曽根です。
HRB様 これからの長い人生を共にしていく車はMINIに決めました。
長野県の諏訪と東京をベースに海外にも仕事でアクティブに活動されてます
そして・・八王子も20年位前にいてそのころのキャメルオートのこともご存じでした。。。嬉しいですね♪
レン子ちゃんに試乗してもらってキャメルの安心オートマとラバコンの乗り心地、そしてMINI専用電動パワステを体感していただきました。。
この時点でほぼMINIにすることは決定！
あとはどういうMINIにして乗るか・・・・だけですね
キャメルの安心オートマはエンジンとオートマをオーバーホール・・・
足回りはベアリング、ボールジョイントやラバコン周辺の部品一新・・・・
メカニズムはほぼすべてがリフレッシュされます。
あと、内外装をリフレッシュすればほとんど新しいMINIが出来上がります♪
ボディのしっかりしたベースカーとして99年式オートマのクーパーをチョイスしていただきました。
色は奥様のお気に入りのアイランドブルーにしてシートや内張もそれに合わせて替えましょう
顔はこの写真みたいにMK-1がかわいいな・・・と。
せっかくエンジン降ろしてフルオーバーホールするので、ハートピストンと超軽量コンロッドで新車以上のエンジンにしちゃいましょう。
最初に電動パワステ付のMINIに乗るとあまりに自然すぎてパワステ付きが普通に感じちゃいます。
長野県で乗るので下回りの防錆対策はノックスドールの防錆防振塗料で・・
さて・・話が決まったら早速納車に向けて準備に取り掛かりましょう。。
こんな素敵にカスタムされた車で仕事されてます・・
アイランドブルーに仕上がったMINIも仲間入りするまで待っててください・・・
では・・・しばらくお待ちください。
4月1日追記
近くまで来たんで寄りました。。。
すみません、まだ着工できてません・・・
リヤMK-2の2色テールにしようと思ってたけど・・・
やっぱりMK-1がいいな・・ということで作戦変更です。。
Miniが完成したらお仕事で乗ることになる女性スタッフです。。
待ちどおしいでしょうけど・・・待っててね♪
4/9アズマ追記です。
板金屋さんに行く前にノックスドールを施工していきます。
マフラーはノックスドール施工前に一旦取り外し。
養生をしっかりと行いノックスドールを塗布していきます。
ノックスドール施工完了。塗った直後のノックスドールは青いですが硬化するにつれて黒くなっていきます。
5/12アズマ追記です
安心オートマにするためエンジンを下ろしました。
これから九州の岩崎自動車に発送しオートマを分解整備してもらいます。
～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～
九州岩崎さんから分解点検レポートです。。
今回は安心オートマ＋ハートピストン＋超軽量コンロッド組み込みです。。。。
この車両は入庫チェックではオートマはタイムラグがあるものの滑りは無く普通に乗れる状態でした。
ただオイル漏れは酷く、特にコンバーターシールからは走行中も漏れてくるほどでした。
まぁ乗ってる限り不具合がないので中古車市場ではオイル漏れさえ直せば普通に販売されてしまうんでしょうね。
そのようなオートマの分解点検の結果もお伝えしながらハートピストンで生まれ変わるまでをご覧ください。
4番の排気ポートが濡れてます。
オイル下がりでしょうか・・・・
トレンボルトの鉄粉は少ないです。
漏れの多かったコンバーターシールは純正ではないので過去にオートマの修理されてるようですね。
熱によるブリスターが破裂してシール面の凹凸がよくわかります。
現在世界的に供給されているコンバーターシールも中国製で耐久性も良くなく熱にも強くないので
キャメルオートは国内メーカー品のフッ素系ゴムで耐熱200℃のコンバーターシールをオリジナル品として製作しましたのでもちろん今回はそれを使用します
オートマの前面パネルを開けてブレーキバンドの消耗チェック・・
リバースバンドの消耗は進んでますね
3速、2速バンドは正常摩耗です
プラグ孔から圧縮エアいれてのリークダウンテスト・・
2番シリンダーは圧縮漏れでブローバイへ抜けてました。
オートマMINIは油圧が要。。。
