曽根です。

Mr.Ben ウェ~ルカム

前回は『オートマにパンチが入るよ・・』でステディロッドのボルト修理でしたね。。。

日本語は『すいませーん』しか聞いたことありません。

世界共通語の笑顔だけでカンバセーションでは限界があります。

数日前にご来店いただきスマホに翻訳してもらいながら予約いただいてました。。。

SQOR4323

今日は水路洗浄やタペットカバーパッキン交換ですね。。

オーケー  オーケー♪

SQOR4324

さっそく水路洗浄の準備。。

SQOR4335

先にヒーターコアの漏れチェックから・・

SQOR4336

漏れはありませんね。。。

ただし・・もし汚れてた場合は洗浄後に漏れてくる可能性もあるので注意してください。


SQOR4355

フェンダーの養生と・・

水温が早く上がるようにエンジンの上にカバーを掛けます。。

SQOR4361

リザーブタンクの冷却水を吸い取ろうと思いましたが吸えません。。

SQOR4362

リザーブタンクは空っぽ。。タンクかホースから漏れてるのでしょう・・

SQOR4357

ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始

SQOR4360

走行して来店だったので30分位冷ましましたがエンジン側は75℃までしか下がってません。

ラジエターに挿した温度計は50℃あたりから徐々に上がっています。。

サーモスタットの密閉はあまり良くないように見えますが・・・・走行後もう少し時間かけて冷まさないとしっかり密閉するところまで冷えなかったのでしょう。

SQOR4369

すこし回転を上げてもラジエターに流れ込んでこないのでサーモスタットは閉まろうとしてるが僅かに閉まり切ってない・・という状態ですね。  

この程度なら問題なしです。

SQOR4370

さらに少し温度上昇してエンジン側の水温センサー84℃で

ラジエターの温度計は81℃

SQOR4371

ラジエターに勢いよく流れ込んできました。。。

サーモスタットが全開になったようです。

82℃のサーモスタットが入っているようですね。。 インジェクション車の標準は88℃ですので冬は低い水温で燃調も濃いめになり、ヒーターも効きにくくなるでしょう。

SQOR4374

水温センサーの温度精度は良好です。




電動ファンが回り始めるまでの間にミニモニでECUチェックしておきます

SQOR4375

フォルトは入ってませんでした

SQOR4376

マルチ画面・・ アイドリングがやや高いのと 右下のステップ値0が規定値より外れてます。

SQOR4384

もうこれ以上アイドリングを下げることができないくらい調整してます…ってことです。

2次エアを吸ってる可能性ありますがアイドリングが数十回転高いだけなのでほんの微量の2次エアでしょう。。 走行上気になるレベルではありませんね。

SQOR4377

インマニのバキューム値は規定値内で問題なし。。

SQOR4379

吸気温OK


SQOR4381

電圧OK


SQOR4382

O2センサーは稼働してますが!マークでてました・・

SQOR4385

ただしっかり燃調補正してたのでOK


さて電動ファンが回り始めるのを待ちます。。。

なかなか回りません・・・・・・・

そして

SQOR4386

102℃まで上昇したところで ブォーン

SQOR4387

電動ファンが回り始めました。



SQOR4392

10℃くらい下がってから止まるのかと思ってたら・・・

若干下がったのでしょうが水温センサーはさっきと同じ102℃で・・

SQOR4393

電動ファンストップ。。。

102℃以上なら回り続けてくれるでしょう。。


SQOR4394

102℃の水温計の針は真ん中よりだいぶ下ですね。。。

Miniの水温計はこのように低めを指すことが多いので真ん中まで行ったら100℃だと思ってください。

SQOR4396

サーモケースからバイパスホースを抜いて給排水の準備。。。

バイパスホースの淵がちょっと曲がってますね。。

取り付けるときは注意して入れます。


SQOR4398

ラジエター水からは臭いが出てます。。しばらく水の入替えしてないように思われます


SQOR4401

排水も汚れてました。。。

SQOR4402

ラジエターから逆流で吸い出します

SQOR4403

次はバイパスホースをクリップで留めてヒーターコアだけから逆流で吸います。

SQOR4404

左のヒーターコアからは錆水が出てきました。

