曽根です。


UOI様 片側2車線の道路を横切ってきたピザ屋さんのバイクとの事故修理から始まった2026年・・・


SQOR5578

鈑金工場に入る前に軽い走行テストでオートマの異常発覚・・

SQOR5588

何となく加速が悪いなぁ・・って感じてたそうですが

1速のままなかなかシフトアップしないで回転が上がって2速に入らずに3速に入ってます

2速が無くなっちゃったって感じですが正確には2速が滑ってます。

UOI様は任意保険の故障の修理代が出る特約に入ってるので保険適用になる案件ですね。


SQOR6577

鈑金工場から戻って事故部分は綺麗に直ってきましたのでオートマ修理と車検に移ります。


SQOR6653

保険会社のアジャスターさんにオートマの症状を確認してもらいます

SQOR6654

助手席に乗っていただき走行して2速に入らないことを確認してもらいました









~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
まったーマン1ss
UOI様は2015年に突然のタイムラグそしてバックできなくなりました・・・で安心オートマにしてから11年が経ちました。 11年前のコンバーターシールは品質が悪く数年前からコンバーターシールからのオイル漏れが始まってしまい、きちっとオイル交換はしていただいてましたがオイル量が少なくなることもありオートマの悪影響につながった可能性もあります。

SONE9314

SONE9316

その後、2021年4月に耐熱200℃のフッ素系ゴムの国産コンバーターシールを製作してシールが原因での漏れは無くなりました・・。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


次は、エンジン降ろす前に『オートマに掛かる油圧』のチェックです。


オイルカルテ

毎回のオイル交換記録がありますがドレンボルトの鉄粉は少なくドラムへの損傷はないと思われます。





3月16日鈴木追記します。




KUBO4541_1
エンジンを降ろします。




KUBO4542
エンジンを降ろしました。
この後九州へ旅立ちます。






3/16菊地追記します(^^ゞ
本日エンジンが九州に旅立ちました\( 'ω')/
SQOR6921
SQOR6922
複雑なリフトアップ手順を経てトラックに積み込みます(^^ゞ
しっかり右手でボタン操作を忘れない、ドライバーさんの鑑です♪

KIKU9572
積み込み完了です♪



進展ありましたら追記いたします(^^ゞ


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

九州岩崎さんから分解点検レポートが届きました

IMG_3887

只今から分解点検開始です

IMG_3888

ブローバイセパレーターからオイルが漏れ出てます・・

この部分、2015年当時は紙のガスケットのみでしたが現在は液体ガスケットも併用するので漏れなくなります


IMG_3906

鉄粉は少ないです・・

IMG_3897

コンバーターシールからの漏れは多かったとの報告がありますね

コンバーターを取り外します。

IMG_3947

コンバーターシールはNTK製でした。

NTK製は漏れが多いですね

IMG_3948

リップ部分にブリスタが出来てます。

IMG_3949

あまり見たことのないジェル状の物質が摺動部分に堆積してました・・


IMG_3952


IMG_3953

コンバーターシールからの漏れ対策でPLUS91という漏れ止め剤を使用していたのでその作用でこのようなジェル状になってるのではないかと思われます。
効能ではリキロン粒子が漏れを止めて固形潤滑剤として働く・・と書いてありました。


