曽根です。


AS様 今回は車検でご来店です。

前回はオイル交換とタイヤ交換でしたね

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リフトが空かなかったので見積は後でとりあえずお預かりさせていただきました

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八王子駅までお送り・・・

いや自分でレン子ちゃんを運転してもらってパワステ体験しながら八王子駅まで試運転。。。

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八王子駅の地下駐車場です。。

ではお預かりさせていただきます


ここまでは・・6月28日のご報告でした(遅くなってすみません)


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そして本日水路洗浄&スリーチェックから開始です

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キャップを開けると口まで冷却水がきてるのでリザーブタンクの機能は正常です


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ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始


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水温上昇する前に室内のヒーターコアの漏れチェックします


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漏れは無いですね


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ヒーターコアの洗浄ができるようにバルブを開けておきます


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グングン水温上昇して水温センサーは88℃ですがラジエターに挿した温度計は52℃をキープ

サーモスタットの密閉は良好です



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ラジエターに勢いよく流れ込んできました。

サーモスタットが全開になりました

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その時の温度はラジエターが89℃ 水温センサーは+2℃の91℃です。

水温センサーの温度精度は良好でした

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93℃で電動ファン回り始めました


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87℃でストップ

スリーチェックはすべて合格。いいですね

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バイパスホースを外して給排水しながら濯ぎます

排水は錆も無くきれいでした。

毎回水路洗浄している成果です

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ラジエター口から逆流で吸い出します

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次は汚れが滞留しやすいヒーターコアからも逆流で吸い出します

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両方とも綺麗な排水ですね。。 


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ラジエター内のパイプも詰まりは無くきれいです。

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クーラント注入。。

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勢いよく入れましたが吸い込み良いです。。

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水に魔法のリキテック注入

水路からヘッドやシリンダー壁に働きかけて静電気を除去して動きをスムーズにするほか、シリンダー壁に付着する燃料も減るので効率よく燃焼してパワーアップします

赤錆を黒錆に変換する副作用は鉄エンジンのMiniには嬉しいですね

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仕上げはクーラーントブースターです。

強力防錆で水路メンテ、消泡機能で冷却力もアップします

これで水路洗浄は完了しましたがエンジンが時々失火してプスンとエンスト・・

すぐに再始動はするのですが点火不良を起こしているようでアクセルを急に開けるとバックファイア・・

その後エンジンが冷めると症状は無くなりました・・・

熱に弱いクランク角センサーは要チェックです

この後の整備でも確認してもらいます


7月7日鈴木追記します。

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カジモニチェックします。

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左ドライブシャフトブーツ浅いですがひび割れてきてます。

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右側は細かいヒビ割れがあります。

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ロワスティディーロッドブッシュもヒビ割れています。

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フォグランプは一個なので取り外しですね。

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バッテリーチェッカーです。

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健康です。

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充電状態も良好です。

SZKM3952
バッテリーは大丈夫ですね。


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エンジンオイル量はローレベルでした。

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ガソリン臭は少ないです。


7月14日鈴木追記します。


これから車検整備に入っていきます。

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キャリパーをエアブローします。

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フォグランプ一個では車検に通らないので取り外しました。

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リアブレーキは安心の国内メーカーのカップとブーツを使用して
オーバーホールします。
カップとブーツ新旧交代の儀。

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カップとブーツをピストンに組み付けました。

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シリンダーはホーニングします。

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場所ごとに適したものを塗布して組み付けます。

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ライニング表面とドラム内面をペーパーラップします。

7月15日鈴木追記します。



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フューエルフィルターを交換します。

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フレアナットレンチでフレアナットを緩めます。
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フューエルフィルター新旧交代の儀。


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取り付けも最後に締め付けるときはフレアナットレンチで締め付けます。


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次回交換の目安に交換年月を記載します。


SZKM4077
ダウンパイプを交換します。

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ダウンパイプ新旧交代の儀。

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ガスケット新旧交代の儀。

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パイプステー新旧交代の儀。

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高温になるところのボルトやナットにはかじり防止でスレッドコンパウンド
をスプレーして締め付けます。

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ステーの曲げ角度と斜めの角度が合わないので曲げて加工して
取り付けます。





SZKM4084
レンズに水が侵入するということで、ガスケットを交換します。

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内側の上部がガスケットとレンズが当たっていませんでした。

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右側も同様に交換します。

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こちらも同じ個所が浮いていました。


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ソケットが腐食しています。

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ラッピングホイールで磨きます。

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バルブが接触するところは錆を落しました。

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接点復活剤をスプレーしておきます。

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レンズのビスが入る所が長すぎてレンズの端より先に当たってしまい
ガスケットからレンズが浮いていました。
削って短くしてレンズとガスケットが当たるようにしました。


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水をかけても水は侵入しなくなりました。

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ヘッドライトリレーを取り付けます。

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元々ついていたフォグランプのリレーも一緒にステーに取り付けます。