その油圧の源泉のオイルポンプはクリアランスが広がってます。
過去のオートマ修理の際にオイルポンプのガスケットは交換されていました。
このガスケット抜けでも油圧が抜けるので重要なパーツです
4番のインテイクバルブがオイリーです。。
やはりオイル下がりでした。
リークダウンテストで圧縮漏れがあった2番はピストントップを前後に揺するとカタカタと動いてしまいました。 ピストンリングが効いてません。
エンジンとオートマを分離します
ドラムは再使用できそうです
メインシャフトブッシュの消耗測定・・
消耗は大きくブッシュ交換が必要です
デフのブロンズワッシャーが落ちてました。。。
フォワードクラッチは限界です。。
トップ＆リバースクラッチは限界を超えてました。
ギヤキャリアなどのブッシュ消耗の点検をします・・・・・・
測定したすべてのブッシュは摩耗していて交換が必要でした
メタルは編摩耗してました。
油圧の通り道なのでメタルクリアランスはオートマにとっても重要です。
安心オートマはメタルは必ず交換いたします。
ノーマルのピストンとコンロッドを摘出しました。。
今回ハートピストンと超軽量コンロッドに交換するのでここでお別れです・・・
ブロックはハートピストンに合わせて精密ボーリングされて戻ってきました
マスキングして・・・
ブルーマイカでブロックペイントしました。。
カムメタルは編摩耗してます・・・
カムメタル交換します
SSTを使って交換完了。。。
去年から国産化されたハートピストンと機械加工で超軽量化されたコンロッドです。
ピストンリングはジャパンピストンリング製で精度抜群。。
組み込みました
クランクも組付けていきます
キチッとトルクで締めていきます
組付けのためのパッキンやオイルシールたちです・・・
完成した安心オートマ エンジンとドッキングします
安心オートマ組付けは過去ブログをご覧ください。
● ギヤトレイン編
● ハウジング編
タイミングギヤの合わせマーク確認・・OK
組付けていきます
オーバーホールしたヘッドも揃いました
ヘッドは規定トルクで締め付けます。。。締めすぎ注意です。。
バルブクリアランスは0.35mmで合わせます。
漏れ対策のアルミ製のキックダウンスイッチは取付ボルトのシーリングが大事。。。
安心オートマ専用にリプロダクトされたオイルポンプ取付け・・
クリアランスに注意して組付けていきます
インヒビタースイッチはＮとPでの導通確認してOK
では補機を取付けてテスト用車両に積み込みます。
工場内でエンジン始動。。。
五感で快調なことを確認してから冷間時のオートマ油圧もＯＫなので実走行によるテスト走行に出ます。
オートマとエンジンの作動確認はもちろんですが
ある程度の距離を走らないとわからないオイル漏れのチェックのために100㎞走行テストを行っています
走行テストは快調。。。合格でした
工場に戻って温間時のオートマ油圧測定。。。
フィルターケースの表面温度は90℃近くまで上がってます。
前進油圧は約7㎏ 良好です
リバース油圧 11.5㎏ 良好ですね。
ニュートラルで負荷がかかってない状態のMAPは31kpa。
前進にギヤを入れてコンバーターに負荷をかけると48kpaでOK
コンバーターベアリングの重さのバロメーターとして判断しています。
100㎞の実走行テスト後のプラグ。。。 よい燃焼です
出荷前にヘッドボルトの緩み確認。。
バルブクリアランス再調整します
テスト車両から降ろして出荷の準備します
コンバーターシールからの漏れを指で擦ってチェックします。
漏れてません。。ホッとする瞬間でした。
出荷準備が完了いたしました
『安心オートマ』はキャメルオートだけに使用するスペシャルパーツを多用している岩崎自動車さんとのコラボ商品です
スムーズな安心オートマとパワフルなハートピストンとの組合わせで今回も素晴らしいエンジンとオートマができました
適切なオイルメンテナンス、ギヤを入れるまでの準備運転を確実に行い末永く快調なMINIをお楽しみください
そして・・・・
キャメルオートに到着。。。 長旅お疲れさまでした。。
では足回りの整備をしながらエンジン積み込み作業を行っていきます
コイルサスからラバコンに交換
納車整備なのでハブやボールジョイント、ブレーキパーツなどはすべて一式交換になります