IMG_3957

しかし残念ながらコンバーターシールから漏れにはほとんど効果ありませんでした。


IMG_3961

フィルターケースの中にもジェル状の物質が残ってます

IMG_3962

このように柔らかな固形になって隙間を埋める作用があるのでしょうね

メッシュフィルターは通れませんんが、万一バルブボディ内でジェルになってしまうことを考えるとオートマMINIには使用しないほうが良さそうです。

IMG_3967

ミッションケース内でもジェル状のものが張り付いていました

IMG_3970

3速ブレーキバンドのレバーが垂れさがってます。原因はさらに分解して調査します



IMG_3971

リバースバンドは正常摩耗です。

IMG_3972

3速バンドも摩擦材は残っているようです・・・

IMG_3973

2速バンドも正常摩耗ですね


IMG_3974

プライマリースラストは拡大していました。

ワンオフのプレートで隙間調整します


IMG_3990

キャメルの安心オートマ基準は0.10㎜以下ですがオイルポンプのクリアランスは0.13㎜ 

新品部品の供給がなく現在のようにリプロダクトも無かった11年前は中古良品と交換してました。

今回は安心オートマ専用のリプロダクト品と交換します


IMG_3996

1番の圧縮が十分でなく排気側に漏れてます。

IMG_3997

バルブをコツンと叩いても・・

IMG_3998

少し改善しましたがまだ漏れてますね。

IMG_3999

最後の走行テスト後に再チェックしましょう


IMG_4001


IMG_4005

11年間で約52000㎞ 

首都圏での使用で長距離走行が少ないと距離の割にはテンショナーパッドの減りは多いようです。 


IMG_4009

エンジンとオートマを分離します

IMG_4010

ドラムを取り出し分解します

IMG_4014

ブレーキバンドはすべて正常摩耗でしたので 3速の異常は別に原因があります

IMG_4011

フォワードクラッチのスチールプレートが割れてました。

強くアクセルを踏むとジャダーが出る状態だったと思われます

IMG_4012

クラッチ板はまだ溝が残ってます


IMG_4013

3速ドラムブッシュは無くなってスチール部分も削れてました。

これによって3速ドラムは偏芯して回転することで3速がスリップしていたと思われます。

サーボピストンの垂れさがりもこれが原因です

IMG_4015

漏れ止め剤のジェルが付着してるサーボピストン・・・


IMG_4016

サーボピストンシールは硬化してました。

これらニトリル製のシールが硬くならないようにエステル系のオイル添加剤を使用していましたが効果が無いようなので今後の研究材料とします。


IMG_4017

フォワードシャフトの軸受けブッシュの測定・・

IMG_4018

消耗してますので交換が必要です。


IMG_4020

全てのブッシュを測定していきます・・・

IMG_4021


IMG_4023


IMG_4024


IMG_4025


IMG_4026

すべてのブッシュが交換が必要でした。


IMG_4038

メタルは荒れてました・・

ですが現在使用しているACLのメタルとは減り方が違います。

ACLは材質が柔らかいように思います

IMG_4040

バルブリフターはカムに叩かれて傷だらけでしてので全て交換します。


IMG_4052



IMG_4042

カムメタルは小さいですがケルメットの剥がれが見られます


IMG_4043


取り外します


IMG_4045

これです・・


IMG_4049

カムメタル交換します

IMG_4047

メタル交換後に引っ掛かりが無いか確認します。

カムメタルの確認作業は3年ほど前から標準作業にしていますが非常に大事な作業だと思います。


IMG_4062

油圧の通り道であるメタルは適切なクリアランスでないと油圧を保持できません。

安心オートマは必ず親子メタル交換します。

現在手に入る最良品と言われているACL製を使用します


IMG_4066

きちっとトルクで締め付けます。


IMG_4082

完成した安心オートマ。

安心オートマの分解点検は過去ブログをご覧ください。

● ギヤトレイン編
 
● ハウジング編



IMG_4086

クリアランスを確認しながら組付けていきます


IMG_4088

テンショナーパッド交換します

IMG_4097

オートマMINIも年数が経過するほど消耗箇所が増えてクリアランスが広すぎることで油圧を保持できない事例が増えてきたのでロッカーシャフトの摩耗確認も3年ほど前から標準作業としています。

