曽根です。
ID様から信号待ちからのスタートで突然オートマが空回りしてしまい前にも後ろにも動かなくなってしまった。。。。と緊急連絡が入りました。
2023年10月に安心オートマにとラバコンも交換して去年5月に1回目のオイル交換に長野から快調に走行していただいてました。。
エンジンも足回りも凄く快調だったのに何が起こったんでしょう。。。
安心オートマは3年または3万キロの保証付きなのでこれは保証対応させていただきます。ご迷惑おかけします。

突然前にも後ろにも動かなくなる症状で真っ先に思いつくのが『ベベルギヤ剥離』です。
最近の事例でも ●IWM様 ●USI様 ●TNK様 ・・・・
この剥離を予防しようとして溶接で強化しようとした業者もいらっしゃいましたが、ここは神の領域と言われるところで上手くいった試しがありません。 予防は分解時に亀裂が無いか点検して疑いのある部品は使わないようにするしかありません。
ここまではベベルギヤ剥離に違いない・・と判断していました。

長野県は降雪もあるようで融雪剤を大量に撒いているんですね・・・・・
Miniを錆びさせてしまう大敵です・・

オイルがロアレベルより2リットル以上少なくなると空回りしてしまうので先ずはオイル点検します。

止まってしまった時にIDさんにも確認してもらってましたが念の為に点検しましたが十分入ってました。

状況を確認しようとエンジンを掛けたら・・・
エンジンの油圧警告灯が消えません・・
これは危険です。。。エンジンにオイルが届いてません。
突然油圧が無くなってしまうのはオイルポンプに原因がありそうです。。。
オートマの油圧経路は
オイルポンプ ⇒ オイルフィルター ⇒ オートマのバルブボディ ⇒ エンジン
ですのでオイルポンプから油圧が出なくなるとオートマもエンジンもオイルが全く行かなくなってオートマは空回りしてしまいます
レアケースですがオイルポンプ破損の事例が過去にありました。。
分解してみないと最終的な原因はわかりませんが安心オートマで念入りな点検をさせていただいたにもかかわらず予想できないことがあることは悔しいですね。。。
ご迷惑おかけしますがお待ちください。。
2/14追記です。

原因を確認するためエンジンを下ろしました。
2/17追記です。

原因確認と修理のため九州の岩崎自動車に向けてエンジンを発送しました。
作業完了までしばらくお待ち下さい。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ *
分解点検レポートが届きました。。

オイルを切ります。

ドレンボルトに鉄粉はなくきれいでした

ブローバイセパレーターのガスケットからオイルが漏れてました。

その漏れたオイルは指先の部分に溜まり、ここから垂れてくることでコンバーターシールからの漏れと区別がつかない箇所に垂れてました。
現在の安心オートマは液体ガスケットで養生してから出荷するようにしています

クランクシャフトを回してオイルポンプが回転してるかを確認します

症状からの推測でカムシャフトの爪が折れてオイルポンプが回っていないことを予想していましたがオイルポンプは回っていました。
オイルポンプを外してみると・・・

ポンプの吐出ホール側の銅製のガスケットが切れてました。

ポンプの赤丸の部分にブロンズ色のパッキンの破片が写ってます
リリーフバルブが開きっぱなしになってしまいそこから油圧が逃げてしまったんですね。

ポンプのリリーフバルブに挟まっていたガスケットの破片です。

抜けた部分はポンプを押さえていない箇所になります。

切れた周辺をみると強い力がかかったように見えます。
冷えててオイル粘度が高い時に空ぶかしするとガスケットに強い力がかかる可能性もあります。
ガスケットにキズがあったことも考えられます・・・・
オイルポンプを分解してみます

ポンプのリリーフバルブを取り外して状況を確認します。


リリーフバルブに異常は見られないので点検しながら組付けました。
オイルポンプ側に問題が見つけれれなかったので今回の原因はガスケットに傷が入っていたのかもしれない・・という結論です。
分解したのでその他も点検していきます