さようならコイルサス。。。
ラバコン交換に伴いハイローキットは新品、
分解した部品は洗浄点検してから再使用します
サブフレームマウントも新旧交代。。
タワーマウントも新旧交代。。
タワーマウントはサブフレームとボディの間に入ります。
ステアリングレスポンスや振動の伝導に大きな影響のある重要なパーツです。
これから頑張ってもらうニューラバコン・・
アッパーアームを組み込んでいきます
ショックアブソーバーは定評のカヤバのガス。。
調整式ではありませんが街乗りから軽いスポーツ走行までオールマイティなショックです
テンションロッドは調整式に交換
もちろんブッシュもね。。
ロアームとサポートシャフトは洗浄点検して再使用できます
ロアームブッシュはブッシュとスリーブの間にグリスが入って軽くスルスル動く優れモノです。。
リヤのラバコン＆ショックなどパーツたち。。
右リヤ・・
足回り交換完了。。
左リヤはガソリンタンクをずらす必要があります
燃料フィルター交換
前後のブレーキ圧力調整のＰバルブも交換します
フロントキャリパーは完全分解 洗浄点検します
キャリパー内部パーツはすべて交換 ホースも交換します
ピストンはステンレス製を採用。
オーバーホール完了。。
リヤブレーキも完全オーバーホールします
ピストンも新品交換。。中のカップは国産品を流用して耐久性をアップします
リヤもブレーキホース交換
ライニングは面取りします
ゲイターブーツも交換
リヤハブベアリング交換
リヤハブオーバーホール完了。
リヤブレーキドラムは新品を精密研磨したものを採用。。
フロントブレーキのディスクローター交換
フロント足回りパーツ。。。
タイロッド、ラックエンド、ラックブーツ・・交換
ナイロンベアリングは消耗品です。。
交換します。。
フロントのスイベルハブ・・
ハブベアリング、ボールジョイントが組み込まれます。
ボールジョイントの硬さはシム調整です
組付けて硬さを確認しながら枚数を調整します
ちょっと硬めにセットするのがコツです。。。
組み込まれるハブベアリング
左右のドライブシャフトもオーバーホールします
CVジョイントにはモリブデングリスをたっぷり・・
ブレーキマスター交換
新品のブレーキマスターでも分解して質の良いオーバーホールキットを使って組付けます
ステディロッドブッシュは1mmオーバーサイズでガッチリしたものを採用。
インマニの下にある水温センサーも交換します
Mini専用電動パワステです
軽自動車用の流用ではなくMINIのために専用設計されています。
私はずっとパワステ否定派でしたが・・・・このパワステは自然でスポーツ走行にも違和感ないので皆さんにお勧めしてます。。。
ステアリングパーツを分解していきます
この電動パワステキットはすべてASSYで交換です
重さを5段階調整できます。。
パワステコントローラーの下にETCが付いてます。
電動パワステ取付完了。。。
ヒーターコアも交換します
漏れ始めてました。。。
電蝕してしまうアルミ製から真鍮と銅のラジエターと同じ素材の物に交換します。
ヒーターファンレジスター交換
ヒーターワイヤー交換
エンジンルームまで届く長いワイヤーに交換します
スピートメーターケーブルも交換
アクセルケーブルも交換
ブレーキフルード入れてエア抜きしてブレーキ整備完了です。
エアクリーナー交換
クーラント入れます。
クーラントブースター注入
エンジンオイル注入
燃料計の針の動きが良くなかったのでガソリンタンク内のセンダユニットを取り出し
フロート交換
満タンまで上がるようになりました
電動ファンの作動確認OK
クーラーガスはCOLD134
大気開放OKで扱いやすく、昔のR12並みに冷える旧車にピッタリのガスです
エンジンルーム完成。。
アライメント調整して車検に備えます
5月24日追記
鈑金工場でアイランドブルーにオールペイントしてMk-1仕様に変身します・・・
今日はステレオやスピーカー等のパーツをお持ちいただきました。
6月14日追記
鈑金工場から途中経過の写真が届きました。
下地処理中です。
オバフェンのビス穴はすべて塞いであります。
今回はキャメルオリジナルのちょこっとオバフェンを貼り付けますが