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ミニは元々ヘッドライトにリレーはついていません。
そのため、ヘッドライトを点灯させる電流がヘッドライトスイッチや
ディマースイッチを通ってヘッドライトに流れてきます。
左右合わせて100W以上の仕事をするための電流が各スイッチの
小さな接点を通っていくので、スイッチの接点が焼けてしまったり
しやすいです。
また、接点をいくつも通るということは接点の接触抵抗による電圧降下が
接点の数だけ起こります。
リレーを付ければヘッドライトスイッチやディマースイッチに流れる電流は
リレーをオンにするだけのものですし、ヘッドライトに流れる電流は
リレー内の大きな接点一つですので電圧降下も微々たるもので済みます。

ヘッドライトリレーはヘッドライトスイッチやディマースイッチの
保護とヘッドライトへの電源供給のロスを低減します。

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配線はコルゲートチューブで保護して左右のヘッドライトに配線します。


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こちらはスイッチングの電源も取るのでコルゲートチューブが太いです。


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左右ともライト裏まで配線しました。


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左右ともヘッドライト側のカプラー下流で結線し、電動ファンに
干渉しないように処理します。

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ヘッドライトが白く曇ってます。

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車検に合格は難しいのでヘッドライトを交換しました。

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ヘッドライトのアースポイントを清掃します。


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アースのコネクターにはカッパーの電装グリスが塗布してありました。


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アースポイントのボディー側が錆びています。

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磨いて錆びを落しました。

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リレーを付けてプラス側の効率を上げてもアース不良では意味がないです。


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ブレーキパイプラインのエア抜きをしました。

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ブレーキをかけると右にハンドルをとられるということです。

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キャリパーピストンを押し出して、清掃します。

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シリコンルブリケータを塗布して

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ピストンを引っ込めます。

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左右とも特に硬い所はなかったです。

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プラグは特に異常はありません。

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清掃して組み付けます。

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ギャップ、摩耗共に問題ありません。

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1番のプラグキャップの端子が錆びていました。

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接点復活剤をスプレーしておきます。

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外すと結構汚れがわかりますね。

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新しい3層のスポンジフィルターに交換しました。



7月17日鈴木追記します。


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タイヤの空気圧を220kpaに4輪揃えました。
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リバウンドバッファが割れて樹脂の部分が無くなっているので交換します。

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リバウンドバッファ新旧交代の儀。

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左右とも交換完了です。
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下廻り各部グリスアップします。

SZKM4140
下廻りシャシブラックを塗布します。

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オイル交換です。
エンジンオイルは濃褐色でした。

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ドレーンの鉄粉は少ないです。

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茶こしに異物はありません。

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ミッションパワーシールドを添加します。
ミッションパワーシールドは
●装置内部に多用されているバルブ類のシールを復元し、内部リークを抑えることで、装置の作動を改善します。
●超高粘度指数ポリマーの働きでキャビテーションの防止や耐摩耗性の向上・伝達効率向上などの効果も期待できます。

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オイルを注入します。

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オイル量はOKです。

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灯火類をチェックします。

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カジモニチェックです。
数値に問題はありません。

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フォルトもありません

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タイヤを取り付け規定トルクで締め付けます。

SZKM4161
最低地上高はOKです。
SZKM4162
SZKM4163
A/Cガスを入れ替えました。


これで車検場に持ち込めます。



7月18日 日地です。
本日、予備検査⇒継続検査に行きました。


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これから検査ラインへ向かいます。


HIJI6619
継続検査、合格しました。
会社に戻って戻し作業や完成チェック、RECSの施工などを行います。


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車検対策のヘッドライトを外して



阿蘇様⓵
元のヘッドライトとフォクランプの取付、動作確認完了しました。
このまま灯火の確認などを行っていきます。


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阿蘇さん②
切れているところはありませんでした。



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続いてオイルなども見ていきます。


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オイル量MAXでした。匂い少なめです。



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ブレーキフルード量は大丈夫でした。



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冷却水も大丈夫でした。



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ミニモニチェックしていきます。
ノーフォルトで故障コードはありませんでした。



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エンジン回転は、844RPMです。
スロットル電圧は、0.42Vでした。
ステップ値は46stepです。


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MAP値は30kpaと良好です。


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水温88℃です。



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吸気温度46℃です。



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バッテリー電圧は、14.1Vでした。


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O2センサー稼働してます。



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燃調補正もされていました。


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ブラインドプラグが入荷したので外れていた箇所や劣化してる箇所を
交換していきます。


HIJI6674
新旧交代の儀です。



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シリコンをなじませて取付けます。


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左右の取付が完了しました。
車を降ろしてRECSを施工していきます。



HIJI6656
RECSとは、シリンダー内に溜まったカーボンの表面を柔らかくして
少しずつ排出していきます。その効果は約2週間 or 300kmです。




HIJI6622
フューエルワンも積んでおきます。
これで全ての作業が完了しました。



SQOR8071
AS様、ご来店納車です。
またのお越しをお待ちしております。
ありがとうございました。


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