曽根です。
トラブルは前回3月2日のSBoMの予選中におきました。。
パドックに戻ったところで力尽きたワークスATのタペットカバーを開けてみると

4番のバルブクリアランスが無くなってました。。。
バルブに何かがおこってるんだろうな・・・

この時はヘッドオーバーホールだけで復活して第2戦に間に合うかなって軽く考えてました。

ストックヴィンテージに搬入。
じゃ、ヘッドのオーバーホールよろしくね♪
ここまでは第一戦終わってすぐの3月のご報告です。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ここからはストックヴィンテージでの作業になります


ヘッドを開けてみるとピストンの景色が変です。。

あ~

ピストンに大穴が開いちゃってました。

ピストン裏に入り込んでた破片を剥がして摘出

原因は4番の排気バルブでした。


バルブステムの溶接部分が綺麗に千切れてしまってます。
バルブサージングしたのか・・
レース中はオートマで3⇒4速へのシフトアップ時にアクセルは戻すもののタイミング的にはピッタリ合わせるが難しいのでECUによる回転リミッターが効いてババババッとなります。
4⇒3速のシフトダウンでは左足ブレーキで減速しつつ右足でチョンとアクセルを煽って回転を合わせて入れますが、3速に落ちた時に高くても6000回転以下になるような速度で操作してます

もしそれでサージングしてしまうとするとバルブスプリングの破損や劣化なのか

バルブスプリングに異常は見つけられませんでした。
とすると・・・・
水温も油温も正常だったし燃焼も正常だったので排気バルブの部品の問題だったのではないかと推測します。
まぁ不運ですがチューニングパーツだからな・・そういうこともあるか。。
ということで、ヘッドのオーバーホールだけでは済まないことが分かりました。
さぁどーする

工期短縮のためにエンジンを降ろす前に別のベースブロックを新たに用意して1380㏄エンジン製作に取り掛かることにします

別のベースブロックをボーリング屋に出して1380㏄用のブロックを準備します

エンジン降ろします




まった~マンキャンディグリーンでペイント完了

新しいエンジンを作りながら降ろしたエンジンも分解していきます

従来品より軽量になった1380㏄用の国産ハートピストン。
コンプレッション調整のためにピストンハイトを0.3㎜フライスで削ってます

ブロックにハートピストン組み込みまで完了。。

分解して取り出したクランクは問題ありません。そのまま使います。
SBoM第2戦は5月18日 あと1週間
間に合うのか・・・・・
復活編に続く・・・・

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PECSや売れ筋パーツ販売してます






















ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002





















トラブルは前回3月2日のSBoMの予選中におきました。。
パドックに戻ったところで力尽きたワークスATのタペットカバーを開けてみると

4番のバルブクリアランスが無くなってました。。。
バルブに何かがおこってるんだろうな・・・

この時はヘッドオーバーホールだけで復活して第2戦に間に合うかなって軽く考えてました。

ストックヴィンテージに搬入。
じゃ、ヘッドのオーバーホールよろしくね♪
ここまでは第一戦終わってすぐの3月のご報告です。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ここからはストックヴィンテージでの作業になります


ヘッドを開けてみるとピストンの景色が変です。。

あ~

ピストンに大穴が開いちゃってました。

ピストン裏に入り込んでた破片を剥がして摘出

原因は4番の排気バルブでした。


バルブステムの溶接部分が綺麗に千切れてしまってます。
バルブサージングしたのか・・
レース中はオートマで3⇒4速へのシフトアップ時にアクセルは戻すもののタイミング的にはピッタリ合わせるが難しいのでECUによる回転リミッターが効いてババババッとなります。
4⇒3速のシフトダウンでは左足ブレーキで減速しつつ右足でチョンとアクセルを煽って回転を合わせて入れますが、3速に落ちた時に高くても6000回転以下になるような速度で操作してます

もしそれでサージングしてしまうとするとバルブスプリングの破損や劣化なのか

バルブスプリングに異常は見つけられませんでした。
とすると・・・・
水温も油温も正常だったし燃焼も正常だったので排気バルブの部品の問題だったのではないかと推測します。
まぁ不運ですがチューニングパーツだからな・・そういうこともあるか。。
ということで、ヘッドのオーバーホールだけでは済まないことが分かりました。
さぁどーする

工期短縮のためにエンジンを降ろす前に別のベースブロックを新たに用意して1380㏄エンジン製作に取り掛かることにします

別のベースブロックをボーリング屋に出して1380㏄用のブロックを準備します

エンジン降ろします




まった~マンキャンディグリーンでペイント完了

新しいエンジンを作りながら降ろしたエンジンも分解していきます

従来品より軽量になった1380㏄用の国産ハートピストン。
コンプレッション調整のためにピストンハイトを0.3㎜フライスで削ってます

ブロックにハートピストン組み込みまで完了。。

分解して取り出したクランクは問題ありません。そのまま使います。
SBoM第2戦は5月18日 あと1週間
間に合うのか・・・・・
復活編に続く・・・・
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