今後フェンダーレスにしたくなった時にはフェンダー剥がすだけでOKです♪
MK-1テールランプ用に加工も完了。。
もう少しお待ちください
『鈑金工場からの作業報告写真がここに入ります・・・・』
7月13日追記
鈑金工場からMK-1仕様＆オールペイントまで終わってきました。
予備検そして登録に向けて準備を続けます。。。
7/18アズマ追記です
本日予備検査を受けるため八王子車検場に行ってきました。検査の結果は無事合格です。
これからナンバープレートがつきます。
7/20アズマ追記です
ドアのハンドルをメッキハンドルに交換しました。
サンバイザーは垂れ下がっていたのでブラケットを新しいものに交換しました。
ヽ(*´ω｀*) 7/ 23 石川の追記です。 (*´ω｀*)ノ
電気マン登場でドラレコなど取付♪
7/26アズマ追記です
ピラーミラーを装着しました。
ホイールは純正に交換しました。
ナンバーが到着。装着しました。
走行チェック。具合は良いですね。
ステレオやドラレコの動作も問題ありません。
お待たせいたしました明日ETCセットアップを残して作業完了です。
ご来店お待ちしております。
8月8日追記
ETCセットアップに行きながら最終の試運転です。
安心オートマ ハートピストン＆超軽量コンロッド 素晴らしいです。
MINI専用電動パワステもバッチリ。。快適でいつまでも走っていたい
ETCセットアップOK
お待たせしました。。
HRB様ご来店。。
お土産ありがとうございます。。。おいしそう♪
おぉ～ 綺麗になりましたねぇ～
最初に見た時とは別物ですね・・。
何台もある社用車と一緒に仕事であちこち走り回るようになります。。
ギヤを入れる前の暖機運転だけは徹底してください。
パワフル＆スムーズなＭＩＮＩ・・お楽しみください。
ありがとうございました。
最初は1000㎞でオイル交換お待ちしています。
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キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
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HRB様 これからの長い人生を共にしていく車はMINIに決めました。
長野県の諏訪と東京をベースに海外にも仕事でアクティブに活動されてます
そして・・八王子も20年位前にいてそのころのキャメルオートのこともご存じでした。。。嬉しいですね♪
レン子ちゃんに試乗してもらってキャメルの安心オートマとラバコンの乗り心地、そしてMINI専用電動パワステを体感していただきました。。
この時点でほぼMINIにすることは決定！
あとはどういうMINIにして乗るか・・・・だけですね
キャメルの安心オートマはエンジンとオートマをオーバーホール・・・
足回りはベアリング、ボールジョイントやラバコン周辺の部品一新・・・・
メカニズムはほぼすべてがリフレッシュされます。
あと、内外装をリフレッシュすればほとんど新しいMINIが出来上がります♪
ボディのしっかりしたベースカーとして99年式オートマのクーパーをチョイスしていただきました。
色は奥様のお気に入りのアイランドブルーにしてシートや内張もそれに合わせて替えましょう
顔はこの写真みたいにMK-1がかわいいな・・・と。
せっかくエンジン降ろしてフルオーバーホールするので、ハートピストンと超軽量コンロッドで新車以上のエンジンにしちゃいましょう。
最初に電動パワステ付のMINIに乗るとあまりに自然すぎてパワステ付きが普通に感じちゃいます。
長野県で乗るので下回りの防錆対策はノックスドールの防錆防振塗料で・・
さて・・話が決まったら早速納車に向けて準備に取り掛かりましょう。。
こんな素敵にカスタムされた車で仕事されてます・・
アイランドブルーに仕上がったMINIも仲間入りするまで待っててください・・・
では・・・しばらくお待ちください。
4月1日追記
近くまで来たんで寄りました。。。
すみません、まだ着工できてません・・・
リヤMK-2の2色テールにしようと思ってたけど・・・
やっぱりMK-1がいいな・・ということで作戦変更です。。