プライマリースラストも拡大しています

クランクシャフト側を修正面研してクリアランスを追い込みます。

オートマとエンジンを切り離して確認作業を行います

コンロッドメタルが特に荒れてました

3番のコンロッド側のメタルはブロンズが出てました。
油圧ランプが点灯した状態でエンジンを回してしまった際の消耗と思われます

オイルポンプはカムが駆動しているため今回はカムには潤沢なオイルが供給されていたようでカムメタルは問題ありませんでした

バルブリフターも問題ありません

親子メタルはすべて交換させていただきます。
もちろんACLをチョイスします。

メタルを取付け組みます

オートマは問題ありませんでしたので点検してそのまま使用します
組付け作業に入ります

必要な部分には緩み止めのロックタイトを使用します。


バルブクリアランスは0.35mmに合わせます

クランクは軽くスルスル回るのを確認しました

オイルポンプガスケットは傷を見落とさないように慎重に点検してから組付けます

オイルポンプ側にガスケットを合わせたところ・・
傷はないですね・・

オイルポンプを組付けます

面研処理されたクランクシャフト

ワンオフのプライマリースラストで調整します

0.1mmに追い込みました

コンバターシールからの漏れはありませんでしたが交換します
耐熱200℃の国産シールです。
去年の後半からメーカーに依頼してシールのスプリングを少しカットして締め付けをやや強化したものを現在は使用しています

シールの当たり面にグリスを塗布しておきます。

緩み止めプレートはしっかり起こします・・

漏れないフィルターケース内に異物はありませんでした。

インヒビタースイッチの導通OK

テスト車両に積み込んでエンジン回します。。

サーモスタットが開いたのでフィルターヘッドで油圧を測定します。
前進油圧 良好。。

リバース油圧も十分出てます。
オートマMINIはオイルポンプから全量のオイルがこのフィルターを通ってからオートマ内のバルブボディオートマに必要な油圧をもらってから残りがエンジン潤滑に回るのでマニュアルMINIと比較してエンジン油圧が低いのです。。
今回もいつもと同じように実走行テストを行います。

作動チェックなら従来の30㎞テストで十分ですが、コンバーターシールなどからの漏れチェックのためにキャメルの安心オートマだけは特に厳しい100㎞もの長距離テストを実施してもらってます。
工場に戻って温間でのフィルターヘッドでの油圧測定します。

前進は700kpa 良好でした。:

リバースは1200kpa 十分な油圧です。

ニュートラルでの無負荷のインマニ負圧。。OKです

コンバーターベアリングが重さの目安として1速に入れて負荷かけた時のインマニ負圧を50kpa以下を当社基準としています。

エンジンを切ってすぐにイグニッション電源を入れた時の油圧ランプが再点灯するまでの時間は

6.8秒でした。
これも油圧保持力の目安としていますが良好でした。

実車で走行後のオイル漏れチェックです。
インヒビターから漏れなし。

オートマ右側の各パッキン、ドレン、コンバーターシールからの漏れもなし

その他、各ガスケットのチェック・・




完成テスト直後の点検で漏れがなかったインヒビタースイッチから漏れ発見・・・

ドレンの銅パッキンからも垂れてきてたのでそれぞれ対策いたします。

インヒビタースイッチは金属と樹脂部分をエポキシで固めた対策品と交換

交換後の導通も確認OK

ドレンパッキンはキャメルのオイル交換で使用している国産車用の硬質ゴム製に交換して対処します

エンジンを降ろして出荷の準備です

入庫時の点検で漏れがあったブローバイセパレーターは薄く液体ガスケットを塗布して取り付けました


ドレンボルトOK

完成です。
これで出荷いたします。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ *
2/28追記です。

エンジンが修理から戻ってきたので積み込みました。

ヒーターコアからの水漏れはID様から修理依頼いただいてます。。。

ヒーターコアを新しいものに交換します。

ヒーターバルブを室内からエンジンルームに移設するためヒーターケーブルも長いものに交換します

ヒーターバルブは国産車用を流用します。。
ヒーターバルブをエンジンルームにすることで今後のメンテがやりやすくなります。

クーラント入れて・・

クーラントブースター注入。。。
強力防錆と消泡機能もアップすることで冷却力も安定します。。

オイルも入れていきます。

クーラーガスを入れ直してエンジン積み込み完了です。
3月6日追記


しっかり油圧ランプ消えて・・試乗テスト開始。。

安心オートマなので快調・・・完全に復活しました。

ばっちりOK
オイルポンプの銅パッキンが切れてリリーフバルブに挟まってしまって油圧が逃げてしまう・というたいへん珍しいケースでしたが、油圧が復活してくれればもう大丈夫。。。
ではお引き取りお待ちしています
3月16日追記
大変お待たせしました。
長野の雪もだいぶ少なくなったので引取りにご来店いただきました

銅製のガスケットに穴が開くという前例のない原因だったです。。
突然油圧が掛からなくなって立ち往生というアクシデントで驚いたでしょうね。。
もう大丈夫ですの安心して乗ってください。
オートマオーバーホールでオイルも全量入れ替えたのでオイル交換は3000㎞後でお願いします。。。
ありがとうございました。