安心オートマの標準工程が増えることで10年前より高額になってしまうのはご理解いただければと思います。

IMG_4098

IMG_4099

ロッカーアームのスポット修正しておきます


IMG_4100

エンジンとオートマ合体


IMG_4101

ロッカーを分解するのでバルブステムシール交換も標準工程となりました


IMG_4105

インテイク、エキゾーストと合わせて8個交換しました


IMG_4109

バルブクリアランスは0.35㎜で合わせます


IMG_4113

プライマリースラストはワンオフプレートで0.07㎜まで追い込みました


IMG_4116

リメイクしたオイルポンプを組付けます

IMG_4129

コンバーターシールからのオイル漏れでコンバーター内側はオイルで濡れてました



IMG_4134

念のためにテーパーの当たり確認作業も行います・・・


IMG_4135


IMG_4136


IMG_4137

大丈夫ですね


IMG_4139

ロッキングプレートを起こしておきます


IMG_4144

インヒビタースイッチの導通確認OK


IMG_4146

磁力フィルターPECSの鉄粉はMAXでした。

ドレンボルトの鉄粉は少なかったのは、フィルターを通過する鉄粉すべてをPECSがキャッチしてくれてオートマとエンジンを守ってくれてたのですね。

ありがとうPECS

IMG_4147

鉄粉を取り除いてまた働いていただきます。

IMG_4149

漏れないフィルターケースはオートマMINIのオイル漏れ原因のひとつを完全に解決しました


IMG_4162

補機類を取り付けて実車に積み込みテストに入ります

IMG_4163

サーモスタットが開くまでの冷間油圧OK

このあと実走行テストです。



エンジン、オートマの作動はもちろん、100㎞という長距離テストでオイル漏れがないかのチェックをします

IMG_4179

走行テストは良好でした。


IMG_4183

工場に戻って温間時のオートマに掛かる油圧を測定

前進側 700kpa 良好です


IMG_4185

リバース油圧 1250kpa 良好です


IMG_4189

ニュートラルでのインマニの負圧 MAP値30kpa

エンジンの負荷が正常か・・簡易テストです

IMG_4195

1速に入れてコンバーターに負荷を掛けます

IMG_4196

そのまま1分負荷を掛け続けた後・・

IMG_4198

当社基準60kpa未満でOKです


IMG_4199

エンジンを止めてすぐにイグニッション電源を入れてオイル警告灯が再点灯するまでの時間は・・

IMG_4200

4秒47・・・

オイルの保持力の簡易テストも良好です






100㎞走行後のオイル漏れチェックです。

IMG_4201

インヒビタースイッチ

IMG_4202

コンバーターシール


IMG_4203

デフケースとの合わせ面


IMG_4204

デフサイドシール

IMG_4205

タイミングカバー


IMG_4206

オイル漏れはなく良好でした・・・。


IMG_4213

燃焼も良いですね

IMG_4214

入庫時は圧縮を保持できなかった1番も復活です


IMG_4215

ヘッド分解してるので増し締めします。


IMG_4217

バルブクリアランスを再確認して・・


IMG_4228

IMG_4229

オイルの滲み確認・・大丈夫です。


IMG_4232


箱詰めしてキャメルに発送です。

乾杯1

『安心オートマ』はキャメルオートだけに使用するスペシャルパーツを多用している岩崎自動車さんとのコラボ商品です

適切なオイルメンテナンス、ギヤを入れるまでの準備運転を確実に行い末永く快調なMINIをお楽しみください


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~







3/26菊地追記します\( 'ω')/
本日九州よりエンジンが無事帰還いたしました♪
KIKU0463
順次作業開始いたします(^^ゞ
今しばらくお待ちくださいませ^^



進展ありましたら追記いたします(*‘ω‘ *)




4月3日鈴木追記します。



KUBO4955
エンジンを載せていきます。




KUBO4956
開墾して作業台に乗せます。




KUBO4957
ベルトテンショナーステーのを磨いて錆や汚れを落とします。



KUBO4958
テンショナーボルトにスレッドコンパウンドをスプレーします。




KUBO4959
ドライブシャフトブーツがひび割れているので交換します。




KUBO4960
ドライブシャフトブーツ新旧交代の儀。
CVジョイントからドライブシャフトを抜いて古いグリスを除去して
清掃します。




KUBO4961
CVジョイントにグリスを充填してシャフトを打ち込みます。




KUBO4962
ブーツを被せてバンドで固定します。




KUBO4963
KUBO4964
新しいエンジンマウントを取付けます。
KUBO4965
カバーを耐熱ブラックで塗装します。




KUBO4966
スティディーロッドのブッシュ新旧交代の儀。




KUBO4967
ファンベルト新旧交代の儀。




KUBO4968
ストーンガード新旧交代の儀。




KUBO4969
ECUのガードラバー新旧交代の儀。




KUBO4970
KUBO4971
ロッカーカバーの古いガスケットを除去して洗浄します。




KUBO4972
新しいガスケットをロッカーカバーに接着します。




KUBO4973
水温センサーを交換します。



KUBO4974
水温センサー新旧交代の儀。




KUBO4975
水温センサーにシールテープを巻いて取り付けました。




4月4日鈴木追記します。





KUBO4976
バキュームホースを交換します。




KUBO4977
エアクリーナーエレメントを清掃します。




KUBO4978
LLCを注入します。




KUBO4980
LLCにクーラントブースターを添加します。
CLB クーラントブースター
冷却水性能復活剤
冷却水の防錆・防食・消泡性能を復活させ、冷却水の寿命を延長する添加剤です。
交換作業に伴う廃冷却水の排出を抑制でき、エア抜きなど困難で時間のかかる作業も省略できます。