ヒーターコアは滞留する時間が長く汚れが溜まりやすいのです。

錆で漏れが止まってた・・なんて場合はしばらくすると水漏れが発生する場合があるので注意してください。


サーモスタット交換と電動ファンスイッチ交換は次の機会ということになりそのまま冷却水を入れることにします

SQOR4405

クーラント注入。。。

バイパスホースを開けてエアが抜けるようにしておいて一気に流し込みます。

ラジエターの詰まりは無いですね。。。

SQOR4406

水に魔法のリキテック注入。

水路からヘッドはシリンダーに働きかけて静電気を除去することでスムーズに動き

燃焼も良くなることでパワーアップするというチューニングパーツですが・・・

赤錆を黒錆に変換する嬉しい副作用は鉄エンジンのMiniにはピッタリです。

SQOR4407

クーラントブースター注入。。

強力防錆と消泡機能強化で冷却力もアップ。。。

SQOR4408

リザーブタンクにクーラント注入しておきますが、ホースやタンクに漏れがある可能性がありますのでここ数日中に左タイヤ周辺に冷却水が漏れたらリザーブタンクからだと思ってください。。。







次のメニューはタペットカバーパッキン交換とプラズマブースター取付け・・・


ヽ(*´ω`*;)  石川の追記です。 (*´ω`;)ノ


ISK_3776


タペットカバーガスケットの交換作業します(`・ω・´)ゞ


ISK_3778


古いガスケットよさようなら。


ISK_3779
ISK_3780


オイルフィラーキャップも壊れているので交換ですね。


ISK_3782


タペットカバーは綺麗にお掃除。


ISK_3783
ISK_3784


貼付け。そして重石を乗せて暫く放置。


ISK_3786


その間にタペット点検。
大体そろっていましたが0.25mmとちょっと狭いです。


ISK_3787


調整。


ISK_3788


基準値の0.35mmに合わせておきました(`・ω・´)ゞ


ISK_3790


タペットカバーグロメットも交換します。


ISK_3792


装着♪


ISK_3791


ガスケットもついた様なので。


ISK_3793


締付。
あまり締め付けるとタペットカバーが変形してしまうので注意が必要です。


ISK_3794
ISK_3795


オイルフィラーキャップ新旧交代の儀。


ISK_3796


カバーのポッチとキャップを合わせて蓋をしないと壊れるので注意です。


ISK_3797


合体♪


ISK_3798


続いてプラズマブースターの取付作業。


ISK_3799


まずは本体取付。
このプラズマブースターは、イグニッションコイルに接続することで2次電流値を約2倍にまで増大させ、通常1回だけのスパークを3回以上発生(マルチスパーク)させることで、燃焼効率を向上させる点火チューニングパーツです。


ISK_3801


アースは今後ローバーミニ「エコマックスアイオン」プラスイオンを瞬時に消去も取付するでしょうと予想してヘッドボルトへ。


ISK_3803


97y以降の同時点火コイルはマイナス線が2本あるのでこちらも2本取付。


ISK_3806


エンジンスタート。


ISK_3807

 
プラズマブースターの取付も完了です(´ω`*)b



SQOR4424

タペットカバーからのオイル漏れも無くなって・・・・

点火に魔法のプラズマブースターも付いて・・

SQOR4425

もう新車の気分ね。。

SQOR4426

水に魔法のリキテックと点火に魔法のプラズマブースターの効果をお楽しみください。




エンジンかけて走り出そうとした瞬間・・・

SQOR4427

すでに魔法の効果を体感してもらったようです。

SQOR4428

ありがとうございました。

またのご来店お待ちしています




にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
キャメルはブログランキング参加しています

友だち追加
LINE限定のおトクなミニの情報などを配信してます♪


ツイッターからブログ記事の更新など分かりやすいですよ♪

キャメルオート オンラインショップ
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます




ローバーミニ専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002