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ID様から信号待ちからのスタートで突然オートマが空回りしてしまい前にも後ろにも動かなくなってしまった。。。。と緊急連絡が入りました。
2023年10月に安心オートマにとラバコンも交換して去年5月に1回目のオイル交換に長野から快調に走行していただいてました。。
エンジンも足回りも凄く快調だったのに何が起こったんでしょう。。。
安心オートマは3年または3万キロの保証付きなのでこれは保証対応させていただきます。ご迷惑おかけします。

突然前にも後ろにも動かなくなる症状で真っ先に思いつくのが『ベベルギヤ剥離』です。
最近の事例でも ●IWM様 ●USI様 ●TNK様 ・・・・
この剥離を予防しようとして溶接で強化しようとした業者もいらっしゃいましたが、ここは神の領域と言われるところで上手くいった試しがありません。 予防は分解時に亀裂が無いか点検して疑いのある部品は使わないようにするしかありません。
ここまではベベルギヤ剥離に違いない・・と判断していました。

長野県は降雪もあるようで融雪剤を大量に撒いているんですね・・・・・
Miniを錆びさせてしまう大敵です・・

オイルがロアレベルより2リットル以上少なくなると空回りしてしまうので先ずはオイル点検します。

止まってしまった時にIDさんにも確認してもらってましたが念の為に点検しましたが十分入ってました。

状況を確認しようとエンジンを掛けたら・・・
エンジンの油圧警告灯が消えません・・
これは危険です。。。エンジンにオイルが届いてません。
突然油圧が無くなってしまうのはオイルポンプに原因がありそうです。。。
オートマの油圧経路は
オイルポンプ ⇒ オイルフィルター ⇒ オートマのバルブボディ ⇒ エンジン
ですのでオイルポンプから油圧が出なくなるとオートマもエンジンもオイルが全く行かなくなってオートマは空回りしてしまいます
レアケースですがオイルポンプ破損の事例が過去にありました。。
分解してみないと最終的な原因はわかりませんが安心オートマで念入りな点検をさせていただいたにもかかわらず予想できないことがあることは悔しいですね。。。
ご迷惑おかけしますがお待ちください。。
2/14追記です。

原因を確認するためエンジンを下ろしました。
2/17追記です。

原因確認と修理のため九州の岩崎自動車に向けてエンジンを発送しました。
作業完了までしばらくお待ち下さい。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ *
分解点検レポートが届きました。。

オイルを切ります。

ドレンボルトに鉄粉はなくきれいでした

ブローバイセパレーターのガスケットからオイルが漏れてました。

その漏れたオイルは指先の部分に溜まり、ここから垂れてくることでコンバーターシールからの漏れと区別がつかない箇所に垂れてました。
現在の安心オートマは液体ガスケットで養生してから出荷するようにしています

クランクシャフトを回してオイルポンプが回転してるかを確認します

症状からの推測でカムシャフトの爪が折れてオイルポンプが回っていないことを予想していましたがオイルポンプは回っていました。
オイルポンプを外してみると・・・

ポンプの吐出ホール側の銅製のガスケットが切れてました。

ポンプの赤丸の部分にブロンズ色のパッキンの破片が写ってます
リリーフバルブが開きっぱなしになってしまいそこから油圧が逃げてしまったんですね。

ポンプのリリーフバルブに挟まっていたガスケットの破片です。

抜けた部分はポンプを押さえていない箇所になります。

切れた周辺をみると強い力がかかったように見えます。
冷えててオイル粘度が高い時に空ぶかしするとガスケットに強い力がかかる可能性もあります。
ガスケットにキズがあったことも考えられます・・・・
オイルポンプを分解してみます

ポンプのリリーフバルブを取り外して状況を確認します。


リリーフバルブに異常は見られないので点検しながら組付けました。
オイルポンプ側に問題が見つけれれなかったので今回の原因はガスケットに傷が入っていたのかもしれない・・という結論です。
分解したのでその他も点検していきます

