペーサーをいれてサブフレーム丸マウントの交換完了です。

次はサブフレームマウントの角マウントを交換します

5/27アズマ追記です

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サブフレームマウントの角マウントを交換していきます

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マウントを取り外し。クラックの入っていたマウントは完全に折れていました。

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新しいサブフレームマウントに交換します。

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左側のサブフレームマウント付近のクラックは3センチほどの大きさでした。わかりやすいようマーキングしておきました、今後成長していかないか要観察です。

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コチラも新しいマウントに交換しました。

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エンジンストールの症状があるとのことで点検。

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過去二次エアが発生しておりブチルで補修した箇所は、熱の影響でしょうか?二次エアはありませんでしたが変質していました。

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このまま放置していると再び二次エアになりそうなので、今度はエキゾースト周りによく使う耐熱性のガスケットにしておきました。

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走行チェック、下り坂でエンジンブレーキを使い減速、そのまま信号で停止しようとしたところエンスト発生。
エンジンブレーキで燃料カットしますが、停止直前にクラッチを切って止まろうとした際に燃料の供給が間に合わずエンストしたように感じられました、、、

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プラグを点検、3番が少しくすぶっているのか黒いです。

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プラグ点検のついでに圧縮も計ります

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1番 14.5kg/c㎡

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2番 13.8kg/c㎡

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3番 13.0kg/c㎡

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4番 14.0kg/c㎡ 

バラツキは多少ありますが圧縮に問題はありませんでした

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ECUスキャナーで様子の確認、センサー類の計測は行われています、、、

うーん一体何が悪さをしているのでしょう、、、

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Mpiのプロフェッショナルかじかわさんにヘルプカード、一緒に確認してもらいます。
「センサー類は計測しているようだけど、もしかしたらスロットポジションセンサーが悪さをしているのかもしれないな、、、スロットポジションセンサーのカプラーを外してみたからこれでちょっと乗ってみて」

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スロットポジションセンサーが外れている状態で試乗チェック。
すると、先ほどまであったエンジンブレーキからの停止時のエンジンストールがなくなりました。

もしかしたらスロットルポジションセンサーが、停止直前に悪さをしていたのかもしれません。

スロットポジションセンサーの交換をしてみてもよろしいでしょうか?ご連絡お待ちしております。

5/28アズマ追記です

ご連絡いただきありがとうございます。

今回はスロットルポジションセンサーの交換はせず、このまま乗っていただくことになりました。

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最後に灯火をチェック。前後ともしっかりと点灯していました。

これにて全ての作業が完了しました。ご来店お待ちしております

6/1アズマ追記です。

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SIJ様ご来店、納車となりました。

ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。


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