Miniが完成したらお仕事で乗ることになる女性スタッフです。。
待ちどおしいでしょうけど・・・待っててね♪
4/9アズマ追記です。
板金屋さんに行く前にノックスドールを施工していきます。
マフラーはノックスドール施工前に一旦取り外し。
養生をしっかりと行いノックスドールを塗布していきます。
ノックスドール施工完了。塗った直後のノックスドールは青いですが硬化するにつれて黒くなっていきます。
5/12アズマ追記です
安心オートマにするためエンジンを下ろしました。
これから九州の岩崎自動車に発送しオートマを分解整備してもらいます。
～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～
九州岩崎さんから分解点検レポートです。。
今回は安心オートマ＋ハートピストン＋超軽量コンロッド組み込みです。。。。
この車両は入庫チェックではオートマはタイムラグがあるものの滑りは無く普通に乗れる状態でした。
ただオイル漏れは酷く、特にコンバーターシールからは走行中も漏れてくるほどでした。
まぁ乗ってる限り不具合がないので中古車市場ではオイル漏れさえ直せば普通に販売されてしまうんでしょうね。
そのようなオートマの分解点検の結果もお伝えしながらハートピストンで生まれ変わるまでをご覧ください。
4番の排気ポートが濡れてます。
オイル下がりでしょうか・・・・
トレンボルトの鉄粉は少ないです。
漏れの多かったコンバーターシールは純正ではないので過去にオートマの修理されてるようですね。
熱によるブリスターが破裂してシール面の凹凸がよくわかります。
現在世界的に供給されているコンバーターシールも中国製で耐久性も良くなく熱にも強くないので
キャメルオートは国内メーカー品のフッ素系ゴムで耐熱200℃のコンバーターシールをオリジナル品として製作しましたのでもちろん今回はそれを使用します
オートマの前面パネルを開けてブレーキバンドの消耗チェック・・
リバースバンドの消耗は進んでますね
3速、2速バンドは正常摩耗です
プラグ孔から圧縮エアいれてのリークダウンテスト・・
2番シリンダーは圧縮漏れでブローバイへ抜けてました。
オートマMINIは油圧が要。。。
その油圧の源泉のオイルポンプはクリアランスが広がってます。
過去のオートマ修理の際にオイルポンプのガスケットは交換されていました。
このガスケット抜けでも油圧が抜けるので重要なパーツです
4番のインテイクバルブがオイリーです。。
やはりオイル下がりでした。
リークダウンテストで圧縮漏れがあった2番はピストントップを前後に揺するとカタカタと動いてしまいました。 ピストンリングが効いてません。
エンジンとオートマを分離します
ドラムは再使用できそうです
メインシャフトブッシュの消耗測定・・
消耗は大きくブッシュ交換が必要です
デフのブロンズワッシャーが落ちてました。。。
フォワードクラッチは限界です。。
トップ＆リバースクラッチは限界を超えてました。
ギヤキャリアなどのブッシュ消耗の点検をします・・・・・・
測定したすべてのブッシュは摩耗していて交換が必要でした
メタルは編摩耗してました。
油圧の通り道なのでメタルクリアランスはオートマにとっても重要です。
安心オートマはメタルは必ず交換いたします。
ノーマルのピストンとコンロッドを摘出しました。。
今回ハートピストンと超軽量コンロッドに交換するのでここでお別れです・・・
ブロックはハートピストンに合わせて精密ボーリングされて戻ってきました
マスキングして・・・
ブルーマイカでブロックペイントしました。。
カムメタルは編摩耗してます・・・
カムメタル交換します
SSTを使って交換完了。。。
去年から国産化されたハートピストンと機械加工で超軽量化されたコンロッドです。
ピストンリングはジャパンピストンリング製で精度抜群。。
組み込みました
クランクも組付けていきます
キチッとトルクで締めていきます
組付けのためのパッキンやオイルシールたちです・・・
完成した安心オートマ エンジンとドッキングします
安心オートマ組付けは過去ブログをご覧ください。
● ギヤトレイン編
● ハウジング編
タイミングギヤの合わせマーク確認・・OK
組付けていきます
