曽根です

FJK様ご来店です。


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前回はタイヤ交換でした。。。

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今回はギヤを入れてアクセルを入れるとギィー、ガタガタと異音と振動が出るようになってしまいました。 オートマが異常です。

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去年のミニディの帰りにオーバーヒートとオートマ滑りで安心オートマにしてから走行17000㎞でのトラブルです。 

安心オートマは3年または3万キロの保証をつけてるので保証修理の対象ですね。。。


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本来ですと安心オートマから 1000㎞で初回オイル交換 次からは3000㎞毎のオイル交換をしていただくことが保証させていただくためのお約束とさせていただいています。。。

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オイル量はOKですが汚れは多めです

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ガソリン臭も強く燃料希釈で粘度低下していそう。。。

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現在の距離は132024㎞ 

問題があるとすれば前回のオイル交換から7000㎞走行しています。。

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FJKさんの場合オイル交換は他店で行っておりオイルメンテナンスは自分で責任もって行うという約束でした。 オイルはAA10W30と書いてあるのでワコーズのアンチエイジングかな。。。

鉱物油ベースでオイル粘度も悪くはないのですが交換サイクルがが長すぎると30番オイルがさらに燃料希釈などで粘度低下すると危険な状態になります。

当社でのオートマMINIのオイル交換の場合はコンバーターに残ってしまう粘度低下している3リットルのオイルのために 10W40と15W50をブレンドして粘度調整して入れています。

当社の安心オートマは遠方からのご依頼の場合も多く、その後のオイル交換に必ずご来店できないケースもあるので、オイル交換と暖機運転は紳士条約としてのお約束としてお願いしています。

今回はオイルメンテに問題ありましたが基本的には保証修理とさせていただきます。


★ 今後の安心オートマの保証でオイルメンテや暖機運転などの扱いに問題があった場合にはお引き受けできない場合もありますのでご了承ください。


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できるだけ早く対応します。ご迷惑をおかけしますがしばらくのあいだご辛抱ください。


ここまでは9月12日のご報告です。



9月13日追記

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エンジン降ろす前にオートマにかかる油圧のチェックします

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本来は70℃以上で測定したいのですが直後にエンジン降ろすのであまり熱くならない程度で測定します。
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油圧計をフロントガラスに貼り付けます。。

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ニュートラル状態での油圧は・・

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約7㎏ 正常ですね。

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Dレンジでの油圧は・・

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ニュートラル時より0.1㎏ほど下がって6.9㎏

正常です。

ただ、この時にタイムラグとキュゥ~という金属が滑る音とともにギヤが入ります。。

フォワードクラッチ周辺に異常が起きていることは確かです。



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リバースの油圧は・・

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12㎏あたりを針は振れています。 油圧変動がありますが油圧は正常値です




入庫チェックのビデオ映像です




そして9月13日更に追記

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少し冷ましてからエンジン降ろしました。。

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左右のアウターブーツが完全に切れてしまってました。。

これは積込み時に交換が必要です。 (これは有料にて対応いたしますね・・)


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オイルを抜きます。

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かなり汚れています・・・・

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ドレンボルトの鉄粉は多めでドラムかクランクを削り始めてる可能性あります。

FJKさんの申告ですと安心オートマ完成から数回はオイル交換されているとのことですが・・・・

この状態だとPECSも分解清掃の必要あります。

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小さな金属片が茶こしに残ってます。

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本日九州に旅経ちました。。。

オートマ内部に何が起こっているのでしょう・・・分解を待ちます。



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エンジンルームを見るとステディロッドのボディ側のステ―部分に亀裂が入ってました。

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プレートを引っ張ると離れてるのが分かります。

前回安心オートマのためにエンジン脱着した時は亀裂はありませんでした。

加速と減速やアクセルのON⇔OFFでのストレスが多いと亀裂が入りやすくなります。

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近くの鈑金工場まで行ってきます。。

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溶接なら任せとけ・・・

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バリバリ・・っと。

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色付けて仕上げました。。

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九州からの分解の報告を待ちます。。。





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九州から分解点検レポートが届きました


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分解点検はじめます。

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ドレンには鉄粉が多く付着していました。


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燃焼は問題ありませんね。


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前回の分解時に調整したはずのプライマリースラストはまた広がってしまってました


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漏れないフィルターケースにはドローッとした摩擦材と思われるものが付着しています。

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メッシュの外側にはメッシュを通れなかった大きさの粒状のものが張り付いています。

明らかに異常が起こっていることが見て取れます

オイルの汚れ方は尋常ではありません・・・・

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バルブクリアランスは広がってます。

鉄粉が多く回ったエンジンは一般的にクリアランスも広がってますね。

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各シリンダーのリークダウンテストはOKです

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オイルポンプガスケットに異物が張り付いてます・・・

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鉄粉と思われます。

鉄粉が発生して2巡目で磁力フィルターのPECSを通過してすべての鉄粉を除去することができますが、鉄粉が発生してからフィルターを通る前の1巡目の鉄粉は防ぎようがありません・・・

どこかに鉄粉の発生源があるはずです。



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オイルポンプの各所クリアランスを測定してみます。

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すべてを0.10mm以下で組んだポンプですがすべての箇所で安心オートマ基準をオーバーしています

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すべてアウトです。

今回も安心オートマ専用のリプロダクト・オイルポンプに交換する必要あります。


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エンジンとオートマを分離します

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漏れないフィルターケースを分解したらケースの中から異物がでてきました

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オイルをペーパーに吸わせたら異物が浮きでてました

PECSのメッシュフィルターの網目には引っ掛かりそうですが

このような破損状態に対応するためにもう少し細かなメッシュも用意したいと思います。

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ドラムは再使用できますね。

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 ↑↑ 一番上の外側のクラッチ板が完全になくなっています・・・・

