曽根です。


NBY様 前回に引き続きバッテリーに充電しなくなってしまう・・・でご来店です。

普通なら即オルタネーターの発電不良だろうってことになるところですが、MINI専用リチウムイオンバッテリーは入力電圧が高くなると充電を止める・・という保護回路があります。

前回はその保護回路が働いたのが原因だろう・・とのことで充電しなくなる限界電圧を高めに変更して保護回路に入りにくい設定にしました。。


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『バッテリー電圧13.0V 残量73.4% バッテリーからの放電5.7アンペア』



NBYさんは、リチウムイオンバッテリーの専用アプリで、バッテリーの残量、電圧、入出力電圧などをリアルタイムにモニターしていたので走行中にバッテリーが放電を続け、残量が減っていくのを見ながら走ってこれそうとの判断でキャメルまで来てもらいました

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リチウムイオンバッテリーのアプリは便利ですねぇ・・


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バッテリーアプリとミニモニの電圧チェック・・

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バッテリーの残量は46.5%までダウン

バッテリーからの放電電流は10.7A 完全にバッテリーは赤字。。。

あれ・・ミニモニで見るとECU電圧12.6Vしかありません。発電してませんね

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オルタネーターのカプラーをゴニョゴニョすると・・・・

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電圧が13.3Vにあがり発電始まったようです。。。

今回は単にオルタネーターが発電してないってことみたいですね。

アズマ追記です。

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オルタネーターのカプラーからチェック。焼けや腐食はありません

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端子自体の導通も問題ありません。

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あれ?チャージ警告灯がついていません。

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ランプを外して点検。電球は問題ありませんでした。どうやらここからオルタネーター側につながる配線が断線しているようです。

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配線を確認していきます。

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配線を追っていくと原因を発見。
オルタネーター警告灯の配線にあるダイオードを触ると警告灯がついたり消えたり、、、

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どうやらダイオードの中で接点不良を起こしているようです。

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既存のダイオードを外して配線を直します。

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新しいダイオードに交換して配線を直しました。

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チャージ警告灯も点灯するようになりました。

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オルタネーターもしっかりと発電していますね。バッテリーへの充電もOKです。

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灯火チェック、前後とも点灯OKです

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オルタネーターがしっかりと充電されるようになり安心して走れますね。

ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。


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