曽根です

AOS様 他店購入ですが先月キャメルで任意保険にご加入いただきました

アイドリングで回転が上がったり下がったりのハンチング症状でご来店です。

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ステッパーのリセットを試みましたが反応なし・・

エンジン回転も低く不調な感じなのでミニモニでECUチェックしてみます。。

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予想に反して ECUにフォルト無し。。

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しかし、アイドリングは700回転とかなり低い状態。。

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お・・なんとインマニの負圧MAPが既定の上限37kpaよりかなり高い数値。。。

MAPはエンジンに掛かってる負荷をECUに伝える重要センサーです。

数値が高いのは加速しようとしてる時や坂道を登ってる時のようにエンジンに負荷が掛かってる時です。

なのでECUはエンジンにもっともっと燃料を噴射しろぉ~ と指令を飛ばすので燃調は濃くなります


アイドリングで一番軽く回ってるはずなのでMAPセンサーのバキュームホースから2次エア吸ってる可能性あります


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水温は83℃・・こんなもんかな。

センサーの温度精度の確認はキャメルの水路洗浄&スリーチェックの時に行います

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ハンチングの原因と思われるスロポジセンサーの電圧は完全におかしいです・・

アイドリングでは0.4~0.6vくらい   

3.92Vだとスロットルバルブ全開時の電圧です。。



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スロットルバルブを開閉してみても数値は全く変化なし。

スロポジセンサーのリンクも外れてないし本体不良の可能性あります。

使われてるのは去年販売開始されたJMSAのスロポジです。

お尻ペンペンを使うかJMSA製がよいか迷います


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アイドリング認識できないのもスロポジセンサー不良が原因と思われます



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電圧はOK



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排ガスの残留酸素で燃調の濃さを測ってるO2センサーの数値は振り切ってます・・・

MAP値が高いのが原因で燃調が濃くなってしまってる裏付けです


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排ガスが濃すぎてECUでは補正不能状態・・とバンザイしてますね



MAPセンサーに繋がるバキュームホースを2本交換

ECUに直接つながるホースはシリコン製を採用。

スロットルボディ側のショートホースは三和さんの対策品を使用。

2次エアのリスクを減らすために寒冷地で吸気をエキマニの熱で温めるバルブ作動用の赤いホースは不要と判断してブラインドキャップで塞ぎました。 

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数値は減ったけど・・

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52⇒43kpaと少なくなったものの 正常値の上限37kpaよりはまだまだ高い。。



パーツクリーナー吹いてエア吸ってるところを探します

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スロットルボディの下側のPTCヒーター付近に2次エアありそうですがアイドリング回転が上がってないことから微量で影響は少なそう。

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ブレーキサーボ裏に吹きかけてもでもアイドリングに変化ありましたがここも微量な感じ。


もう一つMAP値が高くなる原因にバルブクリアランスが狭いというのもあります。

エンジンのタペット音が少なく静かなのでクリアランスが狭いかもしれませんね。

SQOR4914

バキュームホース交換でご来店時よりはやや調子よくなってるので今日は一旦帰って、

連休明けに改めて再来店いただいてもよろしいでしょうか

次回、スロポジ交換とバルブクリアランス調整させていただきます。






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