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心配していたCリングは大丈夫でした。。


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ブレーキバンドは正常でしたが、ほかのクラッチ板の消耗を見るとブレーキバンドも交換しておきます

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前回のオーバーホールで交換したメインシャフトブッシュは消耗してませんでした。


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オートマケースの底に金属の粒が落ちてました。。

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こんな粒の鉄片がボロボロ落ちてました。。。

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磁石に付くので鉄です・・





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 ↑ 上の写真は正常なクラッチですがエンドプレートの下に本来はドライバーの先で指した所にツバがありますが・・・・



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FJK様のものは何らかの原因でエンドプレートが割れ、割れた段付きでクラッチ板を削ってツバの部分まで削り取ってしまったと考えられます。



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ここまで削られるまで走ってしまったことが被害を大きくしてしまった原因です。

異常を感じたらすぐに報告をいただき点検させていただいていればエンドプレートの交換だけで済んだのではないかと思われます。

ゆっくり繋げてゆっくり発進すれば大丈夫という考えは改めなくてはいけません。 傷口を広げてしまうことが今回の分解結果でよくわかります


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再使用できるところがありませんので廃棄します


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コンロッドメタルのカップ側もかなり荒れてます。

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コンロッド側の編摩耗のしかたは他の摩耗した個体などと同じですが度を越えてます・・

カムメタルの確認はする必要なしと当初は考えていましたがこの状態を見ると確認しなくてはいけません

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エンジン側も分解していきます

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ロッカーを分解してプシュロッドを抜きました

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カムシャフトメタルは大丈夫そうなのでそのまま交換無しでいきます。

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クランクシャフトは面修正、それに合わせたワンオフプレートでいこんだオーバーホール済みのクランクシャフトを使用します。

今回外した現物は同時に修正加工しておきます


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新品メタルはACLを使用します


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組付けていきます。


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スラストOKです。


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きちっとトルクで締め付けていきます


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安心オートマはすべての部品を交換した完成品です。

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ブッシュは前回のオーバーホールで点検交換していますが念のためにチェックしていきます

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大丈夫なのでそのまま使います

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スラストOK


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エンジンとオートマ合体

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前回のオーバーホールで交換してあるのでそのまま流用


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バルブクリアランスは規定値で調整します

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0.35mmです。

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オイルポンプガスケットは銅製を使用。

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コンバーターシールも新品に交換します


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前回交換済のダブルボールベアリングとアイドラーベアリングも潤滑に問題があったので念のために新品に交換します。


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クリアランスの確認しながら組付けていきます

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組付けていきます。


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コンバーターシールとの接触面は潤滑剤を塗ります


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ロックタブを起こします

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インヒビタースイッチの作動を確認。

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磁力フィルターPECSは多くの鉄粉を吸着してくれてましたが今回はスチールプレート破損による大量の金属、非金属がダメージを広げてしまいました。

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PECSに付着した鉄粉を除去して再使用です。

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外側には非金属を堰き止めるメッシュフィルターが付きますが

網の目をくぐってしまう小さな異物もあったのでもっと細かなメッシュフィルターを製作中です。

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PECSを漏れないフィルターケースに取付け。

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キックダウンスイッチからのオイル漏れは取付ボルトにも原因があるのでシーリングは忘れずに行います


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テスト車両に積み込みます

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工場内でエンジン始動。。

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冷間でのオートマ油圧が正常なことを確認してから実走行テストに行きます


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キャメルの安心オートマは特に100㎞の走行テストをお願いしています。

30㎞程度のテストだとオイル漏れを発見できないことがあるからです

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工場に戻り温間でのオートマ油圧測定します。

前進 約7㎏で良好です。


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リバース 約11.5㎏で良好です


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インマニの負圧でエンジン、オートマの負荷をチェック

ニュートラルでのMAP値33kpaは正常です。


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ギヤを入れてコンバーターに負荷を掛けます

コンバーターベアリングの重さの簡易チェックにもなります。

50kpaなら正常です。

60kpa以上になるとアイドリング領域を超えて点火時期も進むことでノッキング音も出てきてしまいます。





各部のオイル漏れチェックです。

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コンバーターシールからも漏れはありません


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オイル漏れはなく出荷できます



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燃焼も良いです

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ロッカーを外したので最後にもう一度締めなおしておきます


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エンジンを降ろして出荷の準備します


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最後にコンバーターシールからの漏れを再チェック。。OKですね


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リリーフバルブのメタルガスケットが変形してたので

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プラグごと交換します


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ドレンボルトの鉄粉異常なし。。

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乾杯1

安心オートマにしてから17000㎞でのフォワードクラッチ破損というトラブルでした。

クラッチ板は新しい摩擦材を貼り直してますが、スチールプレートなど他の部品は新品供給がないので傷やヒビが無いことを確認しての再使用です。

オイル交換や暖機運転はもちろんですが、ギヤが繋がったのを確認してからアクセルを入れて負荷を掛けるといった常識的な範囲でのいたわり運転は必要です。

今後のオイル交換と点検は必ずキャメルオートで行っていただけるようお願いします。

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9月21日追記

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エンジンが工場から戻ってきましたので積み込みました。

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破れてしまったドライブシャフトブーツは交換します。

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新しいブーツに交換しました。

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スロットルワイヤーは摩耗しているので交換しておきました。

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オイルを入れます

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クーラント入れて

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クーラントブースターで仕上げ。。。

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エンジン積み込み完了です。



10月1日追記

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今回のオートマ内部の破損状況を写真をご覧いただき説明しました

オイル交換を怠らないこと、次回からはキャメルオートでオイル交換してもらうことを約束していただきました

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では・・いたわりながらお楽しみください。

忘れずにオイル交換いらしてください。


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ありがとうございました


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