オーバーホールしたヘッドも揃いました
ヘッドは規定トルクで締め付けます。。。締めすぎ注意です。。
バルブクリアランスは0.35mmで合わせます。
漏れ対策のアルミ製のキックダウンスイッチは取付ボルトのシーリングが大事。。。
安心オートマ専用にリプロダクトされたオイルポンプ取付け・・
クリアランスに注意して組付けていきます
インヒビタースイッチはＮとPでの導通確認してOK
では補機を取付けてテスト用車両に積み込みます。
工場内でエンジン始動。。。
五感で快調なことを確認してから冷間時のオートマ油圧もＯＫなので実走行によるテスト走行に出ます。
オートマとエンジンの作動確認はもちろんですが
ある程度の距離を走らないとわからないオイル漏れのチェックのために100㎞走行テストを行っています
走行テストは快調。。。合格でした
工場に戻って温間時のオートマ油圧測定。。。
フィルターケースの表面温度は90℃近くまで上がってます。
前進油圧は約7㎏ 良好です
リバース油圧 11.5㎏ 良好ですね。
ニュートラルで負荷がかかってない状態のMAPは31kpa。
前進にギヤを入れてコンバーターに負荷をかけると48kpaでOK
コンバーターベアリングの重さのバロメーターとして判断しています。
100㎞の実走行テスト後のプラグ。。。 よい燃焼です
出荷前にヘッドボルトの緩み確認。。
バルブクリアランス再調整します
テスト車両から降ろして出荷の準備します
コンバーターシールからの漏れを指で擦ってチェックします。
漏れてません。。ホッとする瞬間でした。
出荷準備が完了いたしました
『安心オートマ』はキャメルオートだけに使用するスペシャルパーツを多用している岩崎自動車さんとのコラボ商品です
スムーズな安心オートマとパワフルなハートピストンとの組合わせで今回も素晴らしいエンジンとオートマができました
適切なオイルメンテナンス、ギヤを入れるまでの準備運転を確実に行い末永く快調なMINIをお楽しみください
そして・・・・
キャメルオートに到着。。。 長旅お疲れさまでした。。
では足回りの整備をしながらエンジン積み込み作業を行っていきます
コイルサスからラバコンに交換
納車整備なのでハブやボールジョイント、ブレーキパーツなどはすべて一式交換になります
さようならコイルサス。。。
ラバコン交換に伴いハイローキットは新品、
分解した部品は洗浄点検してから再使用します
サブフレームマウントも新旧交代。。
タワーマウントも新旧交代。。
タワーマウントはサブフレームとボディの間に入ります。
ステアリングレスポンスや振動の伝導に大きな影響のある重要なパーツです。
これから頑張ってもらうニューラバコン・・
アッパーアームを組み込んでいきます
ショックアブソーバーは定評のカヤバのガス。。
調整式ではありませんが街乗りから軽いスポーツ走行までオールマイティなショックです
テンションロッドは調整式に交換
もちろんブッシュもね。。
ロアームとサポートシャフトは洗浄点検して再使用できます
ロアームブッシュはブッシュとスリーブの間にグリスが入って軽くスルスル動く優れモノです。。
リヤのラバコン＆ショックなどパーツたち。。
右リヤ・・
足回り交換完了。。
左リヤはガソリンタンクをずらす必要があります
燃料フィルター交換
前後のブレーキ圧力調整のＰバルブも交換します
フロントキャリパーは完全分解 洗浄点検します
キャリパー内部パーツはすべて交換 ホースも交換します
ピストンはステンレス製を採用。
オーバーホール完了。。
リヤブレーキも完全オーバーホールします
ピストンも新品交換。。中のカップは国産品を流用して耐久性をアップします
リヤもブレーキホース交換
ライニングは面取りします
ゲイターブーツも交換
リヤハブベアリング交換
リヤハブオーバーホール完了。
リヤブレーキドラムは新品を精密研磨したものを採用。。
フロントブレーキのディスクローター交換
フロント足回りパーツ。。。
タイロッド、ラックエンド、ラックブーツ・・交換
ナイロンベアリングは消耗品です。。
交換します。。
フロントのスイベルハブ・・
ハブベアリング、ボールジョイントが組み込まれます。
ボールジョイントの硬さはシム調整です
組付けて硬さを確認しながら枚数を調整します