プライマリースラストも拡大しています

クランクシャフト側を修正面研してクリアランスを追い込みます。

オートマとエンジンを切り離して確認作業を行います

コンロッドメタルが特に荒れてました

3番のコンロッド側のメタルはブロンズが出てました。
油圧ランプが点灯した状態でエンジンを回してしまった際の消耗と思われます

オイルポンプはカムが駆動しているため今回はカムには潤沢なオイルが供給されていたようでカムメタルは問題ありませんでした

バルブリフターも問題ありません

親子メタルはすべて交換させていただきます。
もちろんACLをチョイスします。

メタルを取付け組みます

オートマは問題ありませんでしたので点検してそのまま使用します
組付け作業に入ります

必要な部分には緩み止めのロックタイトを使用します。


バルブクリアランスは0.35mmに合わせます

クランクは軽くスルスル回るのを確認しました

オイルポンプガスケットは傷を見落とさないように慎重に点検してから組付けます

オイルポンプ側にガスケットを合わせたところ・・
傷はないですね・・

オイルポンプを組付けます

面研処理されたクランクシャフト

ワンオフのプライマリースラストで調整します

0.1mmに追い込みました

コンバターシールからの漏れはありませんでしたが交換します
耐熱200℃の国産シールです。
去年の後半からメーカーに依頼してシールのスプリングを少しカットして締め付けをやや強化したものを現在は使用しています

シールの当たり面にグリスを塗布しておきます。

緩み止めプレートはしっかり起こします・・

漏れないフィルターケース内に異物はありませんでした。

インヒビタースイッチの導通OK

テスト車両に積み込んでエンジン回します。。

サーモスタットが開いたのでフィルターヘッドで油圧を測定します。
前進油圧 良好。。

リバース油圧も十分出てます。
オートマMINIはオイルポンプから全量のオイルがこのフィルターを通ってからオートマ内のバルブボディオートマに必要な油圧をもらってから残りがエンジン潤滑に回るのでマニュアルMINIと比較してエンジン油圧が低いのです。。
今回もいつもと同じように実走行テストを行います。

作動チェックなら従来の30㎞テストで十分ですが、コンバーターシールなどからの漏れチェックのためにキャメルの安心オートマだけは特に厳しい100㎞もの長距離テストを実施してもらってます。
工場に戻って温間でのフィルターヘッドでの油圧測定します。

前進は700kpa 良好でした。:

リバースは1200kpa 十分な油圧です。

ニュートラルでの無負荷のインマニ負圧。。OKです

コンバーターベアリングが重さの目安として1速に入れて負荷かけた時のインマニ負圧を50kpa以下を当社基準としています。

エンジンを切ってすぐにイグニッション電源を入れた時の油圧ランプが再点灯するまでの時間は

6.8秒でした。
これも油圧保持力の目安としていますが良好でした。

実車で走行後のオイル漏れチェックです。
インヒビターから漏れなし。

オートマ右側の各パッキン、ドレン、コンバーターシールからの漏れもなし

その他、各ガスケットのチェック・・




完成テスト直後の点検で漏れがなかったインヒビタースイッチから漏れ発見・・・

ドレンの銅パッキンからも垂れてきてたのでそれぞれ対策いたします。

インヒビタースイッチは金属と樹脂部分をエポキシで固めた対策品と交換

交換後の導通も確認OK

ドレンパッキンはキャメルのオイル交換で使用している国産車用の硬質ゴム製に交換して対処します

エンジンを降ろして出荷の準備です

入庫時の点検で漏れがあったブローバイセパレーターは薄く液体ガスケットを塗布して取り付けました


ドレンボルトOK

完成です。
これで出荷いたします。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ *
2/28追記です。

エンジンが修理から戻ってきたので積み込みました。

ヒーターコアからの水漏れはID様から修理依頼いただいてます。。。

ヒーターコアを新しいものに交換します。

ヒーターバルブを室内からエンジンルームに移設するためヒーターケーブルも長いものに交換します

ヒーターバルブは国産車用を流用します。。
ヒーターバルブをエンジンルームにすることで今後のメンテがやりやすくなります。

クーラント入れて・・

クーラントブースター注入。。。
強力防錆と消泡機能もアップすることで冷却力も安定します。。

オイルも入れていきます。

クーラーガスを入れ直してエンジン積み込み完了です。
3月6日追記


しっかり油圧ランプ消えて・・試乗テスト開始。。

安心オートマなので快調・・・完全に復活しました。

ばっちりOK
オイルポンプの銅パッキンが切れてリリーフバルブに挟まってしまって油圧が逃げてしまう・というたいへん珍しいケースでしたが、油圧が復活してくれればもう大丈夫。。。
ではお引き取りお待ちしています
3月16日追記
大変お待たせしました。
長野の雪もだいぶ少なくなったので引取りにご来店いただきました

銅製のガスケットに穴が開くという前例のない原因だったです。。
突然油圧が掛からなくなって立ち往生というアクシデントで驚いたでしょうね。。
もう大丈夫ですの安心して乗ってください。
オートマオーバーホールでオイルも全量入れ替えたのでオイル交換は3000㎞後でお願いします。。。
ありがとうございました。

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