KUBO4981
エンジンオイルを注入します。




KUBO4982
ヘッドライトリレーを取り付けました。
ヘッドライトリレーはヘッドライトスイッチやディマースイッチの保護と
ヘッドライトへの電源供給のロスを低減します。



KUBO4983
KUBO4984
バッテリーは要交換です。




KUBO4986
KUBO4987
92°Cで電動ファンが回り始めました。



KUBO4988
KUBO4989
87°Cで停止しました。



ミニモニチェックです。
KUBO4990
冷却水温度です。



KUBO4991
吸入空気温度です。




KUBO4992
スロットルポジションセンサーのスロットル電圧です。
アイドル時の正常値です。



KUBO4993
バッテリーの充電電圧です。




KUBO4994
スロットルポジションセンサーのアイドルスイッチの状態です。
アイドリング時なのでIDLEでOKです。



KUBO4995
O2センサーが作動してません。

エンジン降ろす前は作動してたのにおかしいですねぇ



KUBO4996
なのでフィードバック制御できないので100%固定です。
OPはオープンの略で、フィードバック制御しませんという事です。

過去にもエンジン脱着前後でO2センサーが作動しなくなることがありましたが、しばらくしたら作動し始めることが多いのですこし様子見でお願いします



KUBO4997
アイドル回転数を調整するステッパーモーターのステップ値です。



KUBO4999
エンジン回転数です。



KUBO5000
インテークマニホールドの気圧です。




KUBO5001
クーラーガスを充填してます。




KUBO5002
キャリパーをエアブローします。




KUBO5003
リアブレーキも分解前にエアブローします。



KUBO5004
フューエルフィルターが交換時期です。




KUBO5005
フューエルフィルター新旧交代の儀。




KUBO5006
次回交換の目安の為交換年月を記載します。




4月5日鈴木追記します。



リアブレーキのカップ交換に掛かります。
リアブレーキは安心の国内メーカーのカップとブーツを使用して
オーバーホールします。
KUBO5008
ホイルシリンダーはホーニングします。




KUBO5009
カップとブーツ新旧交代の儀。




KUBO5010
ブレーキシューは鳴き予防のため角を落として取り付けます。




KUBO5011
KUBO5012
ライニング表面とドラム内面をペーパーラップします。




KUBO5013
KUBO5014
ブレーキパイプラインのエア抜きをします。





KUBO5015
KUBO5016
足回りのグリスポイントにグリスアップします。




KUBO5017
KUBO5018
KUBO5019
外れると危険なロワアームシャフトとテンションロッドのナットを
増し締めします。



KUBO5020
上下のボールジョイントも増し締めします。





KUBO5021
タイヤを取り付け規定トルクで締め付けます。


4月9日 児太朗です。
継続検査持込担当します。

陸事前に予備車検場へ 各所測定してもらい必要ならば調整します。TERU3264

ブレーキ制動力 速度計 サイドスリップ  エンジン排気点検
ヘッドライト光軸 光度 等 測定します。
お車は ヘッドライトの光軸を調整しました。

陸事で受け付けを済ませ検査ラインに並びます。
TERU3175

車検ステッカー貼替
TERU3303
車検ステッカー位置について。

車検ステッカーは運転席側 右上部に貼るのが好ましいと指示がありましたが
ミニの場合 視界が狭まってしまいますので従来通りルームミラー付近に貼ります。


社に戻り検査対策品の戻し作業と完成検査 OK
スタッドレスタイヤは夏用タイヤに交換 お預かりします。
TERU3275

TERU3301






4/11菊地追記します(^^ゞ
納車でのご来店ありがとうございます\( 'ω')/
KIKU1766
朝より洗車をしてご来店お待ちしておりました(^^ゞ



KIKU1788
KIKU1789
ドラレコの配線とSDカードは元に戻して使えるようにしています^^



ひさしぶりにミニと再開\( 'ω')/
KIKU1792
マスターとツーショット♪

ミニと股旅ができますねーー(*‘ω‘ *)

KIKU1793
颯爽と走るUOI様♪

ご来店ありがとうございました\( 'ω')/


次回、左足ブレーキの取付でご来店お待ちしております♪




にほんブログ村 車ブログ MINI(ミニ)へ
キャメルはブログランキング参加しています

友だち追加
LINE限定のおトクなミニの情報などを配信してます♪


ツイッターからブログ記事の更新など分かりやすいですよ♪

キャメルオート オンラインショップ
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます




ローバーミニ専門店 キャメルオート
          http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002