ちょっと硬めにセットするのがコツです。。。
組み込まれるハブベアリング
左右のドライブシャフトもオーバーホールします
CVジョイントにはモリブデングリスをたっぷり・・
ブレーキマスター交換
新品のブレーキマスターでも分解して質の良いオーバーホールキットを使って組付けます
ステディロッドブッシュは1mmオーバーサイズでガッチリしたものを採用。
インマニの下にある水温センサーも交換します
Mini専用電動パワステです
軽自動車用の流用ではなくMINIのために専用設計されています。
私はずっとパワステ否定派でしたが・・・・このパワステは自然でスポーツ走行にも違和感ないので皆さんにお勧めしてます。。。
ステアリングパーツを分解していきます
この電動パワステキットはすべてASSYで交換です
重さを5段階調整できます。。
パワステコントローラーの下にETCが付いてます。
電動パワステ取付完了。。。
ヒーターコアも交換します
漏れ始めてました。。。
電蝕してしまうアルミ製から真鍮と銅のラジエターと同じ素材の物に交換します。
ヒーターファンレジスター交換
ヒーターワイヤー交換
エンジンルームまで届く長いワイヤーに交換します
スピートメーターケーブルも交換
アクセルケーブルも交換
ブレーキフルード入れてエア抜きしてブレーキ整備完了です。
エアクリーナー交換
クーラント入れます。
クーラントブースター注入
エンジンオイル注入
燃料計の針の動きが良くなかったのでガソリンタンク内のセンダユニットを取り出し
フロート交換
満タンまで上がるようになりました
電動ファンの作動確認OK
クーラーガスはCOLD134
大気開放OKで扱いやすく、昔のR12並みに冷える旧車にピッタリのガスです
エンジンルーム完成。。
アライメント調整して車検に備えます
5月24日追記
鈑金工場でアイランドブルーにオールペイントしてMk-1仕様に変身します・・・
今日はステレオやスピーカー等のパーツをお持ちいただきました。
6月14日追記
鈑金工場から途中経過の写真が届きました。
下地処理中です。
オバフェンのビス穴はすべて塞いであります。
今回はキャメルオリジナルのちょこっとオバフェンを貼り付けますが
今後フェンダーレスにしたくなった時にはフェンダー剥がすだけでOKです♪
MK-1テールランプ用に加工も完了。。
もう少しお待ちください
『鈑金工場からの作業報告写真がここに入ります・・・・』
7月13日追記
鈑金工場からMK-1仕様＆オールペイントまで終わってきました。
予備検そして登録に向けて準備を続けます。。。
7/18アズマ追記です
本日予備検査を受けるため八王子車検場に行ってきました。検査の結果は無事合格です。
これからナンバープレートがつきます。
7/20アズマ追記です
ドアのハンドルをメッキハンドルに交換しました。
サンバイザーは垂れ下がっていたのでブラケットを新しいものに交換しました。
ヽ(*´ω｀*) 7/ 23 石川の追記です。 (*´ω｀*)ノ
電気マン登場でドラレコなど取付♪
7/26アズマ追記です
ピラーミラーを装着しました。
ホイールは純正に交換しました。
ナンバーが到着。装着しました。
走行チェック。具合は良いですね。
ステレオやドラレコの動作も問題ありません。
お待たせいたしました明日ETCセットアップを残して作業完了です。
ご来店お待ちしております。
8月8日追記
ETCセットアップに行きながら最終の試運転です。
安心オートマ ハートピストン＆超軽量コンロッド 素晴らしいです。
MINI専用電動パワステもバッチリ。。快適でいつまでも走っていたい
ETCセットアップOK
お待たせしました。。
HRB様ご来店。。
お土産ありがとうございます。。。おいしそう♪
おぉ～ 綺麗になりましたねぇ～
最初に見た時とは別物ですね・・。
何台もある社用車と一緒に仕事であちこち走り回るようになります。。
ギヤを入れる前の暖機運転だけは徹底してください。
パワフル＆スムーズなＭＩＮＩ・・お楽しみください。
ありがとうございました。
最初は1000㎞でオイル交換お待ちしています。
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